JPS6317041Y2 - - Google Patents

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JPS6317041Y2
JPS6317041Y2 JP6909181U JP6909181U JPS6317041Y2 JP S6317041 Y2 JPS6317041 Y2 JP S6317041Y2 JP 6909181 U JP6909181 U JP 6909181U JP 6909181 U JP6909181 U JP 6909181U JP S6317041 Y2 JPS6317041 Y2 JP S6317041Y2
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JP
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record
brush
self
propelled
spindle
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JP6909181U
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JPS57180814U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、レコード盤上を周方向に自走旋回
しながらレコード盤に付着の塵埃を収集する自走
式レコードクリーナの改良に関するもので、レコ
ード盤に帯電した静電気の除電をも可能にするこ
とを目的とするものである。
従来、自走式レコードクリーナは、停止状態に
あるターンテーブル上に載置したレコード盤の中
央孔より突出するスピンドルに枢着されて、この
スピンドルを中心にレコード盤上を周方向に自走
旋回しながらロールブラシでレコード盤に付着の
塵埃を収集している。しかし、このさい、ロール
ブラシとの摩擦でレコード盤面に静電気が帯電し
て周囲の塵埃を吸着したり、また静電気の作用で
レコード盤面に強く吸着している塵埃が除去しに
くいなどの問題があつた。
この考案は、かかる事実に着目して、レコード
盤に付着の塵埃の収集と同時に、レコード盤に帯
電した静電気の除電をも可能にすることにより、
塵埃の除去清掃を全うすることのできる自走式レ
コードクリーナを提供しようとするものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。
図面において、1はレコードプレヤーのターン
テーブル、2はターンテーブル1から、上向きに
突設したスピンドル、3はターンテーブル1上に
載置されたレコード盤で、その中央孔4から前記
スピンドル2が突出している。
5は自走式レコードクリーナで、これはレコー
ド盤3の径方向に沿う長尺の箱形状に形成された
合成樹脂製の本体ケース6の基端部に、電池(図
示せず)を電源とするモータ7、およびギヤ群に
よる減速機構8を内蔵し、かつその基端部のケー
ス底壁6aに上記スピンドル2の嵌入するスピン
ドル嵌入孔9を開口するとともに、そのスピンド
ル嵌入孔9よりもケース先端側に駆動輪11をケ
ース底壁6aより僅かに下方に突出させて配置す
る。また、本体ケース6の基端部より先端側の内
部には清掃用ロールブラシ12をケース底壁6a
より僅かに突出させて収納配置する。そして、駆
動輪11は上記減速機構8を介してモータ7で減
速回転し、清掃用ロールブラシ12は同じモータ
7で駆動輪11の回転方向と反対向きに高速回転
するようにしてある。
上記本体ケース6の先端側のケース底壁6aに
は細長いブラシ装着孔13を清掃用ブラシ12と
略平行状に並べて開口し、そのブラシ装着孔13
には、導電性材料で作られた植毛台14にカーボ
ン繊維あるいはステンレス細線などによる導電性
ブラシ毛15を植設してなる集電ブラシ16の植
毛台14部分が着脱自在に嵌め込まれている。こ
のさい集電ブラシ16の嵌込み状態が確実に保持
されるようにブラシ装着孔13側に小さい突起1
0を設け、集電ブラシ16の植毛台14の両端に
その突起10と係脱自在な凹部10aを設けてあ
る。その集電ブラシ16はケース底壁6aよりブ
ラシ毛15の先を清掃用ロールブラシ12の先と
略面一状になるよう突出させておく。
また本体ケース6の基端部の上面には導電性材
料からなる押釦形状の導電ピース17がスピンド
ル嵌入孔9の上方に対応させて露出状に嵌着固定
してある。この導電ピース17には本体ケース6
内に収納されるばね線材などによる導電部材18
の一端18aが巻付けられるとともに、その導電
部材18の円弧状に屈曲した他端18bがブラシ
装着孔13の上方にまで延在されて集電ブラシ1
6の植毛台14の上面に押圧接触され、導電ピー
ス17と集電ブラシ16とが導電部材18を介し
て電気的に接続されている。
このように構成された自走式レコードクリーナ
5は、スピンドル嵌入孔9をスピンドル2に嵌入
してレコード盤3上に載置され、本体ケース6上
の図外の電源スイツチを入れると駆動輪11およ
び清掃用ロールブラシ12がレコード盤3上に対
し摺接回転する。その駆動輪11の摺接回転によ
りレコードクリーナ5はスピンドル2を中心にし
てレコード盤3上を旋回しながら清掃用ロールブ
ラシ12でレコード盤3上の塵埃を収集する。ま
たこのとき導電ピース17に指を当てておけば、
レコード盤3に帯電している静電気は集電ブラシ
16より導電部材18および導電ピース17に指
を当てた人体を経て放電もしくは中和される。
このさい、第3図に示すように集電ブラシ16
が清掃用ロールブラシ12よりも先行するように
レコードクリーナ5を矢印A方向に旋回させた場
合は、静電気の作用でレコード盤3に吸着してい
る塵埃は先ず集電ブラシ16による放電によつて
単に付着している状態となり、清掃用ロールブラ
シ12で容易に除去清掃されるのであるが、これ
とは反対に、第4図に示すように清掃用ロールブ
ラシ12が集電ブラシ16よりも先行するように
レコードクリーナ5を矢印A方向に旋回させる
と、レコード盤3上の塵埃、ことに綿埃は清掃用
ロールブラシ12により先ず除去されるので集電
ブラシ16の先に付着することがなく、従つて集
電ブラシ16による放電効果をあげることができ
るし、また清掃用ロールブラシ12との摩擦によ
つてレコード盤3に発生した静電気は集電ブラシ
16で放電することができ、さらに静電気で吸着
している塵埃も集電ブラシ16の放電により単に
付着している状態となり再度旋回する清掃用ロー
ルブラシ12で容易に除去されるのであり、従つ
て、第3図に示す前者よりも第4図に示す後者の
方が実用性に優れると言える。
また、導電ピース17は、レコードクリーナ5
の旋回中心位置であるスピンドル嵌入孔9の上方
に設けられているので、放電にさいしその導電ピ
ース17に指を当ててもレコードクリーナ5の自
走旋回に支障を来たすようなことはなく、また旋
回時も指当て操作を安全かつ容易に行なうことが
できる。
集電ブラシ16のレコード盤3との摺擦により
摩耗した場合は、これをブラシ装着孔13より抜
き出して新規な集電ブラシ16と取り替えるか、
あるいは植毛台14両端の係脱凹部10aを複数
段設け、摩耗量により、本体ケース側突起10と
の係合位置を調整してやればよい。なお、このよ
うな凹部10aと突起10とは、植毛台14と本
体ケース6とに逆位置に配設することも可能であ
り、さらに凹部突起10a・10との係脱構造に
限らず周知の係脱構造を採り得る。
第5図は上記導電ピース17をレコードクリー
ナ5の電源スイツチの押釦に兼用した変形実施例
を示すもので、押釦形状に形成した導電ピース1
7を、本体ケース6の上面でスピンドル嵌入孔9
の上方と対応する箇所に開口した孔19に出没自
在に装入し、他方、本体ケース6に内蔵したモー
タ7の回路に介入した上下1対の板ばね材による
スイツチ板20・21のうち上側のスイツチ板2
0を前記導電ピース17に一体に設けた押圧突子
17aの下方に配置させるとともに、集電ブラシ
16に一端18bを接触させて本体ケース6内に
固定された導電部材18の他端18aを、前記導
電ピース17に一体に設けた接触片17bに接触
させたものである。
したがつて、この実施例によれば、レコード盤
3の清掃にさいし導電ピース17を指で押え、こ
れを持続することにより、上側のスイツチ板20
の下側のスイツチ板21に接触し続けることがで
きてレコードクリーナ5を旋回させてレコード盤
3の塵埃を収集することができるし、またレコー
ド盤3に帯電している静電気は集電ブラシ16よ
り導電部材18および導電ピース17を押えてい
る人体を経て放電させることができる。導電ピー
ス17より指を離すと、上側のスイツチ板20は
ばね作用で導電ピース17を押し上げるとともに
下側スイツチ板21から離反するため、レコード
クリーナ5の旋回は停止する。この旋回停止と同
時に、導電ピース17を押えていた手でレコード
クリーナ5を持ちスピンドル2より取り外すこと
ができ、レコードクリーナ5の旋回停止、取り外
しの一連操作を容易に行なうことができる。
以上説明したように、この考案の自走式レコー
ドクリーナによれば、レコード盤3に付着の塵埃
を収集すると同時に、レコード盤3に帯電した静
電気を除電することができるので、塵埃の除去清
掃はきわめて効果的に行なえ、とくに導電ピース
17を本体ケース6の旋回中心上に配設してある
のでレコードクリーナ5を自走旋回させながら除
電操作を簡易に行ないうるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るレコードクリーナと、
これに装着される集電ブラシとを示す斜視図、第
2図は使用状態を示す断面図である。第3図は使
用状態の一例を示す平面図、第4図はその他例を
示す平面図である。第5図は他の変形実施例を使
用状態で示す断面図である。 1……ターンテーブル、2……スピンドル、3
……レコード盤、4……中央孔、5……レコード
クリーナ、6……本体ケース、9……スピンドル
嵌入孔、12……清掃用ロールブラシ、13……
ブラシ装着孔、16……集電ブラシ、17……導
電ピース、18……導電部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 清掃用ロールブラシ12を可回転に備え、か
    つスピンドル嵌入孔9を有する本体ケース6の
    前記スピンドル嵌入孔9を、レコード盤3の中
    央孔4より突出するスピンドル2に嵌入し、該
    スピンドル2を中心にレコード盤3上を周方向
    に自走旋回しながら前記清掃用ロールブラシ1
    2でレコード盤3に付着の塵埃を収集するよう
    にした自走式レコードクリーナにおいて、前記
    本体ケース6に、レコード盤3と摺接する集電
    ブラシ16を清掃用ロールブラシ12の前記自
    走旋回方向に並べて設けるとともに、同本体ケ
    ース6の上面に導電ピース17を前記スピンド
    ル嵌入孔9の上方に対応させて露出状に設け、
    該導電ピース17を前記集電ブラシ16に電気
    的に接続させてなることを特徴とする自走式レ
    コードクリーナ。 (2) 集電ブラシ16が清掃用ロールブラシ12の
    自走旋回方向に対し先行する側に並べられた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自走式レコ
    ードクリーナ。 (3) 集電ブラシ16が清掃用ロールブラシ12の
    自走旋回方向に対し後行する側に並べられた実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の自走式レコ
    ードクリーナ。 (4) 集電ブラシ16が本体ケース6に対し着脱自
    在に装着された実用新案登録請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれかに記載の自走式レコー
    ドクリーナ。
JP6909181U 1981-05-12 1981-05-12 Expired JPS6317041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6909181U JPS6317041Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6909181U JPS6317041Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57180814U JPS57180814U (ja) 1982-11-16
JPS6317041Y2 true JPS6317041Y2 (ja) 1988-05-16

Family

ID=29864977

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JP6909181U Expired JPS6317041Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JPS57180814U (ja) 1982-11-16

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