JPS594868B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPS594868B2
JPS594868B2 JP7921477A JP7921477A JPS594868B2 JP S594868 B2 JPS594868 B2 JP S594868B2 JP 7921477 A JP7921477 A JP 7921477A JP 7921477 A JP7921477 A JP 7921477A JP S594868 B2 JPS594868 B2 JP S594868B2
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JP
Japan
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adhesive part
electrode
adhesive
pressure
substrate
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JP7921477A
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JPS5413782A (en
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哲夫 藤井
典朗 松田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置に関するものであり、特に耐壌境性
の向上、構造の単純化、取扱いの容易さ、量産性の向上
を目的としたものである。
ここで半導体装置の中でも特に本発明の効果の大きい圧
カー電気変換装置に応用した場合を考慮して以下の説明
をしていく。
従来、単結晶シリコン基板に拡散等により感圧素子を配
置したダイヤフラム形成型の圧カー電気変換装置では、
例えば厚さ200μ程度のN型単結晶シリコン基板にP
型の不純物拡散により歪ゲージをつくりAl蒸着等によ
り配線部を形成し、この歪ゲージを形成した面の反対の
面を部分的にエッチングにより例えば20〜100μ程
度に薄くしたダイヤフラムを形成して圧力を測定してい
るが、このような単結晶シリコン基板から外部への電極
取出しはAlやAuリード線のワイヤーボンディングで
おこなつていたので量産性の面において十分でなく、又
リード線は30〜50μと非常に細くて取扱いがめんど
うであつた。
さらに圧力を測定するために気密もれがあつてはならず
、単結晶シリコン基板のパッケージへの接着は細心の注
意が必要であり、時間の非常にかかるものである。又、
耐壌境性という面を考えた場合、特殊なパッケージ構造
を必要としコストの上昇になつてしまつているのが現状
である。本発明は上記のような問題点を解決するために
なされたものであり、その特徴は外部への電極の取出し
の単純化、耐環境性の向上、及び小型化により量産性、
コスト低減の可能な半導体装置を提供することを目的と
するものである。
次に本発明をよりよく理解するために図に示す一実施例
を用いて具体的に説明する。
まず第1図、第2図について説明すると、単結晶シリコ
ンとほぼ等しい熱膨張係数を有する例えば結晶化ガラス
を用いた絶縁体基台1に所定の大きさの穴2をあける。
引続きスクリーン印刷等の手法により導体層3を例えば
銀パラジウム系の導体づーストを用いて形成する。次に
所定の部所(すなわち後の工程でハンダ層を形成する部
所Y以外の全面にガラス等の絶縁体で絶縁体部4を形成
し、導体層3を部分的に被覆する。引続き導体ペースト
の印刷等で第一接着部5、この第一接着部5の周囲に第
二接着部6、及び導体層3と接続した電極部1を形成し
た。この時導体層3、第一接着部5、第二接着部6は各
々電気的に絶縁されている。次に第一接着部5、第二接
着部6、外部取出し用の電極部T及び外部引出端子8上
にハンダ層9を形成したものである。この際各部所5,
6,Tのハンダ層9の盛り上りは同程度にしておく。
次に、第3図、第4図について説明すると1〜2Ω・
Cm()■)N型単結晶シリコン基板101にP型であ
るボロンを拡散して歪ゲージ102を形成し、SiO2
,Si3N4等の絶縁体層103を形成した。
次に薄肉状ダイアフラム部104を水酸化カリウムKO
H等のエッチング液で酸化膜SiO2をマスクとして形
成した。この絶縁体層103上には前記ダイアフラム部
104の径よりも大きな径の第三接着部105、さらに
その周囲に第四接着部106を形成した。又、第三接着
部105と第四接着部106ではさまれる領域に歪ゲー
ジ102からの外部引出し電極IOTを形成した。この
第Ξ接着部105、第四接着部106、及び外部引出し
電極107は、Al−Cr−Cu等の蒸着層を部分的に
エッチングして形成した。そしてこの第Ξ接着部105
、第四接着部106、外部引出し電極IOTにハンダ層
108を形成したものである。なお、本実施例では歪ゲ
ージ102から外部引出し電極IOTまでの配線はボロ
ンの高濃度拡散層109でおこなつた。 引続き前記の
ようにハンダ層を形成した絶縁体基台1を熱板上におき
ハンダ層9を溶かし、ハンダ層108を形成した単結晶
シリコン基板101を絶縁体基台1上に乗せることによ
り、第一接着部5と第三接着部105を、又第二接着部
6と第四接着部106を、ハンダ層9|108を接着剤
として気密性をもつて接着し隔壁を形成するとともに、
歪ゲージ102への電気的接続をおこなうために、導体
層3に接続した電極部Tと外部引出し電極107も同様
にハンダ層9|108でもつて同時に接続した。
このようにして第5図に示す如く本発明の一実施例であ
る圧カー電気変換装置を完成させる。 この構造により
従来のように外部への電極取出しはAllやAuリード
線のワイヤーボンディングを行なわなくてもよく、厚膜
印刷又は薄膜蒸着の手法で絶縁体基台に配線をする事が
出来るので量産性があがる。
又このようにハンダ層9|108を利用すれば電気的接
続と、圧カー電気変換装置において非常に重要な気密性
を保持する事が、同時にしかも容易におこなう事が出来
、量産性、及び多方面への応用という点においてコスト
の低減、作業の容易さにおいて非常に有利である。また
耐環境性という面においても、第一接着部5、第二接着
部6、第Ξ接着部105、第四接着部106でつくられ
る空間で電極T,IOTが接続されるのでこの電極T,
107は外部雰囲気にまつたくふれる事がなく、環境条
件の非常に悪い所でも十分使用する事ができる。 また
この圧カー電気変換装置を1つのユニットとして考える
事により非常に広い範囲にわたつた応用が考えられる。
たとえばこのユニットを第6図、第T図に示すようにパ
ッケージ201内に入れ気密を保つためにたとえばクロ
ロプレンゴム等のバッキング202を装着する。その結
果、室203と204とは気密性が保持される。この室
203|204に外部からの圧力を導入するためにそれ
ぜれの室に1個又は数個の導入口205|206を形成
した。又複数本の導線20Tにより外部回路との屯気的
接続をおこなう。このようにして作製した本体をたとえ
ば空気等の流れの中に入れれば、ある条件下においては
この本体にそつて流速に比例した渦、いわゆるカルマン
渦が発生し、その渦により発生する圧力差を測定する事
により渦の数を知る事が出来、流量センサー−として使
用できる。又外部圧力導入口205|206にバイブを
取り付ければ一般的な相対圧センサーとして使用出来る
ことはいうまでもない。 さらに、圧カー電気変換装置
の他の実施例としては第8図に示すごとく、絶縁体基台
1に穴2をあける事をせずに凹部301を形成し、前記
実施例と同様にして絶縁体基台1と単結晶シリコン基板
101をハンダでもつて接着したものである。
本実施例では絶縁体基台1の凹部301に真空室(およ
そ10−3舅1Hy)を形成する事が出来る。又真空に
限らずいかなる基準圧室を形成する事も可能である。こ
のようにして前記の実施例と同様にして絶対圧センサー
を作る事が出来る。この形状、配置は上記実施例に基づ
いて類推出来るような他の態様を取り得る事は当然可能
である。又本発明は歪ゲージを形成した圧カー電気変換
装置に限らず他の半導体装置に適用出来る事はいうまで
もない。さらに導体層3は絶縁体基台1の画面、及び内
部に形成してもよく、さらにそれらを組み合わせた構成
にしてもよい。
又歪ゲージ102から外部引出し電極101までの電気
的配線を本実施例においては高濃度のボロン拡散層10
9でおこなつたが、Al等の金属蒸着層を形成しさらに
SiO2,Si3N4等の絶縁体膜で被覆した構造にし
ても十分可能である事はいうまでもない。又、この絶縁
体基台1上に増幅器等の電気回路を、いわゆるハイブリ
ッドICを装着すればさらに小型化を進める事が出来る
。以上述べたように本発明装置においては、一主面上に
、外部取出し電極、この電極の内側に形成された壌状の
第1の接着部、及び前記電極とこの第1の接着部、及び
前記電極とこの第1の接着部を取巻く第2の接着部を有
する基板と、この基板に対応して配置され、所定部位に
形成された検出素子を取巻く第3の接着部、及びこの検
出素子からの引出し電極と前記第3の接着部を取巻く第
4の接着部を有する半導体基板とを備え、前記外部取出
し電極と前記引出し電極とが、前記第1の接着部と前記
第3の接着部とが、及び前記第2の接着部と前記第4の
接着部とがそれぞれ接着固定されているから、電気的接
続作業と前記両電極の接続部の密封作業とを同時に行な
うことが可能で作業性の点で有利であり、かつ前記第1
〜第4の接着部にて前記両電極の接続部を密封するため
、耐環境性が格段に向上すると共に、前記両基板の結合
が一層強度になり、振動等の機掛的応力に対しても接続
部を確実に保持できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明になる半導体装置を圧カー電気
変換装置に用いたもので、その絶縁体基台の一実施例を
示す平面図、側面断面図、第3図、第4図は前記圧カー
電気変換装置において単結晶シリコン基板に形成した歪
ゲージ及び接着部を説明するための一実施例を示す平面
図、側面断面図、第5図は本発明装置の一実施例になる
圧カー電気変換装置の全体構成を示す側面断面図、第6
図、第T図は前記圧カー電気変換装置の応用例を示す模
式的側面図、断面図、第8図は前記圧カー電気変換装置
の他の例を示す側面断面図である。 1 ・・・・・・基板となる絶縁体基台、3・・・・・
・導体層、6・・・・・・第1の接着部をなす第二接着
部、T・・・・・・外部取出し用の電極部、101・・
・・・・半導体基板をなす単結晶シリコン基板、106
・・・・・・第2の接着部をなす第四接着部、10T・
・・・・・引出し用電極をなす電極。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一主面上に、外部取出し電極、この電極の内側に形
    成された環状の第1の接着部、及び前記電極とこの第1
    の接着部を取巻く第2の接着部を有する基板と、この基
    板に対応して配置され、所定部位に形成された検出素子
    を取巻く第3の接着部、及びこの検出素子からの引出し
    電極と前記第3の接着部を取巻く第4の接着部を有する
    半導体基板とを備え、前記外部取出し電極と前記引出し
    電極とが、前記第1の接着部と前記第3の接着部とが、
    及び前記第2の接着部と前記第4の接着部とがそれぞれ
    接着固定されてなることを特徴とする半導体装置。
JP7921477A 1977-07-01 1977-07-01 半導体装置 Expired JPS594868B2 (ja)

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