JP2013181820A - 睡眠制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することが可能な睡眠制御装置を提供すること。
【解決手段】新幹線等の移動体に搭載する睡眠制御装置であって、目的地情報を設定する目的地設定部と、移動体が目的地に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させる制御を行う制御ユニットとを備え、目的地への到着予定時刻より早い時刻に目的地に到着する場合でも接近条件を満たしていれば使用者を覚醒させ、移動体が到着予定時刻より遅い時刻に目的地に到着する場合でも、接近条件を満たさなければ使用者の睡眠深度を浅くしないようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動体に搭乗する使用者の睡眠深度を制御する睡眠制御装置に関する。
従来から、覚醒度が低下した場合に自然な睡眠リズムを使用した睡眠へと使用者を誘導して、使用者の疲労回復等を行う睡眠制御装置が知られている。特許文献1には、使用者が深い眠りに陥らないように浅い眠りを維持させ、眠気度に応じて睡眠制御の睡眠維持時間を設定し、設定された時間が経過した後に使用者を覚醒させることにより、使用者の眠気度に応じた適切な睡眠をサポートする睡眠制御装置が開示されている。
特開2009−213707号公報
ところで、上記のような睡眠制御装置を例えば電車や飛行機等の交通機関で使用した場合であって、電車や飛行機の中での仮眠時に使用することを想定すると、睡眠可能な時間は電車や飛行機の到着予定時刻に依存することになる。しかし、到着予定時刻に依存する場合、例えば車両トラブルや天候の悪化等により到着予定時刻より遅れて目的地に到着するようなときには到着前に使用者が起こされてしまうこととなる。また、到着予定時刻より早い時刻に目的地に到着する場合には、目的地に到着しても使用者が起こされないことがあり寝過ごしてしまうこととなる。このように、従来の睡眠制御装置では、特に到着予定時刻と実際の到着時刻との間に差異がある場合に、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用できないという課題がある。
そこで、本発明は、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することが可能な睡眠制御装置を提供することを課題とする。
本発明に係る睡眠制御装置は、移動体に搭載される睡眠制御装置であって、目的地情報を設定する目的地設定手段と、移動体が目的地に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させる制御を行う制御手段と、を備える。
本発明によれば、移動体が目的地に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させる制御が行われる。従って、移動体が目的地に近づくと覚醒制御がなされるため、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することができる。よって、例えば到着予定時刻より早い時刻に目的地に到着する場合でも、接近条件を満たしていれば使用者を覚醒させるため、移動体の使用者が寝過ごす事態を回避できる。また、例えば移動体が到着予定時刻より遅い時刻に目的地に到着する場合でも、接近条件を満たさなければ使用者の睡眠深度を浅くしないようにすることが可能となるため、到着前に使用者が起こされる事態を回避できる。このように、目的地に対する接近条件に応じて睡眠制御がなされるため、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することができる。
また、本発明に係る睡眠制御装置において、現在地を検出する現在地検出手段を備え、制御手段は、現在地検出手段により検出された現在地から目的地までの距離が基準値以下となった場合に使用者を覚醒させる制御を行うことが好ましい。この発明によれば、目的地までの距離が基準値以下となった場合に使用者が覚醒される。従って、現在地に基づいて位置判定を行うため、目的地への接近条件を高精度に判定でき、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として更に有効活用することができる。
また、本発明に係る睡眠制御装置において、目的地情報を記憶する記憶媒体と、移動体の座席に設けられ、記憶媒体に記憶された目的地情報を読み取る目的地情報読取手段とを備え、目的地設定手段は、目的地情報読取手段により読み取られた目的地情報を設定することが好ましい。この発明によれば、睡眠制御装置の使用者は、チケット等の記憶媒体の記憶内容を座席に設けられた目的地情報読取手段に読み取らせるだけで睡眠制御装置を使用することが可能となる。従って、目的地設定が簡単に行えるため、睡眠制御装置の利便性が向上する。
また、本発明に係る睡眠制御装置において、移動体の座席ごとの目的地情報を送信する送信手段と、移動体に設けられ、送信手段により送信された目的地情報を受信する受信手段とを備え、目的地設定手段は、受信手段により受信された座席ごとの目的地情報を設定するようにしてもよい。この発明によれば、例えば睡眠制御装置の使用者がチケットを購入した時点で送信手段により目的地情報が送信され、受信手段が当該目的地情報を受信して目的地情報の設定がなされる。よって、チケット購入時等に睡眠制御装置の作動準備が整うため、使用者の手を煩わせることなく、睡眠制御装置の利便性が向上する。
また、本発明に係る睡眠制御装置において、睡眠制御装置が使用されていることを視認可能な表示手段を備えることが好ましい。この発明によれば、睡眠制御装置を使用していることを第三者が視認できるようになる。従って、使用者の睡眠が妨害される事態を防止でき、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間としてより十分に有効活用できる。
また、本発明に係る睡眠制御装置において、制御手段は、目的地以外の条件で睡眠制御装置の使用者を覚醒させる覚醒モードを有し、使用者が覚醒モードを有効にするか否かを選択可能な選択手段を備えることが好ましい。目的地以外の条件としては、例えば移動体内の販売員が近づいてきたか否かや富士山の風景が見える場所か否か等が挙げられる。よって、使用者が望むなら、目的地以外の様々な条件を設定して覚醒モードを選択でき、覚醒モードを有効にしたときには使用者は直ちに覚醒することができ、また、十分睡眠をとりたいようなときには覚醒モードを無効にして使用者を起こさないように睡眠制御することができる。従って、目的地以外の条件でも覚醒することが可能であり、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間としてより一層十分に有効活用することができる。
本発明によれば、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することができる。
本発明の第1実施形態に係る睡眠制御装置の概略構成図である。 図1の睡眠制御装置の睡眠制御処理を示すフローチャートである。 図1の睡眠制御装置の作用を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る睡眠制御装置の概略構成図である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、同一要素又は同一相当要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る睡眠制御装置1の構成を示す図である。図1に示す睡眠制御装置1は、電車やバス等の車両、あるいは飛行機や船舶を含んだ交通機関等の移動体に搭載されている。睡眠制御装置1は、これらの移動体の使用者が快適に睡眠できるように使用者の睡眠深度を制御して睡眠をサポートする装置である。睡眠制御装置1は、生理情報検出部10と、目的地情報読取部11と、現在地情報取得部13と、制御ユニット20と、刺激付与装置30とを備えて構成されている。
生理情報検出部10は、使用者の生理情報を検出する。生理情報検出部10は、制御ユニット20に接続されている。生理情報検出部10は、使用者のまばたきの回数や心拍数等といった生理情報を検出する。生理情報検出部10としては、例えばまばたきの回数を計測するための画像センサと画像処理部とからなる検出装置が挙げられる。この画像センサは、例えば使用者の顔を撮像する。画像処理部は、画像センサで撮像された複数の使用者の顔データを画像処理して一定の時間におけるまばたきの回数を計測する。
また、別の生理情報検出部10としては、例えば心拍数を計測するための心拍数計測センサがある。心拍数計測センサは、例えば座席の背もたれ部に内蔵されて使用者の心拍数を計測する。このような生理情報検出部10は、移動体が走行等を行っているときに、各種の生理情報の検出を行う。生理情報検出部10は、検出した各種の生理情報を制御ユニット20に出力する。
目的地情報読取部11は、例えば移動体の座席に設けられ、チケット、乗車券あるいは座席指定券等の記憶媒体12により記憶された目的地情報を読み取る目的地情報読取手段として機能する。目的地情報読取部11は、制御ユニット20に接続されている。目的地情報読取部11は、例えばチケット等の磁気カードの情報を読取可能なチケットリーダである。目的地情報読取部11は、記憶媒体12がかざされたときに目的地情報を読み込むようにしてもよいし、あるいは記憶媒体12が挿入されたときに目的地情報を読み込むようにしてもよい。記憶媒体12は、目的地情報を記憶する記憶手段として機能する。記憶媒体12は、例えば新幹線のチケットであり、この場合、到着駅に関する情報(目的地情報に相当)を記憶している。
現在地情報取得部13は、例えばGPS受信器であり、複数のGPS衛星からの電波を受信することにより移動体の現在地を検出する。現在地情報取得部13は、制御ユニット20に接続されている。現在地情報取得部13は、検出した現在地を現在地情報として制御ユニット20に送信する。現在地情報取得部13は、現在地を検出する現在地検出手段として機能する。
制御ユニット20は、睡眠制御装置1全体を統括制御する制御手段である。制御ユニット20は、例えばCPU(CentralProcessingUnit)と、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等のメモリ等とを含むコンピュータを主体とし、入力信号回路、出力信号回路及び電源回路を含んで構成される。制御ユニット20では、例えばROMに記憶されているアプリケーションをRAMにロードしてCPUで実行する。
制御ユニット20は、交通機関等の目的地までの距離を含む当該目的地に関する情報を検出する目的地設定部21と、使用者の睡眠深度(以下「現睡眠深度」という)を判定する睡眠深度判定部22と、後述する睡眠パターンを設定する睡眠パターン設定部23と、睡眠パターンから目標とする睡眠深度である目標睡眠深度を取得する目標睡眠深度取得部24と、目標睡眠深度と現睡眠深度とを比較する睡眠深度比較部25と、刺激を使用者に付与する付与刺激制御部26と、を備えている。
目的地設定部21は、目的地情報読取部11に読み取られた目的地情報を設定する目的地設定手段として機能する。目的地設定部21は、取得した目的地情報を睡眠パターン設定部23及び付与刺激制御部26に出力する。
睡眠深度判定部22は、使用者の現睡眠深度を判定する。睡眠深度判定部22は、例えば生理情報検出部10で検出された心拍数に基づいて、使用者の現睡眠深度を判定する。
睡眠パターン設定部23は、目的地設定部21から目的地情報を受信すると、目的地に基づいて睡眠パターンを設定する。具体的には、目的地に対して所定距離だけ手前の地点を覚醒ポイントに設定し、覚醒ポイントまでは浅い睡眠深度を維持し、覚醒ポイントで覚醒させる睡眠パターンとする。睡眠パターン設定部23によって設定された睡眠パターンは、例えば新幹線の場合、東京を出発駅、名古屋を到着駅とすると図3に示すようになり、名古屋の例えば25km手前が覚醒ポイント(三河安城)となる。この睡眠パターンでは、新幹線が覚醒ポイントを通過するまでは一定の浅い眠りとなるような睡眠深度に維持され、覚醒ポイントを通過した後は徐々に睡眠深度を浅くして目的地の名古屋では覚醒した状態にするようになっている。なお、睡眠深度は、浅い深度(レム睡眠)と深い深度(ノンレム睡眠)とがある。
目標睡眠深度取得部24は、睡眠パターン設定部23によって設定された睡眠パターンから、現在地情報取得部13が取得した現在地における目標睡眠深度を取得する。
睡眠深度比較部25は、目標睡眠深度取得部24で取得された目標睡眠深度と、現睡眠深度とを比較して、その差についての比較信号を付与刺激制御部26に出力する。
付与刺激制御部26は、睡眠深度比較部25からの比較信号に応じて、覚醒刺激、維持刺激および誘眠刺激のいずれかを使用者に付与するように刺激付与装置30を制御するために、刺激付与装置30に覚醒刺激付与信号、維持刺激付与信号または誘眠刺激付与信号を出力する。
特に、付与刺激制御部26は、移動体の現在地が目的地に対する接近条件を満たすか否か(睡眠パターンの覚醒ポイントに到達したか否か)を判定し、接近条件を満たす場合には使用者を覚醒させるべく特に強い覚醒刺激を付与する。すなわち、付与刺激制御部26は、移動体が目的地に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させる制御を行う制御手段として機能する。図3に示す例では、付与刺激制御部26は、三河安城(覚醒ポイント)に到達した時点で使用者に強い覚醒刺激を付与する。
刺激付与装置30は、使用者に対して物理的な刺激を付与する装置である。刺激付与装置30は、制御ユニット20に接続されており、付与刺激制御部26の制御によって作動する。刺激付与装置30としては、例えば音による聴覚刺激を付与するスピーカが挙げられる。スピーカは、例えば座席のヘッドレスト部等に内蔵されている。また、別の刺激付与装置30としては、例えば光による視覚刺激を付与する発光装置や、座席を起こすことによって刺激を付与する装置が挙げられる。
次に、第1実施形態に係る睡眠制御装置1の動作の例について、図2を参照しながら説明する。以下に示す一連の処理は、例えば移動体が移動しているときに実行される。まず、ステップS10(以下、「S10」という。他のステップにおいても同様とする。)にて目的地取得処理が実行される。S10では、目的地設定部21によって目的地情報が設定される。なお、この目的地情報は、目的地情報読取部11及び記憶媒体12によって取得されたものである。
S10で目的地情報が設定されると、睡眠パターン設定部23によって設定された目的地に対応する睡眠パターン設定処理が実行される(S12)。睡眠パターン設定部23で設定された睡眠パターンについての情報は、目標睡眠深度取得部24及び付与刺激制御部26に出力される。
S12で睡眠パターンが設定されると、一定時間毎に、現在地情報取得部13によって現在地検出処理が実行される(S14)。具体的には、現在地情報取得部13が例えばGPS衛星からの電波を受信して移動体の現在地を検出し、検出された現在地は現在地情報として制御ユニット20に出力される。
S14で現在地の検出が行われると、生理情報検出部10によって生理計測が行われる(S16)。そして、例えば生理情報検出部10からの心拍数等の生理情報に基づいて、使用者の現睡眠深度SLが判定される(S18)。
S18において、使用者の現睡眠深度SLが判定された後、目標睡眠深度取得部24によって目標睡眠深度取得処理が実行される(S20)。このとき、目標睡眠深度取得部24は、設定された睡眠パターンの現在地における目標睡眠深度SL1を取得する。
そして、S20の処理を終えた後には、現睡眠深度SLと目標睡眠深度SL1との比較が行われ(S22)、SL1<SLの場合、すなわち目標睡眠深度SL1が現睡眠深度SLより浅い場合、使用者がより深い眠りについているため付与刺激制御部26が刺激付与装置30を制御して使用者に覚醒刺激が付与される(S24)。このような覚醒刺激としては、発光装置によるフラッシュ光といった視覚的な刺激や、感覚閾値を超えた音圧(例えば白色雑音で60〜80dB程度)での音楽再生といった聴覚的な刺激等から適宜選択される。
また、S22における比較の結果、SL1=SLの場合には目標睡眠深度SL1と現睡眠深度SLとが一致しているため、付与刺激制御部26が刺激付与装置30を制御して使用者に維持刺激が付与される(S26)。このような維持刺激としては、微弱な光や微弱な振動の連続付与や、所定の音圧レベル(例えばピンクノイズで55dB程度)の音声を30秒周期で時間Δtだけ繰り返し再生する聴覚的な刺激等から適宜選択される。
また、S22における比較の結果、SL1>SLの場合、すなわち目標睡眠深度SL1が現睡眠深度SLより深い場合、使用者の眠りが浅いため付与刺激制御部26が刺激付与装置30を制御して使用者に誘眠刺激が付与される(S28)。このような誘眠刺激としては、睡眠に適した室温調整といった知覚的な刺激や、マッサージによる触覚的な刺激や、睡眠に適した音楽再生といった聴覚的な刺激等から適宜選択される。
以上のS24,S26またはS28の処理を終えた後には、S30に進み、付与刺激制御部26によって、現在地と睡眠パターンとに基づいて接近条件が判定される。このとき、S14にて検出された移動体の現在地が目的地への接近条件を満たすか否かが判断され、具体的には、現在地が睡眠パターンの覚醒ポイントに到達したか否かが判定される。ここで、接近条件を満たしていると判定された場合にはS32へ移行し、接近条件を満たしていないと判定された場合には再度S14以降の処理が実行される。
S32では、付与刺激制御部26によって強い覚醒刺激を付与する覚醒刺激付与処理が実行される。具体的には、付与刺激制御部26は、強い覚醒刺激を使用者に付与するように刺激付与装置30を制御して、座席を起こさせる刺激等を与えて睡眠制御装置1の使用者を覚醒させる。S32の処理が実行された後に一連の処理は終了する。
以上、第1実施形態に係る睡眠制御装置1によれば、移動体が目的地に近づくと覚醒制御がなされるため、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することができる。すなわち、例えば到着予定時刻より早い時刻に目的地に到着する場合でも、接近条件を満たしていれば使用者を覚醒させるため、移動体の使用者が寝過ごす事態を回避できる。また、例えば移動体が到着予定時刻より遅い時刻に目的地に到着する場合でも、接近条件を満たさなければ使用者の睡眠深度を浅い深度に制御することが可能となるため、到着前に使用者が起こされる事態を回避できる。このように、第1実施形態では、目的地に対する接近条件に応じて睡眠制御がなされるため、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として十分に有効活用することができる。具体的には、例えば図3に示すように睡眠制御装置1が新幹線に搭載され、睡眠制御装置1の使用者が東京から名古屋に行くような場合、制御ユニット20は、新幹線の現在地と目的地である名古屋との位置関係に基づいて使用者の睡眠深度を制御して、新幹線が名古屋に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させるように制御する。
また、第1実施形態に係る睡眠制御装置1では、現在地に基づいて位置判定を行うため、目的地への接近条件を高精度に判定でき、更に目的地に到着するまでの時間を睡眠時間として有効活用することができる。図3に示す例において、制御ユニット20は、現在地に基づいて新幹線が三河安城に到達したと判定した場合には、使用者を覚醒させるべく、付与刺激制御部26に覚醒信号を付与させ続ける。従って、使用者は、名古屋に到着する頃に確実に覚醒することができる。
さらに、第1実施形態に係る睡眠制御装置1において、睡眠制御装置の使用者は、チケット等の記憶媒体12の記憶内容を座席に設けられた目的地情報読取部11に読み取らせるだけで睡眠制御装置1を使用することが可能となる。従って、目的地設定が簡単に行えるため、睡眠制御装置の利便性が向上する。
次に、第2実施形態に係る睡眠制御装置2について図4を用いて説明する。第2実施形態の睡眠制御装置2は、目的地設定手段として受信部50および送信部51を備える点が第1実施形態の睡眠制御装置1と異なる。
受信部50は、例えば新幹線等の移動体に設けられ、目的地情報を受信する受信手段として機能する。受信部50は、送信部51と通信可能な通信機を内蔵しており、送信部51により送信された目的地情報を受信する。また、受信部50は、制御ユニット20に接続されており、送信部51から受信した目的地情報は制御ユニット20に出力され、制御ユニット20のメモリに格納される。
送信部51は、移動体の座席ごとの目的地情報を受信部50に送信する送信手段として機能する。送信部51は、例えば駅、空港、港、サービスエリアまたはバス停等のチケット売り場等、車両外に設けられる。送信部51は、使用者が駅の窓口で目的地を指定して新幹線のチケットを購入したとき等に、当該駅から新幹線等に当該目的地情報を送信する。
第2実施形態に係る睡眠制御装置2の動作については、図2に示す一連の処理と同様である。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、S10にて行われる目的地の設定が目的地情報読取部11および記憶媒体12ではなく、受信部50および送信部51によって行われる点のみである。
以上、第2実施形態に係る睡眠制御装置2によれば、第1実施形態の睡眠制御装置1と同様の効果が得られる、また、第2実施形態では、例えば睡眠制御装置2の使用者がチケットを購入した時点で送信部51により目的地情報が送信され、受信部50が当該目的地情報を受信して目的地情報の設定がなされる。よって、チケット購入時等に睡眠制御装置2の作動準備が整うため、使用者の手を煩わせることなく、睡眠制御装置2の利便性が向上する。
以上、第1及び第2実施形態は本発明に係る睡眠制御装置の実施形態を説明したものであり、本発明に係る睡眠制御装置は本実施形態に記載されたものに限定されない。本発明に係る睡眠制御装置は、各請求項に記載した要旨を変更しないように本実施形態に係る睡眠制御装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、睡眠制御装置が使用中であるか否かを示すランプ等の表示部を設けるようにしてもよい。この表示部は、睡眠制御装置が使用されていることを視認可能な表示手段として機能する。この表示部を設けることにより、例えば車内販売員、車掌、あるいはキャビンアテンダント等のサービス員は、使用者が睡眠中か否かを視覚的に把握することができる。すなわち、睡眠制御装置を使用していることを第三者が視認できるようになり、第三者は睡眠中の使用者に気を遣うようになる。このため、使用者の睡眠が妨害される事態の発生を抑制することが可能となり、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間としてより十分に有効活用することができる。
また、第1実施形態では、記憶媒体がチケット、乗車券あるいは座席指定券等に設けられる例について説明した。しかし、記憶媒体は、上記チケット等とは別の目的地情報を記憶する仮眠チケットに設けられていてもよい。この仮眠チケットは、コイン式、あるいはプリペイドカード式としてもよい。また、座席の目的地情報読取部11に仮眠チケットをタッチさせる等して読み取らせたときに、仮眠チケットの残金を表示させるようにしてもよい。さらに、仮眠チケットの料金(睡眠制御装置の使用料金)を目的地に応じて設定し、使用者が目的地を設定したときに当該料金を表示させるようにしてもよい。
また、座席に都度入金可能な支払口を設け、使用者が当該支払口に入金することにより睡眠制御装置を動作させて目的地を使用者に入力設定させるようにしてもよい。また、表示された料金を全額支払ったときに睡眠制御装置を最終目的地まで動作させてもよい。さらに、入金額に応じた時間だけ睡眠制御装置を動作させてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、目的地までの距離が基準値以下となった場合に使用者を覚醒させる例について説明した。しかし、この例に限られず、制御ユニット20は、目的地以外の条件で睡眠制御装置の使用者を覚醒させる覚醒モードを有し、使用者が覚醒モードを有効にするか否かを選択可能な選択部を備えるようにしてもよい。なお、この選択部は、選択手段として機能する。また、目的地以外の条件としては、例えば移動体内のサービス員が近づいてきたか否かや、富士山の風景が見える場所に近づいたか否か等が挙げられ、このような条件を加味した睡眠パターンを設定するようにしてもよい。
具体的には、例えばサービス員等が使用者に近づいた場合に睡眠制御装置の使用者を覚醒させるようにしてもよい。この場合、使用者は、例えば飲み物を飲みたいときには、寝ていてもサービス員が来たら起きて飲み物を購入することができる等、必要に応じて覚醒することができる。なお、上記サービス員等が何らかの発信機を携帯し、睡眠制御装置が当該発信機からの信号を受信することにより、サービス員等が近づいたことを判断するようにしてもよい。
また、例えば移動体が富士山等の絶景ポイントに近づいた場合に睡眠制御装置の使用者を覚醒させるようにしてもよい。この場合、使用者は、富士山等の絶景ポイントが近づいたときに覚醒することが可能となり、富士山等の絶景を確実に見ることができる。なお、座席等に上記富士山等のおすすめの場所を表示させるようにして、使用者が当該おすすめの場所を接近条件の対象として設定できるようにしてもよい。
さらに、例えば電車の乗り換え、または降車情報に基づいて使用者を覚醒させるようにしてもよく、この場合、使用者は、電車の乗り換え前等に心地よく目覚めることができる。
すなわち、上記のような覚醒モードと選択部とを設けた場合、使用者が望むなら、目的地以外の様々な条件を設定して覚醒モードを選択でき、覚醒モードを有効にしたときには使用者は直ちに覚醒することができ、また、十分睡眠をとりたいようなときには覚醒モードを無効にして使用者を起こさないように睡眠制御することができる。従って、目的地以外の条件でも覚醒することが可能であり、目的地に到着するまでの時間を睡眠時間としてより一層十分に有効活用することができる。
また、第1及び第2実施形態では、移動体の現在地から目的地までの距離が基準値以下となったか否かに基づいて使用者を覚醒させるか否かを判断する例について説明した。しかし、現在地情報を用いなくてもよい。例えば新幹線の「間もなくXX駅(到着駅の手前の駅)に到着します」というようなアナウンスの出力があったときに使用者を覚醒させるようにしてもよい。
また、第1実施形態では目的地情報読取部及び記憶媒体、第2実施形態では受信部及び送信部、をそれぞれ用いて目的地設定部が目的地を設定する例について説明した。しかし、目的地情報読取部、記憶媒体、受信部及び送信部の代わりに使用者が目的地を入力可能な入力部を設けてもよい。入力部としては、例えば座席に設けられるタッチパネルが挙げられる。なお、この場合、入力部に入力された目的地は目的地情報として制御ユニット20に出力され、第1及び第2実施形態同様、目的地設定部により目的地が設定される。
また、第1及び第2実施形態では、例えば図3に示すような睡眠パターンを設定し、接近条件を満たすまでの間は図2に示すS14〜S30の処理を繰り返し行って睡眠深度を一定に維持する例について説明した。しかし、必ずしも睡眠深度を一定に維持させる必要はなく、さらに睡眠パターンを設定しなくてもよい。要は、目的地に対する接近条件を満たすか否かを判断し、接近条件を満たしたときに使用者を覚醒させるようにすればよい。
1,2…睡眠制御装置、10…生理情報検出部、11…目的地情報読取部、12…記憶媒体、13…現在地情報取得部、20…制御ユニット、21…目的地設定部、22…睡眠深度判定部、23…睡眠パターン設定部、24…目標睡眠深度取得部、25…睡眠深度比較部、26…付与刺激制御部、30…刺激付与装置、50…受信部、51…送信部。

Claims (6)

  1. 移動体に搭載される睡眠制御装置であって、
    目的地情報を設定する目的地設定手段と、
    前記移動体が目的地に対する接近条件を満たした場合に使用者を覚醒させる制御を行う制御手段と、
    を備える睡眠制御装置。
  2. 現在地を検出する現在地検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記現在地検出手段により検出された現在地から前記目的地までの距離が基準値以下となった場合に使用者を覚醒させる制御を行う、
    請求項1に記載の睡眠制御装置。
  3. 目的地情報を記憶する記憶媒体と、
    移動体の座席に設けられ、前記記憶媒体に記憶された目的地情報を読み取る目的地情報読取手段とを備え、
    前記目的地設定手段は、前記目的地情報読取手段により読み取られた目的地情報を設定する、
    請求項1または2に記載の睡眠制御装置。
  4. 移動体の座席ごとの目的地情報を送信する送信手段と、
    前記移動体に設けられ、前記送信手段により送信された目的地情報を受信する受信手段とを備え、
    前記目的地設定手段は、前記受信手段により受信された座席ごとの目的地情報を設定する、
    請求項1または2に記載の睡眠制御装置。
  5. 前記睡眠制御装置が使用されていることを視認可能な表示手段を備える、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の睡眠制御装置。
  6. 前記制御手段は、目的地以外の条件で前記睡眠制御装置の使用者を覚醒させる覚醒モードを有し、
    前記使用者が前記覚醒モードを有効にするか否かを選択可能な選択手段を備える、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の睡眠制御装置。
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