JP2767064B2 - コイル仕分け方法および装置 - Google Patents
コイル仕分け方法および装置Info
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- JP2767064B2 JP2767064B2 JP26856989A JP26856989A JP2767064B2 JP 2767064 B2 JP2767064 B2 JP 2767064B2 JP 26856989 A JP26856989 A JP 26856989A JP 26856989 A JP26856989 A JP 26856989A JP 2767064 B2 JP2767064 B2 JP 2767064B2
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- Japan
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- coil
- hook
- unloading
- frame
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Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,一体的となった複数のコイルを単体毎に仕
分けすると共に,コイルの巻き方向を合致させるために
コイルの方向転換を行うコイル仕分け装置に関するもの
である。
分けすると共に,コイルの巻き方向を合致させるために
コイルの方向転換を行うコイル仕分け装置に関するもの
である。
鋼板コイルは,圧延工程から送り出された薄鋼板に種
々の表面処理を施した後,長手方向に複数切断し,これ
らの薄鋼板を巻き取ることで複数個のコイルを形成して
いる。これらのコイルは一つのグループとして吊下げ搬
送装置のトロリ側に渡され搬送される。このようにして
搬送される一グループのコイルは,個々に幅が同じであ
ったり異なったりしているが,これを一つ一つのコイル
に仕分ける必要がある。
々の表面処理を施した後,長手方向に複数切断し,これ
らの薄鋼板を巻き取ることで複数個のコイルを形成して
いる。これらのコイルは一つのグループとして吊下げ搬
送装置のトロリ側に渡され搬送される。このようにして
搬送される一グループのコイルは,個々に幅が同じであ
ったり異なったりしているが,これを一つ一つのコイル
に仕分ける必要がある。
従来,このコイルの仕分けは,複数のコイルを仕分け
場所まで搬送してコイル置台上に下ろし,作業者が,各
コイルを吊り具に球掛けして仕分けし,天井クレーン等
の揚重機によって吊り上げた後,搬出ラインのフックに
移載していた。
場所まで搬送してコイル置台上に下ろし,作業者が,各
コイルを吊り具に球掛けして仕分けし,天井クレーン等
の揚重機によって吊り上げた後,搬出ラインのフックに
移載していた。
又,鋼板コイルに巻き直し処理を加える場合等,コイ
ルをその巻き方向が一定となるべく方向転換させる必要
がある。従来,このコイルの方向転換は,コイルを台車
で搬送する場合は,その台車をターンテーブルに載せ,
ターンテーブルを回転することによって台車上のコイル
の方向転換を行っており,又,コイルをフックに吊下げ
て搬送するキャリア搬送の場合は,フックが支持されて
いるキャリア全体をターンテーブルで回転させて行って
いる。
ルをその巻き方向が一定となるべく方向転換させる必要
がある。従来,このコイルの方向転換は,コイルを台車
で搬送する場合は,その台車をターンテーブルに載せ,
ターンテーブルを回転することによって台車上のコイル
の方向転換を行っており,又,コイルをフックに吊下げ
て搬送するキャリア搬送の場合は,フックが支持されて
いるキャリア全体をターンテーブルで回転させて行って
いる。
複数のコイルを単体毎に仕分ける従来の手段にあっ
て,コイルをフックに吊下げる際,コイルを安定した姿
勢で搬送する必要上,コイルの幅の中心がフックの吊下
げ位置の中心である吊下げセンタに位置するようにしな
ければならない。コイルは前記したようにその幅が一定
でなく,よって従来の手段によると,コイルとフックの
位置合わせを行うために,コイル幅を一つづつ計測しな
ければならなかった。
て,コイルをフックに吊下げる際,コイルを安定した姿
勢で搬送する必要上,コイルの幅の中心がフックの吊下
げ位置の中心である吊下げセンタに位置するようにしな
ければならない。コイルは前記したようにその幅が一定
でなく,よって従来の手段によると,コイルとフックの
位置合わせを行うために,コイル幅を一つづつ計測しな
ければならなかった。
又,この従来の手段にあっては,コイルの取り扱いを
作業者が行うため,作業能率が悪いと共に安全性にも問
題がある。さらには,コイルを吊り具で吊るためコイル
の巻き形状を変形させたり傷をつける等,コイルの品質
管理面でも問題が残るものであった。
作業者が行うため,作業能率が悪いと共に安全性にも問
題がある。さらには,コイルを吊り具で吊るためコイル
の巻き形状を変形させたり傷をつける等,コイルの品質
管理面でも問題が残るものであった。
又,コイルを方向転換する従来の手段にあって台車を
ターンテーブルで方向転換する場合は,特に問題もなく
一般的に使用されているのであるが,キャリアで吊下げ
搬送する場合,キャリア自体を方向転換する必要がある
ので給電方法,制御方法が複雑になるばかりでなく装置
全体が大掛かりとなり設備コストも高くなる。
ターンテーブルで方向転換する場合は,特に問題もなく
一般的に使用されているのであるが,キャリアで吊下げ
搬送する場合,キャリア自体を方向転換する必要がある
ので給電方法,制御方法が複雑になるばかりでなく装置
全体が大掛かりとなり設備コストも高くなる。
本発明は,こうした問題に鑑み創案されたもので,自
動的に,複数のコイルを単体毎に仕分けて搬出ラインの
フックに移載することが出来ると共に,コイルの方向転
換をも合せて容易に行うことの出来るコイル仕分け方法
およびその装置を提供することを目的とする。
動的に,複数のコイルを単体毎に仕分けて搬出ラインの
フックに移載することが出来ると共に,コイルの方向転
換をも合せて容易に行うことの出来るコイル仕分け方法
およびその装置を提供することを目的とする。
そのための手段として,複数のコイルCを一体的にま
とめて搬入フック4で保持し所定位置まで搬入する搬入
機構1と,複数のコイルCを単体毎にフレーム5で保持
し所定位置まで移送すると移送機構2と,移送機構2の
前記コイルCを搬出フック6で受取り搬出する搬出機構
3とから構成した。
とめて搬入フック4で保持し所定位置まで搬入する搬入
機構1と,複数のコイルCを単体毎にフレーム5で保持
し所定位置まで移送すると移送機構2と,移送機構2の
前記コイルCを搬出フック6で受取り搬出する搬出機構
3とから構成した。
そして,移送機構2のフレーム5先端部に,単体コイ
ルCをその幅の中心を搬出フック6の吊下げセンタ8に
位置合わせして移載すべく,搬入フック4の各コイルC
の前端と後端とを検出する位置検出器7を設けた。
ルCをその幅の中心を搬出フック6の吊下げセンタ8に
位置合わせして移載すべく,搬入フック4の各コイルC
の前端と後端とを検出する位置検出器7を設けた。
尚,コイルCの巻き方向を統一するために,移送機構
2のフレーム5を少なくとも180度旋回自在とすること
が出来る。
2のフレーム5を少なくとも180度旋回自在とすること
が出来る。
本発明の作用を図を参照しながら説明する。
まず,第1図に示すように,複数のコイルCが一体的
にまとまった状態で搬入機構1の搬入フック4で保持さ
れて所定位置まで搬入される。次に移送機構2が前進移
動し,そのフレーム5で搬入フック4に保持された複数
のコイルCの内,最も手前に位置するコイルCを受取
り,後退移動しそのコイルCを搬出機構3の搬出フック
6に移載する。コイルCの移載を完了した移送機構2は
再び前進移動して,搬入フック4の次のコイルCを受取
り後退移動して,前進移動して定位置に停止した状態に
ある次の搬出フック6に移載するものである。こうした
動作を繰り返すことによって,搬入フック4の複数のコ
イルCを単体毎に搬出フック6に仕分けするものであ
る。
にまとまった状態で搬入機構1の搬入フック4で保持さ
れて所定位置まで搬入される。次に移送機構2が前進移
動し,そのフレーム5で搬入フック4に保持された複数
のコイルCの内,最も手前に位置するコイルCを受取
り,後退移動しそのコイルCを搬出機構3の搬出フック
6に移載する。コイルCの移載を完了した移送機構2は
再び前進移動して,搬入フック4の次のコイルCを受取
り後退移動して,前進移動して定位置に停止した状態に
ある次の搬出フック6に移載するものである。こうした
動作を繰り返すことによって,搬入フック4の複数のコ
イルCを単体毎に搬出フック6に仕分けするものであ
る。
移送機構2のフレーム5が搬入フック4のコイルCを
受け取る際,フレーム5の先端部に位置検出器7を設け
ているので,この位置検出器7によってコイルCの前端
と後端とを検知して,搬出フック6のコイル吊下げセン
タ8からコイルCまでの距離およびコイルCの幅を測定
し,それから算出した距離だけ移送機構2を後退動させ
ることによって,コイルCを搬出フック6の吊下げセン
タ8に移載することが出来る。
受け取る際,フレーム5の先端部に位置検出器7を設け
ているので,この位置検出器7によってコイルCの前端
と後端とを検知して,搬出フック6のコイル吊下げセン
タ8からコイルCまでの距離およびコイルCの幅を測定
し,それから算出した距離だけ移送機構2を後退動させ
ることによって,コイルCを搬出フック6の吊下げセン
タ8に移載することが出来る。
すなわち,移送機構2を走行させ,まずコイルC前端
を検知することによって,不動である搬出フック6の吊
下げセンタ8からコイルC前端までの距離を測定し,さ
らに走行を続けてコイルC後端を検知しコイルC後端ま
での距離を測定したところで移送機構2の走行を停止し
てコイルCをフレーム5に移す。こうすることによっ
て,コイル幅Bを算出し,このコイル幅Bの中心と搬出
フック6の吊下げセンタ8の距離Xを,搬出フック6の
吊下げセンタ8からコイルC後端までの距離Yからコイ
ル幅Bの半分を引くこと,すなわちX=Y−B/2で得
る。この数式によって得られた距離だけ,移送機構2を
後退動させることによって,コイルCをその中心を搬出
フック6の吊下げセンタ8に位置合わせした状態に移送
することが出来るものである。
を検知することによって,不動である搬出フック6の吊
下げセンタ8からコイルC前端までの距離を測定し,さ
らに走行を続けてコイルC後端を検知しコイルC後端ま
での距離を測定したところで移送機構2の走行を停止し
てコイルCをフレーム5に移す。こうすることによっ
て,コイル幅Bを算出し,このコイル幅Bの中心と搬出
フック6の吊下げセンタ8の距離Xを,搬出フック6の
吊下げセンタ8からコイルC後端までの距離Yからコイ
ル幅Bの半分を引くこと,すなわちX=Y−B/2で得
る。この数式によって得られた距離だけ,移送機構2を
後退動させることによって,コイルCをその中心を搬出
フック6の吊下げセンタ8に位置合わせした状態に移送
することが出来るものである。
尚,移送機構2のフレーム5を180度旋回自在とした
場合は,搬入フック4のコイルCを受け取った後,180度
旋回することによってコイルCの方向転換を図ってコイ
ルCの巻き方向を所定方向に統一することが出来る。
場合は,搬入フック4のコイルCを受け取った後,180度
旋回することによってコイルCの方向転換を図ってコイ
ルCの巻き方向を所定方向に統一することが出来る。
搬入機構1と搬出機構3の間で移送機構2が180゜旋
回した場合に,コイルCを搬出フック6の吊下げセンタ
8に位置合わせした状態で移載するには,フレーム5の
旋回に伴って生じるコイルC中心の移動量をZとすると
(第7図参照),X=Y−B/2−Zだけ移送機構2を後退
動すれば良い。
回した場合に,コイルCを搬出フック6の吊下げセンタ
8に位置合わせした状態で移載するには,フレーム5の
旋回に伴って生じるコイルC中心の移動量をZとすると
(第7図参照),X=Y−B/2−Zだけ移送機構2を後退
動すれば良い。
第1図から第5図に,本発明の一実施例を示す。
搬入機構1は,コイルCを保持する搬入フック4を,
二つの支持体11を介して搬入レール10に走行自在に装着
して構成している。搬入フック4は略L字状で,その水
平部分に複数のコイルCを吊下げるものとすると共に,
その水平部分を二股状の搬入フォーク部12としている。
二つの支持体11を介して搬入レール10に走行自在に装着
して構成している。搬入フック4は略L字状で,その水
平部分に複数のコイルCを吊下げるものとすると共に,
その水平部分を二股状の搬入フォーク部12としている。
搬出機構3は,コイルCが移載される搬出フック6
を,走行体14を介して搬出レール13に走行自在に組付け
て構成している。搬出フック6は,略逆L字状でその水
平部分を二股状の搬出フォーク部15としている。
を,走行体14を介して搬出レール13に走行自在に組付け
て構成している。搬出フック6は,略逆L字状でその水
平部分を二股状の搬出フォーク部15としている。
移送機構2は,搬入フック4のコイルCを搬出フック
6に移送するフレーム5を,移送レール20上を走行自在
な台車16に組付けて構成している。フレーム5は,板状
で搬入フォーク部12および搬出フォーク部15の二股間に
進入自在としている。このフレーム5の先端部には,第
2図および第3図に示すように,搬入フック4の各コイ
ルC前端と後端とを検知する位置検出器7を設けてい
る。
6に移送するフレーム5を,移送レール20上を走行自在
な台車16に組付けて構成している。フレーム5は,板状
で搬入フォーク部12および搬出フォーク部15の二股間に
進入自在としている。このフレーム5の先端部には,第
2図および第3図に示すように,搬入フック4の各コイ
ルC前端と後端とを検知する位置検出器7を設けてい
る。
又,フレーム5は台車16上に設けられた昇降動装置17
によって昇降動自在に設定されている。すなわち,昇降
動装置17を駆動することによってフレーム5を搬入フッ
ク4に保持されているコイルC内径内に進入出来る高さ
まであらかじめ下降させておき,フレーム5をコイルC
内径内に進入させた後に,昇降動装置17を再び駆動する
ことによって,第4図に示す如く,コイルCをやや持ち
上げる。そして,その状態のまま台車16を所定距離後退
移動させた後,昇降動装置17の駆動によってフレーム5
を下降し,コイルCを搬出フック6に移載するものであ
る。尚,フレーム5の昇降動を安定したものとするため
に,フレーム5に昇降シャフト18を組付け,その昇降シ
ャフト18を昇降ガイド19で案内するものとしている。
によって昇降動自在に設定されている。すなわち,昇降
動装置17を駆動することによってフレーム5を搬入フッ
ク4に保持されているコイルC内径内に進入出来る高さ
まであらかじめ下降させておき,フレーム5をコイルC
内径内に進入させた後に,昇降動装置17を再び駆動する
ことによって,第4図に示す如く,コイルCをやや持ち
上げる。そして,その状態のまま台車16を所定距離後退
移動させた後,昇降動装置17の駆動によってフレーム5
を下降し,コイルCを搬出フック6に移載するものであ
る。尚,フレーム5の昇降動を安定したものとするため
に,フレーム5に昇降シャフト18を組付け,その昇降シ
ャフト18を昇降ガイド19で案内するものとしている。
又,フレーム5は,昇降動装置17の上方に設けられた
進退動装置21によって前後方向に進退移動自在とされて
いる。すなわち,フォークの先端部に設けられた位置検
出器7が搬入フック4のコイルC後端を検知したところ
で台車16を停止する仕組みとしており,従って,第5図
に示すように,通常,位置検出器7が最初のコイルCと
次のコイルCとの間,あるいは次のコイルC内に進入し
た状態で台車16は停止する。こうした状態にあっては,
コイルCを搬出フック6の吊下げセンタ8に正確に位置
合わせした状態で移載するために,位置検出器7をコイ
ルC後端に合わせる必要がある。そのため,第2図に示
すように,進退動装置21のモータ22を駆動し減速機23,
カップリング24を介して軸受25に支持されたボールネジ
26を回転させ,そのボールネジ26に螺合すると共にフレ
ーム5に組立けられたボールナット27の移動によってフ
レーム5を後退動させている。尚,フレーム5の後退動
は,リニアスライド28がフレームレール29に沿って移動
することによって達成されるものである。又、フレーム
5の前進限位置を設定するためストッパ30を設けてい
る。
進退動装置21によって前後方向に進退移動自在とされて
いる。すなわち,フォークの先端部に設けられた位置検
出器7が搬入フック4のコイルC後端を検知したところ
で台車16を停止する仕組みとしており,従って,第5図
に示すように,通常,位置検出器7が最初のコイルCと
次のコイルCとの間,あるいは次のコイルC内に進入し
た状態で台車16は停止する。こうした状態にあっては,
コイルCを搬出フック6の吊下げセンタ8に正確に位置
合わせした状態で移載するために,位置検出器7をコイ
ルC後端に合わせる必要がある。そのため,第2図に示
すように,進退動装置21のモータ22を駆動し減速機23,
カップリング24を介して軸受25に支持されたボールネジ
26を回転させ,そのボールネジ26に螺合すると共にフレ
ーム5に組立けられたボールナット27の移動によってフ
レーム5を後退動させている。尚,フレーム5の後退動
は,リニアスライド28がフレームレール29に沿って移動
することによって達成されるものである。又、フレーム
5の前進限位置を設定するためストッパ30を設けてい
る。
移載部のフレーム5先端部には,位置検出器7の他
に,コイルCの変形を検知する変形検出器9を設けてい
る。この変形検出器9は,一定距離内にコイルC内径が
あればコイルCが変形していないことを検知する距離計
測センサを用いて構成している。この変形検出器9でコ
イルCの変形を検知することによって,それに必要な対
応措置をとり,コイルC移載の自動化をより確実に達成
するものとしている。
に,コイルCの変形を検知する変形検出器9を設けてい
る。この変形検出器9は,一定距離内にコイルC内径が
あればコイルCが変形していないことを検知する距離計
測センサを用いて構成している。この変形検出器9でコ
イルCの変形を検知することによって,それに必要な対
応措置をとり,コイルC移載の自動化をより確実に達成
するものとしている。
第6図から第8図に,他の実施例を示す。
これは,移送機構2のフレーム5を180度旋回自在と
したものである。フレーム5の旋回は,旋回モータ31の
回転を伝達ギア32を介して旋回ギア33に伝達することに
よって達成している。尚,フレーム5が180度旋回した
その姿勢を維持するためにロック装置34を設けている。
したものである。フレーム5の旋回は,旋回モータ31の
回転を伝達ギア32を介して旋回ギア33に伝達することに
よって達成している。尚,フレーム5が180度旋回した
その姿勢を維持するためにロック装置34を設けている。
移送機構2のフレーム5は,搬入フック4のコイルC
を受け取りコイルCが搬入フック4から完全に抜け出る
まで後退移動した後180度旋回し,旋回後所定の距離だ
け後退移動を再開してコイルCを搬出フック6の吊下げ
センタ8に位置合わせした状態で移載するものである。
これによってコイルCの巻き方向を同一とすることが出
来る。尚,フレーム5の旋回は,本実施例の如く180度
の正逆両方向の他,360度一定方向へ旋回するものとして
も良い。
を受け取りコイルCが搬入フック4から完全に抜け出る
まで後退移動した後180度旋回し,旋回後所定の距離だ
け後退移動を再開してコイルCを搬出フック6の吊下げ
センタ8に位置合わせした状態で移載するものである。
これによってコイルCの巻き方向を同一とすることが出
来る。尚,フレーム5の旋回は,本実施例の如く180度
の正逆両方向の他,360度一定方向へ旋回するものとして
も良い。
このように本発明によると,自動的に,複数のコイル
を単体に仕分けして搬出することが出来るので,従来の
ように,作業員の手作業および機械作業に頼る必要がな
く,よって作業能率および安全正の向上が図れるもので
ある。
を単体に仕分けして搬出することが出来るので,従来の
ように,作業員の手作業および機械作業に頼る必要がな
く,よって作業能率および安全正の向上が図れるもので
ある。
又,位置検出器を設けたことによって,幅の異なるコ
イルを,搬出フックの吊下げセンタにそれぞれ正確に吊
下げることが出来,これによってコイルを安定した姿勢
で安全に搬出することが出来る。そして,変形検出器を
設けたことによってコイルの変形を自動的に検出するこ
とが出来るので,必要な対応措置をとることによって,
コイル仕分けの自動化を一層確実なものとすることが出
来る。
イルを,搬出フックの吊下げセンタにそれぞれ正確に吊
下げることが出来,これによってコイルを安定した姿勢
で安全に搬出することが出来る。そして,変形検出器を
設けたことによってコイルの変形を自動的に検出するこ
とが出来るので,必要な対応措置をとることによって,
コイル仕分けの自動化を一層確実なものとすることが出
来る。
さらに,移送部のフレームを少なくとも180度旋回自
在としたので,コイルの方向転換を行うことによってコ
イルの巻き方向を容易に統一することが出来る等,多く
の優れた効果を発揮する。
在としたので,コイルの方向転換を行うことによってコ
イルの巻き方向を容易に統一することが出来る等,多く
の優れた効果を発揮する。
第1図は本発明装置の一実施例を示す側面図,第2図は
移送部のフックの一実施例を示す側面図,第3図はフッ
クの先端部を示す正面図,第4図はフレームが搬入フッ
クのコイルを受け取る際の動きを示す側面図,第5図は
フレームと搬入フックのコイルとの位置関係を示す側面
図である。 第6図は本発明装置の他の実施例を示すもので移送部の
平面図,第7図および第8図はその側面図である。 符号の説明 1:搬入機構,2:移送機構,3:搬出機構,4:搬入フック,5:フ
レーム,6:搬出フック,7:位置検出器,8:吊下げセンタ,9:
変形検出器,10:搬入レール,11:支持体,12:搬入フォーク
部,13:搬出レール,14:走行体,15:搬出フォーク部,16:台
車,17:昇降動装置,18:昇降シャフト,19:昇降ガイド,20:
移送レール,21:進退動装置,22:モータ,23:減速機,24:カ
ップリング,25:軸受,26:ボールネジ,27:ボールナット,2
8:リニアスライド,29:フレーム,30:ストッパ,31:旋回モ
ーター,32:伝達ギア,33:旋回ギア,34:ロック装置。
移送部のフックの一実施例を示す側面図,第3図はフッ
クの先端部を示す正面図,第4図はフレームが搬入フッ
クのコイルを受け取る際の動きを示す側面図,第5図は
フレームと搬入フックのコイルとの位置関係を示す側面
図である。 第6図は本発明装置の他の実施例を示すもので移送部の
平面図,第7図および第8図はその側面図である。 符号の説明 1:搬入機構,2:移送機構,3:搬出機構,4:搬入フック,5:フ
レーム,6:搬出フック,7:位置検出器,8:吊下げセンタ,9:
変形検出器,10:搬入レール,11:支持体,12:搬入フォーク
部,13:搬出レール,14:走行体,15:搬出フォーク部,16:台
車,17:昇降動装置,18:昇降シャフト,19:昇降ガイド,20:
移送レール,21:進退動装置,22:モータ,23:減速機,24:カ
ップリング,25:軸受,26:ボールネジ,27:ボールナット,2
8:リニアスライド,29:フレーム,30:ストッパ,31:旋回モ
ーター,32:伝達ギア,33:旋回ギア,34:ロック装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 進 大阪府大阪市鶴見区鶴見4―17―88 株 式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 昭63−93425(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B21C 45/24 B65H 19/12,19/30
Claims (3)
- 【請求項1】複数のコイル(c)を一体的にまとめて搬
入フック(4)で保持し所定位置まで搬入する搬入機構
(1)と, 前記複数のコイル(c)を単体毎にフレーム(5)で保
持し所定位置まで移送する移送機構(2)と, 該移送機構(2)の前記コイル(c)を搬出フック
(6)で受取り搬出すると共に,該搬出フック(6)に
前記搬入フック(4)の前記コイル(c)の前端と後端
とを検知する位置検出器(7)を設けた搬出機構(3)
とから成るコイル仕分け装置において, 前記搬出フック(6)のコイル吊下げ位置の中心である
吊下げセンタ(8)からコイル(c)の前端および後端
までの距離を測定して,該コイル(c)幅の中心から前
記搬出フック(6)のコイル吊下げセンタ(8)の距離
を算出し,該距離から前記移送機構2の後退移動量を設
定し,前記コイル(c)をその幅の中心を前記搬出フッ
ク(6)のコイル吊下げセンタ(8)に位置合わせし移
載して成るコイル仕分け方法。 - 【請求項2】複数のコイル(c)を一体的にまとめて搬
入フック(4)で保持し所定位置まで搬入する搬入機構
(1)と, 前記複数のコイル(c)を単体毎にフレーム(5)で保
持し所定位置まで移送する移送機構(2)と, 該移送機構(2)の前記コイル(c)を搬出フック
(6)で受取り搬出する搬出機構(3)と, 前記移送機構(2)のフレーム(5)先端部に設けら
れ,単体コイル(c)をその幅の中心を搬出フック
(6)のコイル吊下げセンタ(8)に位置合わせして移
載すべく,搬入フック(4)の各コイル(c)の前端お
よび後端を検知する位置検出器(7)とから成るコイル
仕分け装置。 - 【請求項3】移送機構(2)のフレーム(5)を少なく
とも180度旋回自在として成る請求項2記載のコイル仕
分け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26856989A JP2767064B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | コイル仕分け方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26856989A JP2767064B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | コイル仕分け方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03133515A JPH03133515A (ja) | 1991-06-06 |
JP2767064B2 true JP2767064B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=17460344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26856989A Expired - Lifetime JP2767064B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | コイル仕分け方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767064B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4607735B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-01-05 | Jfeスチール株式会社 | スリットコイルのハンドリング装置およびハンドリング方法 |
JP4892299B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2012-03-07 | Jfeスチール株式会社 | スリットコイル分離設備および分離方法 |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP26856989A patent/JP2767064B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03133515A (ja) | 1991-06-06 |
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