JP2001003552A - 住宅等建築物における六角式の自然換気機構 - Google Patents

住宅等建築物における六角式の自然換気機構

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の人工換気機構を自然換気機構に改良す
る。 【解決手段】 屋外の空気と屋内の空気とを自然対流さ
せて屋内の空気を自然換気するシステムにおいて、一端
面より他端面を大きく形成しかつ全周面にハチの巣状の
六角通風穴を形成してなる六角枠材本体と該六角枠材本
体内に騒音を吸音する六角吸音錐状体と該六角吸音錐状
体の一端部側に装設してなる風圧防止用の蝶羽根とから
構成される六角式の自然換気機構の提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等建築物の空
気を自然対流させて屋内の空気を自然換気するシステム
に関するが、詳しくはハチの巣状の六角通風部を装設し
てなることを特徴とする六角式の自然換気機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から有する住宅等建築の外壁面は壁
面の内板と外板との間に断熱材を内装し、更に外板の表
面に防止シール・金網・モルタル吹付等を施した外壁を
装着しているのが一般的であった。また、最近は外板を
パネル上に成型加工したものを連着させて外壁材を装着
する方法も用いられている。このように、従来の外壁の
工夫はいずれも断熱材のみによって断熱の効果を上げよ
うとしており、この断熱効果を充分とるためには断熱材
をかなり厚くしなければならず省資源やコスト面からも
多くの不都合があった。また、従来の外壁工法はいずれ
も断熱材と外壁とを分離して作業を行なっていたので、
作業が煩雑になってメンテナンス面においても不都合が
生じていた。
【0003】そこで、最近は室内の保温作用や保冷作用
を効果的にするとともに通気性を高めるための工法とし
て、温度感応開閉弁を装設する壁面工法が開発された。
例えば図8と図9に示すように、この温度感応開閉弁4
1は弁本体44とこの弁本体44の通路を開閉する弁部
材45と、これら弁部材45と弁本体44との間に介在
させて設定温度の範囲内で伸縮する温度記憶バネ42
と、更にこれら弁部材45と弁本体44との間に介在さ
せて温度記憶バネ42の伸縮により移動した弁部材45
を復帰させる戻しバネ43とから構成されている。
【0004】また前記以外にも図10と図11に示すよ
うに、この温度感応開閉弁61は弁本体65と弁本体6
5の通路を開閉する弁部材64と、これら弁部材64と
弁本体65との間に介在させ設定温度の範囲内で伸縮す
る温度記憶バネ62の伸縮により移動した弁部材64を
復帰させる戻しベネ63とから構成されている。このよ
うに従来式は、いずれも室内の保温若しくは保冷を目的
とするものであり、いわゆる換気そのものをを目的とす
る工法ではない。従って、従来の室内換気方法は古くか
ら行なわれている室内中の空気を単に屋外に排出する方
法が多用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の換気方法
において不可能とされていた自然の換気システムを採用
するとともに、ハチの巣状から構成される六角式の自然
換気システムを採用するところに本発明が解決しようと
する課題を有する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、屋外の空気と
屋内の空気とを自然対流させて屋内の空気を自然換気す
るシステムにおいて、一端面より他端面を大きく形成し
かつ全周面にハチの巣状の六角通風穴を形成してなる六
角枠材本体と該六角枠材本体内に騒音を吸音する六角吸
音錐状体と、該六角吸音錐状体の一端部側に装設してな
る風圧防止用の蝶羽根とから構成されることを特徴とす
る住宅等建築物における六角式の自然換気機構の提供に
ある。
【0007】また本発明は前記六角吸音錐状体の六角面
にハチの巣状の騒音吸音穴を形成し該騒音吸音穴を介し
て外部から入る音を前記六角枠材本体に形成されている
ハチの巣状の六角通風穴にはじいて送り込み騒音を吸音
カットして騒音を吸音かつ消音する六角式の自然換気機
構の提供にあり、更に前記六角吸音錐状体内に吸音効果
を有する海面体を詰め込み屋内の騒音を六角枠材本体の
外壁面に放音し、また前記蝶羽根が2枚羽根から形成か
つ弾設され該蝶羽根を介して屋内に必要以上の風が加圧
されると2枚の羽根が風圧を受け止めて平行に開き風圧
を防止し一方風圧が弱くなるとバネの弾力により2枚の
羽根を元の位置に戻す六角式の自然換気機構の提供にあ
る。
【0008】更に本発明は、屋外の空気と室内の空気と
を自然対流させて屋内の空気を自然換気するシステムに
おいて、一端面より他端面を大きく形成しかつ全周面に
ハチの巣状の六角通風穴を形成してなる六角枠材本体と
該六角枠材本体よりも大きい円形状の外枠材とが構成さ
れ該外枠材に六角枠材本体を内設しかつ断熱材を埋設し
てなることを特徴とする住宅等建築物における六角式の
自然換気機構にあり、また前記六角通風穴より外側に排
気された空気と外の入口で入りきれない空気とが合流さ
れ該合流空気による不圧現象により壁面内から流出され
る空気を吸引して屋外の空気を排出してなる六角式の自
然換気機構の提供にある。
【0009】更に本発明は、前記六角枠材本体が発泡ス
チロール材を挿着するプラスチック係止材と該発泡スチ
ロール材に挿着する吸音素材マットと該吸音素材マット
に挿着する防水段ボールと前記各材を挿着してなる六角
枠材の外側キャップとからなり、また前記六角枠材本体
の一端面に防塵ネットを張設しかつ他端面に吸音ネット
を張設してなり、また前記六角通風穴の外周面に六角形
状の通気路を設け該通気路の外周面に吸音ネットを張設
しかつ吸音ネットの外周面に断熱材を埋設してなる六角
式の自然換気機構の提供にある。
【0010】更に本発明は、前記六角枠材本体を六角形
状から建築される家屋の各壁面に数個配設してなる六角
式の自然換気機構の提供にある。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、屋外の空気
と屋内の空気とを自然対流させて屋内の空気を自然換気
するシステムにおいて、一端面より他端面を大きく形成
しかつ全周面にハチの巣状の六角通風穴を形成してなる
六角枠材本体と該六角枠材本体内に騒音を吸音する六角
吸音錐状体と該六角吸音錐状体の一端部側に装設してな
る風圧防止用の蝶羽根とから構成される六角式の自然換
気機構であるから、従来の換気方法では不可能とされて
いた自然対流による換気システムにすることができる。
【0012】また本発明の実施形態は、前記六角吸音錐
状体の六角面にハチの巣状の騒音吸音穴を形成し該騒音
吸音穴を介して外部から入る音を前記六角枠材本体に形
成されているハチの巣状の六角通風穴にはじいて送り込
み騒音を吸音カットして騒音を吸音かつ消音するととも
に、前記六角吸音錐状体内に吸音効果を有する海面体を
詰め込み屋内の騒音を六角枠材本体の外壁面に放音する
構成からなっているので、従来の単なる空気清浄用の換
気システムに加えて外部から入ってくる騒音を吸音・消
音及び放音することが可能となる。
【0013】また本発明の実施形態は、前記蝶羽根が2
枚羽根から形成かつ弾設され該蝶羽根を介して屋内に必
要以上の風が加圧されると2枚の羽根が風圧を受け止め
て平行に開き風圧を防止し一方風圧が弱くなるとバネの
弾力により2枚の羽根を元の位置に戻す構成になってい
るので屋内の風圧を蝶羽根によって自動調節することが
できる。
【0014】更に本発明の実施形態は、屋外の空気と室
内の空気とを自然対流させて屋内の空気を自然換気する
システムにおいて、一端面より他端面を大きく形成しか
つ全周面にハチの巣状の六角通風穴を形成してなる六角
枠材本体と該六角枠材本体よりも大きい円形状の外枠材
とが構成され該外枠材に六角枠材本体を内設しかつ断熱
材を埋設してなる六角式の自然換気機構であり、また前
記六角通風穴より外側に排気された空気と外の入口で入
りきれない空気とが合流され該合流空気により不圧現象
により壁面内から流出される空気を吸引して屋外の空気
を排出してなる六角式の自然換気機構であるから、従来
機構よりも断熱効果と排気効果を高めることができる。
【0015】更に本発明の実施形態は、前記六角枠材本
体が発泡スチロール材を挿着するプラスチック係止材と
該発泡スチロール材に挿着する吸音素材マットと該吸音
素材マットに挿着する防水段ボールと前記各材を挿着し
てなる六角枠材の外側キャップとからなり、また前記六
角枠材本体の一端面に防塵ネットを張設しかつ他端面に
吸音ネットを張設してなり、また前記六角通風穴の外周
面に六角形状の通気路を設け該通気路の外周面に吸音ネ
ットを張設しかつ吸音ネットの外周面に断熱材を埋設し
てなるから、従来では考えられないような自然換気シス
テムを得ることができる。また、この自然換気システム
は昔から養蜂されてまたミツバチの養蜂箱に収納されて
いる養蜂板に巣づくりされる六角形状の網目原理を換気
システムに採用したものであり、常時一定の温度を保持
するために巣箱の内側と外側との空気を対流させるのに
六角形状の網目に形成して自然状態で対流させているの
である。このように、ミツバチ巣箱の原理を一般の住宅
等の建築物に応用したところに本発明の特徴がある。
【0016】更に本発明の実施形態は、前記六角枠材本
体を六角形状から建築される家屋の各壁面に数個配設し
てなるから、住宅の壁面そのものを六角形状に形成する
ことによって自然換気の効果をより高めることができ
る。
【0017】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例について
説明する。図1及至図3は、本発明からなる住宅等の建
築物における六角式の自然換気機構を示したものであ
る。図中1は六角枠材本体であり、六角通風穴2と通気
路3とから構成されている。この六角通風穴2には正六
角形が網目のように形成(ハチの巣状)されており、そ
の外周面には通気路3が設けてある。4は六角枠本体の
一端(小開口)に張設されている防塵ネットであり、6
はその反対側の他端(大開口)に張設されている吸音ネ
ットである。7は、六角枠材本体1を外枠材5に内設さ
れる際に埋設する断熱材である。9は、六角枠材本体1
を壁面10に取り付けるための装着外枠である。
【0018】更に11は六角枠材本体1内に装設されて
いる六角吸音錐状体であり、その六角面にはハチの巣状
に形成した騒音を吸音する六角形状の通風穴が成形され
ている。この六角吸音錐状体11内には、吸音効果を有
する海面体が詰め込まれている。また12は2枚の開閉
羽根から構成される蝶羽根であり、六角吸音錐状体11
の一端側に冠合状となるように六角枠材本体11内に装
着されている。この蝶羽根12によって、屋内に入る風
圧の強弱によって2枚の羽根が開閉されるようにバネ止
めされている。なお、13は六角枠材本体1内に装設さ
れている六角フィルターであり、14は六角吸音錐状体
2を係止するシャフトであり、15はカバー外側で16
は止め金である。更に、17カバー内側、18はロッ
ド、19は開閉ツマミである。
【0019】次に本発明の使用方法について説明すれ
ば、図4に示すように本発明からなる六角枠材本体1を
一般住宅の壁面配設されている。なお、本図では四角形
の壁面内に左右対象となるように六角枠材本体1を取り
付けているが、それ以外にも六角形状の壁面の6個所の
配設することによっても大きな効果が得られる。このよ
うに本発明の六角枠材を住宅等の内壁面に装設すれば、
どの方向から吹いて来た微風(日本列島には年間を通し
て風速2メートル以上の風がどちらから吹いている)を
捕らえるために六角形の型ちを空気の取入口に採用し、
その吸入口を大きくして排気口は小さくする。このよう
に構成することより、室内に入った空気が調整されて微
風となって同じ風量が室内に入ることになる。そして、
余分な空気は内側の六角面に開口(外に向かい斜め方
向)されている六角形の穴より外側に出されるが、その
際に出された空気は入ってきたときと反対に出口が大き
いのと建物の外でカットされた空気とが室内から出てく
る気流に合流されることになる。このときに外の曲りの
ある笠から外側に流される空気の力が勝って「不圧現
象」が生じ、この現象によって室内の中から出てきた空
気を吸引するので容易に屋外に排出されることになる。
【0020】更に図6と図7によって本発明の他の実施
例について説明すれば、まず図6に図示されているよう
に本発明の六角枠材本体21には六角通風穴と通気路と
から構成されている。この六角通風穴には正六角形が網
目のように形成(ハチの巣状)されており、その外周面
には通気路が設けてある。24は六角枠材本体の一端
(小開口)に張設されている防塵ネットであり、28は
その反対側の他端(大開口)に張設されている防虫ネッ
トであり、更に26は六角枠材本体21の外側に装設さ
れている吸音ネットである。また27は、六角枠材本体
1を外枠材5に内設される際に埋設する断熱材であり、
29は六角枠材本体1を壁面30に取り付けるための装
着外枠である。
【0021】更に図7により六角枠材本体1の構築方法
について説明すれば、まずプラスチック係止材36に発
泡スチロール材35を装着し、ついで防水段ボールを挿
着した吸音素材マット34を挿着し、その縁面に防虫ネ
ット28が張設されている外側キャップ31を取り付け
る。なお、32は六角通風穴の六角パーツであり、33
は内側キャップである。
【0022】
【発明の効果】本発明は屋外の空気と屋内の空気とを自
然対流させて屋内の空気を自然換気するシステムにおい
て、一端面より他端面を大きく形成しかつ全周面にハチ
の巣状の六角通風穴を形成してなる六角枠材本体と該六
角枠材本体内に騒音を吸音する六角吸音錐状体と該六角
吸音錐状体の一端部側に装設してなる風圧防止用の蝶羽
根とから構成されており、また前記六角吸音錐状体の六
角面のハチの巣状の騒音吸音穴を形成し該騒音吸音穴を
介して外部から入る音を前記六角枠材本体に形成されて
いるハチの巣状の六角通風穴にはじいて送り込み騒音を
吸音カットして騒音を吸音かつ消音する構成からなり、
また前記六角吸音錐状体内に吸音効果を有する海面体を
詰め込み屋内の騒音を六角枠本体の外壁面に放音する構
成からなり、更に前記蝶羽根が2枚羽根から形成されか
つ弾設され該蝶羽根を介して屋内に必要以上の風圧が加
圧されると2枚の羽根が風圧を受け止めて平行に開き風
圧を防止し一方風圧が弱くなるとバネの弾力により2枚
の羽根を元の位置に戻す構成からなり、更に屋外の空気
と室内の空気とを自然対流させて屋内の空気を自然換気
するシステムにおいて一端面より他端面を大きく形成し
かつ全周面にハチの巣状の六角通風穴を形成してなる六
角枠材本体と該六角枠材本体よりも大きい円形状の外枠
材とが構成され該外枠材に六角枠材本体を内設しかつ断
熱材を埋設してなり、また前記六角通風穴より外側に排
気された空気と外の入口で入りきれない空気とが合流さ
れ、該合流空気による不圧現象により壁面内から流出さ
れる空気を吸引して屋外の空気を排出してなり、更に前
記六角枠材本体が発泡スチロール材を挿着するプラスチ
ック係止材と該発泡スチロール材に挿着する吸音素材マ
ットと該吸音素材マットに挿着する防水段ボールと前記
各材を挿着してなる六角枠材の外側キャップとからな
り、また前記六角枠材本体の一端面に防塵ネットを張設
しかつ他端面に吸音ネットを張設してなり、また前記六
角通風穴の外周面に六角形状の通気路を設け該通気路の
外周面に吸音ネットを張設しかつ吸音ネットの外周面に
断熱材を埋設してなり、更に前記六角枠材本体を六角形
状から建築される家屋の各壁面に数個配設してなる構成
からなる六角式の自然換気機構であるから、従来の換気
装置では得ることが困難若しくは不可能とされていた自
然の換気機構を提供することができる。更に、それ以外
にも次のような具体的な多くの効果も有している。 a、本発明のような機構にすることによって、常に微風
のみが屋内に入れることが可能となる。 b、また屋外の騒音も六角形状に形成されている穴に跳
ね返って消音されるとともに、その奥の方にセットされ
ている吸音ネットにより消音されることになる。 c、更に六角枠材本体内に六角吸音錐状体と蝶羽根を内
設するよって、屋内の騒音と風圧を完全に防ぐことがで
きる。 d、更に本発明のように構成にすることによって、住宅
等建物内には常に新鮮な空気が通り抜けるので建物内の
結露を防止とともに、屋内を風が通り抜けることにより
タバコ等の煙や臭気を屋外へ放出する役目を果すことが
できる。 e、以上のことから、常に屋外にいるような快適な環境
が得られるばかりか、屋内の酸欠も未然に防止できるの
で従来の換気機構では得られなかったよりよい快適な住
まいづくりにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明からなる六角式の自然換気機構を示した
拡大断面図。
【図2】図1に示した六角式の自然換気機構の平面図。
【図3】図1に示した自然換気機構に内装される六角吸
音錐状体の斜視図と断面図。
【図4】図1に示した自然換気機構の説明概要図。
【図5】本発明機構の使用状態を示した説明概要図。
【図6】本発明の他の実施例を示した拡大断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示した拡大断面図。
【図8】従来の屋内換気機構を示した一部拡大断面図。
【図9】従来の屋内換気機構を示した一部拡大断面図。
【図10】従来の屋内換気機構を示した一部拡大断面
図。
【図11】従来の屋内換気機構を示した一部拡大断面
図。
【符号の説明】
1、21 六角枠材本体 2 六角通風穴 3 通気路 4、24 防塵ネッ
ト 5 外枠材 6、26 吸音マッ
ト 7、27 断熱材 8、28 防虫ネッ
ト 9、29 装着外枠 10、30 壁面 11 六角吸音錐状体 12 蝶羽根 13 六角フィルター 14 シャフト 15 カバー外側 16 止め金 17 カバー内側 18 ロッド 19 開閉ツマミ 31 外側キャップ 32 六角面パーツ 33 内側キャップ 34 吸音素材マット 35 発泡スチロー
ル材 36 プラスチック係止材 41、61 温度感
応開閉弁 42、62 温度記憶バネ 43、63 戻しバ
ネ 44、65 弁本体 45、64 弁部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外の空気と屋内の空気とを自然対流さ
    せて屋内の空気を自然換気するシステムにおいて、一端
    面より他端面を大きく形成しかつ全周面にハチの巣状の
    六角通風穴を形成してなる六角枠材本体と、該六角枠材
    本体内に騒音を吸音する六角吸音錐状体と、該六角吸音
    錐状体の一端部側に装設してなる風圧防止用の蝶羽根と
    から構成されることを特徴とする住宅等建築物における
    六角式の自然換気機構。
  2. 【請求項2】 前記六角吸音錐状体の六角面にハチの巣
    状の騒音吸音穴を形成し、該騒音吸音穴を介して外部か
    ら入る音を前記六角枠材本体に形成されているハチの巣
    状の六角通風穴にはじいて送り込み騒音を吸音カットし
    て騒音を吸音かつ消音する請求項1記載の住宅等建築物
    における六角式の自然換気機構。
  3. 【請求項3】 前記六角吸音錐状体内に吸音効果を有す
    る海面体を詰め込み、屋内の騒音を六角枠材本体の外壁
    面に放音する請求項1及び2記載の住宅等建築物におけ
    る六角式の自然換気機構。
  4. 【請求項4】 前記蝶羽根が2枚羽根から形成かつ弾設
    され、該蝶羽根を介して屋内に必要以上の風が加圧され
    ると2枚の羽根が風圧を受け止めて平行に開き風圧を防
    止し、一方風圧が弱くなるとバネの弾力により2枚の羽
    根を元の位置に戻す請求項1記載の住宅等建築物におけ
    る六角式の自然換気機構。
  5. 【請求項5】 屋外の空気と室内の空気とを自然対流さ
    せて屋内の空気を自然換気するシステムにおいて、一端
    面より他端面を大きく形成しかつ全周面にハチの巣状の
    六角通風穴を形成してなる六角枠材本体と該六角枠材本
    体よりも大きい円形状の外枠材とが構成され、該外枠材
    に六角枠材本体を内設しかつ断熱材を埋設してなること
    を特徴とする住宅等建築物における六角式の自然換気機
    構。
  6. 【請求項6】 前記六角通風穴より外側に排気された空
    気と外の入口で入りきれない空気とが合流され、該合流
    空気による不圧現象により壁面内から流出される空気を
    吸引して屋外に空気を排出してなる請求項5記載の住宅
    等建築物における六角式の自然換気機構。
  7. 【請求項7】 前記六角枠材本体が発泡スチロール材を
    挿着するプラスチック係止材と、該発泡スチロール材に
    挿着する吸音素材マットと、該吸音素材マットに挿着す
    る防水段ボールと、前記各材を挿着してなる六角枠材の
    外側キャップとからなる請求項1及び5記載の住宅等建
    築物における六角式の自然換気機構。
  8. 【請求項8】 前記六角枠材本体の一端面に防塵ネット
    を張設し、かつ他端面に吸音ネットを張設してなる請求
    項1及び5記載の住宅等建築物における六角式の自然換
    気機構。
  9. 【請求項9】 前記六角通風穴の外周面に六角形状の通
    気路を設け、該通気路の外周面に吸音ネットを張設しか
    つ吸音ネットの外周面に断熱材を埋設してなる請求項1
    及び5記載の住宅等建築物における六角式の自然換気機
    構。
  10. 【請求項10】 前記六角枠材本体を六角形状から建築
    される家屋の各壁面に数個配設してなる請求項1及び5
    記載の住宅等建築物における六角式の自然換気機構。
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