JPH05319268A - 乗り越し防止システム - Google Patents

乗り越し防止システム

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JPH05319268A
JPH05319268A JP12868092A JP12868092A JPH05319268A JP H05319268 A JPH05319268 A JP H05319268A JP 12868092 A JP12868092 A JP 12868092A JP 12868092 A JP12868092 A JP 12868092A JP H05319268 A JPH05319268 A JP H05319268A
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JP
Japan
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unit
seat
input
data
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP12868092A
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English (en)
Inventor
Akiyuki Yasuda
彰志 安田
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車の座席に座った乗客の居眠り等による乗
り越しを防止する。 【構成】 乗車券1に記録された下車駅のデータをデー
タ読取部2で読み取る、表示部4の表示でデータを確認
し、設定部5で確認操作をする。この操作により、記憶
部3より座席番号を読み出し、下車駅のデータと共に入
出力部9を介し中央装置ロに入力する。中央装置に入力
したデータはメモリ部10に記録される。入力部12よりの
停車駅の入力に応じて記憶部11より読み出された駅のデ
ータを判別部13に入力し、メモリ部より読み出したデー
タより当該駅で下車する乗客の座席を判別し、制御部14
を介し入出力部9より前記判別された番号の座席装置イ
に信号出力し、制御部8を介し座席駆動部7により座席
を揺り動かして下車駅に近づいたことを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は列車等の乗り越し防止シ
ステムに係り、乗車券のデータを読み取り下車駅到着を
知らせるものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、列車の乗車券には印刷による券面
表示の他、裏面等に磁気記録面を設け、乗車駅、降車駅
(若しくは乗車可能距離区間等)、乗車日時等のデータ
を記録するようにし、自動集改札機でデータを読み取り
無人集改札を行うシステムが実用化されている。しか
し、このようなデータの記録された乗車券を所持してい
ても、自分の下車する駅に到着したか否かは乗客自身で
判断しなければならない。上述のように、乗車券にデー
タが記録されているのであるから、このデータを用いて
下車駅を知らせることができれば、列車の乗り越し防止
が可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、列車等の座席に乗車券の磁気データの読み取り
装置を設け、読み取ったデータを車掌室等のメモリ装置
に記録し、下車駅到着を判断し、当該座席に信号を送
り、座席を揺り動かす等により乗客に下車駅到着を知ら
せ、乗り越し等を防止するシステムを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、列車等の乗客座席に設けられ、所要の操作
で挿着された乗車券等より下車駅のデータ等を読み取る
データ読取部と、座席番号を記憶する記憶部と、データ
読取部よりの信号を記憶部より読み出した座席番号と共
に送出する第1入出力部と、前記データ読取部、記憶部
および第1入出力部を制御する第1制御部とでなる座席
装置と、車掌室等に設けられ前記座席装置よりのデータ
を入力する第2入出力部と、第2入出力部を介し入力さ
れたデータを記録するメモリ部と、列車の停車駅等を入
力する入力部と、入力部よりの信号に相応する座席番号
を前記メモリ部より読み出したデータより判別する判別
部と、前記第2入出力部、メモリ部、入力部および判別
部を制御する第2制御部とでなる中央装置とで構成さ
れ、前記判別部よりの信号を当該座席装置の座席駆動部
に入力し座席を揺動するようにした乗り越し防止システ
ムを提供するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明による乗り
越し防止システムにおいては、列車の座席等に設けた挿
入口に挿入された乗車券等の磁気データを読み取って車
掌室等に設けた中央装置のメモリ装置に記録する。そし
て、停車駅ごとにメモリ装置より読み出したデータより
該当する座席を判定し、当該座席に信号を送り、座席を
揺らして下車駅到着を知らせる。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による乗り越し
防止システムの実施例を詳細に説明する。図1は本発明
による乗り越し防止システムの一実施例の要部ブロック
図、図2は本発明による乗り越し防止システムの一実施
例の斜視図である。まず、図1において、(イ)は座席
装置、(ロ)は中央装置である。座席装置イは列車内の
各座席に設けられ、1は乗車券で、例えば、裏面に少な
くとも下車駅の磁気データが記録されている。2はデー
タ読取部で、挿入された乗車券1よりデータを読み取
る。3は記憶部で、座席番号等を記憶する。4は表示部
で、データ読取部2よりのデータ等を表示する。5は設
定部で、表示部4に表示されたデータを確認する場合に
操作する。6は入出力部で、データ読取部2よりのデー
タおよび記憶部3より読み出したデータを設定部5より
の信号に応じて送出する。7は座席駆動部で、後述する
中央装置よりの信号に基づいて座席を揺り動かす。8は
制御部で、座席装置の各部を制御する。
【0007】中央装置ロは車掌室等に設けられ、9は入
出力部で、座席装置イよりの信号を入力する。10はメモ
リ部で、入出力部9を介して入力される座席番号を、例
えば、車両別で座席番号順に記録する。11は記憶部で、
列車の停車駅等を記憶する。12は入力部で、列車が停車
駅に近づいたとき入力操作を行う。13は判別部で、入力
部12よりの信号に応じて記憶部11より読み出されたデー
タに相応する座席番号をメモリ部10より読み出したデー
タより判別し、入出力部9を介し該当する番号の座席装
置イに信号出力する。14は制御部で、中央装置ロの各部
を制御する。
【0008】図2は本発明による乗り越し防止システム
の一実施例の座席の斜視図である。図において、21は乗
車券挿入口で、前記データ読取部2の挿入口である。22
は操作・表示部で、前記記憶部3、表示部4および設定
部5等が内設されている。23は座席の脚部で、座席を揺
り動かすための座席駆動部7が内設されている。
【0009】次に、本発明による乗り越し防止システム
の動作を説明する。列車等の乗客は、乗車券あるいは急
行券等1をデータ読取部2の挿入口21に挿入する。デー
タ読取部2は、例えば、各座席の腕部に設けられ、乗車
券の裏面等に記録されている下車駅の磁気データを読み
取る。読み取ったデータは制御部8を介し記憶部3のデ
ータ記憶領域に一時記録すると共に、制御部8を介し表
示部4に入力して表示する。表示部4の表示を確認し、
設定部5で確認操作を行う。この操作により、制御部を
介し記憶部3のデータ記憶領域に記録されたデータを読
み出し、記憶部3より読み出した座席番号のデータと共
に、入出力部6を介し車掌室等に設けられた中央装置ロ
に送出する。
【0010】座席装置イよりの座席番号および下車駅の
データは入出力部9より中央装置ロに入力し、制御部14
を介しメモリ部10に入力され、例えば、車両別に座席番
号順に記録される。そして、列車が停車駅に近づき、車
掌が到着案内を行うとき等に入力部12の操作で停車駅を
入力する。この操作により、制御部14を介し入力部12よ
りの信号に該当する駅名のデータが記憶部11より読み出
され、判別部13に入力する。そして、制御部14を介しメ
モリ部10より読み出したデータを判別部13に入力し、記
憶部11よりの駅名データに該当する座席番号を判別す
る。この判別に応じ、制御部14を介し入出力部9によ
り、該当する番号の座席装置イに信号を送出する。
【0011】中央装置ロよりの信号は座席装置イの入出
力部6より入力し、制御部8を介し座席駆動部7に入力
され、座席駆動部7により座席を適宜に揺り動かし、乗
客に下車駅が近づいたことを知らせる。
【0012】なお、中央装置ロに表示部を設けて各車両
の座席の状況、すなわち、各座席の乗客の有無および下
車駅を表示するようにし、車掌が車内を巡回して乗車券
等を確認する作業を省き、車掌は、車内の異常の点検、
あるいは車掌に用事のある客への対応等に専念できるよ
うにし、乗務員の削減、あるいは乗客へのサービス向上
を図るようにしてもよい。また、各座席に着席により信
号出力する乗客検出部を設け、乗車券に記録された下車
駅を過ぎても着席が検出された場合、車掌室等の表示に
より車掌に知らせ、例えば、車掌が、次の乗客が乗車し
たものか、それとも乗り越し等によるものか等を確認す
るようにし、新しい乗客であれば乗車券の挿入口への挿
入を促し、あるいは、乗り越しであれば乗車券を変更処
理する等の作業を迅速に行えるので、不正乗車の防止に
も役立てることができる。
【0013】また、上記では、各座席(乗客)の下車駅
のデータを車掌室等の中央装置に記録し、下車駅到着に
て当該座席に信号を送るようにしたが、列車が停車駅に
近づいたとき、駅を特定する信号を各座席装置に入力
し、下車駅到着を判断するようにしてもよい。すなわ
ち、例えば、列車線路の近傍に停車駅を特定する信号の
送信装置を設け、列車が停車駅に近づいたとき、前記送
信装置よりの信号を受信して各座席装置の入出力部6よ
り入力し、制御部8を介し図示しない判定部に入力す
る。座席装置イの記憶部3には、データ読取部2を介し
乗車券等1より読み取った下車駅のデータが記憶されて
いる。そして、入出力部6の信号入力に応動し、制御部
8を介し記憶部3よりデータを読み出して判定部に入力
し、入出力部6よりの信号と比較する。この比較にて一
致と判定された場合、制御部8を介し座席駆動部7によ
り、座席を適宜に揺り動かし、乗客に列車が下車駅に近
づいたことを知らせる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による乗
り越し防止システムによれば、座席に設けられた乗車券
挿入口に下車駅のデータの記録された乗車券等を挿入す
れば、乗車券等より読み取ったデータが座席番号と共に
車掌室等に伝送されて記録され、車掌が列車の停車駅を
入力することにより、記録のデータよりその駅で下車す
る乗客の座席を判別し、当該座席に信号を送り、座席を
揺り動かして下車駅に近づいたことを知らせるものであ
るから、居眠りしていたために下車駅に気付かずに乗り
越してしまった等の失敗を防止できる。また、乗車券の
下車駅が過ぎても座席に乗客が居た場合に適切な処置を
行う等により、不正乗車を防止することも可能になる。
あるいは、停車駅に近づいたとき、例えば、列車の沿線
に設けた発信装置より駅を特定する信号を発信し、受信
した信号を各座席で乗車券より読み取った下車駅と比較
し、一致にて座席を揺り動かすようにすれば、車掌室等
の装置を不要にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による乗り越し防止システムの一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】本発明による乗り越し防止システムの一実施例
の座席の要部斜視図である。
【符号の説明】
イ 座席装置 ロ 中央装置 1 乗車券 2 データ読取部 3 記憶部 4 表示部 5 設定部 6 入出力部 7 座席駆動部 8 制御部 9 入出力部 10 メモリ部 11 記憶部 12 入力部 13 判別部 14 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車等の乗客座席に設けられ、所要の操
    作で挿着された乗車券等より下車駅のデータ等を読み取
    るデータ読取部と、座席番号を記憶する記憶部と、デー
    タ読取部よりの信号を記憶部より読み出した座席番号と
    共に送出する第1入出力部と、前記データ読取部、記憶
    部および第1入出力部を制御する第1制御部とでなる座
    席装置と、車掌室等に設けられ前記座席装置よりのデー
    タを入力する第2入出力部と、第2入出力部を介し入力
    されたデータを記録するメモリ部と、列車の停車駅等を
    入力する入力部と、入力部よりの信号に相応する座席番
    号を前記メモリ部より読み出したデータより判別する判
    別部と、前記第2入出力部、メモリ部、入力部および判
    別部を制御する第2制御部とでなる中央装置とで構成さ
    れ、前記判別部よりの信号を当該座席装置の座席駆動部
    に入力し座席を揺動するようにした乗り越し防止システ
    ム。
  2. 【請求項2】 列車等の乗客座席に設けられ所要の操作
    で挿着された乗車券等より下車駅のデータを読み取るデ
    ータ読取部と、データ読取部よりの信号を記憶する記憶
    部と、列車の停車駅の信号を入力する入力部と、記憶部
    より読み出したデータを前記入力部よりの信号と比較し
    一致を判定する判定部と、判定部よりの信号に基づき座
    席を揺動する座席駆動部と、前記データ読取部、記憶
    部、入力部、判定部および座席駆動部を制御する制御部
    とで構成した乗り越し防止システム。
JP12868092A 1992-05-21 1992-05-21 乗り越し防止システム Pending JPH05319268A (ja)

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JP12868092A JPH05319268A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 乗り越し防止システム

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JP12868092A JPH05319268A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 乗り越し防止システム

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JPH05319268A true JPH05319268A (ja) 1993-12-03

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ID=14990786

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JP12868092A Pending JPH05319268A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 乗り越し防止システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306638A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Nec Corp 降車駅報知装置
JP2013181820A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Toyota Motor Corp 睡眠制御装置
JP2014073818A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Haruo Shigei 乗り物に乗り座席に座った後。居眠りをしても下車駅の乗り越しを防止できるように下車案内するためのバイブロモ−タ−機能の装置を組み込んだ乗り物の椅子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306638A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Nec Corp 降車駅報知装置
JP2013181820A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Toyota Motor Corp 睡眠制御装置
JP2014073818A (ja) * 2012-10-05 2014-04-24 Haruo Shigei 乗り物に乗り座席に座った後。居眠りをしても下車駅の乗り越しを防止できるように下車案内するためのバイブロモ−タ−機能の装置を組み込んだ乗り物の椅子

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