JPS63161990A - 透湿性シ−トクツシヨンおよびその製造方法 - Google Patents

透湿性シ−トクツシヨンおよびその製造方法

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JPS63161990A
JPS63161990A JP61314266A JP31426686A JPS63161990A JP S63161990 A JPS63161990 A JP S63161990A JP 61314266 A JP61314266 A JP 61314266A JP 31426686 A JP31426686 A JP 31426686A JP S63161990 A JPS63161990 A JP S63161990A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両、船舶、航空機、家具等に使用される
、透湿性フィルムを備えた透湿性シート・ クッション
およびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シートクッション系の構成は、大体法のような方
式のものである。
たとえば、 (イ)特開昭60ニ36085号公報には、座席、ヘッ
ドレス等のクッション体に使用される「布の表面層を有
するクッション体の製造方法」が開示されている。その
構成の要旨は、[一つの面に布を積層し、他の而に非通
気性又は難通気性のスキン層を設けてなる弾性発泡体の
表皮材を縫製又は溶着して所望の袋形状とし、該袋内に
液状発泡プラスチック原料を注入し、発泡することによ
り所望の形状に賦形することを特徴とする布の表面層を
有するクッション体の製造方法。」でおる。
すなわち、表皮材は、ファブリック十発泡体士スキン層
(非通気性)の積層体を縫製または溶着して所望の袋形
状とし、これをモールドにセットし、該袋内に液状発泡
プラスチック原料を注入し、発泡することにより所望の
形状に賦形するものでおる。
また、発泡成形品と化粧シートとを一体化する構成とし
て、 (ロ)特開昭55−19535号公報(名称、模様を有
する発泡ポリウレタン成形品の製造法)が開示されてい
る。その要旨は、「所望の模様を施した塩化ビニルシー
トの片面に接着剤を施してなる化粧シートを所望の形状
を有する雌型に、接着剤を施した面が雌型と反対側にな
るように固定して、加熱軟化させずに、又は加熱軟化さ
せながら真空吸引した後、発泡ポリウレタン樹脂を注入
して雄型を重ね、該発泡ポリウレタン樹脂を発泡硬化さ
せて発泡成形品とすると共に、発泡ポリウレタン樹脂が
発泡硬化時に発生する発泡熱によって活性化された接着
剤の接着力と発泡ポリウレタン樹脂の自己接着性及び発
泡硬化時に発生する発泡熱と発泡圧とで、発泡成形品と
化粧シートとを一体化させることを特徴とする模様を有
する発泡ポリウレタン成形品の製造法。」である。
すなわち、表皮材として、従来の型押し塩化ビニルシー
トを使用して、真空成形方式によって所望の形状とし、
ウレタン発泡原液を注入一体発泡によって発泡ポリウレ
タン成形品を得たものでおる。
また、圧着方式として、 (ハ)特公昭59−40037@公報には「座席体の製
法」が開示されている。その要旨は、「座席体の着座部
周囲に側面部をミシン縫いまたは高周波加熱で結合して
袋状の座席表面部を成形し、この形と対称する形彫りを
有する下型に前記座席表面部を反転して前記結合部を固
定して前記着座部を加熱し、加熱後、着座部と同形状を
有する上型を前記座席表面部を保持するところの前記下
型に押圧して着座部の表面に所望の形状を形成し、次に
上型を離し、着座部及び着座部と同形のウレタン発泡材
の無皮モールド又はスラブ材などのクッション材に接着
剤を塗布し、着座部に前記クッション材を合わせて接着
し、これを下型より取り出し、側面部を反転して座席体
とし、ざらに、着座部形状をなす凹部に嵌合する総押型
を表側より圧入保持し、凹部底の形をざらに鮮明に成形
したことを特徴とする座席体の製法。」である。
すなわち、発明の詳細な説明により要約すると、「織物
表皮にて、着座部と側面部をミシン縫いまたは高周波加
熱で結合した袋状の座席表面部を、加熱して、所望の形
状の形彫りをした下型に、押圧して座席表面に所望の形
状の凹凸型をくせ(癖)付けし、別に成形加工した嵌合
用の凹凸型のウレタン発泡体のクッション材に接着剤を
塗布して、上記下型の座席表面部の凹凸形状に嵌合接着
し、これを下型より取り出し、側面部の織物表皮をクッ
ション材の側面に反転して座席体を構成し、ざらに総押
型にて凹凸模様を鮮明に成形する座席体の製法。」であ
る。
以上、従来の技術構成のキーポイントをピックアップす
ると、 (イ)特開昭60−36085号公報記載のものは、[
織物の裏面に発泡体と非通気性のスキン層を裏打ちをし
たもので、織物と発泡体とを直接接着した表皮層に発泡
プラスチックを注入一体化したものであり、(ロ)特開
昭55−19535@公報記載のものは、型押し塩化ヒ
ニルシートの片面に接着剤を施したシートを、真空成形
にて所望の形状にモールド成形して発泡ポリウレタン樹
脂を注入一体化したものである。(ハ)特公昭59−4
0037号公報記載のものは、着座部に凹凸模様を型に
てくせ付けした織物表皮材に対し、これに嵌合用の凹凸
模様を形成したウレタン発泡体のクッション材を嵌合接
着して座席体を形成するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術の(イ)特開昭60−36085号(布の
表面層を有するクッション体の製造方法)および(ロ)
特開昭55−19535号(模様を有する発泡ポリウレ
タン成形品の製造法)の発泡性原料との一体化構成の表
皮層には、織物に発泡体と非通気性のシートを裏打ちし
た材料を縫製又は溶着により袋状に形成したものか、非
通気性物質である型押し塩化ビニルシートを真空成形に
よって袋状としたものを使用するものである。因って、
織物は発泡体と直接接着するものであり、強力な耐久性
接着が得られない。また表皮層の物性はすべて不透湿性
であるため、長時間着座時には、蒸れの現象により不快
感を伴う問題点がおる。
また、(ハ)特公昭59−40037Mの構成は、上記
の蒸れ現象を防止するためにはシート材を使用すること
が出来ないため、表皮層には織物のみを使用し、ミシン
縫い又は高周波加熱で結合して袋状の表皮層を形成する
ものでおるが、発泡体と表皮層とを安定状態に設定する
必要があり、着座部において、織物と発泡体とを嵌合凹
凸部にて接着結合する構成とするものである。
因って、製造工程が非常に複雑となり、コスト高となる
ばかりでなく、織物と発泡体との直接結合は強力な接着
が得られないものである。従って、強力な接着を得るた
めに充分な接着剤を使用すると織物の風合が損われ且つ
汚染され実用上商品価値が著しく損われるおそれがある
。ざらに、織物と発泡体とが直接接触状態であると応力
の分散がなく、着座応力を局部的に発泡体の変形によっ
て支持することになり、発泡体の反撥弾性の耐久性の低
下が促進される。また、クッションの繰り返しによって
織物と発泡体とが凹凸状態で遊離状態となるおそれがあ
り、発泡体が損傷されやすく、また、好適な着座感も低
下し、連続使用の激しい用途には不適当で、耐久性を著
しく低下する等の問題点を有するものである。
(問題点を解決するための手段〕 上記従来技術のシートクッション構造には、着座時の蒸
れの問題の解決、織物と発泡体との直接接触構成を避け
、耐久性と好適な着座感が得られ且つ製造工程の簡易化
が必要でおる。
囚って、この発明では、従来の問題点を解消するため、
表面材には織物、編物等のファブリック(fabric
)を使用し、縫製もしくは溶着等の工程は繁雑で必り、
真空成形によって袋状の形状出しを行なうようにして製
造工程を簡易化し、表面材にはフアブリックを使用し、
透湿度が1500g/m”・24 hr、以上の非多孔
性の透湿性フィルム材料を裏打ちして表皮層を構成して
蒸れの現象を防止する。
すなわち、フアブリックの表面材に、透湿度1500 
g/m2・24 hr、以上の非多孔性ノm ffl 
性フィルムを衷打ちした透湿性の外被層を、袋状の所要
形状の外被成形体を形成した該外被成形体内に、発泡プ
ラスチックを充填成形した構成の透湿性シートクッショ
ンとするものである。
この透湿性シートクッションの製造方法は、ファブリッ
クの表面材に接着剤にて透湿性フィルムを積層した透湿
性外被層を、真空成形型上に設定し、真空吸引して袋状
の所要形状の真空外被成形体を形成し、該外被成形体内
に発泡プラスデック組成液を注入して発泡充填して一体
化することによって透湿性シートクッションを製造する
か、または、上記と同様にして真空外被成形体を形成し
、別の成形型にてあらかじめ所要形状のプラスチック発
泡体を成形した発泡成形部材を上型内面に取り付け、下
型の真空外被成形体形成の真空成形型に、上型にセット
した発泡成形部材を接着剤を介して吹合し、加圧圧着充
填して一体化することによって透湿性シートクッション
を製造するものでおる。
なお、透湿性フィルムの厚みは、真空成形か可能な厚み
を維持することが必要であることはもち論でおるが、シ
ートクッションの構成並びに用途に応じて決定されうる
ちのでおり、厚みは限定するものではないが現在通常1
0〜50μ程度の範囲で使用される。このフィルムの厚
み(mm)と透湿度(g/m2・24 hr、 )との
関係の一例は、フィルム厚と透湿度との関係グラフに示
すとおりである。
なお、詳細な製造方法については、実施例において、例
示の図面に基づいて詳述する。
(作用〕 この発明のシートクッションの構成は、表皮材にフアブ
リックを使用し、該ファブリックにすぐれた透湿性フィ
ルムにて裏打ちして外被層を形成した所要形状の袋状の
真空外被成形体にプラスチックフオームを結合した構成
のため、透湿性にすぐれ、長時間の着座において蒸れの
現象がなく、また、接着剤も透湿性のため全面接着であ
っても透湿性が阻害されることなく、フアブリックと透
湿性フィルムとの接着は、発泡体との接着のように多く
を使用しなくとも実用上好適な支持接着が得られるため
ファブリックの風合を損うことなく、また、フアブリッ
クは、弾性を有する透湿性フィルムにて結合支持されて
発泡体と連結されているため、クッション応力はフィル
ムにて適当に分散され、発泡体の反撥弾性の耐久性と好
適なシートクッション作用が得られる。
また、製造方法においては、フアブリックを使用する外
被層は縫製または溶着等の工程を必要とせず真空成形に
て簡易に所要形状に成形されるため製造工程が簡易化さ
れる。
〔実施例〕
実施例−1 第1図は透湿性外被層の部分断面図でおる。
図において、ユは透湿性外被層であって、表面材に非多
孔性の透湿性フィルムを裏打ちした構成であり、ファブ
リックの表面材2と透湿性接着剤3と透湿性フィルム4
との3層の積層体で構成したもので、ファプリツタの表
面材には、用島織物製のスパンデックストリコット5E
OO3を使用した。なお、この場合、透湿性接着剤は全
面に塗布されており、接着剤層の厚みは15〜20μで
あった。
第2図〜第5図は、シートクッションの成形手順を示す
説明用断面図である。
第2図は、透湿性外被層設定の真空成形型の概要を断面
にて示したもので真空ポンプ(図省略)に連結された真
空成形型6の上面に、透湿性外被層1を固定用治具5に
て設定したものである。この真空成形型6の温度は60
’±3℃の範囲(型温度は各種の使用材料によって適宜
に選定されるもので、通常100’C以下)に設定し、
上記透湿性外被層ユを吸引して、第3図の真空成形型の
断面に示すように真空外被成形体ユ(VCF)を形成す
る。次に、該真空成形型内に形成された袋状の真空外被
成形体ユ(VCF)内に第4図に示すように、ノズル7
から発泡性プラスチック組成液を注入する。この実施例
ではポリウレタン発泡性配合液を使用、その液温は23
°±2℃の範囲に保持し、注入後、第5図に示すように
上型8を閉め発泡成形硬化(硬化時間約2分)して注入
発泡成形部9を形成し、真空外被成形体ユ(VCF)と
一体化して透湿性シートクッションを製造するものであ
る。なお、液温は上記の温度に限定するものでなく、通
常は空温にて行なわれる。
実施例−2 この実施例は、袋状の真空外被成形体内に注入発泡する
代わりに、別の成形型にてあらかじめ所要形状のプラス
チック発泡体を成形した発泡成形部材10を使用するも
のである。
第6図は、上型11に発泡成形部材10を取り付け、透
湿性接着剤3を塗布し、前記第3図の袋状の真空外被成
形体ユ(VCF)形成の真空成形型6に、第7図に示す
ように、発泡成形部材10を取り付けた上型11を嵌合
し、加圧接着充填して一体化して透湿性シートクッショ
ンを製造するものである。
なお、上記透湿性シートクッションに使用される透湿性
フィルム4は、各種の組成のものが使用され得るもので
あるが、上記実施例に使用した組成(特願昭59−12
9542号)の−例は、次のような組成のものである。
すなわち、分子1200〜600のエチレングリコール
と有機ジカルボン酸単独又はジカルボン酸とε−カプロ
ラクトン及び又は短鎖ポリオールとの混合物を反応させ
て、ポリオキシエチレン含有率が17〜70%で分子量
が500〜3000のポリエステルポリオールとなし、
該ポリエステルポリオールに鎖延長剤の存在下で有機ポ
リイソシアネートを反応させて、ポリオキシエチレン含
有率を15〜62%の範囲としたポリウレタン重合体の
群から透湿度が45ミクロン当り3207g/Tn2・
24 hr、のフィルムを選定使用したものであるが、
厚みには関係なく、要するに透湿度3207 (+/m
2−24 hr、の透湿性ポリウレタンフィルムを使用
するものである。但し、同じ材質で20μのフィルムを
使用すれば、フィルム厚と透湿度との関係グラフから透
湿度は約1.5倍程度の高い透湿度が得られるものでお
る。要するに、3207 Mm2・24 hr、の透湿
度のフィルムテアれば下記の比較表の透湿度が得られる
ものである。
次に、実施例−1と実施例−2の製法による透湿度の比
較を行なったシートクッションの透湿度比較表を示す。
実施例−1の組成として、)7プリッタ+透湿性接着剤
+透湿性フィルム士ポリウレタンフォーム(厚みを1.
5 mmに加工)のシート試料No、1を作成、実施例
−2の組成として、フアブリック士透湿性接着剤十透湿
性フィルム士透湿性接着剤士ポリウレタンフォーム(厚
みを1.5 mmに加工)のシート試料NO,2を作成
、透湿度はJIS  Z−〇208の方法に準じて測定
した結果を示す。
透湿性フィルムは3207 (J/m” −24hr、
/45μを使用した。
(以下次頁) シートクッション゛湿度 車表 但し、Ao =透湿性ポリウレタンフィルムの透湿度(
3207g/m2・24 hr、/45μ)A =試料
の透湿度 上記試料の透湿度比較表に示すとおり、この発明のシー
トクッションはすぐれた透湿性を有するものである。
なお、この透湿性シートクッションに使用される接着剤
は、透湿性フィルムと同程度の透湿性(透湿度1500
 g/m2−24 hr、以上)を有するものが好まし
いので、透湿性接着剤を基本とするものであるが、点接
着または線接着する場合は、他の接着剤も使用可能であ
る。
この−例を示す透湿性接着剤は、前記フィルムと同様な
ポリウレタン重合体を主体とした透湿性接着剤で、フィ
ルム用組成の分子量1800、ポリオキシエチレン含有
率60%のポリエステルポリオール1モル当り、キシリ
レンジイソシアネート1.9モルを反応させて、末端に
イソシアネート基を有するプレポリマーとなし、これに
メチルエチルケトンを固形分50%となるように加え、
次いで、ネオペンチルグリコール1モルを添加して、ポ
リウレタン重合体原液を調製し、この原液100部当り
、メトキシメチロール化メラミン10部とアミン系硬化
剤5部を添加して透湿性接着剤の基本組成液を構成する
ものである。この基本組成液には、実用上必要に応じて
、柔軟化剤(たとえば、スミテックス・ソフトナー51
00゜スミテックス・シリコンンフトナー10その他の
可塑剤)、耐候剤(たとえば、各種の老化防止剤)顔料
その他の配合剤が適宜に添加される。
上記基本組成液に、希釈剤としてメチルエチルケトンを
用い固形分25%の接着剤配合液とした・ものである。
この接着剤配合液からキャスティング法(流し込み成形
)により得られた接着剤フィルムの特性は、抗張力20
3 kMcm2 、伸び194%、透湿度は3800(
J/m2−24 hr、/20μ、吸水膨潤率O%でお
る。
この吸水膨潤率は、厚さ20μX幅30mmx長さ15
0mmのフィルムを形成し、このフィルムに100mm
の間隔の標線を入れ、室温で水中に24時間浸漬した後
水中より取り出し、その直後の標線間距離りを測定し、
吸水膨潤率%を算出したものである。
上記透湿性接着剤の塗布は、充分な接着力の保持と施工
上の容易さから通常全面接着が採用されるが、接着剤の
厚みは通常50μ以下で施工されるものである。
〔発明の効果〕
この発明の透湿性シートクッションは、前記作用環にお
いて言及したようなすぐれた機能を有するものであり、
蒸れ現象がなく、耐久性と長時間好適な着座感の得られ
るシートクッションが簡易な方法で得られる特徴を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、透湿性外被層の部分断面図、第2図〜第7図
は、シートクッションの成形手順を示す説明的断面図、 第8図は、フィルム厚と透湿度との関係グラフである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フアブリックの表面材に透湿度1500g/m^
    2・24hr.以上の非多孔性の透湿性フィルムを裏打
    ちした透湿性外被層を、袋状の所要形状の外被成形体に
    形成した該外被成形体内に、発泡プラスチックを充填成
    形した構成を特徴とする透湿性シートクッション。
  2. (2)フアブリックの表面材に接着剤にて透湿性フィル
    ムを積層した透湿性外被層を、真空成形型上に設定し、
    真空吸引して袋状の所要形状の真空外被成形体を形成し
    、該外被成形体内に発泡性プラスチック組成液を注入し
    て発泡充填して一体化することを特徴とする透湿性シー
    トクッションの製造方法。
  3. (3)フアブリックに接着剤にて透湿性フィルムを積層
    した透湿性外被層を真空成形型上に設定し、真空吸引し
    て袋状の所要形状の真空外被成形体を形成し、別の成形
    型にてあらかじめ所要形状のプラスチック発泡体を成形
    した発泡成形部材を上型内面に取り付け、上記真空外被
    成形体形成の真空成形型に、上型にセットした発泡成形
    部材を接着剤を介して嵌合し、加圧接着充填して一体化
    することを特徴とする透湿性シートクッションの製造方
    法。
  4. (4)上記製造方法における接着剤が透湿性接着剤であ
    る特許請求の範囲第3項又は第4項記載の透湿性シート
    クッションの製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5811039A (en) * 1991-12-12 1998-09-22 Montell Italia S.P.A. Process for fabricating bodies of polymeric material with foamed core
JP2020040362A (ja) * 2018-09-13 2020-03-19 株式会社Subaru 繊維強化複合材料の製造方法及び締結部材を具備した繊維強化複合材料

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