JPS6315919Y2 - - Google Patents

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JPS6315919Y2
JPS6315919Y2 JP1980031540U JP3154080U JPS6315919Y2 JP S6315919 Y2 JPS6315919 Y2 JP S6315919Y2 JP 1980031540 U JP1980031540 U JP 1980031540U JP 3154080 U JP3154080 U JP 3154080U JP S6315919 Y2 JPS6315919 Y2 JP S6315919Y2
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JP
Japan
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coil bobbin
insulator
parts
horn
section
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JP1980031540U
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JPS56134099U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用の警音器に関するもので、特
に警音器用コイルボビンの改良に関するものであ
る。
従来、例えば第1図に示すように、ハウジング
1内にコイル2を巻回したコイルボビン3を収容
し、ハウジング1の開口部に周縁を固定したダイ
ヤフラム4の中央にコアを固定し、更に、ハウジ
ング1内にコア5の移動に伴つてコイル2の電流
を断続する接点機構6を配設した自動車用の警音
器が公知である。また、警音器の組付性を改善す
るため、接点機構6をハウジング1から絶縁して
支持するインシユレータ部7をつば部3aと一体
に形成したコイルボビン3が採用されている。
ところが、警音器の使用に伴い、接点機構6は
大電流を繰返し断続して大量の熱を発するため、
インシユレータ部7が一体的に設けられたコイル
ボビン3を耐熱性の優れた高品質な合成樹脂材料
を用いて形成しなければならず、コイルボビン3
が高価となる欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになさ
れたもので、特に接点機構の発熱によつて耐熱性
を要求されるインシユレータ部を高品質材料によ
つて形成し、特に耐熱性を要求されることのない
コイルボビン本体部を低品質材料を用いて形成
し、別々に形成されたインシユレータ部とコイル
ボビン本体部とを組合せて一体化することによ
り、コイルボビンを安価に製作できるよう構成し
たことを特徴とするものである。
以下、本考案を図に示す実施例に基づいて詳細
に説明する。
始めに、第3図〜第5図に示す第1の実施例に
つき説明する。3は円筒状で上端および下端に略
円板状のつば部3a,3bが設けられたコイルボ
ビンで、コイルボビン3は低品質で安価な樹脂材
料を用いて形成されている。8はつば部3aと一
体的に形成された支持プレート部で、支持プレー
ト部8にはコイル2の端末と電気的に接続された
ターミナル21(第2図参照)をハウジング1か
ら絶縁された状態に支持するための装着部9、お
よび、装着部9の略中央に透孔10が各々設けら
れている。11は支持プレート部8とつば部3a
との境界部分に設けられた略長方形の窓で、窓1
1は接点機構6(第2図参照)の組付けを容易に
すると共にその作動を確保するためのものであ
る。12,13は後述のインシユレータ部14を
結合固定するための結合部である。なお、結合部
12は第5図に示すように、断面が略コ字状で
各々対向する摺嵌部12a,12bおよび溝状切
欠部12cより成つており、また、結合部13も
結合部12と同様の構成となつている。
14は耐熱性が優れた高品質な樹脂材料を用い
て形成したインシユレータ部である。
インシユレータ部14には、コイル2の端末と
電気的に接続されたターミナル22と接点機構6
(第2図参照)とをハウジング1から絶縁された
状態に支持するための装着部15および透孔16
が設けられている。17,18はインシユレータ
部14と一体に形成された突片部で、突片部1
7,18は前記支持プレート部8の結合部12,
13に各々摺嵌されるようになつており、突片部
17,18および結合部12,13を介し、各々
異なつた材料によつて形成されたインシユレータ
部14と支持プレート部8を有するコイルボビン
3とが一体に結合されるよう構成されている。
次に、第6図に示す第2の実施例について説明
する。30は円筒状で上端および下端に略円板状
のつば部3a,3bが設けられたコイルボビン
で、コイルボビン30は前記第1の実施例と同様
に低品質で安価な樹脂材料を用いて形成されてい
る。19,20はつば部3aと一体的に形成され
た連結プレート部で、連結プレート部19,20
には各々ピン19a,20aが設けられている。
140は耐熱性が優れた高品質な樹脂材料を用
いて形成した略扇状のインシユレータ部である。
インシユレータ部140には、前記第1の実施例
と同様な装着部15、透孔16が設けられると共
に、装着部9および透孔10も一体に設けられて
いる。また、インシユレータ部の両端部には各々
孔21,22が穿たれており、前記連結プレート
部19,20のピン19a,20aを孔21,2
2に挿通後に熱カシメすることにより、インシユ
レータ部140と連結プレート部19,20を有
するコイルボビン30とが一体に結合されるよう
構成されている。
以上の説明から明らかなように、本考案のコイ
ルボビンは、特に接点機構の発熱によつて耐熱性
を要求されるインシユレータ部を高品質材料によ
つて形成し、耐熱性を要求されることのないコイ
ルボビン本体部を低品質材料を用いて形成し、
別々に形成したインシユレータ部とコイルボビン
本体部とを簡単な作業より一体化する構成となつ
ており、コイルボビンを安価に製作することがで
きる。また、本考案のコイルボビンは、各々別個
に形成したインシユレータ部とコイルボビン本体
部とを一体化する作業が必要なものの、各構成部
品自体の加工に必要な樹脂金型が簡単となるばか
りか、加工性が向上し、全体としての作業性の向
上による利点が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用の警音器を示す断面図、第2
図は従来のコイルボビンを示す平面図である。第
3図〜第5図は本考案の第1の実施例を示す図
で、第3図は分解状態の平面図、第4図は完成状
態の平面図、第5図は要部拡大断面図である。第
6図は第2の実施例を示す平面図である。 符号の説明、3,30……コイルボビン、3
a,3b……つば部、8……支持プレート部、
9,15……装着部、10,16……透孔、1
2,13……結合部、12a,13a……摺嵌
部、12c……溝状切欠、14,140……イン
シユレータ部、17,18……突片部、19,2
0……連結プレート部、19a,20a……ピ
ン、21,22……孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上端および下端につば部3a,3bが設けら
    れた低耐熱性の合成樹脂材料により形成された
    コイルボビン3を有し、接点機構6を支持する
    ための装着部15が設けられた高耐熱性の合成
    樹脂材料により形成されたインシユレータ部1
    4を有し、前記のコイルボビン3に前記のイン
    シユレータ部14を結合固定した構成を特徴と
    する、警音器用コイルボビン。 (2) 装着部9が設けられた支持プレート部8をつ
    ば部3aと一体に形成し、また、支持プレート
    部8には各々対向する一組の摺嵌部および溝状
    切欠よりなる結合部12,13を設け、装着部
    15が設けられたインシユレータ部14には突
    片部17,18を設け、突片部17,18を前
    期の結合部12,13に嵌合することにより、
    支持プレート部8を有するコイルボビン3とイ
    ンシユレータ部14とを結合するよう構成した
    ことを特徴とする、請求範囲第1項記載の警音
    器用コイルボビン。 (3) ピン19a,20aを備えた連結プレート部
    19,20をコイルボビン30のつば部3aと
    一体に形成し、インシユレータ部140には装
    着部9,15を設けると共に孔21,22を穿
    ち、孔21,22にピン19a,20aを挿通
    して熱カシメすることにより、インシユレータ
    部140をコイルボビン30の連結プレート部
    19,20に固定した構成を特徴とする、請求
    範囲第1項記載の警音器用コイルボビン。
JP1980031540U 1980-03-11 1980-03-11 Expired JPS6315919Y2 (ja)

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JPS56134099U JPS56134099U (ja) 1981-10-12
JPS6315919Y2 true JPS6315919Y2 (ja) 1988-05-06

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ID=29627392

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223179B2 (ja) * 1972-11-02 1977-06-22

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223179U (ja) * 1975-08-05 1977-02-18
JPS5653438Y2 (ja) * 1977-01-11 1981-12-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223179B2 (ja) * 1972-11-02 1977-06-22

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JPS56134099U (ja) 1981-10-12

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