JP3181384B2 - 定期券を使用した不正乗車者を検出する自動改札装置およびその検出方法 - Google Patents

定期券を使用した不正乗車者を検出する自動改札装置およびその検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道等における自動改札
装置、および定期券を使用した不正乗車者の検出方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在鉄道等の改札口における定期券のチ
ェックは、人手により目で確認するか自動改札により機
械的にチェックするかのどちらかである。人手による場
合と自動改札による場合とでは方式の差はあるものの、
どちらにおいても、その検査する内容は有効期間データ
や区間データなどの情報と改札の情報とをコンペアする
ことにより行われている。
【0003】図6は従来の定期券チェック方法を示す表
である。ここでは定期券にあらかじめ記入されている定
期券データ(区間データと有効期間データ)と各乗降改
札口における改札データ(乗降駅、乗降日時など)1〜
4とが比較評価されている。総合評価OKとなった場合
のみが正規に改札することができ、それは改札データが
定期券データ内にあることが条件となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
定期券には乗車時のデータ、つまり乗車駅や乗車日時な
どのデータがないために種々の不正が行われてきた。上
述した従来のチェック方法では検出できなかった不正を
図7、図8を参照して説明する。図7は不正乗車例
(1)を示す説明図、図8は不正乗車例(2)を示す説
明図である。
【0005】(1)では定期券区間以外から最低金額の
乗車券で乗車が行われ、定期券区間内において定期券で
下車が行われている。つまり購入乗車券区間の終点駅か
ら定期券区間の始点駅までの区間が不正乗車区間とな
る。
【0006】(2)では乗車駅を区間データに含む最低
金額の定期券Aが購入され、下車駅でも同様の定期券B
が購入され、双方の定期券の使用がなされている。つま
り定期券Aの終点駅から定期券Bの始点駅までの区間が
不正乗車区間となる。
【0007】本発明は以上述べたように、従来の定期券
のチェック方法だけでは不正乗車者を摘発できないとい
う問題点を除去するため、定期券から乗車データ(乗車
駅、乗車日時等)をチェックする自動改札システムを提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の自動改札装置は、乗車駅名と乗車日時とを有
する乗車データを定期券に記憶すると共に、定期券から
消去する媒体データリード/ライト部と、複数台の自動
改札装置と接続されたホストにおいて、前記自動改札装
置から受信する不正乗車者の個人データに基づき作成さ
れる、不正乗車を行った不正乗車者のリストを、前記ホ
ストから受信した際に格納する不正乗車者リストメモリ
部と、乗車時には、前記定期券から前回乗車時に記憶さ
れた前回の乗車データが消去されているかを確認し、前
記前回の乗車データが消去されていなければ、不正乗車
と判断し、前記定期券に記憶されている個人データを取
り込み、前記ホストへと前記個人データを送信すると共
に、前記媒体データリード/ライト部により前記前回の
乗車データを消去して新たな乗車データを前記定期券に
書き込み、該定期券を排出し、一方前記前回の乗車デー
タが消去されていれば、不正乗車ではないと判断し、前
記媒体データリード/ライト部により乗車データを前記
定期券に書き込み、該定期券を排出し、下車時には、定
期券から前記乗車データを確認し、該乗車データのうち
乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上経過している場
合、及び前記乗車データが書き込まれていない場合は不
正乗車と判断し、前記不正乗車者リストに、利用された
定期券に記憶されている個人データがあるか判断し、該
当する個人データがある場合には、不正乗車とみなし係
員の指示を促す警告文を発し、一方該当する個人データ
がない場合には個人データを取り込み、前記ホストへと
前記個人データを送信し、前記媒体データリード/ライ
ト部により前記乗車データを消去して前記定期券を排出
し、また不正乗車と判断しなかった場合には、前記媒体
リード/ライト部により前記乗車データを前記定期券か
ら消去し、該定期券を排出する制御を行う制御部とを有
するものである。
【0009】また本発明の自動改札装置は、乗車時に
は、定期券から前回乗車時に記憶された、乗車駅名と乗
車日時とを有する、前回の乗車データが消去されている
かを確認し、前記前回の乗車データが消去されていなけ
れば、不正乗車と判断し、一方前記前回の乗車データが
消去されていれば、不正乗車ではないと判断するステッ
プと、前記不正乗車と判断した場合には、前記定期券に
記憶されている個人データを取り込み、複数台の自動改
札装置と接続されたホストへと前記個人データを送信す
ると共に、媒体データリード/ライト部により前記前回
の乗車データを消去して新たな乗車データを前記定期券
に書き込み、該定期券を排出するステップと、前記不正
乗車ではないと判断した場合には、前記媒体データリー
ド/ライト部により前記乗車データを前記定期券に書き
込み、該定期券を排出するステップとから構成され、下
車時には、定期券から前記乗車データを確認し、該乗車
データのうち乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上経
過している場合、及び前記乗車データが書き込まれてい
ない場合は不正乗車と判断し、一方それ以外は不正乗車
と判断しないステップと、前記不正乗車と判断した場合
には、前記ホストにおいて、自動改札装置から受信する
不正乗車者の個人データに基づき作成され、該ホストか
ら送信されてくる、不正乗車を行った不正乗車者のリス
トに、利用された定期券に記憶されている個人データが
あるか判断し、該当する個人データがある場合には、不
正乗車とみなし係員の指示を促す警告文を発し、一方該
当する個人データがない場合には個人データを取り込
み、前記ホストへと前記個人データを送信し、前記媒体
データリード/ライト部により前記乗車データを消去し
て前記定期券を排出するステップと、前記不正乗車と判
断しなかった場合には、前記媒体リード/ライト部によ
り前記乗車データを前記定期券から消去し、該定期券を
排出するステップとを有するものである。
【0010】
【作用】本発明では、乗車時には、自動改札装置の制御
部が、定期券から前回乗車時に記憶された前回の乗車デ
ータが消去されているかを確認し、前回の乗車データが
消去されていなければ、不正乗車と判断し、定期券に記
憶されている個人データを取り込み、複数台の自動改札
装置と接続されたホストへと個人データを送信すると共
に、媒体データリード/ライト部により前回の乗車デー
タを消去して新たな乗車データを定期券に書き込み、定
期券を排出する。一方前回の乗車データが消去されてい
れば、不正乗車ではないと判断し、媒体データリード/
ライト部により乗車データを定期券に書き込み、定期券
を排出する。
【0011】また下車時には、自動改札装置の制御部
が、定期券から乗車データを確認し、乗車データのうち
乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上経過している場
合、及び乗車データが書き込まれていない場合は不正乗
車と判断し、不正乗車者リストに、利用された定期券に
記憶されている個人データがあるか判断し、該当する個
人データがある場合には、不正乗車とみなし係員の指示
を促す警告文を発する。一方該当する個人データがない
場合には個人データを取り込み、ホストへと個人データ
を送信し、媒体データリード/ライト部により乗車デー
タを消去して定期券を排出する。また不正乗車と判断し
なかった場合には、媒体リード/ライト部により乗車デ
ータを定期券から消去し、定期券を排出する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例を
詳述する。
【0013】図1は本発明の自動改札装置の一実施例を
示すブロック図であり、図2は本発明のシステム全体を
示すブロック図である。
【0014】図2において1は乗客が入退場する駅、2
は駅内に設置された自動改札、3はサブホスト4と自動
改札2とを接続する通信ケーブル、5はホスト6とサブ
ホスト4とを接続する通信ケーブルである。
【0015】また図1において21は自動改札の各部を
コントロールする制御部、22は媒体(定期券等)に乗
車駅、乗車日時等乗車データをリード/ライトする媒体
データリード/ライト部、23は媒体にリード/ライト
する内容がメモリされた駅固有データメモリ部、24は
不正乗車者リストメモリ部、25は媒体走行系コントロ
ール部、26は媒体走行コントロール部で制御されるモ
ータやマグネット等の媒体走行部、27はサブホストと
データの送受信を行う通信コントロール部、3は図2と
同様自動改札2とサブホスト4とを接続する通信ケーブ
ルである。
【0016】システム全体の概要を説明すると、乗車時
において自動改札2に挿入された定期券は制御部21に
読み込まれる。制御部21はまず定期券の有効データ
(有効期間、有効区間等)と、および前回の乗車データ
(乗車駅、乗車日時等)が消去されているかを確認す
る。定期券データが制御部21により不正と判断された
場合、乗車者のデータは不正乗車者リストメモリ部24
に取り込まれる。定期券データが制御部21により不正
と判断されなかった場合、駅固有データメモリ部23に
メモリされている乗車データ内容が媒体リード/ライト
部22で定期券に書き込まれる。
【0017】また、下車時においても自動改札2に挿入
された定期券は乗車時と同様制御部21に読み込まれ
る。制御部21はまず定期券の有効データと、および記
憶されている乗車データが確認される。定期券のデータ
が制御21により不正と判断された場合、乗車者のデー
タが不正乗車者リストメモリ部24に含まれていないか
チェックされ、含まれている場合にはその定期券を使用
した当人を不正乗車者と判断し、通信ケーブル3を介し
て通信コントロール部27より警告文がサブホスト4に
送信される。また含まれていない場合には、その定期券
は不正と判断されるが、サブホスト4へは警告文を送信
しないで不正乗車者リストメモリ部24に取り込まれ
る。定期券のデータが制御部21により不正と判断され
なかった場合、定期券に書き込まれた乗車データは媒体
リード/ライト部22で消去される。
【0018】さらに、サブホスト4は一定量または一定
時間経過後、一括して各自動改札2からあがってきた不
正乗車者データをまとめてホスト6へ通信ケーブル5を
介して送信する。ホスト6は各駅1からあがってきた不
正乗車者データを整理する。整理されたデータが一定期
間内に一定回数以上の不正乗車を行った不正乗車者のデ
ータをサブホスト4を介して各自動改札2の不正乗車者
リストメモリ部24に格納される。
【0019】ここで、本発明の構成においては自動改札
2内に不正乗車者リストメモリ部24を内蔵させている
が、これはオペレート上のミスや悪質乗車者の集中摘発
などの不正乗車者の検出に人為的な幅をもたせるために
設けられており、不正乗車者リストメモリ部24を無限
大にすれば定期券データの不正者全員を検出することも
可能である。
【0020】さらに本発明の構成は1つの例を示すもの
であり、例えば自動改札2に内蔵された不正乗車者リス
トメモリ部24をサブホスト4に設けてもよい。
【0021】次に本発明の不正乗車者の検出方法を図3
〜5を参照して説明する。図3は乗車時に不正乗車者を
チェックするフローチャート、図4は下車時に不正乗車
者をチェックするフローチャート、図5は不正乗車者の
リストを作成するフローチャートである。
【0022】図3より乗車時においては、まず有効期間
ついで有効区間のデータがチェックされ、データが満た
されていない場合は定期券が券挿入口より排出されて乗
車は拒否される。データが満たされている場合は次に乗
車データがクリアの状態にあるか、つまり前回の乗車デ
ータが消去されているかをチェックする。乗車データが
クリアされていなければ、下車時に定期券を使用しない
で下車した不正乗車と判断され、定期券に記憶されてい
る個人データを取り込んでから乗車データがクリアさ
れ、同時に取り込んだデータはサブホスト4へ送信され
る。そして新たな乗車データが定期券に書き込まれて定
期券が券排出口から排出され乗車手続きは完了する。
【0023】図4より下車時においては、有効期間つい
で有効区間のデータがチェックされ、データが満たされ
ていない場合は定期券が券挿入口より排出され下車は拒
否される。データが満たされている場合は次に定期券に
書き込まれている乗車データをチェックする。乗車デー
タのうち乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上経過し
ている場合は図8に示した不正乗車例(2)の場合と同
様と判断し、また乗車データがクリアされている場合は
図7に示した不正乗車例(1)と判断する。以上のよう
な不正があった場合には、不正乗車者リストと比較し、
リスト者であれば不正乗車とみなしサブホスト4に警告
文が送信され係員の指示を促す。リスト者でなければ個
人データが取り込まれサブホスト4に送信される。その
後乗車データは消去され、定期券が券排出口より排出さ
れて下車手続きが完了する。
【0024】図5より不正乗車リスト作成においては、
不正乗車データ(個人データ)を蓄えたサブホスト4が
一定期間または一定量を越えた場合、不正乗車データが
ホスト6へ送信される。ホスト6で不正乗車データが整
理されて一定期間内に一定量を越えている不正乗車者の
リストが作成され、各駅のサブホスト4にそのデータが
送信される。そしてサブホスト4よりデータが各自動改
札2へ送信され不正乗車者リストメモリ部24に格納さ
れる。
【0025】また定期券以外の乗車券と定期券とを乗り
継いで乗車した場合には、下車時に乗車券と定期券とを
同時に自動改札2に入れることにより不正乗車と判断さ
れないようにする。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の自
動改札装置では、乗車駅名と乗車日時とを有する乗車デ
ータを定期券に記憶すると共に、定期券から消去する媒
体データリード/ライト部と、複数台の自動改札装置と
接続されたホストにおいて、前記自動改札装置から受信
する不正乗車者の個人データに基づき作成される、不正
乗車を行った不正乗車者のリストを、前記ホストから受
信した際に格納する不正乗車者リストメモリ部と、乗車
時には、前記定期券から前回乗車時に記憶された前回の
乗車データが消去されているかを確認し、前記前回の乗
車データが消去されていなければ、不正乗車と判断し、
前記定期券に記憶されている個人データを取り込み、前
記ホストへと前記個人データを送信すると共に、前記媒
体データリード/ライト部により前記前回の乗車データ
を消去して新たな乗車データを前記定期券に書き込み、
該定期券を排出し、一方前記前回の乗車データが消去さ
れていれば、不正乗車ではないと判断し、前記媒体デー
タリード/ライト部により乗車データを前記定期券に書
き込み、該定期券を排出し、下車時には、定期券から前
記乗車データを確認し、該乗車データのうち乗車駅と下
車駅とが同じで一定時間以上経過している場合、及び前
記乗車データが書き込まれていない場合は不正乗車と判
断し、前記不正乗車者リストに、利用された定期券に記
憶されている個人データがあるか判断し、該当する個人
データがある場合には、不正乗車とみなし係員の指示を
促す警告文を発し、一方該当する個人データがない場合
には個人データを取り込み、前記ホストへと前記個人デ
ータを送信し、前記媒体データリード/ライト部により
前記乗車データを消去して前記定期券を排出し、また不
正乗車と判断しなかった場合には、前記媒体リード/ラ
イト部により前記乗車データを前記定期券から消去し、
該定期券を排出する制御を行う制御部とを有することに
より、定期券を使用した不正乗車をチェックすることが
できる。
【0027】また一定期間内に一定量を越えている不正
乗車者のリストが自動改札内に格納されているので、オ
ペミスによる不正乗車者の誤認や悪質乗車者の摘発等の
検出に効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動改札装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明のシステム全体を示すブロック図であ
る。
【図3】乗車時に不正乗車をチェックするフローチャー
トである。
【図4】下車時に不正乗車チェックするフローチャート
である。
【図5】不正乗車者のリストを作成するフローチャート
である。
【図6】従来の定期券チェック方法を示す表である。
【図7】不正乗車例(1)を示す説明図である。
【図8】他の不正乗車例(2)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 駅 2 自動改札 3,5 接続ケーブル 4 サブホスト 6 ホスト 21 制御部 22 媒体データリード/ライト部 23 駅固有データメモリ部 24 不正乗車者リストメモリ部 25 媒体走行系コントロール部 26 媒体走行部 27 通信コントロール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−273192(JP,A) 特開 平2−236793(JP,A) 特開 昭60−167081(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 1/00 - 9/02 G07B 11/00 - 17/04 G07C 1/00 - 15/00 G06F 17/60 - 17/60 124 G06F 17/60 126 G06F 17/60 128 G06F 17/60 234 G06F 17/60 300 - 342 G06F 17/60 414 G06F 17/60 500 - 19/00 140 G06F 19/00 600

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗車駅名と乗車日時とを有する乗車デー
    タを定期券に記憶すると共に、定期券から消去する媒体
    データリード/ライト部と、 複数台の自動改札装置と接続されたホストにおいて、前
    記自動改札装置から受信する不正乗車者の個人データに
    基づき作成される、不正乗車を行った不正乗車者のリス
    トを、前記ホストから受信した際に格納する不正乗車者
    リストメモリ部と、 乗車時には、前記定期券から前回乗車時に記憶された前
    回の乗車データが消去されているかを確認し、前記前回
    の乗車データが消去されていなければ、不正乗車と判断
    し、前記定期券に記憶されている個人データを取り込
    み、前記ホストへと前記個人データを送信すると共に、
    前記媒体データリード/ライト部により前記前回の乗車
    データを消去して新たな乗車データを前記定期券に書き
    込み、該定期券を排出し、一方前記前回の乗車データが
    消去されていれば、不正乗車ではないと判断し、前記媒
    体データリード/ライト部により乗車データを前記定期
    券に書き込み、該定期券を排出し、 下車時には、定期券から前記乗車データを確認し、該乗
    車データのうち乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上
    経過している場合、及び前記乗車データが書き込まれて
    いない場合は不正乗車と判断し、前記不正乗車者リスト
    に、利用された定期券に記憶されている個人データがあ
    るか判断し、該当する個人データがある場合には、不正
    乗車とみなし係員の指示を促す警告文を発し、一方該当
    する個人データがない場合には個人データを取り込み、
    前記ホストへと前記個人データを送信し、前記媒体デー
    タリード/ライト部により前記乗車データを消去して前
    記定期券を排出し、また不正乗車と判断しなかった場合
    には、前記媒体リード/ライト部により前記乗車データ
    を前記定期券から消去し、該定期券を排出する制御を行
    う制御部とを有することを特徴とする定期券を使用した
    不正乗車者を検出する自動改札装置。
  2. 【請求項2】 乗車時には、定期券から前回乗車時に記
    憶された、乗車駅名と乗車日時とを有する、前回の乗車
    データが消去されているかを確認し、前記前回の乗車デ
    ータが消去されていなければ、不正乗車と判断し、一方
    前記前回の乗車データが消去されていれば、不正乗車で
    はないと判断するステップと、 前記不正乗車と判断した場合には、前記定期券に記憶さ
    れている個人データを取り込み、複数台の自動改札装置
    と接続されたホストへと前記個人データを送信すると共
    に、媒体データリード/ライト部により前記前回の乗車
    データを消去して新たな乗車データを前記定期券に書き
    込み、該定期券を排出するステップと、 前記不正乗車ではないと判断した場合には、前記媒体デ
    ータリード/ライト部により前記乗車データを前記定期
    券に書き込み、該定期券を排出するステップとから構成
    され、 下車時には、定期券から前記乗車データを確認し、該乗
    車データのうち乗車駅と下車駅とが同じで一定時間以上
    経過している場合、及び前記乗車データが書き込まれて
    いない場合は不正乗車と判断し、一方それ以外は不正乗
    車と判断しないステップと、 前記不正乗車と判断した場合には、前記ホストにおい
    て、自動改札装置から受信する不正乗車者の個人データ
    に基づき作成され、該ホストから送信されてくる、不正
    乗車を行った不正乗車者のリストに、利用された定期券
    に記憶されている個人データがあるか判断し、該当する
    個人データがある場合には、不正乗車とみなし係員の指
    示を促す警告文を発し、一方該当する個人データがない
    場合には個人データを取り込み、前記ホストへと前記個
    人データを送信し、前記媒体データリード/ライト部に
    より前記乗車データを消去して前記定期券を排出するス
    テップと、 前記不正乗車と判断しなかった場合には、前記媒体リー
    ド/ライト部により前記乗車データを前記定期券から消
    去し、該定期券を排出するステップとを有することを特
    徴とする定期券を使用した不正乗車者を検出する検出方
    法。
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JP5031866B2 (ja) 2010-05-12 2012-09-26 株式会社エス・アール・エム技術開発 ウェッジワイヤースクリーン装置
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