JPS63160274A - 砒化ガリウム半導体装置 - Google Patents
砒化ガリウム半導体装置Info
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- JPS63160274A JPS63160274A JP30647986A JP30647986A JPS63160274A JP S63160274 A JPS63160274 A JP S63160274A JP 30647986 A JP30647986 A JP 30647986A JP 30647986 A JP30647986 A JP 30647986A JP S63160274 A JPS63160274 A JP S63160274A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はショットキ障壁接合型の電界効果トランジスタ
を有するIC等を含む砒化ガリウム半導体装置に関する
。
を有するIC等を含む砒化ガリウム半導体装置に関する
。
低雑音、高遮断周波数、高出力等の特長を有するマイク
ロ波トランジスタとして、閃亜鉛鉱型結晶構造の基体を
基にして形成された砒化ガリウム電界効果トランジスタ
(GaAsFETと略す。
ロ波トランジスタとして、閃亜鉛鉱型結晶構造の基体を
基にして形成された砒化ガリウム電界効果トランジスタ
(GaAsFETと略す。
)が広く知られている。また、このQaAsl’ETの
一つとして、ショットキ障壁ゲート形電界効果トランジ
スタ(SBG−FETと略す。)が知られている。5B
G−FETはns電型の能動(アクティブ)頭載主面に
設けられたオーミック接触構造のソース・ドレイン電極
と、その中m1に一つあるいは二つ設けられたショット
キ接合構造のゲート電極とからなり、シングルゲート構
造あるいはデュアルゲート構造を構成している。
一つとして、ショットキ障壁ゲート形電界効果トランジ
スタ(SBG−FETと略す。)が知られている。5B
G−FETはns電型の能動(アクティブ)頭載主面に
設けられたオーミック接触構造のソース・ドレイン電極
と、その中m1に一つあるいは二つ設けられたショット
キ接合構造のゲート電極とからなり、シングルゲート構
造あるいはデュアルゲート構造を構成している。
ところで、前記のGaAsMES−FETにあっては、
たとえば、工業調査会発行「電子材料」1980年4月
号、昭和55年4月1日発行、P74〜P78に記載さ
れているように、ゲート電極はアルミニュウム(Al)
あるいはりフラクトリメタルが主流である。そして、前
記文献にも記載されているように、信頼度的にみた場合
、少なくとも素子(チップ)が気密封止されている限り
においては、Alが最も安定である。
たとえば、工業調査会発行「電子材料」1980年4月
号、昭和55年4月1日発行、P74〜P78に記載さ
れているように、ゲート電極はアルミニュウム(Al)
あるいはりフラクトリメタルが主流である。そして、前
記文献にも記載されているように、信頼度的にみた場合
、少なくとも素子(チップ)が気密封止されている限り
においては、Alが最も安定である。
また、工業調査会発行「電子材料J 1974年5月号
、昭和49年5月1日発行、P58〜P62に記載され
ている技術では、ソース・ドレイン電極として、A u
G e / N i / A uが使用されるととも
に、ゲート電極として、Cr/Mo/Auが使用されて
いる。
、昭和49年5月1日発行、P58〜P62に記載され
ている技術では、ソース・ドレイン電極として、A u
G e / N i / A uが使用されるととも
に、ゲート電極として、Cr/Mo/Auが使用されて
いる。
以下は公知とされた技術ではないが、本発明者により開
発された技術である。本発明者はゲート電極として、A
Aを用い、FETとFETを結ぶ配線電極にM o /
A uを用い、そして、その配線電極の上部を被うよ
うに保護膜(パッシベーション膜)として、ケミカル・
ベーパデポジション法(CVD法、プラズマを利用した
CVD法を除く。
発された技術である。本発明者はゲート電極として、A
Aを用い、FETとFETを結ぶ配線電極にM o /
A uを用い、そして、その配線電極の上部を被うよ
うに保護膜(パッシベーション膜)として、ケミカル・
ベーパデポジション法(CVD法、プラズマを利用した
CVD法を除く。
)を用いて形成したリン・シリケート・ガラス膜(PS
G膜)を形成していた。
G膜)を形成していた。
しかしながらこのPSG膜は形成温度が400″Cと高
い。そのため、パッシベーション膜形成時の400 ”
C程度の熱によって、ゲート電極のAAがヒルロックを
起こし、バリア金属のMo(モリブデン)を破壊し、ゲ
ート電極の/lと配線電極のAuとが直接反応し、電極
変色による外観不良及び素子特性劣化等の不良を引き起
すということが本発明者によってあきらかにされた。
い。そのため、パッシベーション膜形成時の400 ”
C程度の熱によって、ゲート電極のAAがヒルロックを
起こし、バリア金属のMo(モリブデン)を破壊し、ゲ
ート電極の/lと配線電極のAuとが直接反応し、電極
変色による外観不良及び素子特性劣化等の不良を引き起
すということが本発明者によってあきらかにされた。
本発明の目的は配線電極の信頼性が高い砒化ガリウム半
導体装置を提供することにある。
導体装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明m書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
本明m書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
本発明の砒化ガリウム半導体装置にあっては、ゲート電
極をAfLで構成するとともに、このへ旦上に設けられ
る配線層は、下層がソース・ドレイン電極のAuのバリ
アとなるTiWで上層がAlSiとなる構造となってい
るとともに、前記配線層を被うパッシベーション膜は低
温で形成されるプラズマナイトライド膜となっている。
極をAfLで構成するとともに、このへ旦上に設けられ
る配線層は、下層がソース・ドレイン電極のAuのバリ
アとなるTiWで上層がAlSiとなる構造となってい
るとともに、前記配線層を被うパッシベーション膜は低
温で形成されるプラズマナイトライド膜となっている。
上記した手段によれば、ゲート電極は加工性がよく低抵
抗のA1で構成されていることから、砒化ガリウム半導
体装置の信頼性が高くなる。また、パッシベーション膜
は低温状態(約250”C)で形成されるプラズマナイ
トライド膜となっていることから、砒化ガリウム半導体
装置の製造時、熱でA1電極がヒルロックを起こすこと
もなく、配線層の信頼性も高くなる。
抗のA1で構成されていることから、砒化ガリウム半導
体装置の信頼性が高くなる。また、パッシベーション膜
は低温状態(約250”C)で形成されるプラズマナイ
トライド膜となっていることから、砒化ガリウム半導体
装置の製造時、熱でA1電極がヒルロックを起こすこと
もなく、配線層の信頼性も高くなる。
以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例によるGaAs−5BC,−
FETの概要を示す断面図、第2図〜第7図はGaAs
−5BG−FETの製造方法を示す断面図であって、第
2図はGaAs−3BGFETの製造におけるウェハの
一部を示す断面図、第3図はn十形領域を形成した状態
を示す断面図、第4図はソース電極およびドレイン電極
を形成した状態を示すウェハの断面図、第5図はゲート
電極を形成した状態を示すウェハの断面図、第6図はゲ
ート電極上に配線層を形成した状態を示すウェハの断面
図、第7図はパッシベーション膜が形成された状態のウ
ェハの断面図である。
FETの概要を示す断面図、第2図〜第7図はGaAs
−5BG−FETの製造方法を示す断面図であって、第
2図はGaAs−3BGFETの製造におけるウェハの
一部を示す断面図、第3図はn十形領域を形成した状態
を示す断面図、第4図はソース電極およびドレイン電極
を形成した状態を示すウェハの断面図、第5図はゲート
電極を形成した状態を示すウェハの断面図、第6図はゲ
ート電極上に配線層を形成した状態を示すウェハの断面
図、第7図はパッシベーション膜が形成された状態のウ
ェハの断面図である。
この実施例のGaAs−3BG−FETは、第1図に示
されるような構造となっている。すなわら、半絶縁性G
aAs基板lの主面にはn十導電形(n十形)からなる
ソース領域2およびドレイン領域3が所定の間隔に配設
されている。また、このソース領域2とドレイン領域3
との間には、n形のチャネル4が設けられている。また
、前記ソース領域2の上面にはソース電極5゛が設けら
れているとともに、ドレイン領域3の上面にはドレイン
電極6が配設されている。これらソース電極5およびド
レイン電極6は、いずれもAuGeが最下層となるAu
Ge/Ni/Auによって構成されている。また、前記
チャネル4の上面にはA1からなるゲート電極7が設け
られている。また、前記ゲート電極7およびソース電極
5ならびにドレイン電極6上には、配線層8が積層形成
されている。この配線層8は高融点金属であるTiW層
8aと、このTiW層8a上に重ねられたAl131層
8bとによって構成されている。なお、同図における9
はSin、からなる絶縁膜、10ば5iQz膜からなる
絶縁膜、11はPSG膜(リンシリケートガラス膜)等
からなる眉間絶縁膜、12はプラズマナイトライド膜(
P−3iN膜)等からなるプラズマCVD膜である。ま
た、このようなFETチップI7にあっては、パッケー
ジに組み込まれた際、前記ソース電極5およびドレイン
電極6上、厳密にはAJISi層8b上には、ワイヤ1
8.19が接続される。
されるような構造となっている。すなわら、半絶縁性G
aAs基板lの主面にはn十導電形(n十形)からなる
ソース領域2およびドレイン領域3が所定の間隔に配設
されている。また、このソース領域2とドレイン領域3
との間には、n形のチャネル4が設けられている。また
、前記ソース領域2の上面にはソース電極5゛が設けら
れているとともに、ドレイン領域3の上面にはドレイン
電極6が配設されている。これらソース電極5およびド
レイン電極6は、いずれもAuGeが最下層となるAu
Ge/Ni/Auによって構成されている。また、前記
チャネル4の上面にはA1からなるゲート電極7が設け
られている。また、前記ゲート電極7およびソース電極
5ならびにドレイン電極6上には、配線層8が積層形成
されている。この配線層8は高融点金属であるTiW層
8aと、このTiW層8a上に重ねられたAl131層
8bとによって構成されている。なお、同図における9
はSin、からなる絶縁膜、10ば5iQz膜からなる
絶縁膜、11はPSG膜(リンシリケートガラス膜)等
からなる眉間絶縁膜、12はプラズマナイトライド膜(
P−3iN膜)等からなるプラズマCVD膜である。ま
た、このようなFETチップI7にあっては、パッケー
ジに組み込まれた際、前記ソース電極5およびドレイン
電極6上、厳密にはAJISi層8b上には、ワイヤ1
8.19が接続される。
つぎに、GaAs−8BG−FETの製造方法について
第2図〜第7図を参照しながら説明する。
第2図〜第7図を参照しながら説明する。
最初に半絶縁性GaAs基板1からなる大径の化合物半
導体薄板(ウェハ)13が用意される。
導体薄板(ウェハ)13が用意される。
このウェハ13は、第2図に示されているように、その
主面に部分的にSiO□膜のような絶縁膜14が設けら
れる。その後、この絶縁膜14をマスクとしてイオン注
入が施され、半絶縁性GaAs基板1の所望領域にn導
電影領域(n影領域)15が形成される。このn影領域
15は、その一部が後にチャネル4となる。なお、隣り
合う一点鎖線で挟まれた領域が単一のチップが形成され
る領域である。
主面に部分的にSiO□膜のような絶縁膜14が設けら
れる。その後、この絶縁膜14をマスクとしてイオン注
入が施され、半絶縁性GaAs基板1の所望領域にn導
電影領域(n影領域)15が形成される。このn影領域
15は、その一部が後にチャネル4となる。なお、隣り
合う一点鎖線で挟まれた領域が単一のチップが形成され
る領域である。
つぎに、第3図に示されるように、前記絶縁膜14は除
去される。その後、前記ウェハ13の主面には再びSi
n、膜のような絶縁膜16が部分的に設けられる。この
絶縁膜16で被われない露出した領域は、ソース領域2
およびドレイン領域3を形成する領域である。絶縁膜1
6が設けられた後、ウェハ13の主面には、再びイオン
注入によってSt等が高濃度に打ち込まれ、n十形領域
からなるソース領域2およびドレイン領域3が形成され
る。このソース領域2およびドレイン領域3の形成処理
によって、ソース領b52とドレイン領域3間に前記n
影領域15からなるチャネル4が形成される。
去される。その後、前記ウェハ13の主面には再びSi
n、膜のような絶縁膜16が部分的に設けられる。この
絶縁膜16で被われない露出した領域は、ソース領域2
およびドレイン領域3を形成する領域である。絶縁膜1
6が設けられた後、ウェハ13の主面には、再びイオン
注入によってSt等が高濃度に打ち込まれ、n十形領域
からなるソース領域2およびドレイン領域3が形成され
る。このソース領域2およびドレイン領域3の形成処理
によって、ソース領b52とドレイン領域3間に前記n
影領域15からなるチャネル4が形成される。
つぎに、前記絶縁膜16が除去される。そして、第4図
に示されるように、このウェハ13の主面は、常用のホ
トリソグラフィによって、ソース電極5およびドレイン
電極6の形成領域を除いてSiO□膜のような絶縁膜9
が設けられるとともに、蒸着、リフトオフ法によってソ
ース電極5およびドレイン電極6が設けられる。これら
ソース電極5およびドレイン電極6は共に同一構成とな
り、最下層がAuGe7JとなるA u G e /
N i / A uからなる数1000人の厚さの多層
構造となっている。
に示されるように、このウェハ13の主面は、常用のホ
トリソグラフィによって、ソース電極5およびドレイン
電極6の形成領域を除いてSiO□膜のような絶縁膜9
が設けられるとともに、蒸着、リフトオフ法によってソ
ース電極5およびドレイン電極6が設けられる。これら
ソース電極5およびドレイン電極6は共に同一構成とな
り、最下層がAuGe7JとなるA u G e /
N i / A uからなる数1000人の厚さの多層
構造となっている。
つぎに、第5図に示されるように、ウェハ13の主面全
域にはSin、膜のような絶縁膜10が設けられる。ま
た、この絶縁膜IOおよび絶縁膜9は部分的に除去され
るとともに、露出した半絶縁性GaAS基板1の主面に
は、リフトオフ法によってアルミニウムからなるゲート
電極7が1μm程度の厚さに形成される。
域にはSin、膜のような絶縁膜10が設けられる。ま
た、この絶縁膜IOおよび絶縁膜9は部分的に除去され
るとともに、露出した半絶縁性GaAS基板1の主面に
は、リフトオフ法によってアルミニウムからなるゲート
電極7が1μm程度の厚さに形成される。
つぎに、第6図に示されるように、ウェハ13の主面に
はCVD法によってPSG膜からなる層間絶縁膜11が
設けられる。この眉間絶縁膜11の形成はゲート電極7
に悪い影響を与えないように低温で行われる。また、こ
の層間絶縁膜11は部分的に除去される。層間絶縁膜1
1の除去部の一部は、前記ゲート電極7およびソース電
極形成領域ならびにドレイン電極形成領域に対応する部
分である。その後、リフトオフ法によって、ゲート電極
7およびソース電極5ならびにドレイン電極6上には配
線層8が形成される。配線層8は、下層が2000人程
度O7さの高融点金属であるTiW層8aとなり、上層
がtoooo人程度の厚さのAlSi層8bとなってい
る。前記TiW層8aおよびA旦Si層8bは配線層と
なるとともに、前記71w層aaは下地のAlやAuG
e/Ni/Auと、上層のA、1lsi層8bとの反応
を防止するバッファ層となっている。
はCVD法によってPSG膜からなる層間絶縁膜11が
設けられる。この眉間絶縁膜11の形成はゲート電極7
に悪い影響を与えないように低温で行われる。また、こ
の層間絶縁膜11は部分的に除去される。層間絶縁膜1
1の除去部の一部は、前記ゲート電極7およびソース電
極形成領域ならびにドレイン電極形成領域に対応する部
分である。その後、リフトオフ法によって、ゲート電極
7およびソース電極5ならびにドレイン電極6上には配
線層8が形成される。配線層8は、下層が2000人程
度O7さの高融点金属であるTiW層8aとなり、上層
がtoooo人程度の厚さのAlSi層8bとなってい
る。前記TiW層8aおよびA旦Si層8bは配線層と
なるとともに、前記71w層aaは下地のAlやAuG
e/Ni/Auと、上層のA、1lsi層8bとの反応
を防止するバッファ層となっている。
つぎに、第7図に示されるように、ウェハ13の主面全
域には、プラズマCVD法によってプラズマナイトライ
ド膜からなるプラズマCVD膜12が形成されるととも
に、不所望部分はエツチング除去される。前記プラズマ
CVD膜12はファイナルパンシベーシシン膜となる。
域には、プラズマCVD法によってプラズマナイトライ
ド膜からなるプラズマCVD膜12が形成されるととも
に、不所望部分はエツチング除去される。前記プラズマ
CVD膜12はファイナルパンシベーシシン膜となる。
このプラズマCVD膜12を形成するプラズマCVD法
は、250°C程度の温度下で処理ができるため、この
処理時、前記ゲート電極7がヒルロックを起こすことは
ない。また、配線N8の上層部はAJISi層8bから
なり、Allとの間に反応を起こすAuは存在しない。
は、250°C程度の温度下で処理ができるため、この
処理時、前記ゲート電極7がヒルロックを起こすことは
ない。また、配線N8の上層部はAJISi層8bから
なり、Allとの間に反応を起こすAuは存在しない。
したがって、AJIのヒルロックも生じないこととあい
まって、プラズマCV DJli 12を形成する際、
配線層8が損なわれることはない。
まって、プラズマCV DJli 12を形成する際、
配線層8が損なわれることはない。
その後、前記ウェハ13は縦横に分断され、第1図に示
されるようなFETチップ17が製造される。
されるようなFETチップ17が製造される。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
る。
(1)本発明のGaAs−3BG−FETは、ゲート電
極として、ヒルロックを起こし易いA、Qを使用してい
るが、パッシベーション膜は250゜Cと低温下で形成
されたプラズマCVD膜となり、かつプラズマCVD膜
とAlとの間には高融点のTiW層が介在されているた
め、FETの製造において、A文型極上に配線層を形成
した後のパッシベーション膜形成時に、Alがヒルロッ
クを起こすようなこともなく、配線層の信頼性が向上す
るという効果が得られる。
極として、ヒルロックを起こし易いA、Qを使用してい
るが、パッシベーション膜は250゜Cと低温下で形成
されたプラズマCVD膜となり、かつプラズマCVD膜
とAlとの間には高融点のTiW層が介在されているた
め、FETの製造において、A文型極上に配線層を形成
した後のパッシベーション膜形成時に、Alがヒルロッ
クを起こすようなこともなく、配線層の信頼性が向上す
るという効果が得られる。
(2)上記(1)雄より、本発明によれば、GaAs
−SBG −FETは、その製造において、AAのヒル
ロックが発生しないことから、Alと配線層上部の物質
との反応も起きず、配線層の信頼性が向上するという効
果が得られる。
−SBG −FETは、その製造において、AAのヒル
ロックが発生しないことから、Alと配線層上部の物質
との反応も起きず、配線層の信頼性が向上するという効
果が得られる。
(3)本発明のGaAs −SBG ・FETにあって
は、Au系電極メタルとなるソース・ドレイン上に、/
l系の配線金属を接続する異種金属の接続となるが、パ
ッシベーションに400’Cと高温処理が必要なCVD
PSGを形成せず、250 。
は、Au系電極メタルとなるソース・ドレイン上に、/
l系の配線金属を接続する異種金属の接続となるが、パ
ッシベーションに400’Cと高温処理が必要なCVD
PSGを形成せず、250 。
00と低温で形成できるプラズマCVDで形成している
ため、All −S 1JiJがソース・ドレインメタ
ルと反応せず、素子特性が、劣化するようなことが防止
できるという効果が得られる。
ため、All −S 1JiJがソース・ドレインメタ
ルと反応せず、素子特性が、劣化するようなことが防止
できるという効果が得られる。
(4)本発明のGaAs −SBG −FETは、配線
メタルにTiW//141・Stを使用し、高価なMo
/Auを使用していないことから、材料費が安くなり、
GaAs−8P、G=FETのコスト低減が達成できる
という効果が得られる。
メタルにTiW//141・Stを使用し、高価なMo
/Auを使用していないことから、材料費が安くなり、
GaAs−8P、G=FETのコスト低減が達成できる
という効果が得られる。
(5)上記(1)〜(4)により、本発明によれば、材
料費の軽減およびGaAs −5BG−FETの製造歩
留りの向上とも相俟って信頼性の高いGaAs−5BG
l’ETを安価に提供することができるという相乗効果
が得られる。
料費の軽減およびGaAs −5BG−FETの製造歩
留りの向上とも相俟って信頼性の高いGaAs−5BG
l’ETを安価に提供することができるという相乗効果
が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、第8図は本発
明者によって製造されたGaAs ICの等価回路であ
り、第9図〜第14図は、その製造を示す断面図である
。すなわち、このGaAs1Cでは、前段のFE”r’
20のドレイン出力を、後段のFET21の入力とする
構成となっている。
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。たとえば、第8図は本発
明者によって製造されたGaAs ICの等価回路であ
り、第9図〜第14図は、その製造を示す断面図である
。すなわち、このGaAs1Cでは、前段のFE”r’
20のドレイン出力を、後段のFET21の入力とする
構成となっている。
以下、第1O図〜第15図を参照しなからGaAs1C
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
最初に半絶縁性GaAs基板1からなる大径の化合物半
導体薄板(ウェハ)13が用意されるとともに、このウ
ェハ13は、第9図に示されているように、その主面に
部分的にSiO□膜のような絶縁膜14が設けられる。
導体薄板(ウェハ)13が用意されるとともに、このウ
ェハ13は、第9図に示されているように、その主面に
部分的にSiO□膜のような絶縁膜14が設けられる。
その後、この絶縁膜14をマスクとしてSiが注入され
、半絶縁性GaAs基Fi、lの所望領域にn十形領域
22が形成される。このn十形領域22は、前段のFE
T20および後段のFET21を近接して形成すること
から、前段FET形成領域23および後段FET形成領
域24に、それぞれ一対ずつ形成される。
、半絶縁性GaAs基Fi、lの所望領域にn十形領域
22が形成される。このn十形領域22は、前段のFE
T20および後段のFET21を近接して形成すること
から、前段FET形成領域23および後段FET形成領
域24に、それぞれ一対ずつ形成される。
なお、隣り合う一点鎖線で挟まれた領域が単一のチップ
が形成される領域である。
が形成される領域である。
つぎに、第10図に示されるように、前記絶縁rPi、
14は除去される。その後、前記ウェハ13の主面には
再びSiO□膜のような′4tA縁膜16が部分的に設
けられるとともに、Stが注入され、n+形領領域らな
るソース領域2およびドレイン領域3ならびにn影領域
からなるチャネル4が形成される。
14は除去される。その後、前記ウェハ13の主面には
再びSiO□膜のような′4tA縁膜16が部分的に設
けられるとともに、Stが注入され、n+形領領域らな
るソース領域2およびドレイン領域3ならびにn影領域
からなるチャネル4が形成される。
つぎに、前記絶縁膜16が除去される。その後、第11
図に示されるように、このウェハ13の主面は、常用の
ホトリソグラフィによって、ソース電極5およびドレイ
ン電極6の形成領域を除いてS iOz膜のような絶縁
膜9が設けられるとともに、蒸着、リフトオフ法によっ
て、最下層がAuGe層となるAuGe/Ni/Auか
らなる数1000人の厚さの多層構造となるソース電極
5およびドレイン電極6が設けられる。
図に示されるように、このウェハ13の主面は、常用の
ホトリソグラフィによって、ソース電極5およびドレイ
ン電極6の形成領域を除いてS iOz膜のような絶縁
膜9が設けられるとともに、蒸着、リフトオフ法によっ
て、最下層がAuGe層となるAuGe/Ni/Auか
らなる数1000人の厚さの多層構造となるソース電極
5およびドレイン電極6が設けられる。
つぎに、第12図に示されるように、ウェハ13の主面
全域にはSin、膜のような絶縁膜10が設けられる。
全域にはSin、膜のような絶縁膜10が設けられる。
また、この絶縁膜10および絶縁膜9は部分的に除去さ
れるとともに、露出した半絶縁性GaA1板lの主面に
は、リフトオフ法によってアルミニウムからなるゲート
電極7が1μm程度の厚さに形成される。
れるとともに、露出した半絶縁性GaA1板lの主面に
は、リフトオフ法によってアルミニウムからなるゲート
電極7が1μm程度の厚さに形成される。
つぎに、第13図に示されるように、リフトオフ法によ
って配線層8が形成される。この配線層8は、下層が2
000人程度0厚さの高融点金属であるTiW層8aと
なり、上層が10000人程度の厚さのAASi層8b
となっている。 つぎに、第14図に示されるように、
ウェハ13の主面全域には、プラズマCVD法によって
プラズマナイトライド膜からなるプラズマCVD膜12
が形成されるとともに、不所望部分はエツチング除去さ
れる。前記プラズマCVD膜12はファイナルパッシベ
ーション膜となる。このプラズマCVD膜12を形成す
るプラズマCVD法は、250°C程度の温度下で処理
ができるため、この処理時、前記ゲート電極7がヒルロ
ックを起こすことはない。また、配線層8の上層部はA
JISi層8bからなり、Alとの間に反応を起こすA
LJは存在しない。したがって、/lのヒルロックも生
じないこととあいまって、プラズマCVDn112を形
成する際、配線層8が損なわれることはない。
って配線層8が形成される。この配線層8は、下層が2
000人程度0厚さの高融点金属であるTiW層8aと
なり、上層が10000人程度の厚さのAASi層8b
となっている。 つぎに、第14図に示されるように、
ウェハ13の主面全域には、プラズマCVD法によって
プラズマナイトライド膜からなるプラズマCVD膜12
が形成されるとともに、不所望部分はエツチング除去さ
れる。前記プラズマCVD膜12はファイナルパッシベ
ーション膜となる。このプラズマCVD膜12を形成す
るプラズマCVD法は、250°C程度の温度下で処理
ができるため、この処理時、前記ゲート電極7がヒルロ
ックを起こすことはない。また、配線層8の上層部はA
JISi層8bからなり、Alとの間に反応を起こすA
LJは存在しない。したがって、/lのヒルロックも生
じないこととあいまって、プラズマCVDn112を形
成する際、配線層8が損なわれることはない。
その後、前記ウェハ13は縦横に分断されGaAl I
Cチップが製造される。
Cチップが製造される。
このような実施例によるGaAs ICは、ゲート電極
として、ヒルロックを起こし易い/lを使用しているが
、パッシベーション膜は250°Cと低温下で形成され
たプラズマCVD膜となり、かつプラズマCVD膜とΔ
文との間には高融点のTiW層が介在されているため、
FET0裂造において、A、II電電工上配線層を形成
した後のパンシベーション膜形成時に、/lがヒルロッ
クを起こすようなこともなく、Anと配線層上部の物質
との反応も起きず、配線層の信頼性が向上するという効
果が得られる。また、本発明のGaAs1Cは、配線メ
タルにT i W/AJJ−3iを使用し、高価なMo
ZAuを使用していないことから、材料費が安くなり、
製造コストの低減が達成できる。
として、ヒルロックを起こし易い/lを使用しているが
、パッシベーション膜は250°Cと低温下で形成され
たプラズマCVD膜となり、かつプラズマCVD膜とΔ
文との間には高融点のTiW層が介在されているため、
FET0裂造において、A、II電電工上配線層を形成
した後のパンシベーション膜形成時に、/lがヒルロッ
クを起こすようなこともなく、Anと配線層上部の物質
との反応も起きず、配線層の信頼性が向上するという効
果が得られる。また、本発明のGaAs1Cは、配線メ
タルにT i W/AJJ−3iを使用し、高価なMo
ZAuを使用していないことから、材料費が安くなり、
製造コストの低減が達成できる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるGaAs−5BG−
FETの製造技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではない。
をその背景となった利用分野であるGaAs−5BG−
FETの製造技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではない。
本発明は少なくともAJ11等ヒルロツタを起こし易い
電極を有する化合物半導体装置の製造技術には適用でき
る。
電極を有する化合物半導体装置の製造技術には適用でき
る。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の砒化ガリウム半導体装置にあっては、ゲート電
極をAllで構成するとともに、このAJIl上に設け
られる配線層は、下層がTiWで上層がAJISiとな
る構造となっているとともに、前記配線層を被うパッシ
ベーション膜は低温で形成されるプラズマナイトライド
膜となっている砒化ガリウム半導体装置の製造時、熱で
AfL電極がヒルロックを起こすこともなく配線層の信
頼性も高くなる。また、本発明によれば、配線層に高価
なAUを用いることもなく、Auよりも安価なTiWお
よびAJISiを用いるため、砒化ガリウム半導体装置
の製造コストが安価となる。
極をAllで構成するとともに、このAJIl上に設け
られる配線層は、下層がTiWで上層がAJISiとな
る構造となっているとともに、前記配線層を被うパッシ
ベーション膜は低温で形成されるプラズマナイトライド
膜となっている砒化ガリウム半導体装置の製造時、熱で
AfL電極がヒルロックを起こすこともなく配線層の信
頼性も高くなる。また、本発明によれば、配線層に高価
なAUを用いることもなく、Auよりも安価なTiWお
よびAJISiを用いるため、砒化ガリウム半導体装置
の製造コストが安価となる。
第1図は本発明の一実施例によるGaAsICにおける
・5BG−FET部分の概要を示す断面図、 第2図は同じ<GaAs −5BG−FETの製造にお
けるウェハの一部を示す断面図、第3図は同じくn十形
領域を形成した状態を示す断面図、 第4図は同じくソース電極およびドレイン電極を形成し
た状態を示すウェハの断面図、第5図は同じくゲート電
極を形成した状態を示すウェハの断面図、 第6図は同じくゲート電極上に配線層を形成した状態を
示すウェハの断面図、 第7図は同じくバンシヘーション膜が形成された状態の
ウェハの断面図、 第8図は本発明の他の実施例によるGaAs ICの等
価回路、 第9図は同じ(GaAslC製造におけるウェハの断面
図、 第10図は同じくソース領域およびドレイン領域ならび
にチャネルがそれぞれ一対形成されたウェハの断面図、 第11図はソース電極およびドレイン電極を形成した状
態を示すウェハ、の断面図、 第12図はゲート電極を形成した状態を示すウェハの断
面図、 第13図は前段FETのドレイン電極と後段FETのゲ
ート電極を接続した状態を示すウェハの断面図、 第14図は同じくファイナルパ・ノシベーションを部分
的に設けたウェハの断面図である。 ■・・・半絶縁性GaAs基板、2・・・ソース領域、
3・・・ドレイン領域、4・・・チャネル、5・・・ソ
ース電極、6・・・ドレインS Fi、7・・・ゲート
電極、8・・・配vA層、9.10・・・絶縁11り、
11・・・居間絶縁膜、12・・・プラズマCVD膜、
13・・・化合物半導体薄板(ウェハ)、14・・・絶
縁膜、15・・・n影領域、16・・・絶縁膜、17・
・・ICチップ、18.19・・・ワイヤ、2o・・・
前段のFET、21−−−後段のFET、22・−−n
+形頭域、23・・・前段FET形成領域、24・・・
後段FET形成領域。 パ・篤ノ 第 5 図 第 6 図 第 7 図 第 8 図 21−ネ亥四のFE丁 第 9 図 第11図 第12g 第13区 第14図 β
・5BG−FET部分の概要を示す断面図、 第2図は同じ<GaAs −5BG−FETの製造にお
けるウェハの一部を示す断面図、第3図は同じくn十形
領域を形成した状態を示す断面図、 第4図は同じくソース電極およびドレイン電極を形成し
た状態を示すウェハの断面図、第5図は同じくゲート電
極を形成した状態を示すウェハの断面図、 第6図は同じくゲート電極上に配線層を形成した状態を
示すウェハの断面図、 第7図は同じくバンシヘーション膜が形成された状態の
ウェハの断面図、 第8図は本発明の他の実施例によるGaAs ICの等
価回路、 第9図は同じ(GaAslC製造におけるウェハの断面
図、 第10図は同じくソース領域およびドレイン領域ならび
にチャネルがそれぞれ一対形成されたウェハの断面図、 第11図はソース電極およびドレイン電極を形成した状
態を示すウェハ、の断面図、 第12図はゲート電極を形成した状態を示すウェハの断
面図、 第13図は前段FETのドレイン電極と後段FETのゲ
ート電極を接続した状態を示すウェハの断面図、 第14図は同じくファイナルパ・ノシベーションを部分
的に設けたウェハの断面図である。 ■・・・半絶縁性GaAs基板、2・・・ソース領域、
3・・・ドレイン領域、4・・・チャネル、5・・・ソ
ース電極、6・・・ドレインS Fi、7・・・ゲート
電極、8・・・配vA層、9.10・・・絶縁11り、
11・・・居間絶縁膜、12・・・プラズマCVD膜、
13・・・化合物半導体薄板(ウェハ)、14・・・絶
縁膜、15・・・n影領域、16・・・絶縁膜、17・
・・ICチップ、18.19・・・ワイヤ、2o・・・
前段のFET、21−−−後段のFET、22・−−n
+形頭域、23・・・前段FET形成領域、24・・・
後段FET形成領域。 パ・篤ノ 第 5 図 第 6 図 第 7 図 第 8 図 21−ネ亥四のFE丁 第 9 図 第11図 第12g 第13区 第14図 β
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Alをショットキー電極とする砒化ガリウム半導体
装置であって、前記Al上に配設される配線層は高融点
金属を含む物質で構成されかつ前記配線層はプラズマC
VD膜で被われていることを特徴とする砒化ガリウム半
導体装置。 2、前記配線層は下層がTiW、上層がAlSiとなっ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の砒
化ガリウム半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647986A JPS63160274A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 砒化ガリウム半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30647986A JPS63160274A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 砒化ガリウム半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63160274A true JPS63160274A (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=17957511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30647986A Pending JPS63160274A (ja) | 1986-12-24 | 1986-12-24 | 砒化ガリウム半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63160274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009194002A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | Iii族窒化物半導体高電子移動度トランジスタ及びその製造方法 |
-
1986
- 1986-12-24 JP JP30647986A patent/JPS63160274A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009194002A (ja) * | 2008-02-12 | 2009-08-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | Iii族窒化物半導体高電子移動度トランジスタ及びその製造方法 |
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