JPS63165632A - 家屋の通気システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は家屋に通気するシステムに関するものである。

［背景技術］ 一般に住宅の換気は空気の汚染源のある部屋から外壁及
び天井面を通じて直接外気に放出していたが、逆に冬の
冷気や夏の暖気、騒音、雨水の侵入も多く、さらに新鮮
空気の取り入れ口もあい味でサツシや外壁、ドアの隙間
から取り入れるだけであった。

［発明の目的］ 本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは床・下より屋内に空気を導入し
て屋根面より排気できて効果的に通気でｂｌしかも冬の
冷気や夏の暖気、騒音、雨水の侵入がない家屋の通気シ
ステムを提供するにある。

Ｅ発明の開示１ 本発明家屋の通気システムは、床下の基礎１に屋外と床
下空間２とを連通させる床下空気取り入れ口３を設け、
床下空間２と小屋裏空間４とを通気シャフトゾーン５に
て連通させ、屋根６に小屋裏空間４と屋外とを連通させ
る屋根空気排出ロアを設け、居室８に居室８内と通気シ
ャフトゾーン５とを連通させる室内空気取り入れ口つと
室内空気排出口１０とを設けものであって、上述のよう
に構成することにより従来例の欠点を解決したものであ
る。つまり、上記のように構成したことにより、屋外の
新鮮な空気を床下空気取り入れ口３から床下空間２に導
入し、床下空間２から通気シャフトゾーン５に導入し、
通気シャ７）ゾーン５から室内空気取り入れ口９を介し
て居室８内に導入し、居室８内から室内空気排出口１ｏ
を介して通気シャフトゾーン５に排気し、通気シャフト
シーく５から小屋裏空間４、屋根空気排出ロアを介して
屋外に排気できるものであって、効果的に通気できると
共に冬の冷気や夏の暖気、騒音、雨水が侵入しないよう
に通気できるようになった。

以下本発明を実施例により詳述する。

第１図に示すように家屋Ａの基礎１には屋外と床下空間
２とを連通させる床下空気取り入れ口３を設けてあり、
屋外から床下空間２に新鮮な空気を吸気するようになっ
ている。床下に吸気されるようにすることにより夏は吸
気した空気を外気より低い温度にでき、冬は外気より高
い温度にできる。この空気取り入れ口３には第２図に示
すように通気用すのこ１１を設けてあり、この通気用す
のこ１１の屋外側に塵あいの侵入を防ぐため取外し可能
なフィルター１２を着脱自在に装着しである。床下空間
２の床地面にはポリエチレン等の防湿性フィルム１３を
敷設しである。この床下空間２と小屋裏空間４との間を
連通させるように通気シャフトゾーン５を設けである。

かかる通気シャフトゾーン５は階段室を利用しても別途
ダクトを配設して設けてもよい。家屋Ａの各居室８と通
気シャフトゾーン５との間には夫々室内空気取り入れ口
９と室内空気排出口１０とを設けである。かかる室内空
気取り入れ口っけ居室８の下部に位置し、室内空気排出
口１０は居室８の上部に位置している。屋根６には小屋
裏空間４と屋外とを連通させる屋根空気排出ロアを設け
てあり、屋根空気排出ロアの上方にはカバー１４を配設
しである。

小屋裏に結露の虞れのある地域では断熱されたダクト２
０で通気シャフトゾーン５と屋根空気排出ロアを連通さ
せて小屋裏空間４に湿気を漏洩させないようにしである
。しかして床下空気取り入れ口３から床下空間２に新鮮
な空気が吸入され、床下空間２を経て通気シャフトゾー
ン５に通気される。通気シャフトゾーン５に通気された
空気は夏は外気より温度が低く、冬は外気より温度が高
い。

通気シャフトゾーン５の空気は室内空気取り入れ口９か
ら居室８に導入され、室内の汚れた空気は室内空気排出
口１０がら再び通気シャフトゾーン５に戻され、汚れた
空気（煙、湿気、熱気、臭気、塵あい）等は自然に上昇
して行き、小屋裏空間４へと導かれ、小屋裏空間４がら
屋根空気排出ロアから屋外に排出される。

また第３図は叙述の他の実施例を示す。本実施例の場合
、基礎１の床下空気取り入れ口３の屋内側に殺菌灯１５
を装着してあって、床下空気取り人れ口３を通過する空
気を殺菌するようになっている。このように殺菌灯１５
で空気の殺菌を行うと、かび、木材腐食などを押さえる
ことができ、しかも家屋Ａ内に導入する空気にて雑菌が
入るのを防止できる。また殺菌灯１５の可視光が床下空
気取り入れ口３がら屋外の地面を照らすため足もと照明
にもなる。

さらに第４図乃至第６図は叙述の他の実施例を示す。本
実施例の場合、基礎１の床下空気取り入れ口３の屋外側
に床下空気取り入れ口３を閉塞し得る蓋体１６を配置し
てあり、蓋体１６と一体の軸部１７を支持金共１８に摺
動自在に装着してあり、軸部１７の外周に巻回したばね
１９にて蓋体１６が屋外側に突出するように付勢しであ
る。しかして通常は第４図に示すように蓋体１６が開放
されていて矢印イに示すように通気されている。

この状態で雨が第５図矢印口に示すように降っても蓋・
体１６にで止められて雨水が侵入しない。また第６図の
矢印へに示すように強風が吹くと、ばね１９に抗して蓋
体１６が移動して蓋体１６にて床下空気取り入れ口３が
閉塞される。このように強風のときのみ蓋体１６が閉じ
るようにしであると、雨水や雪などが床下空間２内に侵
入しなく、また冬季の強風時冷気が家屋Ａ内に吹き込む
のを防止できて快適性を損なわない。

［発明の効果］ 本発明は叙述のように構成されているので、屋外の新鮮
な空気を床下空気取り入れ口から床下空間に導入し、床
下空間から通気シャフトゾーンに導入し、通気シャフト
ゾーンから室内空気取り入れ口を介して居室内に導入し
、活字内から室内空気排出口を介して通気シャフトゾー
ンに排気し、−通気シャフトゾーンから小屋裏空間、屋
根空気排出口を介して屋外に排気でトるものであって、
効果、的に通気できるものであり、しかも室内の空気を
直接外気ｔこ出すものｌこ比べて冷えた外気（あるいは
暑い外気）が流入することがな（、床下で安定的に温熱
化された空気を室内に取り込むことができるものであり
、また雨水が侵入する虞れがないと共に騒音等の侵入が
床下で緩和されるもので・あり、さらに外気の状態（外
気風速等）や敷地条件（隣家との接触等）に室内の換気
性能が大きく影響、されないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明家屋の通気システムの一実施例の断面図
、第２図（ａ）は同上の床下空気取り入れ口の断面図、
第２図（ｂ）は第２図（ａ）の分解斜視図、第２図（ｃ
）は同上のフィルターの正面図、第３図は同上の床下空
気取り入れ口の他の実施例の断面図、第４図は同上の床
下空気取り入れ口の他の実施例の断面図、第５図、第６
図は同上の動作を説明する断面図であって、１は基礎、
２は床下空間、３は床下空気取り入れ口、４は小屋裏空
間、５は通気シャフトゾーン、６は屋根、７は屋根空気
排出口、８は居室、９は室内空気取り入れ口、１０は室
内空気排出口である。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 ］、＼コ ＝　　１　　　　　とコ イ　　ト　　コ　　イ黄招

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］床下の基礎に屋外と床下空間とを連通させる床下
   空気取り入れ口を設け、床下空間と小屋裏空間とを通気
   シャフトゾーンにて連通させ、屋根に小屋裏空間と屋外
   とを連通させる屋根空気排出口を設け、居室に居室内と
   通気シャフトゾーンとを連通させる室内空気取り入れ口
   と室内空気排出口とを設けて成る家屋の通気システム。 ［２］床下空気取り入れ口に殺菌灯を配置して成ること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の家屋の通気シ
   ステム。 ［３］通常開放され且つ風圧がかかったとき閉塞される
   蓋体を床下空気取り入れ口の屋外側に配置して成ること
   を特徴をする特許請求の範囲第１項記載の家屋の通気シ
   ステム