JPS63159026A

JPS63159026A - 金型自動段取換装置

Info

Publication number: JPS63159026A
Application number: JP30621386A
Authority: JP
Inventors: Kenichiro Yoshioka; 吉岡　謙一郎
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1986-12-24
Filing date: 1986-12-24
Publication date: 1988-07-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は金型自動段取換装置に関する。

（従来技術）金型自動段取！！！１′！Ａ置には、実開昭５８−１５
５２１４号公報に示すように成形機に隣接して段取台を
付設し、この段取台を介して金型の段取換えを行うもの
があるが、このものを更に発展させて成形機エリヤ内で
の金型搬送をも含めてその自動化を可能とするため、金
型を搬送する段取台車を設けると共に該段取台車の走行
路に隣接して成形機を配設し、前記段取台車を介して金
型の段取換えを行うようにしたものが開発されつつある
。そして、このような金型段取検装置においては、金型
の交換すなわち段取り換えに際して、成形機に新たに装
着する金型を間違えないようにすることが重要であるこ
とから、金型毎にその種類を示す識別符号を設ける一方
、その識別符号を検出する検出手段を成形機の搬入側に
配置して、成形機へ搬入される金型が所望のものである
か否かを検出し、間違った種類の金型であるときには金
型の搬入を自動的に阻止することとしている。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、上記金型自動段取換装置にあっては、１つの検
出手段によって金型が所望のものであるか否かを検出す
ることから、金型種類の検出精度は十分とは言えず、所
望の金型ではないにもかかわらず、万一、検出手段がそ
の金型の識別符号を読誤ってその金型の搬入を続行させ
た場合には、金型が成形機に衝突して損傷されることも
あり得る。

本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的は
、間違った種類の金型を成形機に搬入することを阻止す
る精度を向上させることにある。

（問題点を解決するための手段、作用）かかる目的を達
成するために本発明にあっては、分割式の金型の一方が
取付けられる第１プレートおよび他方が取付けられる第
２プレートを有して駆動手段により該両プレートを相対
的に変位させる成形機と、該成形機に金型を搬送する段
取台車と、を備え、段取り換えに際して前記段取台車か
ら上記両プレート間に金型を自動的に搬入させるように
した金型自動段取換装着であって、前記段取台車により前記成形機に搬送された金型を前記
両プレート間に搬入する金型搬入手段と、前記両プレート間に向けて移動中にある金型の種類を、
該金型が移動したままの状態で検出する第１の金型種類
検出手段と、前記段取台車に設けられ、該段取台車に載置される金型
の種類を検出する第２の金型種類検出手段と、前記第１、第２の金型種類検出手段が検出する金型が、
あらかじめ設定された種類の金型であるか否かを判別す
る判別手段と、前記第１、第２の金型種類検出手段が検出する金型の少
なくとも一方があらかじめ設定された種類の金型と異な
るときには、金型の移動を中止させる制御手段と、を備えていることを特徴とする金型自動段取換装置、と
した構成としである。

上述の構成により、２つの第１、第２の金型種類検出手
段により金型の種類が検出されることになり、金型の種
類の検出精度が向上することになる。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

全体レイアウト第１図において、Ａは型具メンテナンスエリヤ、Ｂは旧
型金型置場、Ｃは成形機自動運転エリヤで、成形機自動
運転エリヤＣには、このエリヤＣ内を走行する段取台車
ｌＯを挟んで、その−側に２台の横型射出成形４１！１
５と２つの予備温調ステーション４とが設置され、他側
には金型を貯蔵するストッカ６が設置されて、横型射出
成形機１５の金型段取換えは、段取台車１０を介して行
なわれる。この成形機自動運転エリヤＣと、これに隣接
する型具メンテナンスエリヤＡとの間には反転機３０が
設けられ、成形機自動運転エリアＣに配設された段取台
車１０と型具メンテナンスエリヤＡ内を走行する搬送台
車２０との間の金型の受渡しの際には１反転機３０によ
って金型の姿勢変化がなされるようになっている。つま
り、段取台車１０には金型が横積み、つまり固定金型と
ｎｆ動全金型が横並びの状態で載置され、搬送台車２０
には金型が上下積み、つまり固定金型と可動金型が上下
の状態で４１．置されるようになっている。この搬送台
車２０は各クレーンヤードＤとの間を連絡するものとさ
れて、搬送台車２０上で玉掛は作業（クレーンのフック
掛は作業）がなされるようになっている。

上記成形機自動運転エリアＣには、また、予備温調ステ
ーション４に供給する温水を調整する予備温調装置４′
、成形ａ１５に供給する温水を調整する金型温調装置１
５′とが配設されると共に、成形機１５と金型温調装置
１５′とを制御する集中制ｇｇｆｆｉＵと、予備温調ス
テーション４と予備温調装置４′とを制御する予備温調
側Ｗ盤Ｕ−１と１段取台車１０を制御する台車制御盤Ｕ
−２とが配設され、制御Ｉ！ＪｔＵ−１、Ｕ−２は集中
制御ｆｉＵからの出力信号を受けて、段取台車１０等の
自動制御を行なうようになっている。

搬゛台車（第２図、第３図）搬送台車２０は、その上面に複数の搬送ローラ２０１が
並設され、各搬送ローラ２０１の一端にはスプロケット
２０２が設けられて、これら搬送ローラ２０１は油圧モ
ータ２０４により正逆両方向に回転駆動されるようにな
っている０図中、２０６はチェーンで、このチェーン２
０６はスプロケッ）２０２と油圧モータ２０４との間に
掛は渡されている。

搬送台車２０は、第１図に示すレール２２上を走行する
ものとされ、車輪２０８の駆動源は油圧モータ２１０と
されている。上記両油圧モータ２０４．２１０の作動は
操作スイッチ２１２の選択操作による。図中、２１４は
電線用リールである。

反転機（第４図、第５図）反転機３０は、そのフレーム３０１の外側面３０１ａが
円弧面とされて、フレーム３０１は中心Ｏを中心に回転
自在とされ、油圧モータ３０２によって回転駆動される
。第４図生得号３０３はチェーンで、このチェーン３０
３により油圧モータ３０２とフレーム３０１とが連係さ
れる。

フレーム３０１の外側面３０１ａには、９０度の間隔を
おいて２つの突起３０４が設けられ、突起３０４は基台
３０６に設けられたストッパ３０８に受止されて、フレ
ーム３０１の回動域は９０度の範囲とされている。スト
ー／バ３０８はシリンダ３１０により出没されるように
なっている。フレーム３０１には、２つの金型支承面３
１４が設けられ、−の金型支承面３１４と他の金型支承
面３１４との挟み角は９０度とされている。各金型支承
面３１４は、複数の短尺の搬送ローラ３１６と長尺の搬
送ローラ３１８とで形成され、短尺の搬送ローラ３１６
は、両金型支承面３１４で挟まれる角隅部に並設され、
これら搬送ローラ３１６は回転自在とされている。一方
長尺の搬送ローラ３１８は油圧モータ３２０により正逆
両方向に回転駆動されるようになっている０図中、３２
２はチェーンで、このチェーン３２２は長尺の搬送ロー
ラ３１８と油圧モータ３２０との間に掛は渡されている
。

取ム車（第６図乃至第１２図）段取台車１０は、フレーム１０２と、フレーム１０２上
に敷設されたレール１０４に案内されて走行する２つの
テーブル１０６と、各テーブル１０６に配設されたフッ
カ１０８と、フレーム１０２に設けられ、段取台車ｌＯ
を位置固定する台車クランプ手段１１０とから概略構成
されて、この段取台車ｌＯは成形機自動運転エリヤＣに
敷設されたレール１２上を走行するようにされている。

第６図中、１１２は車輪で、車輪１１２は油圧モータ１
１４により駆動される。

上記クランプ手段１１０は、第７図に示すように、フレ
ーム１０２の下部に設けられた一対のクランプアーム１
１６を有し、各クランプアーム１１６は回動軸１１８を
中心に揺動可能とされて、夫々、油圧シリンダ１２０に
より、両クランプアーム１１６が位置決め突起１４を挟
む作動位置（第７図、実線）と、両クランプアーム１１
６が拡開する非作動位置（第７図、破線）とをとりうる
ようにされている、上記位置決め突起１４は各ステーシ
ョン毎の床面に設けられて、この位置決め突起１４とク
ランプ手段１１０とにより段取台車ｌＯの位置決めがな
される。

フレーム１０２上に配設された２つのテーブル１０６は
連結ロード１２１により連結されて、フレーム１０２上
を共に走行するものとされ、その駆動源は図示を省略し
た油圧モータとされている。フレーム１０２上には、そ
の前後方向両端部に、夫々、ストッパ１２２が固設され
、また前後方向中央部に可動ストッパ１２４が２つ設け
られて、この可動ストッパ１２４は油圧シリンダ１２６
により作動位置と非作動位置とに起倒動される。

テーブル１０６には、第８図に示すように、前端部（反
転機３０側端部）に短尺の搬送ローラ１２８が回転自在
に配設され、後端部には長尺の搬送ローラ１３０が回転
自在に配設されている。そして、これら搬送ローラ１２
８．１３０は幅方向に複数並設されて、搬送ローラ１２
８．１３０により金型載置面が形成され、上記短尺のロ
ーラ１２８が固定金型Ｍ−ａを受け、長尺のローラ１３
０が可動金型Ｍ−ｂを受けるものとされている。

上記フッカ１０８は、これら搬送ローラ１２８と搬送ロ
ーラ１３０との間に配設されて、このフッカ１０８によ
り金型の受渡しがなされるようになっている。すなわち
、フッカ１０８は、第９図乃至第１１図に示すように、
スライドテーブル１３２上に設けられた２つのフック１
３４を有し、各フック１３４は、夫々、油圧シリンダ１
３６によって、金型Ｍに設けられた係合ロッド８と係合
する作動位置と、係合ロード８を開放する非作動位置と
をとりうるようにされている。そして、スライドテーブ
ル１３２は、幅方向に延びるガイドレール１３８に案内
されて移動可能とされ、このスライドテーブル１３２の
駆動は油圧モータ１４０、スクリュネジ１４２によって
なされるようになっている。一方スライドテーブル１３
２を案内する上記ガイドレール１３８は、第１２図に示
すように、その下面にラック１４４が設けられて、第２
の油圧モータ１４６により、段取台車１０の幅方向に移
動可能とされている。これにより、フッカ１０８は、共
に移動可能とされたガイドレール１３８とスライドテー
ブル１３２との組合せにより２段ストロークの下で段取
台車ｌＯの幅方向に伸長するようにされて、後述するよ
うに１段取台車ｌＯと予備温調ステーション４との間及
びストッカ６との間における金型Ｍの受渡しに用いられ
る。

横型射出成形機１５は、固定グイプレート１５２と可動
グイプレート１５４とを有し、ここでは固定グイプレー
ト１５２が反転機３０側（図面に向かって左側）に配置
され、可動グイプレート１５４が反転機３０とは反対側
（図面に向かって右側）に配置されて、固定グイプレー
ト１５２には固定金型Ｍ−ａが取付けられ、可動グイプ
レート１５４には可動金型Ｍ−ｂが取付けられるように
なっている。そして、可動グイプレート１５４は、油圧
シリンダ１６８によって駆動されて、両プレート１５２
と１５４との間隔、すなわち成形作業中にあっては金型
Ｍの開閉を行なう。

横型射出成形機１５には、また、固定ダイズレート１５
２と可動ダイプレート１５４との間に、第１３図に示す
ように、２列に搬送ローラ１５６が回転自在に配置され
て、各列の搬送ローラ１５６で固定金型Ｍ−＆と可動金
型Ｍ−ｂとを案内するようにされている。そして、この
各列の搬送ローラ１５６の間には、金型搬送用ブツシャ
１５８が配設されている。

金型搬送用ブツシャ１５８は、第１３図、第１４図に示
すように、上記搬送ローラ１５６の列方向に延びるガイ
ドレール１６０と、ガイドレール１６０に案内されて移
動するフック１６２と、フック１６２に連結されて、フ
ック１６２を移動させる構成の帯状ブツシャ（図示省略
）と、ガイドレール１６０の一端、すなわち段取台車ｌ
Ｏとは反対側端に設けられて、帯状ブツシャを巻回する
リール１６４と、リール１６４を回転駆動する油圧モー
タ１６６とから構成されている。一方、横型射出成形機
１５と段取台車ｌＯとの間隙には中間台４０が配設され
、この中間台４０には搬送ローラ４０２が回転自在に設
けられていると共に、延長ガイドレール４０４が設けら
れて、上記金型搬送用ブツシャ１５８のフック１６２は
延長ガイドレール４０４にまで移動可能とされている。

これにより、金型搬送用ブツシャ１５８は。

横型射出成形機１５内への金型Ｍの搬入あるいは搬出手
段とされて、この金型搬送用ブツシャ１５８により横型
射出成形機１５と段取台車ｌＯとの間の金型Ｍの授受が
なされるようになっている。

金型の種類検出段取台車１０から成形機１５へ金型を搬入する際の金型
搬入経路途中、及び段取台車１０には、第１図、第６図
、第８図、第９図、第１２図、第１３図、第１４図に示
すように、金型の種類を検出するために、第１、第２の
金型種類検出手段としての検出器５００．５００′がそ
れぞれ設けられ、金型Ｍのうち固定金型Ｍ−ａには、第
１５図に示すようにその種類を示す識別標識５１０が施
こされている。

識別標識５１０は、第１６図に示すように、１つの円形
状の基準凹部ＤＯと、複数の円形状の識別凹部ＤＩ−Ｄ
８とを有し、各凹部Ｄｏ−０８は、金型Ｍの成形ａ１５
への搬入方向（第１図上下方向）に沿って等ピッチＰＩ
（実施例では４０ｍｍ）で配設されている。この複数の
識別凹部ＤＩＮＤ８は、第１５図、第１６図では８個設
けである場合を示しであるが、金型Ｍの種類に応じて、
この識別凹部の数およびその形成位置を異ならせである
。すなわち、ある金型においては、第１６図のものにお
いて識別凹部Ｄ５が無いものとされ、またある金型では
識別凹部ＤＩとＤ２とが無いものとされる。このように
して、金型の種類、例えば金型の幅、射出圧力、得られ
る成形品の種類等が識別凹部を利用して符号化されてい
る。

前記検出器５００は、中間台４０直近に配設されて、保
持ペース５０１と、それぞれこの保持ベース５０１に保
持された１つの基準センサＳＯおよび複数（識別凹部の
最大数に相当する数）の識別センサＳ１〜Ｓ８と、を備
えている。各センサＳＯ〜Ｓ８は、凹部ＤＯ〜Ｄ８と同
じピッチＰｌで、金型Ｍの搬入方向直列に配設されてい
る。

これにより、金型Ｍを段取台車ｌＯから中間台４０を介
して成形機１５へ搬入させようとした際に、金型Ｍの識
別標識５１０が検出器５００の直近を通過され、このと
きの両者の間隔（第１６図文）が、実施例では３ｍｍ程
度とされている。そして、各センサ５ｏ−５８は、金型
Ｍの凹部ＤＯ〜Ｄ８に相対向したときに例えばＯＦＦと
され、それ以外の部分が相対向したときにはＯＮとされ
る。換言すれば、センサＳＯ〜Ｓ８は、金５Ｍの近接状
態（凹部ＤＯ−０８以外の部分に対向）と、離間状態（
凹部ＤＯ〜Ｄ８部分に対向）とに応じて作動されるもの
となっており、このようなセンサ５ｏ−ｓａとしては、
それぞれ近接スイッチを用いるいことができる。また、
基準凹部ＤＯの直径は実施例では例えば２２ｍｍという
ように小さく、各識別凹部Ｄｉ−Ｄ８の直径は２６ｍｍ
というように大きくなっている。さらに、各センサ５ｏ
−ｓａの感知領域は、Ｓ８においてＥの符号で例示する
ように、凹部ＤＯ〜Ｄ８の直径よりも小さくなっている
。

検出器５００は、次のようにして金型Ｍの種類を検出す
る。金型Ｍが段取台車１０から中間台４０へと移送され
つつある状態で、先ず、基準センサＳＯが基準凹部ＤＯ
と合致し、この基準センサＳＯがＯＦＦされる。この状
態から、金型Ｍが成形機１５への搬入方向へとわずかに
移動されると、基準センサＳＯはＯＮとなる。この基準
センサＳＯがＯＦＦからＯＮに反転された直後に、セン
サＳ１〜Ｓ８の作動状態が一気に読取られる。

すなわち、基準凹部ＤＯよりも識別四部Ｄ１〜Ｄ８の方
が径が大きいので、基準センサＳＯがＯＦＦからＯＮさ
れた直後には、各センサＳ１〜Ｓ８に対して識別凹部Ｄ
ｉ−Ｄ８に対向して該センサ５ｌ−３８をＯＮさせ得る
状態となる。そして。

センサＳ１〜Ｓ８のうちどのセンサがＯＮされたかによ
って、金型の種類が検出される。

前記検出器５００′は、テーブル１０６のうち、段取換
えのために断金型Ｍを載置するテープル１０６側に設け
られており、そのテーブル１０６に断金型Ｍがａ置され
たときには断金型Ｍに施された前記識別標識５１０に検
出器５００′が相対向するようになっている。この検出
器５００′には前記検出器５００と同様の構成のものが
用いられており、該検出器５００′は、センサＳＯ〜Ｓ
８を有している。この検出器５００′においては、基準
センサＳＯが識別標識５１０の基準凹部ＤＯと合致し、
基準センサＳＯがＯＦＦとされたときに、センサ５ｌ−
３８の作動状態が読取られるようになっており、断金型
Ｍが段取台車ｌＯに載置され、断金型Ｍが静止状態であ
っても、断金型Ｍの種類が検出できるようになっている
。

１１匹役皇及Ｘ先ず、段取り換えされるべき新たな金型Ｍ（以下、断金
型という）の種類に応じた信号が、金型種類入力手段６
０１からプレート間隔制御手段６０２へ出力される。こ
れにより、プレート間隔制御手段６０２は、成形機１５
の油圧シリンダ１６８を制御して、両プレート１５２と
１５４との間隔を、段取換えされるべき断金型の種類に
応じてあらかじめ定めた設定値とする。この間隔調整は
、断金型Ｍの受渡し位置で段取台車１０が停止した直後
に行われる。上記金型種類入力手段６０１は、キーボー
ド等により構成されて、金型種類を段取換え毎に入力し
てもよく、あるいはこの金型種類入力手段６０１によっ
てあらかじめ使用する金型の種類の順番を入力しておい
て、この順序にしたがって段取換え毎にプレート間隔制
御手段６０２から自動的に油圧モータ１６８へ出力させ
ることもできる。

一方、段取台車ｌＯは、新たに成形機１５に対してセッ
トされる断金型Ｍを貯蔵しているストッカ６まで移動さ
れ、段取台車ｌＯに塔載されているフッカ１０８によっ
て、断金型Ｍはストッカ６から段取台車１０のテーブル
１０６へ移し換えられる。尚、ストッカ６には、その床
面に搬送ローラ（図示省略）が回転自在に配設されて、
段取台車１０とストッカ６との間の金型Ｍの移し換えの
際には、金型Ｍが上記搬送ローラ上を移動可能とされる
ようになっている。

断金型Ｍが段取台車ｌＯのテーブル１０６に移し換えら
れると、検出器５００′は断金型Ｍの識別標識５１０に
相対向することになり、該検出器５００′は金型の種類
を検出する。この検出結果は、判別手段６０３により、
金型種類入力手段６０１で入力された（されている）金
型種類と比較される。そして、制御手段６０４は、判別
手段６０３の判別結果として金型種類が同一であれば、
断金型Ｍを段取台車１０により予備温調ステーション４
４へ搬送させ、判別手段６０１の判別結果として金型種
類が同一でなければ、段取台車１０の油圧モータ１１４
の駆動を停止する。金型種類が同一でない場合の別の態
様としては、成形機１５への搬入時においてフック１６
２が作動しないようにしてもよい。

断金型Ｍが予備温調ステーション４に搬送されると、こ
こでも、段取台車１０塔載のフッカ１０８が断金型Ｍを
予備温調ステーション４内にセットすることになり、断
金型Ｍは、この予備温調ステーション４内で予熱がなさ
れる。

この断金型Ｍの予熱が完了すると、再び段取台車ｌＯに
塔載されているフッカ１０８によって、断金型Ｍは予備
温調ステーション４から段取台車ｌＯへ移し換えられて
、成形機１５まで搬送される。

段取台車１０が成形機１５に到着すると、今度は、成形
機１５に付設されているフック１６２によって、成形ｆ
ｉ１５内の金型Ｍ（以下、旧金型という）は、段取台車
１０の空いている方のテーブル１０８まで押し出される
。この旧金型がテーブル１０６に８１ａされた後、テー
ブル１０６は段取台車ｌＯ上を移動し、断金型Ｍ′ｆ：
成形機１５にセットする？ｔＰ備がなされる。

次いで、テーブル１０６に積載されている断金型Ｍは、
成形ｆｉ１５に付設されているブツシャ１５８（フック
１６２）によって、段取台車ｌＯから中間台４０を介し
て成形ａ１５へ向けて断金型Ｍが移動され始めることに
なり、この移動中、すなわち断金型Ｍが動いたままで、
検出器５００によりこの金型の種類が検出される。

上記検出機５００での検出結果は１判別手段６０３によ
り、金型種類入力手段６０１で入力された（されている
）金型種類と比較される。そして、制御手段６０４は、
搬入手段としてのフック１６２を制御し、判別手段６０
１の判別結果として金型種類が同一であればそのまま金
型の搬入を続行させて一連の段取換えを完了し、金型種
類が同一でなければ金型の搬入を停止させる。

段取台車１０に積載されている旧金型Ｍは、段取台車１
０により搬送されて、空いているストッカ６内に貯蔵さ
れ、あるいはメンテナンスが必要な場合には、成形機自
動運転エリアＣから型具メンテナンスエリヤＡへと搬送
される。

上記旧金型のメンテナンスが必要な場合、旧金型Ｍは１
段取台車１０によって反転機３０まで搬送される。

段取台車１０から反転ｖ１３０への旧金型Ｍの移し換え
は、段取台車１０に塔載されているフッカ１０８と、反
転４！！３０の長尺ローラ３１８の回転駆動と、の協働
によりなされる。このとき、反転ａ３０は、メンテナン
スを必要とする金型が、固定金型Ｍ−ａであるか可動金
型Ｍ−ｂであるかに応じて、旧金型Ｍを受は取る金型支
承面３！４が予め選択されて、旧金型Ｍを受は取る前に
、当該金型支承面３１４のセットがなされる。

反転機３０では、段取台車ｌＯから横並びの状態で受は
取った旧金型Ｍを９０度反転させて、固定金型Ｍ−ａと
可動金型Ｍ−ｂとを上下の状態とする姿勢変換がなされ
る。姿勢変換がなされた後の旧金型Ｍは、メンテナンス
を必要とするものがＥに位置することとなる。

このように反転ｆｉ３０により姿勢変換がなされた後、
反転機３０から搬送台車２０への旧金型Ｍの移し変えは
、反転機３０の長尺ローラ３１８と搬送台車２０のロー
ラ２０１との回転駆動によってなされる。搬送台車２０
にｔ′？１された旧金型Ｍは搬送台車２０によってクレ
ーンヤードＤまで搬送されて、必要なメンテナンスが施
される。

メンテナンス完了後の金型Ｍを成形機自動運転エリアＣ
に搬送する場合については、上記の場合に逆であるので
その説明は省略する。

（発明の効果）本発明は以上述べたように、２つの第１、第２の金型種
類検出手段により金型の種類が検出されることになり、
金型の種類の検出精度が向上することから、間違った種
類の金型を成形機に搬入することを阻止する精度を向上
させることができる。このため、金型の破損を極力防止
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る金型自動段取換装置に係るレイア
ウトを示す配置説明図、第２図、第３図は搬送台車を示す図、第４図、第５図は反転機を示す図、第６図は段取台車の側面図、第７図は段取台車に設けられている位置決めクランプ手
段の拡大図。第８図乃至第１２図は、段取台車のテーブルに設けられ
たスライドテーブルとフッカを示す図。第１３図、第１４図は横型射出成形機の金型装着空間の
下部に設けられたフックを示す図、第１５図は金型に施
された金型種類を示す識別標識とその検出器とを示す斜
視図、第１６図は金型種類を示す識別標識と検出器との詳細を
示す平面一部所面図、第１７図は本発明の制御回路例を示すブロック図である
。Ｕ：制御盤Ｍ：金型Ｍ−ａ：固定金型Ｍ−ｂ：可動金型１０：段取台車１５：成形機１５２．１５４：ダイプレート１６８：油圧シリンダ（駆動手段）１５８：ブツシャ（金型搬入手段）５００：検出器５００’　：検出器５１Ｏ：識別符号第５図股第１１図第１２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）分割式の金型の一方が取付けられる第１プレート
および他方が取付けられる第２プレートを有して駆動手
段により該両プレートを相対的に変位させる成形機と、
該成形機に金型を搬送する段取台車と、を備え、段取り
換えに際して前記段取台車から上記両プレート間に金型
を自動的に搬入させるようにした金型自動段取換装置で
あって、前記段取台車により前記成形機に搬送された金型を前記
両プレート間に搬入する金型搬入手段と、前記両プレート間に向けて移動中にある金型の種類を、
該金型が移動したままの状態で検出する第１の金型種類
検出手段と、前記段取台車に設けられ、該段取台車に載置されている
金型の種類を検出する第２の金型種類検出手段と、前記第１、第２の金型種類検出手段が検出する金型が、
あらかじめ設定された種類の金型であるか否かを判別す
る判別手段と、前記第１、第２の金型種類検出手段が検出する金型の少
なくとも一方があらかじめ設定された種類の金型と異な
るときには、金型の移動を中止させる制御手段と、を備えていることを特徴とする金型自動段取換装置。