JPS6317168A - 車輌 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は指定座席を設置した客室を備えてなる車輌、特
に前記客室への出入を自動検札する機構に関する。

［従来の技術］ 車輌、特に鉄道車輌には自由座席と指定座席とが協え付
けられており、指定座席は他の客車から仕切られた客車
内に、ｉ２’Ｆｌされている。

駅の改札口では乗車券を検札するのみであるから、自由
座席の利用客と指定座席の利用客とが入り乱れて同一車
輌に乗車することとなる。したがって、不正なしに指定
座席を利用しているかどうかをチェックするためには人
手による検札を行なう必要がある。

［発明が解決しようとする問題点］ 上述した従来のチェック方法ではいらいら人手に頼って
いるので、人件費がかさむ欠点がある。

更に指定券を所持しないで指定座席を利用する不正に対
して完全にチェックするためには、指定座席の車輌に常
に乗務員を待機ざぜておく必要があるが、人件費の点か
ら実際にはこの様な方法をとることは不可能に近い。従
って、−通りの検札か終了した後、乗務員の目を盗んで
入室して指定座席を利用した客については見逃がす可能
性が必る。

本発明の目的は前記問題点を解消するもので、人手によ
るチェックを極力少なくして人件費の大幅節減をはかり
、不正な指定座席の利用者を完全になくす装置を提供す
ることにある。

［発明の従来技術に対する相違点］ 上述した従来の車輌に対し、本発明は指定座席を備えた
客室への自動検札を行う機構に独り１的内容を有する。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は指定座席を設置した客室を陥えてなる車輌にお
いて、前記客室への通行を制止する通行ドアと、乗車切
符に記録された少なくとも車輌名及び指定座席のデータ
を読み取る読取部と、予じめ必要なデータを記憶し、読
取部からの出力をこの記憶データと照合する演算部と、
演算部からの出力により前記通行ドアの開閉動作を制御
する制御部とを有することを特徴とする車輌でおる。

「実施例］ 以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図に示すように、車輌例えば鉄道車輌には指定座席
１ａ、　ｌａ・・・を設置した客室１が設けられており
、客室１の出入口には開閉ドア２が設けられている。

本発明は客室１への利用客のチェックを行う自動検札機
構３を備えたものである。自動検札機構３は常時側方に
出没し前記客室１への通行を制止する通行ドア４と、通
行ドア４を開閉駆動する駆動部５と、切符出入口６ａ、
　６ｂから差し込まれた乗車切符７に記録された少なく
とも車輌名及び指定座席のデータを読み取る読取部８と
、予じめ必要なデータを記憶し、読取部８からの出力を
この記憶データと照合する演算部９と、演算部９からの
出力により前記通行ドア４の開閉動作を制御する制御部
１０とを有する。乗車切符７は一方の切符出入口６ａ　
（又は６ｂ）に挿入すると、記録データか正しい場合に
は他方の切符出入口６ｂ（又は６ａ）に送られる構造に
なっている。この点は駅の改札口にす２置されている自
動検札ｌａ溝と同じである。

実施例において、指定座席の車輌に入るに（ま出入口に
設置した乗車切符の自動検札機構３を０１作させてそこ
を通過しなければならない。手順は下記のようになる。

まず、少なくとも該当する車輌名と指定座席を表わす記
号が記憶されている乗車切符７を入口側の切符出入口６
ａに挿入する。読取部８は乗車切符７に記憶されている
内容を読みとり、演算部９は読取部８の出力を記憶デー
タと照合し、利用する指定席車輌名と一致していれば、
通行ドア４の開信号を出力する。制御部１０は演算部９
からの出力を受信すると、駆動部５に指令を送る。これ
により通行ドア４は駆動部５により開かれるため、客室
１への通行か自由になり、そのため、指定座席の利用者
１１ａは開いた通行ドア４を通り（友けられる。

利用者１人が通過すると、自動検札機構３の通行ドア４
は自動的に閉じて後続の人の通行を制止する。

自動検札機構３を通過した人は出口側の切符出入口６ｂ
に送り出された乗車切符を十ムき取り、指定席車輌の開
開ドア２を開いて指定席車輌に入る。

この場合、開閉ドア２は人体を感知して開く自動ドアで
おっても、或いは手動ドアで必ってもかまわない。

指定席車輌から利用客が出る場合には逆の経路で入った
ときと同様の方法をとればよい。

また後続の人が指定席車輌へ入るには同様の方法をとれ
ばよい。混雑緩和のために、自動検札機溝を複数台並列
に設置することはもちろん可能である。

本発明によれば、人手不要のほぼ完全なチェックシステ
ムであるが、更に二重のチェックにて万全をＩＩＩＪす
ならば、第１図の指定席車輌の開閉ドア２の開閉機構に
工夫を加えた構造にすればよい。

自動検札機＠３を通過するまではこれまで説明した方法
と同じであるが、指定席車輌の開開ドア２に自動検札機
構３を人体が通過したことを感知してはじめて開き、人
体が通過したことを感知して閉じる機能を持たせる。指
定席車輌から逆の経路で出ようとする場合は人体を感知
して開き、通過したことを感知して閉じる普通の自動ド
アにしておけば不都合は生じない。

また、自動検札機構の通行ドア４が閉じたことを感知し
て開閉ドア２を開き、かつ人体が通過したことを感知し
て開閉ドア２を閉じるようにしてもよい。

［発明の効果１ 以上説明したように本発明は指定席乗車切符を所持して
いる利用客のみが指定席車輌に大空できるため、人手に
よる検察を要せず、かつ不正乗車を皆無にできる効果が
おる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す構成図である。 １・・・客室　　　　　　　１ａ・・・指定座席４・・
・通行ドア　　　　　７・・・乗車切符８・・・読取部
　　　　　　９・・・演専部１０・・・制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）指定座席を設置した客室を備えてなる車輌におい
   て、常時前記客室への通行を制止する通行ドアと、乗車
   切符に記録された少なくとも車輌名及び指定座席のデー
   タを読み取る読取部と、予じめ必要なデータを記憶し、
   読取部からの出力をこの記憶データと照合する演算部と
   、演算部からの出力により前記通行ドアの開閉動作を制
   御する制御部とを有することを特徴とする車輌。