JPS5940252B2 - 半導体圧力センサ− - Google Patents

半導体圧力センサ−

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JPS5940252B2
JPS5940252B2 JP10187577A JP10187577A JPS5940252B2 JP S5940252 B2 JPS5940252 B2 JP S5940252B2 JP 10187577 A JP10187577 A JP 10187577A JP 10187577 A JP10187577 A JP 10187577A JP S5940252 B2 JPS5940252 B2 JP S5940252B2
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JP
Japan
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layer
silicon substrate
extraction electrode
main surface
pressure sensor
Prior art date
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Expired
Application number
JP10187577A
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English (en)
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JPS5435791A (en
Inventor
哲夫 藤井
典朗 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体圧力センサーに関するものであり、特に
構造の単純化、取扱いの容易さ、及び量産性の向上を図
つた新規な構造に関するものである。
従来、単結晶シリコン基板に不純物拡散等により感圧素
子を配置したダイアフラム形成型の圧力センサーでは、
例えば厚さ200μ程度のN型単結晶シリコン基板にP
型の不純物拡散により歪ゲージをつくり、さらにAlや
Au蒸着等により配線部を形成し、この歪ゲージを形成
した面の反対の面を部分的にエッチングにより例えば2
0〜100μ程度に薄くしたダイアフラムを形成して圧
力を測定している。
しかしこのような単結晶シリコン基板から外部への電極
取出しはAlやAuによるリード線のワイヤーボンディ
ングによつて行つていたので、量産性の面においても十
分でなく、又リード線は30〜50μ程度と非常に細く
取扱いに注意を要し、めんどうであつた。さらに圧力を
測定するために気密もれがあつてはならず、単結晶シリ
コン基板のパッケージへの接着は細心の注意が必要であ
り、時間を要し、コストの非常にかかるものであつた。
本発明は上記問題点を解決するもので、所定の領域に感
圧素子を形成したシリコン基板を、拡散により予定の導
体配線を施したシリコン基台の一主面に一度に接着する
構成とすることにより、電極取出しの単純化、取扱いの
容易さ、接着作業の単純化等により量産性を向上でき、
かつ基板と基台を同一の熱膨脹特性をもつシリコンにて
構成して感圧素子の出力特性を向上できる半導体圧力セ
ンサーを提供することを目的とする。
次に、本発明をよりよく理解するために図に示す一実施
例を用いて具体的に説明する。
まず、第1図a、bにおいてシリコン基台Aは次のよう
に形成される。すなわちN型単結晶シリコン基板1に所
定の大、きさの凹部2をあけ、引続きシリコン基板1に
熱酸化膜3を形成し、一般におこなわれている集積回路
製造における写真食刻法により熱酸化膜3の一部を開孔
してたとえばP型の不純物であるボロンを高濃度に拡散
し、引続き酸化性ふん囲気で再び全面を熱酸化膜で被覆
してボロン拡散層による配線層4を形成する。引続き外
部への電極の取り出しをおこなうために配線層4上の熱
酸化膜の一部を開孔し、たとえばアルミニウム(Al)
を蒸着し写真食刻法によりAl電極部5を形成した。引
続き絶縁体膜として熱酸化膜6をCVD法やスパッタリ
ング法により形成し、Al電極部5上の一部を開孔し、
たとえばクロム(Cr)層Tと銅(Cu)層8を蒸着し
、写真食刻法によりパターンを形成した。ここで上記の
パターン上にハンダ層9を形成する事により第1取出し
電極10|第1接着部11|外部電極12を形成した。
なお、第1図aには示してないがシリコン基板1は第
1取出し電極10|第1接着部11|外部電極12の部
分を除いてすべて絶縁体3|6で被覆されている。 こ
こで、基台Aをシリコン基板1で形成し、この基板1中
に拡散にて信号取出し用の配線層4を形成することによ
り次のような特徴がある。
すなわち、拡散層により複雑な配線パターンが可能であ
り、また配線層4の形成後も基板1の表面には全く凹凸
がなく平らであるため、基板1上に第1取出し電極10
|第1接着部11|及び外部電極12を設け、さらにそ
れらの上にハンダ層を設ける際にも、全体に均一になり
ハンダの高さ調整が不要になるという利点がある。また
、この基台Aは後述するダイアフラムチップBと同様の
熱膨脹係数を有し、かつ基台表面を平らにできるため基
台A中の応力分布も比較的均一になり、そのためダイア
フラムチップBへの熱歪等の間接的影響を少なくできる
という利点がある。 次に、第2図a,bは前記シリコ
ン基台Aに取付けるダイアフラムチップBを示すもので
あり、0.6〜1.5Ω儂のN型単結晶シリコン基板1
01にP型であるボロンを前記と同様な力法で拡散し歪
ゲージ102を形成した。
さらに本実施例においては歪ゲージ102からの配線は
この歪ゲージ102と同じ導電型の高濃度拡散層でもつ
てつくり、導体層103を形成した。さらに絶縁体層1
04及び薄肉状ダイアフラム部105を形成し前記シリ
コン基台の第1取出し電極10|第1接着部11を形成
したのと同様な力法で導体層103と接続した第2取出
し電極106|さらに絶縁体層104上に第2接着部I
OTを形成した。なお第2取出し電極106はAl層1
08,Cr層109,Cu層110|及びハンダ層11
1からなる。 次に、第3図に示すものはハンダ層9等
を形成したシリコン基台Aを熱板上においてこのハンダ
層9を溶かし、その後ハンダ層111等を形成したダイ
アフラムチップBを、ハンダ層9とハンダ層111が向
かい合わせになるようにして重ねる’事により第1取出
し電極10と第2取出し電極1口6とを電気的に接続し
、又第1接続部11と第2接着部IOTとを気密性をも
つて接着する。
このようにして歪ゲージ102は電気的に外部へ接続さ
れるとともに、この作業を真空中でおこなえば凹部2は
真空の基準圧力室を構成する事になり絶対圧型の圧力セ
ンサーとして使用する事ができる。なお、第3図は主要
な部分のみを図示し他は省略してある。引続き電気的接
続用端子に複数個のリードフレーム201をシリコン基
台Aの側面にハンダでもつて接着した。又このリードフ
レームの取りつけ方向は一方向だけに限らない。この圧
力センサーを1つのユニットとして考える事により非常
に広い範囲にわたつた応用が考えられる。たとえば第4
図に示すようにこのユニットに接着剤301等でバイブ
302をつければ一般的な絶対圧測定用として使用出来
る。このように本発明の圧力センサーの形状、配置は上
記実施例にもとづいて類推出来るような他の様態を取り
得る事は当然可能である。又本発明は歪ゲージ102を
形成した圧力センサーに限らず、感圧素子を形成したも
のにはすべて適用出来る事はいうまでもない。さらに、
シリコン基台Aに形成した配線層4及びダイアフラムチ
ップBに形成した導体層103は拡散層で形成しなくて
も金属の蒸着、厚膜印刷、メッキ等により形成してもよ
い。又本実施例においては第1接着部11と第2接着部
IOTの接着、及び第1取出し電極10と第2取出し電
極106の接着はハンダ層でもつておこなつたが適当な
金属層を選択してたとえばAu,Sn等により熱圧着等
でおこなう事もできる。又このシリコン基台Aにトラン
ジスター,ダイオード,抵抗等の素子を形成又は装着す
れば増巾器等を含めた出力調整をおこなう事ができ、さ
らに小型化を進める事が出来る。又実施例のように高濃
度P型拡散層で配線層4|導体層103を形成した場合
はピエゾ抵抗係数の小さい110面の結晶軸100方向
に配置する事により接着等により発生する歪による影響
を防ぐことができる。又、基準圧室2を作製する別の方
法としては第5図に示すように封止用の小穴401を形
成し、引続き金属蒸着部402を形成したものを基準圧
状態でハンダ403でもつて封止をおこない基準圧室2
を形成する事もできる。以上述べたように本発明におい
ては、シリコン基台と同じシリコンからなるダイアフラ
ムチップとを用いて両者を接着するようにしているから
、物理的特性、とりわけ圧力センサーに非常な影響を与
える熱歪の発生を抑えることができ、またシリコン基台
の電気配線は拡散層により行つているから、複雑な配線
パターンが可能であり、かつ拡散配線のため基台表面を
全く平らにでき、そのため基台とダイアフラムチップと
を接着するための接着剤の高さ調整が不要になると共に
、外部への電極取出しはAlやAuリード線によるワイ
ヤボンディング1ど代つてフエースダウンボンデイング
によつて行うことができ、取扱いが容易になつて量産性
を上げることができる。
また、シリコン基台上の第1接着部及び第1取出し電極
と、ダイアフラムチップ上の第2接着部及び第2取出し
電極とをそれぞれ一度に接着して、両者の電気的接続と
、圧力センサーにおいて非常に重要な気密性の保持が同
時に行え、耐環境性に優れた構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の半導体圧力センサーに用いるシ
リコン基台の一実施例を示す平面図、及び側面断面図、
第2図a,bは本発明センサーに用いるダイアフラムチ
ップの一実施例を示す平面図、及び側面断面図、第3図
は本発明センサーの全体構成を示す側面断面図、第4図
、第5図は本発明センサーの変形例を示す側面断面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリコン基板、このシリコン基板の少なくとも一主
    面上に拡散形成された所定の配線層、少なくともこの配
    線層上に形成された絶縁体層、及び前記配線層の一端よ
    り前記絶縁体層を介して取出された第1取出し電極を有
    し、かつ前記一主面上の予定の領域に貫通孔又は凹部を
    有するとともにこの貫通孔又は凹部、及び前記第1取出
    し電極の周囲に環状の第1接着部を有してなるシリコン
    基台と、一主面に凹部を有するとともにこの凹部に対応
    する反対主面に感圧素子及びこの感圧素子からの導体層
    を有するシリコン基板、少なくとも前記感圧素子及び前
    記導体層上に形成された絶縁層、前記シリコン基板の反
    対主面において前記基板の凹部領域外に位置させて形成
    された環状の第2接着部、及び前記導体層から前記絶縁
    層を介して取出された第2取出し電極を有してなるダイ
    アフラムチップとを備え、前記第1接着部と前記第2接
    着部とを接着し、かつ前記第1取出し電極と前記第2取
    出し電極とを接着したことを特徴とする半導体圧力セン
    サー。
JP10187577A 1977-08-25 1977-08-25 半導体圧力センサ− Expired JPS5940252B2 (ja)

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JPS57125827A (en) * 1981-01-29 1982-08-05 Mitsubishi Electric Corp Semiconductor pressure sensor for car
JPH03220436A (ja) * 1990-01-25 1991-09-27 Mitsubishi Electric Corp 半導体圧力検出装置

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