JPS6316945Y2 - - Google Patents

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JPS6316945Y2
JPS6316945Y2 JP1985101142U JP10114285U JPS6316945Y2 JP S6316945 Y2 JPS6316945 Y2 JP S6316945Y2 JP 1985101142 U JP1985101142 U JP 1985101142U JP 10114285 U JP10114285 U JP 10114285U JP S6316945 Y2 JPS6316945 Y2 JP S6316945Y2
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cap
annular groove
valve body
circumferential surface
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K5/00Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary
    • F16K5/06Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary with plugs having spherical surfaces; Packings therefor
    • F16K5/0626Easy mounting or dismounting means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K5/00Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary
    • F16K5/06Plug valves; Taps or cocks comprising only cut-off apparatus having at least one of the sealing faces shaped as a more or less complete surface of a solid of revolution, the opening and closing movement being predominantly rotary with plugs having spherical surfaces; Packings therefor
    • F16K5/0663Packings
    • F16K5/0673Composite packings
    • F16K5/0678Composite packings in which only one of the components of the composite packing is contacting the plug

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Joints With Pressure Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフランジ付バルブに関し、さらに詳細
には、配管中に接続するためのフランジをその端
部に有するいわゆるフランジ付バルブに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、上下水、農業用水、化学薬品、食品等の
輸送配管に接続されるフランジ付バルブ、特に合
成樹脂製のゲートバルブについては、実開昭56−
127477号公報および実開昭56−144873号公報等に
開示されている。
前記実開昭56−127477号公報に開示されている
フランジ付バルブは、ボデイキヤツプの一端部外
周にフランジを一体形成しボデイキヤツプの他端
部外周には複数個の突起を設け、キヤツプナツト
の鍔部には、この突起が通過し得る切欠部を設け
ることによつて、ボデイキヤツプとキヤツプナツ
トとの係合を可能にしている。
また、前記実開昭56−144873号公報に開示され
ているフランジ付バルブは、ボデイキヤツプの一
端部外周にフランジを一体に形成し、ボデイキヤ
ツプの他端部近傍の外周に鍔状溝を設け、該環状
溝とバルブ本体側端面との間のボデイキヤツプ外
周に切欠部を設け、一方、1箇所を切断した一体
構造の割リングをその切欠部から前記環状溝に差
込んで該環状溝に装置するように構成になつてい
る。
上記の両フランジ付バルブは共に、一体に形成
されたフランジを一端部に有するボデイキヤツプ
をキヤツプナツトと係合させ、バルブ本体の端部
外周に該キヤツプナツトを螺合させたものであ
り、従来品よりもかなり改良されたものとなつて
いる。
しかし、実開昭56−12744号公報に開示された
フランジ付バルブは、ボデイキヤツプとキヤツプ
ナツトとが全面で係合しないため、両者の結合強
度が低下し、言いかえると、ボデイキヤツプのバ
ルブ本体への結合強度が小さくなり、その他突起
や切欠部の加工が困難であるという問題がある。
また実開昭56−144873号公報に開示されたフラ
ンジ付バルブはキヤツプナツトとボデイキヤツプ
との結合強度は高くなるが、割リングを環状溝に
装着させるためには、大きな割リングをたわみ変
形させなければならず、このため特殊な工具が必
要になるとともに組付け作業が面倒かつ困難にな
り、逆に解体する場合も同様な問題がある。
上記のようなフランジ付バルブの問題点を解決
するため、ボデイキヤツプ外周の環状溝に嵌着す
る割リングを、2つに分割された分割片からなる
ものとしたフランジ付バルブが実開昭58−138876
号公報に開示されている。この実開昭58−138876
号公報に開示されているフランジ付バルブは、バ
ルブ本体と、外端部外周にフランジを一体に形成
した筒状のボデイキヤツプと、キヤツプナツトと
からなり、ボデイキヤツプの外周面に設けた環状
溝に2つに分割した分割片からなる分割リングを
嵌着し、この各分割片内周面に前記環状溝に嵌合
する嵌合突部を形成しさらに各分割片の前記嵌合
突部より内側部分の外周面にキヤツプナツトの外
端部内周面に形成した鍔部の内径より大径の鍔状
突部を形成し、前記キヤツプナツトの前記鍔部を
前記分割リングの外周面の前記鍔状突部に当接さ
せて、キヤツプナツトをバルブ本体に螺合するこ
とにより、ボデイキヤツプをバルブ本体に接続さ
せるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記実開昭58−138876号公報に開示されたフラ
ンジ付バルブは、キヤツプナツトとボデイキヤツ
プとの結合強度は高くなりまた分割リングを環状
溝に装着するのにたわみ変形させるための特殊の
工具を必要としないという利点があるが、小口径
バルブのようにボデイキヤツプ本体部の長さより
キヤツプナツトの軸方向の長さが短い場合はとも
かく、大口径バルブの場合にはボデイキヤツプ本
体部の長さよりキヤツプナツトの軸方向の長さが
長くなるので、分割リングはボデイキヤツプのフ
ランジ面に平行の方向から環状溝に挿入すること
ができない。そのため分割リングは前記フランジ
面に対して斜め上方から挿入しなければならない
が、この際、分割片の内側周面に設けた嵌合突部
がボデイキヤツプ内端部側面に接融して挿入でき
ず、挿入を可能にするため、分割片をさらに急な
角度を持たせて挿入するとボデイキヤツプの環状
溝への嵌着は困難となり、強制的に挿入しようと
すれば分割片やボデイキヤツプに無理が生じ、嵌
着に時間がかかるという問題がある。
本考案は以上のような従来の技術の問題点に鑑
みなされたもので、一端部に一体形成されたフラ
ンジを有するボデイキヤツプとキヤツプナツトと
の係合、すなわちボデイキヤツプとバルブ本体と
の結合を強力にし、かつ組付け作業が容易にでき
るフランジ付バルブを提供しようとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための手段としての本
考案の構成を、その実施例に対応する第1図から
第6図を参照して説明する。
バルブ本体1はその一端部外周面にねじ部1a
を有し、またその内部にボール弁体2を収容して
おり、このバルブ本体1の一端部にユニオン4が
挿入されて流路開口端を形成し、この流路開口端
に、その内端部が当接するよう、外端部外周にフ
ランジ10が一体形成された筒状のボデイキヤツ
プ9を配置し、さらにボデイキヤツプ9の外周に
遊嵌する鍔部11aをその外端部に形成しかつこ
の鍔部11aより内側の内周面にねじ部11bを
有するキヤツプナツト11を、バルブ本体1の前
記外周ねじ部1aに前記内周面ねじ部11bを螺
合させることにより、バルブ本体1に接続する。
さらに前記ボデイキヤツプ9の内端部近傍の外周
面に環状溝9aを設け、この環状溝9aには、少
なくとも2つに分割された分割片13,13から
なる分割リング12を嵌着し、この各分割片1
3,13の内周面には前記環状溝9aに嵌合する
嵌合突部13aを形成するとともにこの嵌合突部
13aの内側周面両端部の、環状溝9aに対面す
る部分の隅部に切欠部13cを形成しさらに各分
割片13,13の、嵌合突部13aより内側部分
の外周面には前記キヤツプナツト11の鍔部11
aの内径より大径の鍔状突部13bを形成させ
る。そして前記キヤツプナツト11を前記のよう
にバルブ本体1に螺合することにより、キヤツプ
ナツト11の鍔部11aを前記割リング12の鍔
状突起13bに当接させ、前記ボデイキヤツプ9
をバルブ本体1に接続させるものである。
なお前記分割片13,13の前記嵌合突部13
aの外周面に、第5図、第6図に示すように環状
溝13dを設け、この環状溝13dにOリング1
4を嵌着して割リング12をボデイキヤツプ9の
環状溝9aに嵌着すれば、組付け時に分割片1
3,13の脱落防止が可能なものとなる。
また、バルブ本体1内に収容される弁体として
は、金属製もしくはプラスチツク製のボール弁、
ボールチエツク弁、ダイヤフラム弁等があげられ
特に好適なものとしては、それらのプラスチツク
製の弁体である。
〔作用〕
上記の構成からなる本考案においては、割リン
グ12が少なくとも2つの分割片13,13によ
り構成されていることによりボデイキヤツプ9の
環状溝9aへの装着を容易にしている。
さらに、特に大口径のバルブにおいては、構造
上の問題から、ボデイキヤツプ9の本体部の長さ
より、その外周に遊嵌されているキヤツプナツト
11の軸方向の長さの方が大きくなるため、キヤ
ツプナツト11とボデイキヤツプ9との間隙の中
に分割片13を挿入するには、分割片13は、ボ
デイキヤツプ9の内端部側面に平行な方向からは
挿入できず、この側面に対し、斜め上方から挿入
しなければならないが、分割片13の内側周面両
端部の隅部に切欠部13cが存在するため、この
両端部の隅部が、挿入時にボデイキヤツプ9の内
端部側面に接触しなくなり、その結果、分割片1
3,13同志がスムーズにボデイキヤツプ9の環
状溝9aに容易に嵌着できるようになる。
また分割片13,13に一体形成された鍔状突
部13bはボデイキヤツプ9のバルブ本体1側の
端部を押えかつキヤツプナツト11の鍔部11a
の端面と当接してバルブ本体1、キヤツプナツト
11、ボデイキヤツプ9の3者の結合を可能にす
る媒体としての作用をしている。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第4図は本考案の第1実施例を示
す。
同図に示す1フランジ付バルブは例えば硬質塩
化ビニル樹脂のような合成樹脂製のフランジ付ボ
ールバルブであつて、1はバルブ本体、2はボー
ル弁体、3はボール弁体2を開状態および閉状態
に移動操作させるハンドル、4はバルブ本体1内
に挿入されたユニオンである。ユニオン4の内方
端部には環状溝が設けられ、ボール弁体3に摺接
するシート5が装着されており、ユニオン4の外
方端部はバルブ本体1の一方の流路開口部を構成
している。6はバルブ本体1の端面とユニオンの
外端鍔部との間に設けられたシートガスケツト、
7はユニオン4の外周の環状溝に嵌着されたOリ
ングである。
バルブ本体1の他方の流路開口端側は、図示さ
れていないがユニオン4と同一構成のユニオンを
着脱自在に挿入してもよく、またバルブ本体1に
ユニオン4が一体化された構造にしてもよい。
9は筒状のボデイキヤツプであつて、バルブ本
体1の流路開口端部、すなわちユニオン4の外方
端部に、Oリング8を介して当接している。ボデ
イキヤツプ9の一端部外周には、配管、流体機器
等への接続用フランジ10が一体成形にて設けら
れ、この一体成形のため、従来のような螺合や熔
着による一体化よりも、ボデイキヤツプ9とフラ
ンジ10との間の強度は十分に高いものとなつて
いる。
ボデイキヤツプ9のフランジ10と反対側の端
部、すなわちバルブ本体1側に面する端部の近傍
の外周には環状溝9aが形成されており、この環
状溝9aには、分割リング12が嵌着されてい
る。
分割リング12は第2図に示すように、2つの
分割片13,13からなつており、この2つの分
割片13,13を突き合わせるとほぼ円形のリン
グになる。分割リング12を構成する各分割片1
3は、ボデイキヤツプ9の環状溝9aに嵌合され
る嵌合突部13aをその外端部内周面に、またこ
の嵌合突部13aより内側部分の外周面に一体成
形された鍔状突部13bを、それぞれ有してい
る。さらに第3、第4図に示すように、嵌合突部
13aの内側周面の両端部の前記環状溝9aに対
面する部分の隅部に切欠部13cが形成されてい
る。環状突部13bの内周面は、環状溝9aより
バルブ本体1の流路開口部側に位置するボデイキ
ヤツプ9の端部9bの外周面に密着するようにな
つている。嵌合部13aの外径は後記キヤツプナ
ツト11の鍔部11aの内径よりも小さいが、鍔
状突部13bの外径は、前記鍔部11aの内径よ
りも大きくかつ、キヤツプナツト11の内周ねじ
部11bの内径より小さい。この鍔状突部13b
は2つの分割片13,13を環状溝9aに嵌合さ
せたとき、全体として環状の鍔を構成するように
なつている。
11はキヤツプナツトであつて、バルブ本体1
の外周端部のねじ部1aに螺合される。キヤツプ
ナツト11の外側端部内周面には鍔部11aが一
体成形にて設けられまた内側端部側内周面にはバ
ルブ本体1の外周ねじ部1aに螺合するねじ部1
1bが形成されている。この鍔部11aの内径は
前記ボデイキヤツプ9の外径より大きく設けられ
ている。
本実施例において、キヤツプナツト11をボデ
イキヤツプ9に組付けさらにボデイキヤツプ9を
バルブ本体1に結合させるには次のようにして行
う。
まずボデイキヤツプ9の環状溝9aに各分割片
13が嵌着されていない状態でキヤツプナツト1
1をボデイキヤツプ9の外周に嵌合させ、その後
環状溝9aに2つの分割片13を嵌着させる。こ
の嵌着作業において、分割片13の内側内周面両
端部の隅部に切欠部13cを設けているので、こ
の分割片13の環状溝9aへの挿入が容易にな
る。
この点についてさらに詳細に説明すると、第7
図に示すように、小口径バルブの場合には、ボデ
イキヤツプ9本体部の長さよりキヤツプナツト1
1の軸方向の長さが短くなるため、両者の間隙中
に分割片13,13を挿入するには、フランジ1
0の面に対してほぼ平行方向から挿入することが
できるが、第8図に示すように大口径バルブの場
合はその構造上の問題から、ボデイキヤツプ9本
体部の長さよりキヤツプナツト11の軸方向の長
さが長くなるため、ボデイキヤツプ9の外端に一
体にフランジ10を設けた場合は、ボデイキヤツ
プ9の内端部側面はキヤツプナツト11の内端部
より奥深く位置することになる。したがつてキヤ
ツプナツト11とボデイキヤツプ9との間隙の中
に分割片13を挿入するには、分割片13はボデ
イキヤツプ9の内端部側面に平行な方向からは挿
入できず、この側面に対して斜め上方から挿入し
なければならないことになる。この際、分割片1
3,13の内側周面の嵌合突部13aの両端部隅
部に切欠部が設けてないと、第9図に示すよう
に、分割片13,13の該隅部がボデイキヤツプ
9の内端部側面に接触(図中斜線部)して挿入で
きず、挿入を可能にするため分割片13,13を
さらに急角度を持たせて挿入するとボデイキヤツ
プ9の環状溝9aへの嵌着が困難となり、そのた
め分割リング13,13は強制的に挿入しなけれ
ばならず、その結果、分割片13,13やボデイ
キヤツプ9に無理が生じ、嵌着に時間がかかるこ
とになる。しかし、第10図に示すように、本実
施例においては分割片13の内側周面両端部の隅
部に切欠部13cが存在するため、この両端部の
隅部が挿入時にボデイキヤツプ9の内端部側面に
接触しなくなり、その結果、分割片13,13同
志がスムーズにキヤツプナツト11とボデイキヤ
ツプ9との間隙の中に挿入され環状溝9aに容易
に嵌着できるようになる。
このように、分割片13に全く弾性変形、たわ
み変形等を与える必要がないので、何らの工具も
必要としない。
分割片13を環状溝9aに嵌着させることによ
り、キヤツプナツト11の鍔部11aはフランジ
10と分割片13との間でのみ移動および回転で
きることとなる。そしてキヤツプナツト11の鍔
部11aの端面と分割片13の鍔状突部13bの
端面とが全周にわたつて当接係合しバルブ本体1
の流路開口端面にボデイキヤツプ9の端面がOリ
ングを介して押しつけられ、バルブ本体1とボデ
イキヤツプ9とが強固に当接されることとなる。
第5図および第6図は本考案の第2実施例を示
す。この第2実施例は分割片13に変更を施した
ものである。すなわち分割片13の嵌合突部13
aの外側周面に環状溝13dを設け、この分割片
13をボデイキヤツプ9の環状溝9aに嵌着する
とき、ゴム弾性体からなるOリングや、弾性を持
つた1つ前の金属リング等のリング14をこの環
状溝13dに装着させる。分割片13をこのよう
に構成することにより、ボデイキヤツプ9の環状
溝9aへの装着時に、分割片13の脱落を防止す
ることができる。
本考案は以上の実施例に限定されるものではな
く、例えば、分割リング12の分割片13をボデ
イキヤツプ9の環状溝9aに嵌着した状態で分割
片13とボデイキヤツプ9とを接着剤で接着する
ようにしてもよく、この場合、フランジ付バルブ
の機械的強度を一層高めることができる。
また分割片13の材質はボデイキヤツプ9やバ
ルブ本体1等と同一材質とするのが一般的である
が、機械的強度の優れた他の材質も使用できる。
また分割片13はリング12を3分割したものと
することも可能である。さらに、分割片13の断
面形状は上記の実施例の形状に限られることはな
く、分割片を突き合わせて1つのリングを形成し
たとき、ボデイキヤツプ9の環状溝9aに嵌合す
る嵌合突部13aと突部キヤツプナツト11の鍔
部11aの端面に当接する鍔状突出部13bとが
ほぼ環状に形成されるように構成されていれば他
のいかなる断面形状であつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような、構成、作用を有するも
のであるから、組付けが容易であり、他のいかな
る工具をも必要とせず、キヤツプナツトをバルブ
本体に螺着することにより、バルブ本体とボデイ
キヤツプとを簡単に接続することができ、機械的
強度が高いフランジ付バルブが得られ、またその
解体も組付けと同様に容易に行うことができる。
特に本考案においては、割リングの分割片内周
面に形成した嵌合突部内側周面両端部の隅部に切
欠部を形成しているので、ボデイキヤツプ本体部
の長さよりキヤツプナツトの軸方向の長さが長い
フランジ付バルブにおいても、この分割リングの
装着を何ら支障なく容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の、右半分を断面
で示す正面図、第2図は同上実施例の要部の分解
斜面図、第3図は同上実施例における分割リング
の側面図、第4図は同上分割リングの斜面図、第
5図は本考案の第2実施例の要部を示す縦断正面
図、第6図は同上実施例における分割リングの分
解斜面図、第7図は、小口径バルブにおけるフラ
ンジ付ボデイキヤツプ、キヤツプナツト及び装着
途中の分割片の位置関係を示す一部切断正面図、
第8図は大口径バルブにおける組立て時のボデイ
キヤツプ、キヤツプナツト、分割片の位置関係を
示す第7図と同様の正面図、第9図はボデイキヤ
ツプ本体部と装着途中の従来の分割片との位置関
係を示す部分平面図、第10図はボデイキヤツプ
本体と装着途中の本考案の分割片との位置関係を
示す第9図と同様の部分平面図である。 1……バルブ本体、2……ボール弁体、4……
ユニオン、7,8,14……Oリング、9……ボ
デイキヤツプ、9a……環状溝、10……フラン
ジ、11……キヤツプナツト、12……分割リン
グ、13……分割片、13a……嵌合突部、13
b……鍔状突部、13c……切欠部、13d……
環状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一端部外周面にねじ部を有し内部に弁体を収
    容するバルブ本体と、該バルブ本体の流路開口
    端にその内端部が当接し外端部外周にフランジ
    を一体に形成した筒状のボデイキヤツプと、該
    ボデイキヤツプの外周に遊嵌する鍔部をその外
    端部内周面に形成しかつ前記鍔部より内側の内
    周面にねじ部を有するキヤツプナツトとを具備
    し、前記ボデイキヤツプの内端部近傍の外周面
    に環状溝を設け、該環状溝には少なくとも2つ
    に分割された分割片からなる分割リングを嵌着
    し、該各分割片内周面には前記環状溝に嵌合す
    る嵌合突部を形成し、さらに該各分割片の前記
    嵌合突部より内側部分の外周面に前記キヤツプ
    ナツトの前記鍔部の内径より大径の鍔状突部を
    形成し、前記キヤツプナツトの前記鍔部を前記
    分割リングの外周面の前記鍔状突部に当接させ
    て前記キヤツプナツトの前記ねじ部を前記バル
    ブ本体の前記ねじ部に螺合することにより前記
    ボデイキヤツプを前記バルブ本体に接続させる
    ようにしたフランジ付バルブにおいて、前記分
    割リングの各分割片の内周面に形成した嵌合突
    部内側周面両端部の前記環状溝に対面する部分
    の隅部に切欠部を形成したことを特徴とするフ
    ランジ付バルブ。 2 前記分割片の前記嵌合突部の外周面に環状溝
    を設け、該環状溝にOリングを嵌着させた実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のフランジ付バ
    ルブ。 3 前記弁体がボール弁体である実用新案登録請
    求の範囲第1項又は第2項記載のフランジ付バ
    ルブ。
JP1985101142U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPS6316945Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985101142U JPS6316945Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04
CA000493132A CA1252450A (en) 1985-07-04 1985-10-16 Flanged valve
US06/790,251 US4676479A (en) 1985-07-04 1985-10-22 Flanged valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985101142U JPS6316945Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS629763U JPS629763U (ja) 1987-01-21
JPS6316945Y2 true JPS6316945Y2 (ja) 1988-05-13

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