JP2654343B2 - 自動改札装置 - Google Patents

自動改札装置

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JP2654343B2
JP2654343B2 JP641194A JP641194A JP2654343B2 JP 2654343 B2 JP2654343 B2 JP 2654343B2 JP 641194 A JP641194 A JP 641194A JP 641194 A JP641194 A JP 641194A JP 2654343 B2 JP2654343 B2 JP 2654343B2
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圭史 松田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は定期券の不正使用を視認
可能とすることができる自動改札装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動集改札機(以下、自改と略称
する)の普及に伴い、TV、新聞等の報道に有る様に、
入出場時複数人による同一定期券のたらい回し使用や、
定期券と入場券の組合せによるキセル乗車等様々な不正
使用の問題がクローズアップされて来ている。
【0003】その対策として、同一定期券のたらい回し
を防止する為、自改にて入場後に出場しないで入場がく
り返された場合は入場を出来なくする、又入場券につい
ては、入場後所定時間を越えた後は出場を出来なくする
等自改にて乗車券類に入場時の情報を記録し、様々な不
正使用の検出、防止を行なう対策が進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に自改の導入に
伴い、各種の不正使用に対する対策防止策が考案され実
施されようとしている。しかし、現実にはこれらの案は
全てが実施されてはいない状況にある。
【0005】これは、不正を判定する入出場時の記録
が、全て磁気情報としてのみ自改にて書替えられて残っ
ている事にある。不正客を自改にて入出場出来なくした
場合、不正使用を示す目視情報が無いため、係員にとっ
て不正の立証、追及が困難となっており、不正客が正し
く使用したと申告した場合、係員と利用者との間でトラ
ブルが発生する虞れがある。本発明は上記の点に鑑みて
なされたもので、その目的は定期券不正使用を視認させ
ることができる自動改札装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる自動改
札装置は、入場時に定期券の裏面に入場時の日付情報を
印字するとともに、出場時に入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するようにしたシステムに使
用されるものであって、定期券に記憶されている乗車区
間、有効日、入場日印字位置情報からなる磁気情報を読
取る読取手段と、この読取手段により読取られた乗車区
間、有効日から定期券の有効性を判定する判定手段と、
この判定手段により定期券が有効であると判定されたと
き、前記読取手段により読取られた入場日印字位置情報
から印字位置が満杯であるか否かを判断する判断手段
と、この判断手段により入場日印字位置が満杯でないと
判断されたとき前記読取手段により読取られた入場日印
字位置情報に基づいて入場日を印字する第1の印字手段
と、前記判断手段により入場日印字位置情報が満杯であ
ると判断されたとき前記第1の印字手段による入場日の
印字を中止する手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の自動改札装置は、入場時に
定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏面
に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場情
報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報に
重ねて出場マークを印字するようにしたシステムに使用
されるものであって、定期券に記憶されている乗車区
間、有効日、出場情報および入場日印字位置情報からな
る磁気情報を読取る読取手段と、この読取手段により読
取られた乗車区間、有効日から定期券の有効性を判定す
有効性判定手段と、この有効性判定手段により定期券
が有効であると判定されたとき、定期券に入場情報を磁
気記録する書込手段と、前記有効性判定手段により定期
券が有効であると判定されたとき、前記読取手段により
読取られた入場日印字位置情報から印字位置が満杯であ
るか否かを判断する判断手段と、この判断手段により入
場日印字位置が満杯でないと判断されたとき前記読取手
段により読取られた入場日印字位置情報に基づいて入場
日を印字する第1の印字手段と、前記判断手段により入
場日印字位置情報が満杯であると判断されたとき前記第
1の印字手段による入場日の印字を中止する手段と、前
記読取手段により読取られた出場情報に基づいて不正入
場か否かを判定する不正入場判定手段と、この不正入場
判定手段により判定された不正入場回数が所定回数にな
ると入場を禁止する禁止手段と、を具備したことを特徴
とする。
【0008】請求項3記載の自動改札装置は、入場時に
定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏面
に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場情
報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報に
重ねて出場マークを印字するようにしたシステムに使用
されるものであって、定期券に記憶されている乗車区
間、有効日および入場情報からなる磁気情報を読取る読
取手段と、この読取手段により読取られた乗車区間、有
効日から定期券の有効性を判定する有効性判定手段と、
前記読取手段により読取られた入場情報に基づいて不正
出場か否かを判定する不正出場判定手段と、これら有効
性判定手段および不正出場判定手段により定期券が有効
でかつ不正出場でないと判定されたとき、定期券に出場
情報を磁気記録する書込手段と、前記有効性判定手段お
よび不正出場判定手段により定期券が有効でかつ不正出
場でないと判定されたとき、定期券の裏面に印字された
日付情報に重ねて出場マークを印字する第2の印字手段
とを具備し、前記不正出場判定手段により不正出場と判
定されたとき前記第2の印字手段による印字を正当時の
印字と異ならせて印字させるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の自動改札装置は、入場時に
定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏面
に入場時の日付情報を印字するようにしたシステムに使
用されるものであって、定期券に記憶されている磁気情
報を読取る読取手段と、この読取手段により読取られた
磁気情報から定期券の有効性を判定する有効性判定手段
と、出場時、前記有効性判定手段により定期券が有効と
判定されたとき、定期券に出場情報を磁気記録する書込
手段と、出場時、前記定期券の裏面において前記日付情
報が印字されるべき位置に対し、出場済みの印を印字す
る印字手段と、出場時、前記読取手段により読取られた
磁気情報に基づいて不正出場か否かを判定する不正出場
判定手段と、この不正出場判定手段により判定された不
出場回数が所定回数になると出場を禁止する禁止手段
と、を具備している。
【0010】
【作用】請求項1に係わる自動改札装置では、入場時に
定期券の裏面に入場時の日付情報を印字するとともに、
出場時に入場時に印字した日付情報に重ねて出場マーク
を印字するシステムに使用される自動改札装置おいて、
定期券に記憶されている乗車区間、有効日、入場日印字
位置情報からなる磁気情報を読取り、この読取られた乗
車区間、有効日から定期券の有効性を判定する。ここ
で、定期券が有効であると判定されれば、上記読取られ
た入場日印字位置情報から印字位置が満杯であるか否か
を判断する。入場日印字位置が満杯でないと判断された
場合は、上記読取られた入場日印字位置情報に基づいて
入場日を印字する。入場日印字位置情報が満杯であると
判断された場合は、入場日の印字を中止する。
【0011】請求項2記載の自動改札装置では、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場
情報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するシステムに使用される自
動改札装置おいて、定期券に記憶されている乗車区間、
有効日、出場情報および入場日印字位置情報からなる磁
気情報を読取り、この読取られた乗車区間、有効日から
定期券の有効性を判定する。ここで、定期券が有効であ
ると判定されれば、定期券に入場情報を磁気記録すると
ともに、上記読取られた入場日印字位置情報から印字位
置が満杯であるか否かを判断する。入場日印字位置が満
杯でないと判断された場合は、上記読取られた入場日印
字位置情報に基づいて入場日を印字する。入場日印字位
置情報が満杯であると判断された場合は、入場日の印字
を中止する。また、上記読取られた出場情報に基づいて
不正入場か否かを判定し、不正入場回数が所定回数にな
ると入場を禁止する。
【0012】請求項3記載の自動改札装置では、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場
情報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するシステムに使用される自
動改札装置おいて、定期券に記憶されている乗車区間、
有効日および入場情報からなる磁気情報を読取り、この
読取られた乗車区間、有効日から定期券の有効性を判定
するとともに、同読取られた入場情報に基づいて不正出
場か否かを判定する。ここで、定期券が有効でかつ不正
出場でないと判定されれば、定期券に出場情報を磁気記
録するとともに、定期券の裏面に印字された日付情報に
重ねて出場マークを印字する。不正出場と判定された場
合は、出場マークの印字を正当時の印字と異ならせて印
字する。
【0013】請求項4記載の自動改札装置では、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字するようにしたシステムに
使用される自動改札装置おいて、定期券に記憶されてい
る磁気情報を読取り、この読 取られた磁気情報から定期
券の有効性を判定する。出場時に定期券が有効と判定さ
れれば、定期券に出場情報を磁気記録する。さらに、出
場時は、定期券の裏面において上記日付情報が印字され
るべき位置に対し、出場済みの印を印字するとともに、
上記読取られた磁気情報に基づいて不正出場か否かを判
定する。不正出場が判定されてその回数が所定回数にな
ると出場を禁止する。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1実施例に係
わる自動改札装置について説明する。図1は自動改札装
置の制御ブロック図、図2は自動改札装置の断面図、図
3は定期券の表面及び裏面を示す図、図4は定期券の断
面図、図5は定期券に埋設されている磁気記録層を示す
図、図6は図5の磁気記録層の記憶内容を示す図、図7
は入場時の定期券投入時の自動改札装置の処理内容を示
すフロ−チャ−ト、図8は出場時の定期券投入時の自動
改札装置の処理内容を示すフロ−チャ−ト、図9は定期
券裏面の印刷状態を示す図、図10は自動改札装置の出
場時に定期券の裏面に印字される印字状態を示す図、図
11は自動改札装置の出場時に表示部に表示される表示
状態を示す図である。
【0015】まず、図2の断面図を参照して自動改札装
置の搬送経路について説明する。図2において、11は
乗車券、定期券等が投入される投入口、12は乗車券、
定期券等が取り出される取出口である。この投入口11
から取出口12に至るまで、券類を搬送する搬送経路A
が設けられている。
【0016】そして、この搬送経路Aに沿って、券類を
整列させる整列部B、磁気エンコ−ド部C、印刷部D、
後方処理部Eが設けられている。そして、磁気エンコ−
ド部Cには券類に記憶されている磁気情報を読取る読取
ヘッド13、券類に磁気情報を書込む書込ヘッド14、
ベリファイ用の読取ヘッド15が設けられている。
【0017】さらに、印刷部Dには定期券の裏面に感熱
破壊方式で印刷するサ−マルヘッド16が設けられてい
る。また、後方処理部Eには乗車券等に入鋏するパンチ
部17、集札搬送路A1及び各搬送ロ−ラを駆動するメ
インモ−タ18が設けられている。
【0018】また、本自動改札装置の後方処理部E側の
端部には各種デ−タを表示するプラズマ表示部1が設け
られている。次に、図1を参照して自動改札装置の制御
ブロック図について説明する。図1において、21は本
装置全体を統括して制御するCPU(中央処理装置)で
ある。
【0019】このCPU21には時刻を計時するカレン
ダ−部22、人間を検知するための人間検知部23、各
種モ−タ等を制御する搬送制御部24、読取ヘッド1
3、書込ヘッド14、読取ヘッド15を制御する磁気処
理部25、サ−マルヘッド16a,16bを制御する印
刷処理部26、進入方向を表示する進入表示部27a,
ゲ−ト案内表示を行う案内表示部27b,ポ−ル表示部
27cを制御する表示制御部27が接続されている。
【0020】上記人間検知部23には本体センサ23a
及びポ−ルセンサ23bが接続され、搬送制御部24に
は投入口シャッタ24a,整列部モ−タ24b,搬送モ
−タ24c,取出口ソレノイド24dが接続されてい
る。
【0021】ここで、CPU21、磁気処理部25、お
よび読取ヘッド13などにより、定期券に記憶されてい
る定期券情報(後述の乗車区間、有効日、入場日印字位
置情報、出場日印字位置情報など)および後述の入場情
報や出場情報などからなる磁気情報を読取る読取手段
(後述のステップS1、S21の処理に対応する)が構
成される。
【0022】さらに、CPU21を主体にして、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場
情報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するシステムが構築されてお
り、その主要な機能手段として次の[1]ないし[11]
が構成される。
【0023】[1]上記読取手段により読取られた乗車
区間、有効日から定期券の有効性を判定する有効性判定
手段(後述のステップS22の処理に対応する)。 [2]この有効性判定手段により定期券が有効であると
判定されたとき、上記読取手段により読取られた入場日
印字位置情報から印字位置が満杯であるか否かを判断す
る判断手段(後述のステップS9、S32の処理に対応
する)。
【0024】[3]この判断手段により入場日印字位置
が満杯でないと判断されたとき上記読取手段により読取
られた入場日印字位置情報に基づいて入場日を印字する
第1の印字手段(後述のステップS10の処理に対応す
る)。
【0025】[4]上記判断手段により入場日印字位置
情報が満杯であると判断されたとき上記第1の印字手段
による入場日の印字を中止する手段(後述のステップS
9のYESの処理に対応する)。
【0026】[5]上記有効性判定手段により定期券が
有効であると判定されたとき、書込ヘッド14により、
定期券に入場情報(入場時情報とも称す)を磁気記録す
る書込手段(後述のステップS8の処理に対応する)。
【0027】[6]上記読取手段により読取られた出場
情報に基づいて不正入場か否かを判定する不正入場判定
手段(後述のステップS4の処理に対応する)。 [7]この不正入場判定手段により不正入場が判定され
ると、入場を禁止する禁止手段(後述のステップS5、
S6の処理に対応する)。
【0028】[8]上記読取手段により読取られた入場
情報に基づいて不正出場か否かを判定する不正出場判定
手段(後述のステップS24、S28、S29、S30
の処理に対応する)。
【0029】[9]この不正出場判定手段により不正
が判定されると、出場を禁止する禁止手段(後述のス
テップS25、S26の処理に対応する)。 [10]上記有効性判定手段および不正出場判定手段によ
り定期券が有効でかつ不正出場でないと判定されたと
き、書込ヘッド14により、定期券に出場情報を磁気記
録する書込手段(後述のステップS31の処理に対応す
る)。
【0030】[11]上記有効性判定手段および不正出場
判定手段により定期券が有効でかつ不正出場でないと判
定されたとき、定期券の裏面に印字された日付情報に重
ねて、出場済みを表わす出場マークを印字する第2の印
字手段(後述のステップS33の処理に対応する)。な
お、出場マークは、日付情報が印字されていない場合で
も、上記読取手段で読取られた出場日印字位置情報や入
場日印字位置情報に基づき、定期券の裏面において日付
情報が印字されるべき位置に対し、印字される。
【0031】次に、本自動改札装置で用いられる定期券
の断面図について図4を参照して説明する。31は定期
券の基材である。この基材31上には図3(A)に示す
ような乗車区間日付等を印刷するための印刷層32が形
成されている。この印刷層32の上には印刷層32を保
護するための保護層33が形成されている。
【0032】また、基材31の下側には図5に示すよう
な磁気層34が形成されている。この磁気層34の下側
には図3(B)に示すような感熱破壊印刷層35が形成
されている。
【0033】磁気層34は図5に示すようにA〜Hの8
本の磁気情報記録トラックを有しており、磁気情報記録
トラックA〜C及びF〜Hには読み出し専用の定期券情
報が記憶され、磁気情報記録トラックD及びEには読み
出し/書き込み専用の乗降判定情報が記憶される。
【0034】磁気情報トラックD及びEは図6に示すよ
うに入場時には『乗車駅』、『乗車日』、『乗車時』、
『入場』、『入場日印字位置』、『エラ−時加算』情報
が記憶されると共に、出場時には『降車駅』、『降車
日』、『降車時』、『出場』、『出場日印字位置』、
『エラ−時加算』情報が記録される。
【0035】次に、上記のように構成された本発明の第
1実施例の動作について図7及び図8を参照しながら説
明する。この第1実施例では入場時に、図9(A)に示
すように『02』のように乗車時の日付情報を印字し、
降車時に出場マークであるところの『=』印を日付『0
2』に重ねて印字するようにしている。図9(A)は
『12月2日』に乗車/降車し、『12月2日』に乗車
/降車し、『12月3日』は乗車してまだ降車していな
い状態の印字を示している。
【0036】なお、図9(B)は「11×21行」=2
31回(115日分)の印字が満杯となるまで印字され
た印字状態を示し、図9(C)は「17×21行」の印
字が満杯となるまで印字された印字状態を示している。
【0037】まず、入場時の処理について説明する。自
改の入場時に、投入口11から定期券を投入すると、読
取ヘッド13にて定期券情報と乗降判定情報は同時に読
取られCPU11に送られる(ステップS1)。
【0038】CPU11はまず定期券が使用可能かを乗
車区間、有効日等のチェックを行なうことにより判定す
る(ステップS2)。このステップS2の判定で「N
O」と判定された場合には、定期券を取出口12へ送出
し、チャイムを鳴動させ、投入された定期券は使用でき
ない旨の表示を表示部1に表示する処理を行う。この際
に、ゲ−トのドアは開放されない。
【0039】ところで、ステップS2において「YE
S」、つまり乗車区間通用日が正当であると判定された
場合には、ステップS4以降の処理により乗降判定情報
のチェックを行なう。
【0040】この時例えば、図10(A)に示すように
『1日』は正しく往復し、『2日』は第1回目の入場し
た後、定期券をたらい回しにして第2回目の入場をした
場合には、すでに定期券の図6に示す乗降判定情報に乗
車駅の駅コ−ドが記憶されているため、ステップS4の
『当日入場済か』の判定で「YES」と判定される。
【0041】そして、CPU11は不正有と判定、エラ
ー回数等の記録を乗降判定情報として書込み(ステップ
S5)、ドアを閉じて(ステップS6)、チャイムを鳴
動し、表示部1に乗降判定情報を表示して係員の呼出し
を行なう(ステップS7)。
【0042】係員は定期券の印字を見て、すでに入場済
の券を再度投入した事を目視で判定でき、旅客にも印字
を示してその旨を正すと共に適切な案内を行なうことが
可能となる。
【0043】一方、ステップS4の判定で「NO」と判
定された場合には、書込ヘッド14により乗降判定情報
を入場時の情報として定期券の磁気情報トラックD,E
に書き込む処理を行う(ステップS8)。
【0044】そして、定期券の裏面の感熱破壊印刷層3
5に印刷されている日付が満杯であるかを判定する(ス
テップS9)。これは乗降判定情報として記憶されてい
る印字位置を判定することにより行われる。
【0045】このステップS9において「NO」、つま
り満杯ではないと判定された場合には、入場日付の印字
が印刷部Dにて行なわれる(ステップS10)。その
後、ドアを開いて入場を行わせ(ステップS11)、定
期券を取出口12へ送出し、顧客を入場させる制御を行
う。
【0046】次に自改の出場時の処理について図8のフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。まず、投入口11か
ら定期券を投入すると、読取ヘッド13にて定期券情報
と乗降判定情報は同時に読取られCPU11に送られる
(ステップS21)。
【0047】CPU11はまず定期券が使用可能かを乗
車区間、有効日等のチェックを行なうことにより判定す
る(ステップS22)。このステップS22の判定で
「NO」と判定された場合には、定期券を取出口12へ
送出し、チャイムを鳴動させ、投入された定期券は使用
できない旨の表示を表示部に表示する処理を行う。こ
の際に、ゲ−トのドアは開放されない(ステップS2
3)。
【0048】次に、ステップS22において「YES」
と判定された場合には、読み込んだ乗降判定情報から、
「当日出場済か」どうかを判定する(ステップS2
4)。ここで、図10(B)に示すように「02」に重
ねて「=」を印字してあるように、一度出場済である場
合には、図6に示した出場の記録がされていることか
ら、出場時のたらい回しであると判定し、エラー回数等
の記録を乗降判定情報として書き込こみ(ステップS2
5)、ドアを閉じて(ステップS26)、チャイムを鳴
動し、表示部1に乗降判定情報を表示して係員の呼出し
を行なう(ステップS27)。
【0049】ところで、ステップS24において「N
O」と判定された場合には、乗降判定情報より当日入場
済かどうかを判定する(ステップS28)。このステッ
プS28において「NO」と判定された場合、つまり、
図10(C)に示すように入場日が定期券の裏面の印刷
層35に印字されていない場合には、図6に示した入場
日の記録が当日でないことから、入場券又は乗車券で入
場、定期券で出場する不正使用があったと判定し、前述
したステップS25以降の処理に進んで、エラ−処理が
なされる。
【0050】ところで、ステップS28において「YE
S」と判定された場合には、乗降判定情報より同一駅の
入出場であるかを判定する(ステップS29)。そし
て、ステップS29で「YES」と判定、つまり同一駅
の入出場であると判定されると、乗降判定情報に記憶さ
れている乗車時刻と降車時刻から、乗車してから所定時
間経過しているかを判定する(ステップS30)。
【0051】このステップS30の判定で「YES」と
判定された場合、2枚の定期を使用して中抜き乗車をし
たと判定される。つまり、図10(D)に示すように、
「2日」に乗車駅で一枚目の定期で入場し、降車駅で別
の定期で降車し、再度降車駅から別の定期で乗車した後
に、乗車駅で一枚目の定期で降車しようとすると、一枚
目の定期券の裏面の印刷層35には図10(D)に示す
ように「02」と印字され、正当に入場したように見ら
れるが、入出場が同じ定期券で、かつ入場してから所定
時間を経過しているので、「YES」と判定されて前述
したステップS25以降の処理に進む。
【0052】つまり、前述したようにエラー回数の書込
みを行った後、チャイムを鳴動、係員の呼出しを行な
う。係員は図10(D)に示す各不正における印字状況
を目視、確認し、旅客にも印字状態を示し、図6に示す
各々の内容に基づいて利用客に券を示し不正を正すと共
に適切な案内を行なう事が可能となる。
【0053】ところで、定期券を入場券代わりに使用し
た場合には、ステップS29で「YES」と判定された
場合でも、ステップS30の判定で「NO」と判定され
るため、ステップS31以降の正当時の処理に進む。
【0054】一方、ステップS29の判定で「NO」と
判定された場合には、正しく使われていることになり、
書込ヘッド14により乗降判定情報を出場時の情報とし
て定期券の磁気情報トラックD,Eに書き込む処理を行
う(ステップS31)。
【0055】そして、定期券の裏面の感熱破壊印刷層3
5に印刷されている日付が満杯であるかを判定する(ス
テップS32)。これは乗降判定情報として記憶されて
いる印字位置を判定することにより行われる。
【0056】このステップS32において「NO」、つ
まり満杯ではないと判定された場合には、出場済の印字
(『=』)を日付の上に印字する処理が印刷部Dにて行
なわれる(ステップS33)。
【0057】その後、ドアを開いて出場を行わせ(ステ
ップS34)、定期券を取出口12へ送出し、顧客を出
場させる制御を行う(ステップS35)。上記実施例で
は、エラー時には乗降判定情報の内容を自改の上方、取
出口後方に設けた案内用プラズマ表示部1へ図11に示
す様に表示するようにしたので、さらに詳細な状況を係
員,旅客が相互に確認することができる。
【0058】以上のように、入場日の印刷を出場時に消
し込む形で重ねて印刷することによりほぼ定期券の有効
期間内の全入出場をチェックすることができる。ただ
し、乗降数が多くなると、6ヶ月定期等は途中で印字す
るエリアが無くなってしまう事も考えられる。
【0059】この場合は図7及び図8のフローチャート
に示す様に印字満杯か否かを乗降判定情報の入場日印字
位置情報より判定/検出しており、満杯以降は印字を止
め、磁気情報としての乗降判定情報による判定処理を継
続して実施するようにしている。
【0060】なお、上記した第1実施例では、不正な入
退場が1回あるとすぐに、エラ−処理を行うようにした
が、図7、図8に代えて図12、図13のフローチャー
トに示す処理を採用し、エラ−回数が特定回数になった
場合に、ステップS6及びS7あるいはステップS26
及びS27のエラ−処理を行うようにしても良い。
【0061】図12、図13のフローチャートに示す処
理を第2実施例として以下に説明する。第2実施例で
は、CPU21を主体にして構成される機能手段とし
て、第1実施例における不正入場時の禁止手段[7]お
よび不正出場時の禁止手段[9]に代えて、次の[12]
および[13]が採用される。
【0062】[12]不正入場判定手段[6]により判定
された不正入場回数が所定回数になると入場を禁止する
禁止手段(後述のステップS5、S13、S6の処理に
対応する)。
【0063】[13]不正出場判定手段[8]により判定
された不正出場回数が所定回数になると出場を禁止する
禁止手段(後述のステップS25、S36、S26の処
理に対応する)。
【0064】図12において、図7と同一ステップには
同一番号を付している。つまりステップS5とステッ
プS6との間にエラ−回数が特定回数かを判定する判定
ステップS13を設けるようにしている。このステップ
S13では、エラ−回数が特定回数になると、ステップ
S6以降のエラ−処理を行い、エラ−回数が特定回数に
なるまではステップS8に進むようにしてエラ−処理を
回避するようにしている。
【0065】また、図13において、図8と同一ステッ
プには同一番号を付している。つまり、ステップS25
とステップS26との間にエラ−回数が特定回数かを判
定する判定ステップS36を設けるようにしている。こ
のステップS36では、エラ−回数が特定回数になる
と、ステップS26以降のエラ−処理を行い、エラ−回
数が特定回数になるまではステップS31に進むように
してエラ−処理を回避するようにしている。
【0066】この場合でも、印刷履歴を見ることによ
り、どの不正をしているかを判定することができる。例
えば、図14(A)に示すような印字例は出場ナシで入
場のみ3回行われたことになりたらい回しをしているこ
とが解る。
【0067】図14(B)は入場ナシの出場がくり返さ
れており他人が使用して続けて出場していることが解
る。図14(C)は降時の入場日が無い事から他の乗車
券と組合せて乗車してきたことが解る。
【0068】図14(D)は定期でありながら毎日片道
乗車の形となっており、同一駅で乗下車している。すな
わち、定期2枚組合せが解る。いずれも通常の定期券の
利用方法としてあり得ない行動が記録として残っており
係員は記録内容と先に述べた表示部1の詳細表示内容よ
り適正な判断を行なうことができる。又、不正客自身も
不正毎にこの様な印刷記録が残るのを目視,自覚すると
共に定期的に係員に質問をかけられる事になり不正がで
きなくなるという心理効果は絶大なものがある。
【0069】なお、第1実施例および第2実施例のそれ
ぞれ変形例について、図15により説明する。第1およ
び第2実施例においてCPU21を主体にして構成され
る第2の印字手段[11]についての変形例であり、不正
出場判定手段[8]により不正出場と判定されたとき、
第2の印字手段[11]による出場マークの印字を正当時
と異なるパターンで印字すようにしている。
【0070】すなわち、不正入場時は数字『16』の上
方部に出場マーク『−』を印字し、不正出場時は出場マ
ーク『×』を印字している。この様にすることにより不
正時に係員は裏面印字の中から容易に不正の履歴を読取
ることができると共に、不正客に対しても「不正をして
ますよ」という強い心理的圧力をかける事ができ、一段
と不正防止に対する効果が期待できる。
【0071】以上のように、従来は「磁気情報の記録処
理判定による不正のチェック,入出場の禁止」という手
段にて行なっていた為、磁気データ上は明らかに不正で
あっても、駅係員によって不正客への対応に難点があ
り、又、不正客も自改に投入した定期券にその様なチェ
ックが行われているとは解らない為、いざ不正だと言わ
れてもシラを切り通したり、反感を抱き係員とのトラブ
ルにつながる事が想定され、各種の不正チェックを実施
する事は困難だと言われていた。
【0072】本実施例では、利用客が自改を通過する毎
にその記録が目視できる状態で記録、残される為、利用
客も明らかに先に示した様な不正をチェックする為、記
録を取られている事が理解できる事になる。
【0073】又、係員も不正客に対して先に示した表示
部1の詳細情報と券面に残された記録を見て、不正が明
らかに行われた旨を強く不正客に対し説得、適切な案内
を行なうことができる。
【0074】この様に「入出場時の記録が取られ、目視
できる形で残り、不正をしてもすぐ判明しますよ」と言
うPRは、不正の使用者に対する心理的牽制効果は「磁
気情報のみで行なってます」と言う場合に比べて効果は
大幅に向上する事になり、又、係員と不正客とのトラブ
ルも防ぐことができる。
【0075】また、現状の定期券や自改装置を大幅に変
える事なく、現状の要素技術の範囲で達成できる利点が
あり、リサイクル印刷技術等による将来技術を待つ事な
く即実施可能でかつ、大きな効果を得ることができる。
なお、上記実施例では印刷を発熱破壊印刷方式で説明し
たが、ロイコ層を設けた感熱直接方式等の印刷方法で行
っても良い。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明の
自動改札装置は、入場時に定期券の裏面に入場時の日付
情報を印字するとともに、出場時に入場時に印字した日
付情報に重ねて出場マークを印字するシステムにおい
て、定期券に記憶されている乗 車区間、有効日、入場日
印字位置情報からなる磁気情報を読取り、この読取った
乗車区間、有効日から定期券の有効性を判定し、定期券
が有効であると判定されれば、上記読取った入場日印字
位置情報から印字位置が満杯であるか否かを判断し、入
場日印字位置が満杯でないと判断された場合は上記読取
った入場日印字位置情報に基づいて入場日を印字し、入
場日印字位置情報が満杯であると判断された場合は入場
日の印字を中止する構成としたので、入場状況と出場状
況との関係を一目瞭然で判別することが可能でありこれ
により不正防止を図ることができ、かつ、印字領域が満
杯になったとしても有効な定期券については再発行を不
要とし定期券の発行枚数を抑えることができる。
【0077】請求項2の発明の自動改札装置は、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場
情報を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するシステムにおいて、定期
券に記憶されている乗車区間、有効日、出場情報および
入場日印字位置情報からなる磁気情報を読取り、この読
取った乗車区間、有効日から定期券の有効性を判定し、
定期券が有効であると判定されれば、定期券に入場情報
を磁気記録するとともに、上記読取った入場日印字位置
情報から印字位置が満杯であるか否かを判断し、入場日
印字位置が満杯でないと判断された場合は上記読取った
入場日印字位置情報に基づいて入場日を印字し、入場日
印字位置情報が満杯であると判断された場合は入場日の
印字を中止し、また上記読取った出場情報に基づいて不
正入場か否かを判定し、不正入場回数が所定回数になる
と入場を禁止する構成としたので、入場状況と出場状況
との関係を一目瞭然で判別することが可能でありこれに
より不正防止を図ることができ、かつ、印字領域が満杯
になったとしても有効な定期券については再発行を不要
とし定期券の発行枚数を抑えることができるとともに、
不正入場の常習犯に対しては入場を禁止するという厳し
い処置を取ることができる。
【0078】請求項3の発明の自動改札装置は、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字し、出場時に定期券に出場
情報 を磁気記録するとともに入場時に印字した日付情報
に重ねて出場マークを印字するシステムにおいて、定期
券に記憶されている乗車区間、有効日および入場情報か
らなる磁気情報を読取り、この読取った乗車区間、有効
日から定期券の有効性を判定し、同読取った入場情報に
基づいて不正出場か否かを判定し、ここで定期券が有効
でかつ不正出場でないと判定されれば、定期券に出場情
報を磁気記録するとともに、定期券の裏面に印字された
日付情報に重ねて出場マークを印字し、不正出場と判定
された場合は出場マークの印字を正当時の印字と異なら
せて印字する構成としたので、入場状況と出場状況との
関係を一目瞭然で判別することが可能でありこれにより
不正防止を図ることができるとともに、さらに、利用者
及び係員等に定期券を見るだけで不正出場であることを
容易に認識させることができる。
【0079】請求項4の発明の自動改札装置は、入場時
に定期券に入場情報を磁気記録するとともに定期券の裏
面に入場時の日付情報を印字するシステムにおいて、定
期券に記憶されている磁気情報を読取り、この読取った
磁気情報から定期券の有効性を判定し、出場時に定期券
が有効と判定されれば、定期券に出場情報を磁気記録
し、また、出場時は、定期券の裏面において上記日付情
報が印字されるべき位置に対し、出場済みの印を印字す
るとともに、上記読取った磁気情報に基づいて不正出場
か否かを判定し、不正出場が判定されてその回数が所定
回数になると出場を禁止する構成としたので、入場状況
と出場状況との関係を一目瞭然で判別することが可能で
ありこれにより不正防止を図ることができるとともに不
正出場の常習犯に対しては入場を禁止するという厳しい
処置を取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2実施例に係わる自動改札
装置の制御ブロック図。
【図2】本発明の第1及び第2実施例に係わる自動改札
装置の断面図。
【図3】本発明の第1及び第2実施例に係わる定期券の
表面及び裏面を示す図。
【図4】本発明の第1及び第2実施例に係わる定期券の
断面図。
【図5】本発明の第1及び第2実施例に係わる定期券に
埋設されている磁気記録層を示す図。
【図6】図5の磁気記録層の記憶内容を示す図。
【図7】本発明の第1実施例に係わる入場時の定期券投
入時の自動改札装置の処理内容を示すフロ−チャ−ト。
【図8】本発明の第1実施例に係わる出場時の定期券投
入時の自動改札装置の処理内容を示すフロ−チャ−ト。
【図9】定期券裏面の印刷状態を示す図。
【図10】自動改札装置の出場時に定期券の裏面に印字
される印字状態を示す図。
【図11】自動改札装置の出場時に表示部に表示される
表示状態を示す図。
【図12】本発明の第2実施例に係わる入場時の定期券
投入時の自動改札装置の処理内容を示すフロ−チャ−
ト。
【図13】本発明の第2実施例に係わる出場時の定期券
投入時の自動改札装置の処理内容を示すフロ−チャ−
ト。
【図14】定期券の裏面への印字状態を示す図。
【図15】定期券の裏面への印字状態を示す図。
【符号の説明】
1…案内用プラズマ表示部、11…投入口、12…取出
口、13…読取ヘッド、14…書込ヘッド、15…読取
ヘッド、16…サ−マルヘッド、21…CPU、22…
カレンダ−部、23…人間検知部、24…搬送制御部、
25…磁気処理部、26…印刷処理部、27…表示制御
部、31…基材、32…印刷層、33…保護層、34…
磁気層、35…感熱破壊印刷層。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入場時に定期券の裏面に入場時の日付情
    報を印字するとともに、出場時に入場時に印字した日付
    情報に重ねて出場マークを印字するようにしたシステム
    に使用されるものであって、 定期券に記憶されている乗車区間、有効日、入場日印字
    位置情報からなる磁気情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた乗車区間、有効日から定
    期券の有効性を判定する有効性判定手段と、 この有効性判定手段により定期券が有効であると判定さ
    れたとき、前記読取手段により読取られた入場日印字位
    置情報から印字位置が満杯であるか否かを判断する判断
    手段と、 この判断手段により入場日印字位置が満杯でないと判断
    されたとき前記読取手段により読取られた入場日印字位
    置情報に基づいて入場日を印字する第1の印字手段と、 前記判断手段により入場日印字位置情報が満杯であると
    判断されたとき前記第1の印字手段による入場日の印字
    を中止する手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  2. 【請求項2】 入場時に定期券に入場情報を磁気記録す
    るとともに定期券の裏面に入場時の日付情報を印字し、
    出場時に定期券に出場情報を磁気記録するとともに入場
    時に印字した日付情報に重ねて出場マークを印字するよ
    うにしたシステムに使用されるものであって、 定期券に記憶されている乗車区間、有効日、出場情報お
    よび入場日印字位置情報からなる磁気情報を読取る読取
    手段と、 この読取手段により読取られた乗車区間、有効日から定
    期券の有効性を判定する有効性判定手段と、 この有効性判定手段により定期券が有効であると判定さ
    れたとき、定期券に入場情報を磁気記録する書込手段
    と、 前記有効性判定手段により定期券が有効であると判定さ
    れたとき、前記読取手段により読取られた入場日印字位
    置情報から印字位置が満杯であるか否かを判断する判断
    手段と、 この判断手段により入場日印字位置が満杯でないと判断
    されたとき前記読取手段により読取られた入場日印字位
    置情報に基づいて入場日を印字する第1の印字手段と、 前記判断手段により入場日印字位置情報が満杯であると
    判断されたとき前記第1の印字手段による入場日の印字
    を中止する手段と、 前記読取手段により読取られた出場情報に基づいて不正
    入場か否かを判定する不正入場判定手段と、 この不正入場判定手段により判定された不正入場回数が
    所定回数になると入場を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
  3. 【請求項3】 入場時に定期券に入場情報を磁気記録す
    るとともに定期券の裏面に入場時の日付情報を印字し、
    出場時に定期券に出場情報を磁気記録するとともに入場
    時に印字した日付情報に重ねて出場マークを印字するよ
    うにしたシステムに使用されるものであって、 定期券に記憶されている乗車区間、有効日および入場情
    報からなる磁気情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた乗車区間、有効日から定
    期券の有効性を判定する有効性判定手段と、 前記読取手段により読取られた入場情報に基づいて不正
    出場か否かを判定する不正出場判定手段と、 これら有効性判定手段および不正出場判定手段により定
    期券が有効でかつ不正出場でないと判定されたとき、定
    期券に出場情報を磁気記録する書込手段と、 前記有効性判定手段および不正出場判定手段により定期
    券が有効でかつ不正出場でないと判定されたとき、定期
    券の裏面に印字された日付情報に重ねて出場マークを印
    字する第2の印字手段とを具備し、 前記不正出場判定手段により不正出場と判定されたとき
    前記第2の印字手段による印字を正当時の印字と異なら
    せて印字させるようにしたことを特徴とする自動改札装
    置。
  4. 【請求項4】 入場時に定期券に入場情報を磁気記録す
    るとともに定期券の裏面に入場時の日付情報を印字する
    ようにしたシステムに使用されるものであって、 定期券に記憶されている磁気情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた磁気情報から定期券の有
    効性を判定する有効性判定手段と、 出場時、前記有効性判定手段により定期券が有効と判定
    されたとき、定期券に出場情報を磁気記録する書込手段
    と、 出場時、前記定期券の裏面において前記日付情報が印字
    されるべき位置に対し、出場済みの印を印字する印字手
    段と、 出場時、前記読取手段により読取られた磁気情報に基づ
    いて不正出場か否かを判定する不正出場判定手段と、 この不正出場判定手段により判定された不正出場回数が
    所定回数になると出場を禁止する禁止手段と、 を具備したことを特徴とする自動改札装置。
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JPS63303493A (ja) * 1987-06-02 1988-12-12 日本電気株式会社 自動改札装置
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