JPS63159545A - ポリエステル長繊維加工糸織物の製造方法 - Google Patents

ポリエステル長繊維加工糸織物の製造方法

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JPS63159545A
JPS63159545A JP61302696A JP30269686A JPS63159545A JP S63159545 A JPS63159545 A JP S63159545A JP 61302696 A JP61302696 A JP 61302696A JP 30269686 A JP30269686 A JP 30269686A JP S63159545 A JPS63159545 A JP S63159545A
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JP
Japan
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long fiber
warp
yarn
fabric
processed yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP61302696A
Other languages
English (en)
Inventor
瀬古 公二
竹内 崇郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はポリエステル長繊維加工糸を経糸及び緯糸とし
て、ウォータージェットルームを用いて無撚の杖態で製
織する方法に関するものである。
【従来の技術】
従来からポリエステル長繊維加工糸織物を製織する方法
のうちウォータージェットルームを用いる場合には経糸
が無撚であればポリアクリル酸エステルで代表される糊
剤を付着量で8〜12重量%を該経糸に付与し製織する
方法又は糸条に交絡(インクレース)処理を施しかつワ
ックス剤あるいは鉱物油を主成分とするオイリング剤等
の0.8〜2.0重量%を該経糸に付与して無糊で製織
する方法等がある。これらの方法において仕上げ巾15
0c−前後の織物をウォータージェットルームを用いて
その回転数は400〜500回/分とした場合。 停台回数は品質保証可能な100万ピツク当たり15回
以下を目標とし、織物工場における生産設備とも関連す
るが一般的に実稼動率は93〜95%で製織されている
。 ここで製織されているポリエステル長繊維加工糸織物の
多くは工業的コストに見合った製織可能な範囲の織物で
、その代表例としては繊度が150デニールを中心に経
糸l:緯糸2の太さ割合の糸使いで、va物組織が2/
1又は3/1斜文等とし。 生機での合計密度が180〜185本/吋未満で、仕上
げ製品目付が2208/lI”未満のものである。該生
機の仕上げ加工においては一般的染仕上げ加工によって
均斉かつ安定した品位の仕上げ製品を得ることができる
。 しかし仕上げ製品目付が220g/m”を超える高密度
ポリエステル長繊維加工糸織物を従来の技術で製織する
と経糸の開繊現象が多発し、緯入れ不良。 毛羽立ち等が生じ十分な製織性が得られず、均斉な織物
を得がたい。従来はウォータージェットルームの運転を
400〜500回/分にして100万ピツク当たりの停
台回数は品質保証可能範囲の15回を大きく上回ること
になる。 ポリエステル長繊維加工糸のこの開繊現象は製織中の綜
絖から筬までの間において筬の摺動と緯糸入れ噴射水の
分散衝撃抵抗とにより発生し、数千本からの経糸の中の
1〜2本の糸条が開繊しても緯糸は正常に飛走せず開繊
したフィラメントに引っ掛かり緯入れ不良となって織機
を停台させねばならない。また通常この現象は作業者が
詳細に観察しない限り単なる緯入れ不良と誤認されて。 製織が続行され最終的には経糸の毛羽発生につながるも
のである。織機が停台すれば織物の重欠点である止め径
間段や厚薄段等の発生につながり。 作業者の熟練度にもよるが品質ならびに操業性の低下は
免れない。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明はポリエステル長繊維加工糸からなる高密度の織
物を製織するに際し、経糸の開繊現象によって発生する
緯入れ不良や毛羽立ち、止め段を防止して製織性の向上
を図ろうとするものである。 (問題点を解決するための手段および作用)本発明は一
完全組織内で緯糸方向に交錯点が2回以上連続する織物
組織において経糸1:緯糸2の太さ割合で、生機におけ
る経糸及び緯糸の合計密度が185本/吋を超え、かつ
製品目付が220g/m”を超えるポリエステル長繊維
加工糸織物をウォータージェットルームを用いて製織す
るに際し、無撚で、交絡度30〜85ケ/llの交絡を
付与され集束剤が3.0〜7.0重量%付与されたポリ
エステル長繊維加工糸を経糸とすることを特徴とするポ
リエステル長繊維加工糸織物の製造方法を要旨とする。 本発明において経糸に使用されるポリエステル長繊維加
工糸は延伸糸を仮撚機で加工されるか。 通常POYと言われる高配向糸を延伸仮撚機で加工され
たものである。該ポリエステルはエチレンテレフタレー
ト単位からなるものにかぎらないでエチレンテレフタレ
ートを主成分とする共重合体でもよいし、また性質の異
なる他のポリマーとの複合糸であってもよい。また糸条
のフィラメントの横断面は円形の他三角形などのような
異形断面でもよい。 本発明における経糸のポリエステル長繊維加工糸糸条に
は仮撚又は延伸仮撚工程において公知の流体噴射ノズル
方式による交絡処理が施される。 この場合の交絡度は織物の製造原価面や織物表面のイラ
ツキ等の防止を含め、ウォータージェットルームの一般
的製織条件で製織可能な範囲の30〜85回/mとする
。交絡度が85回/11を超えるべく交絡処理力を上げ
る程経糸が無撚であるので製織性は有利となるが、流体
噴射用エアーの使用量が大となって交絡処理の加工原価
が高くなり、製織後は織物表面の欠点であるイラツキが
拡大するとともに、もし仕上げ加工後の高密度織物が耐
水性について要求されるときは耐水圧低下が生じやすい
。 逆に交絡度が30回ノー以下になると経糸が無撚のため
製織中の綜絖から筬までのあいだでの糸条開繊現象が多
発する。 本発明の集束剤の付与も製織中の綜絖から筬までの間で
の糸条開繊防止を図るものである。 本発明において集束剤の付着量が3.0重量%未満の場
合には十分な集束性を与えることができず製織時経糸の
開繊現象により緯入れ飛走不良が生じウォータージェッ
トルームの停台回数が多くなり9品質ならびに生産性の
低下となる。一方、該付着量が7.0重量%を超える場
合、ウォータージェットルーム用の水質、水温等とも関
連して織前での泡立ちが目立ち、やがてその泡が粘着性
を帯びてきて、緯入れ障害となる0本発明に用いる無撚
かつ30〜85回/mの交絡処理を施したポリエステル
長繊維加工糸は間歇する糸条の集束部と未集束部が存在
し、一般無撚加工糸よりも糊付は時の糊剤ピックアップ
率が高くなり空気も含有されやすい糸条のため、糊付は
工程において絞り効果と浸透性を高める配慮が必要であ
る。 本発明に用いる集束剤は特に限定されるものでないが、
ポリアクリル酸エステル系で代表される糊剤を用いれば
よい、前述のととく糸条の開繊防止効果を備え、織前の
織機開口内において粘着性のある泡立ちが発生しない低
粘度な集束剤を選ぶことが必要である。 本発明に基づいてウォータージェットルームを460回
/分の速度で集団稼動で運転し★稼動93〜95%と良
好な製織結果が得られる。 (実施例) 150デニール/30フイラメントでプライトのポリエ
ステル長繊維糸を用い、延伸仮撚を行い。 その段階で交絡度45ケ/■を与えた糸条(A)と交絡
度65ケ/lIを与えた糸条(B)さらに交絡を与えな
い糸条(C)の経糸用ポリエステル長繊維加工糸を製作
した。 該糸条には互応化学工業■製のポリアルリル酸エステル
を主成分とする糊剤であるJ−95をBeaa+to 
Beamサイジング機で付与させた。糸条(A)と(B
)との糊剤付着量は4.0重量%及び6.5重量%、8
.0重量%とし試料嵐1〜−6までの糸条を作った。糸
条(C)の該付着量は6.5重量%と1165重量%と
し、試料NIh9と隘10を得た。更に前記糸条(A)
および(B)を用いて、ウォータージェットルーム用の
鉱物油を主体とした平安油脂側型のオイリング剤(ツル
ゾールN S−500)を2.0重量%ワーパーで付与
し、試料魚7及びぬ8の糸条を得た。 一方150デニール/48フィラメントのポリエステル
長繊維を仮撚機上で引き揃え合糸して仮撚し、交絡を有
しない緯糸用ポリエステル長繊維加工糸を準備した。な
お緯糸解舒速度が約1000m/分に追従可能な巻糸条
を用いた。 織物規格としてはm織2/1の斜文、生機密度は経糸1
35本/吋で緯糸56本/吋、織上巾は162cm。 織上長は123−、生機重量は34.5kgとし1日産
自動車■製−J−52型210ドビー付のウォータージ
ェットルームを用いて製織を行った。それぞれの製織性
と生機品位を第1表に示す。 第1表の試料11kL1.2.4および5は本発明方法
によるものであり、試料11&13.6.7.8.9お
よび10は比較例である。 第1表において泡立性及び生機品位は肉眼により判定し
た。生機品位においてOは良好、Δはやや不良、×は不
良であることを各々示す、またとび段は経糸の平滑性不
良による不均斉な緯打ち込みとなり繞設状全面欠点であ
る。 第1表の結果から明らかな如く1品質保証可能範囲とさ
れる停台回数100万ピツク当たり15回以下、稼動率
93%以上で、良好な製織性と品質の均斉な生機を得ら
れるのは本発明の方法試料−1゜2.4および5の場合
である。 (発明の効果) 本発明はポリエステル長繊維加工糸織物の高密度化なら
びに高度な品質保証を有する製品の生産に効果的である
0本発明によればウォータージェットルーム機上での織
前から筬までの間での経糸の開繊現象を防止することか
ら、高密度織物の製織性安定化を図り、操業性を向上し
、その結果停台回数が低下して品質の安定化も図れる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一完全組織内で緯糸方向に交錯点が2回以上連続
    する織物組織において経糸1:緯糸2の太さ割合で、生
    機における経糸及び緯糸の合計密度が185本/吋を超
    え、かつ製品目付が220g/m^2を超えるポリエス
    テル長繊維加工糸織物をウオータージエツトルームを用
    いて製織するに際し、無撚で、交絡度30〜85ケ/m
    の交絡を付与され、集束剤が3.0〜7.0重量%付与
    されたポリエステル長繊維加工糸を経糸とすることを特
    徴とするポリエステル長繊維加工糸織物の製造方法。
JP61302696A 1986-12-17 1986-12-17 ポリエステル長繊維加工糸織物の製造方法 Pending JPS63159545A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998029589A1 (fr) * 1996-12-26 1998-07-09 Teijin Limited Peigne de metier a injection d'eau et procede de tissage l'utilisant
US6148868A (en) * 1996-03-14 2000-11-21 Teijin Limited Reed with doglegged blades for water jet loom and weaving method using the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155463A (en) * 1974-11-12 1976-05-15 Teijin Ltd Komitsudoorimonono seizoho

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