JPS63171080A - 画像信号記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像信号を当該画像信号とは異なる信号形態
に変換して記録媒体に記録する画像信号記録装置に関す
る。

〔従来の技術〕

一般的な画像信号記録装置の一例であるカメラ一体型Ｖ
ＴＲでは、輝度信号ＦＭ変調・色信号低域変換による記
録方式を採用している。つまり、撮像回路からの色差信
号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙで色副搬送波ｒｓｃを直角二相変調し
て搬送色信号を形成し、これを周波数変換回路で低域周
波数帯域に落とし輝度信号のＦＭ信号と多重して磁気テ
ープに記録する。しかし、従来の信号処理では、途中で
一旦コンボジット信号を形成し、そのコンポジット信号
から輝度信号と色信号とを分離・形成するため、画質の
劣化が生じる。そこで、直角二相変調後の搬送色信号を
直接低域変換用の周波数変換回路に印加し、最後に記録
用の輝度信号との多重化を行う回路構成が提案された。

この回路構成を第２図に示す。

第２図において、直角二相変調回路１ｏは、撮像回路（
図示せず）からの２つの色差信号Ｒ−Ｙ。

Ｂ−Ｙと、色副搬送波ｒｓｃ及び９０６シフト回路１２
により色副搬送波ｆ３ｃの位相を９０″シフトした信号
とを受け、その搬送波を色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙで直角
二相変調した所謂クロマ（Ｃ）信号を出力する。加算器
１４は、撮像回路（図示せず）からのＹ信号とこのＣ信
号とを多重化してＮＴＳＣコンポジット信号を出力する
。１６がモニタ装置に接続するコンポジット出力端子で
ある。この出力端子１６は、一体化されているモニタ装
置、例えば電子ビューファインダや、外部モニタ用のＴ
Ｖ装置に接続する。

ＦＭ変調回路１８は撮像回路（図示せず）からの輝度（
Ｙ）信号をＦＭ変調する。周波数変換回路２０は、直角
二相変調回路１ｏからのＣ信号を低域周波数ｆｃに変換
する。この周波数変換回路２０には、ｆ、ｃ＋ｆｃの周
波数で発振する発振回路２２から周波数変換用の基準信
号が位相シフト回路２４を介して入力されている。位相
シフト回路２４は再生時のクロス・トークを防止するた
めに、発振回路２２からの信号に対して位相シフトの周
知処理を行う。

加算器２６は、ＦＭ変調回路１８がらのＦＭ変調された
輝度信号と、周波数変換回路２ｏがらの低域のクロマ信
号とを多重化し、記録アンプ２８がそれを増幅し、記録
ヘッド３ｏの送って磁気テープ３２に記録させる。

第３図は、直角二相変調回路４ｏに色副搬送波ｒｓｃで
はなく、低域周波数ｆｃを印加するようにして、周波数
変換回路２ｏを不要にした従来例を示す。低域周波数ｆ
、の搬送波を位相シフト回路４２で位相シフト処理した
後、直角二相変調回路４０に直接印加すると共に、９０
°シフト回路１２により位相を９０°シフトした信号を
印加する。直角二相変調回路４ｏは、この位相の９０’
異なる搬送波を色差信号Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙで直角二相変調
する。変調回路４０の出力は、第２図図示従来例の周波
数変換回路２０の出力に相当する。従って、変調回路４
０の出力と輝度信号のＦＭ信号とを多重化して、記録信
号を形成できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この第３図の構成では、直角二相変調回路４゜の出力が
既に低域に変換された状態にあるので、第２図の構成に
較べ、信号処理が簡単化されており、画質劣化が少な（
、また、回路の小型化、低コスト化に寄与する。しかし
、他方、記録時の映像をモニタに表示するためのモニタ
出力が得られないという欠点がある。

そこで、本発明は、画質劣化が少なく且つ低コストで構
成の簡略化を図りうると共に、モニタ表示用のコンポジ
ット信号を形成できる画像信号記録装置を提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係る画像信号記録装置は、輝度信号及び色差信
号を入力する入力手段と、第１の搬送波信号を発生する
第１信号発生手段と、当該入力手段から入力された色差
信号により当該筒１の搬送波信号を直角二相変調し出方
する第１変調手段と、当該入力手段から入力された輝度
信号と当該第１変調手段の出力信号とを用いて第１のコ
ンポジット信号を形成する第１コンボジフト信号形成手
段と、当該筒１の搬送波信号とは異なる周波数の第２の
搬送波信号を発生する第２信号発生手段と、当該筒１の
搬送波信号により当該筒２の搬送波信号を平衡変調し出
力する第２変調手段と、当該第１変調手段の出力信号に
より当該第２変調手段の出力信号を平衡変調し出力する
第３変調手段と、当該入力手段から入力された輝度信号
と当該第３変調手段の出力信号とを用いて第２のコンボ
ジフト信号を形成する第２コンボジツト信号形成手段と
を具備することを特徴とする。

〔作用〕

第２変調手段の出力は、第１の搬送波信号を色差信号で
直角二相変調することにより得られる第１変調手段の出
力信号と同等の前記第１の搬送波信号による処理が施さ
れているので、当該第３変調毛段は、第２変調手段の出
力を使って、第１変調手段の出力信号を平衡変調する際
に当該第１の搬送波信号による処理を相殺することがで
きる。

従って、前記第３変調手段の出力と輝度信号とから当該
第１の搬送波信号による処理の施されていないコンポシ
フト信号を形成できる。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は、本発明に係る画像信号記録装置の一実施例のブ
ロック図である。第１図において第３図と同じ回路要素
には同じ符号を付した。

第１図において、５０は、直角二相変調回路４０から出
力される低域搬送色信号ｆｃ″と輝度信号とからコンポ
ジット信号を形成する回路である。

平衡変調回路５２は、位相シフト回路４２から第１の搬
送波信号として出力される信号を、水晶発振回路５４か
ら出力される第２の搬送波信号としての周波数ｒｓｃの
搬送波で平衡変調し、周波数ｆｃ：４：ｆｓｃの信号を
出力する。ＢＰＦ５６でｆｃ＋ｆｓｃの成分のみを抽出
し、平衡変調回路５８に印加する。

平衡変調回路５８は、直角二相変調回路４０の出力［、
ｌによりＢＰＦ５６からの周波数ｆｃ＋ｒｓｃの信号を
平衡変調し、ｆｃ＋ｆｓｃ＋−ｆｃ”を出力する。ＢＰ
Ｆ６０は、これからｆＣ＋ｆＳＣ−ｆ、＋　の成分を抽
出する。ｆｃ　＋　ｆｓｃ−ｆ（、’　におけるｆｃは
、位相シフト回路４２により位相シフト処理された周波
数ｆ、の搬送波であり、他方ｆｃ＋　は、位相シフト処
理された周波数ｆ、の、直角二相変調された色信号であ
る。従って、ｆｃ＋ｆＳＣ−ｆＣ”において位相シフト
処理は相殺され、結局ＢＰＦ６０の出力から、周波数ｆ
３ｃの、直角二相変調された色信号が得られる。加算器
６２は、ＢＰＦ６０の出力と輝度信号とを加算し、出力
端子６４にコンポジフト信号を出力する。

このコンポジット信号形成回路５０は、カメラ一体型Ｖ
ＴＲ装置の内部に組み込むことも、外部にコンポジット
信号を出力するためのアダプタとしても利用できる。

〔発明の効果〕

上記説明から容易に理解出来るように、本発明によれば
、モニタ表示用のコンポジット信号を形成でき、且つ画
質劣化が少なく、簡単な構成で安価な画像信号記録装置
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第２図及
び第３図は従来例のブロック図を示す。 １０．４０−直角二相変調回路　１２−・−９０°シフ
ト回路　１４−加算器　１６−　　出力端子　１８−・
ＦＭ変調回路　２０−・周波数変換回路　２２−発。 振回路　２４．４２・・・位相シフト回路　２６−・−
加算器　２８−記録アンプ　３０−記録ヘッド　３２・
−・磁気テープ　５０−コンポジフト信号形成回路　５
２．５８−平衡変調回路　５４−・水晶発振回路　５６
，６０・・・・ＢＰＦ　　６２・−・・・加算器　６４
−出力端子 ｆＣ 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 輝度信号及び色差信号を入力する入力手段と、第１の搬
   送波信号を発生する第１信号発生手段と、当該入力手段
   から入力された色差信号により当該第１の搬送波信号を
   直角二相変調し出力する第１変調手段と、当該入力手段
   から入力された輝度信号と当該第１変調手段の出力信号
   とを用いて第１のコンポジット信号を形成する第１コン
   ポジット信号形成手段と、当該第１の搬送波信号とは異
   なる周波数の第２の搬送波信号を発生する第２信号発生
   手段と、当該第１の搬送波信号により当該第２の搬送波
   信号を平衡変調し出力する第２変調手段と、当該第１変
   調手段の出力信号により当該第２変調手段の出力信号を
   平衡変調し出力する第３変調手段と、当該入力手段から
   入力された輝度信号と当該第３変調手段の出力信号とを
   用いて第２のコンポジット信号を形成する第２コンポジ
   ット信号形成手段とを具備することを特徴とする画像信
   号記録装置。