JP2573239B2 - 射出成形における段取換え装置 - Google Patents

射出成形における段取換え装置

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JP2573239B2
JP2573239B2 JP21019687A JP21019687A JP2573239B2 JP 2573239 B2 JP2573239 B2 JP 2573239B2 JP 21019687 A JP21019687 A JP 21019687A JP 21019687 A JP21019687 A JP 21019687A JP 2573239 B2 JP2573239 B2 JP 2573239B2
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1756Handling of moulds or mould parts, e.g. mould exchanging means

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形における段取換え装置に関する。
(従来技術) 射出形成装置は、一般的には、特公昭61−9128号公報
に示すように、射出成形機と、材料搬送装置と、金型の
段取換え装置とを有しており、これらは各種制御装置に
より制御されることとなっている。
ところで、射出成形装置における段取換え装置には、
大量生産を図る観点から、金型の搬送及び段取換えを行
なう段取台車が走行する段取台車走行路を並列的に複数
設け、該各段取台車走行路を挟んで該各段取台車走行路
の一方側に、射出成形機を設け、該各段取台車の走行路
の他方側に金型を貯蔵する金型ストッカ群を設けたもの
が開発されつつある。
このような構成とすることにより、各段取台車走行路
毎に金型の段取換えが行なわれ、該各段取台車走行路毎
に設けられた射出成形機によって成形品がそれぞれ生産
されることになり、複数の射出成形機によって成形品を
大量に生産することができることになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記段取換え装置においては、各射出成形機
毎に段取台車走行路と金型ストッカ群とを準備しなけれ
ばならず、成形品の大量生産が可能となるものの、装置
全体が大型化し、装置の配設スペースが大きくならざる
を得なかった。
しかも、段取台車は、各段取台車走行路毎に専用的に
設けられているため、各段取台車走行路沿いに設けられ
た射出成形機及び金型ストッカ群の装置数の割には段取
台車の稼動率は低く、金型の段取換え作業が効率的に行
なわれているとは言えなかった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、装置配設スペースを極力低減し、且つ金型の段取換
え作業を効率的に行なわしめることにある。
(問題点を解決するための手段、作用) かかる目的を達成するために本発明にあっては、金型
の搬送及び段取換えを行なう段取台車が走行する一の段
取台車走行路沿いに、金型を貯蔵する金型ストッカ群と
射出成形機とが配設される射出成形における段取換え装
置において、 前記金型ストッカ群は、前記一の段取台車走行路の幅
方向における一方側に配設され、 前記射出成形機は、前記一の段取台車走行路の他方側
に配設される第1の成形機と、前記一の段取台車走行路
の一方側に前記金型ストッカ群を介して配設される第2
の成形機と、からなり、 前記第2の成形機と前記一の段取台車走行路との間に
は、該第2の成形機の金型搬出入路が前記金型ストッカ
群を横切って設けられている、 ような構成としてある。
上述の構成により、第1、第2の成形機に対して一つ
の段取台車走行路と一列の金型ストッカ群とを配設すれ
ばよくなり、一台の射出成形機に対して一つの段取台車
走行路と一列の金型ストッカ群とを専用的に設ける必要
がなくなる。
しかも、第1、第2の成形機と一列の金型ストッカ群
に対して一台の段取台車が稼動することになり、一台の
段取台車が一台の射出成形機と一列の金型ストッカ群だ
けに対して稼動するようなことはなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
全体の概要 第1図において、Aは型具メンテナンスエリヤで、該
型具メンテナンスエリヤAの側方には成形機自動運転エ
リヤC1、C2が設けられている。この成形機自動運転エリ
ヤC1、C2は一のクレーンヤードDを基準にして対称とな
っており、成形機自動運転エリヤC1とC2内における構成
は同一となっている。このため、説明の便宜上、一方の
成形機自動運転エリヤC1に関して説明し、他方の成形機
自動運転エリヤC2についてはその説明を省略する。
成形機自動運転エリヤC1には、段取台車走行路として
のレール12が設けられており、該レール12はクレーンヤ
ードDの延びる方向に延びている。レール12には段取台
車10が設けられており、段取台車10はレール12に案内さ
れて走行可能となっている。
成形機自動運転エリヤC1にはレール12を挟んでその一
方側に金型を貯蔵する複数のストッカ6が配設されてお
り、複数のストッカ6はレール12に沿って設けられてい
る。レール12の他方側には、第1の成形機としての2台
の横型射出成形機(一方を図示略)15と2つの予備温調
ステーション4とが配設されており、前記レール12の一
方側には、第2の成形機としての2台の横型射出成形機
(一方を図示略)15′が前記ストッカ6群を介して配設
されている。
前記横型射出成形機15とレール12との間には横型射出
成形機15用金型搬出入路としての中間台40が設けられて
おり、前記横型射出成形機15′とレール12との間には横
型射出成形機15′用金型搬出入路としての中間台40′が
前記ストッカ6を横切って設けられている。これら中間
台40、40′は、前記段取台車10と各横型射出成形機15,1
5′との間において金型の搬出入の際に用いられること
になっており、これらの具体的構成については後述す
る。
型具メンテナンスエリヤAには共通搬送台車走行路と
してのレール22が配設されており、該レール22には成形
機自動運転エリヤC1におけるレール12と成形機自動運転
エリヤC2におけるレール12とが第1図に示すように接続
されている。レール22上には搬送台車20が走行可能に設
けられており、該搬送台車20は、該搬送台車20上で玉掛
け作業(クレーンのフック掛け作業)がなされるように
各クレーンヤードD間を横切ることができるようになっ
ている。
レール22上には、成形機自動運転エリヤC2におけるレ
ール12に隣接して反転機30が設けられている。この反転
機30は、段取台車10、搬送台車20との間でのみ金型の受
渡しが可能となっており、反転機30が金型を受取ったと
きには、該反転機30により金型の姿勢を変えることがで
きるようになっている。
上記成形機自動運転エリヤCには、また、予備温調ス
テーション4に供給する温水を調整する予備温調装置4
a、成形機15、15′に供給する温水を調整する金型温調
装置15aとを制御する集中制御盤(図示略)と、予備温
調ステーション4と予備温調装置4aとを制御する予備温
調制御盤(図示略)と、段取台車10を制御する台車制御
盤(図示略)とが配設され、予備温度制御盤、台車制御
盤は集中制御盤からの出力信号を受けて、段取台車10等
の自動制御を行なうようになっている。
搬送台車(第2図、第3図) 搬送台車20は、その上面に複数の搬送ローラ201が並
設され、各搬送ローラ201の一端にはスプロケット202が
設けられて、これら搬送ローラ201は油圧モータ204によ
り正逆両方向に回転駆動されるようになっている。図
中、206はチェーンで、このチェーン206はスプロケット
202と油圧モータ204との間に掛け渡されている。
搬送台車20は、第1図に示すレール22上を走行するも
のとされ、車輪208の駆動源は油圧モータ210とされてい
る。上記両油圧モータ204、210の作動は操作スイッチ21
2の選択操作による。図中、214は電線用リールである。
反転機(第4図、第5図) 反転機30は、そのフレーム301の外側面301aが円弧面
とされて、フレーム301は中心Oを中心に回転自在とさ
れ、油圧モータ302によって回転駆動される。第4図中
符号303はチェーンで、このチェーン303により油圧モー
タ302とフレーム301とが連係される。
フレーム301の外側面301aには、90度の間隔をおいて
2つの突起304が設けられ、突起304は基台306に設けら
れたストッパ308に受止されて、フレーム301の回動域は
90度の範囲とされている。ストッパ308はシリンダ310に
より出没されるようになっている。フレーム301には、
2つの金型支承面314が設けられ、一の金型支承面314と
他の金型支承面314との挟み角は90度とされている。各
金型支承面314は、複数の短尺の搬送ローラ316と長尺の
搬送ローラ318とで形成され、短尺の搬送ローラ316は、
両金型支承面314で挟まれる角隅部に並設され、これら
搬送ローラ316は回転自在とされている。一方長尺の搬
送ローラ318は油圧モータ320により正逆両方向に回転駆
動されるようになっている。図中、322はチェーンで、
このチェーン322は長尺の搬送ローラ318と油圧モータ32
0との間に掛け渡されている。
段取台車(第6図乃至第12図) 段取台車10は、フレーム102と、フレーム102上に敷設
されたレール104に案内されて走行する2つのテーブル1
06と、各テーブル106に配設されたフッカ108と、フレー
ム102に設けられ、段取台車10を位置固定する台車クラ
ンプ手段110とから概略構成されて、この段取台車10は
成形機自動運転エリヤC1に敷設されたレール12上を走行
するようにされている。第6図中、112は車輪で、車輪1
12は油圧モータ114により駆動される。
上記クランプ手段110は、第7図に示すように、フレ
ーム102の下部に設けられた一対のクランプアーム116を
有し、各クランプアーム116は回動軸118を中心に揺動可
能とされて、夫々、油圧シリンダ120により、両クラン
プアーム116が位置決め突起14を挟む作動位置(第7
図、実線)と、両クランプアーム116が拡開する非作動
位置(第7図、破線)とをとりうるようにされている。
上記位置決め突起14は各ステーション毎の床面に設けら
れて、この位置決め突起14とクランプ手段110とにより
段取台車10の位置決めがなされる。
フレーム102上に配設された2つのテーブル106は連結
ロード121により連結されて、フレーム102上を共に走行
するものとされ、その駆動源は図示を省略した油圧モー
タとされている。フレーム102上には、その前後方向両
端部に、夫々、ストッパ122が固設され、また前後方向
中央部に可動ストッパ124が2つ設けられて、この可動
ストッパ124は油圧シリンダ126により作動位置と非作動
位置とに起倒動される。
テーブル106には、第8図に示すように、前端部(反
転機30側端部)に短尺の搬送ローラ128が回転自在に配
設され、後端部には長尺の搬送ローラ130が回転自在に
配設されている。そして、これら搬送ローラ128、130は
幅方向に複数並設されて、搬送ローラ128、130により金
型載置面が形成され、上記短尺のローラ128が固定金型
M−aを受け、長尺のローラ130が可動金型M−bを受
けるものとされている。
上記フッカ108は、これら搬送ローラ128と搬送ローラ
130との間に配設されて、このフッカ108により金型の受
渡しがなされるようになっている。すなわち、フッカ10
8は、第9図乃至第11図に示すように、スライドテーブ
ル132上に設けられた2つのフック134を有し、各フック
134は、夫々、油圧シリンダ136によって、金型Mに設け
られた係合ロッド8と係合する作動位置と、係合ロード
8を開放する非作動位置とをとりうるようにされてい
る。そして、スライドテーブル132は、幅方向に延びる
ガイドレール138に案内されて移動可能とされ、このス
ライドテーブル132の駆動は油圧モータ140、スクリュネ
ジ142によってなされるようになっている。一方スライ
ドテーブル132を案内する上記ガイドレール138は、第12
図に示すように、その下面にラック144が設けられて、
第2の油圧モータ146により、段取台車10の幅方向に移
動可能とされている。これにより、フッカ108は、共に
移動可能とされたガイドレール138とスライドテーブル1
32との組合せにより2段ストロークの下で段取台車10の
幅方向に伸長するようにされて、後述するように、段取
台車10、10′と呼び温調ステーション4、4′との間及
びストッカ6、6′との間における金型Mの受渡しに用
いられる。
横型射出成形機 (第1図、第13図、第14図) 横型射出成形機15、15′は、固定ダイプレート152と
可動ダイプレート154とを有し、ここでは固定ダイプレ
ート152が反転機30側(図面に向かって左側)に配置さ
れ、可動ダイプレート154が反転機30とは反対側(図面
に向かって右側)に配置されて、固定ダイプレート152
には固定金型M−aが取付けられ、可動ダイプレート15
4には可動金型M−bが取付けられるようになってい
る。横型射出成形機15、15′には、また、固定ダイプレ
ート152と可動ダイプレート154との間に、第13図に示す
ように、2列に搬送ローラ156が回転自在に配置され
て、各列の搬送ローラ156で固定金型M−aと可動金型
M−bとを案内するようにされている。そして、この各
列の搬送ローラ156の間には、金型搬送用プッシャ158が
配設されている。
金型搬送用プッシャ158は、第13図、第14図に示すよ
うに、上記搬送ローラ156の列方に延びるガイドレール1
60と、ガイドレール160に案内されて移動するフック162
と、フック162に連結されて、フック162を移動させる構
成の帯状プッシャ(図示省略)と、ガイドレール160の
一端、すなわち段取台車10とは反対側端に設けられて、
帯状プッシャを巻回するリール164と、リール164を回転
駆動する油圧モータ166とから構成されている。一方、
前記中間台40、40′には搬送ローラ402が回転自在に設
けられていると共に、延長ガイドレール404が設けられ
て、上記金型搬送用プッシャ158のフック162は延長ガイ
ドレール404にまで移動可能とされている。これによ
り、金型搬送用プッシャ158は、横型射出成形機15、1
5′内への金型Mの搬入あるいは搬出手段とされて、こ
の金型搬送用プッシャ158により横型射出成形機15、1
5′と段取台車10との間の金型Mの授受がなされるよう
になっている。
金型の段取換え 金型の段取換えについては、成形機自動運転エリヤ
C1、C2のうち成形機自動運転エリヤC1をもって説明す
る。
集中制御盤から予備温調制御盤、台車制御盤へ段取換
え信号が出力されて、一連の段取作業が開始される。
先ず、成形機15については、段取台車10が、新たに成
形機15に対してセットされる金型M(以下、新金型とい
う)を貯蔵しているストッカ6まで移動し、段取台車10
に搭載されているフッカ108によって、新金型Mはスト
ッカ6から段取台車10のテーブル106へ移し換えられ
る。この場合、ストッカ6には、その床面に搬送ローラ
(図示省略)が回転自在に配設されており、段取台車10
とストッカ6との間の金型Mの移し換えの際には、金型
Mが上記搬送ローラ上を移動可能とされるようになって
いる。
次に、段取台車10は予備温調ステーション4まで新金
型Mを搬送し、ここでも、段取台車10に搭載されている
フッカ108によって、新金型Mは予備温調ステーション
4内にセットされ、この予備温調ステーション4によっ
て新金型Mの予熱がなされる。
この新金型Mの予熱が完了すると、再び段取台車10に
搭載されているフッカ108によって、新金型Mは予備温
調ステーション4から段取台車10へ移し換えられ、新金
型Mは段取台車10によって成形機15まで搬送される。
段取台車10が成形機15に到着すると、今度は、成形機
15に付設されているフック162によって、成形機15内の
金型M(以下、旧金型という)は、段取台車10の空いて
いる方のテーブル106まで押し出される。この旧金型が
テーブル106に積載された後、テーブル106は段取台車10
上を移動し、新金型Mを成形機15にセットする準備がな
される。その後、テーブル106に積載されている新金型
Mは、成形機15に付設されているフック162によって、
成形機15内に引き入れられて、成形機15にセットされ、
これにより一連の段取換えが完了する。
段取台車10に積載されている旧金型Mは、段取台車10
により搬送されて、空いているストッカ6内に貯蔵さ
れ、あるいはメンテナンスが必要な場合には、成形機自
動運転エリアC1から型具メンテナンスエリヤAへと搬送
される。
一方、成形機15′については、一連の工程を経た後、
成形機15の場合と同様、成形機自動運転エリヤC1内の段
取台車10を利用して、中間台40′を介して成形機15′に
対して金型の搬出入が行われる。
したがって、上記段取換え装置における各成形機自動
運転エリヤC1、C2内においては、成形機15と15′に対し
て金型の段取換えが行なわれることになり、この段取換
えの際、レール12、ストッカ6は共通のものが用いられ
ることになる。このため、一の成形機自動運転エリヤ内
においては、成形機15と15′に対して一つのレール12と
一列のストッカ6群とを配設すればよくなり、一台の成
形機に対してレール12とストッカ6とを専用的に設ける
必要がなくなる。これにより、成形品の生産数を維持し
つつ装置全体の小型化を図れることができることにな
り、装置配設スペースを低減することができることにな
る。
また、上記のように、各成形機自動運転エリヤC1、C2
内において、成形機15と15′とに対して一つのレール12
と一列のストッカ6とを設ければよくなったことに伴な
い、段取台車10は成形機15と15′、一列のストッカ6群
に対して金型の段取換え作業を行なうことになり、一台
の段取台車が一台の成形機と一列のストッカに対して金
型の段取換え作業を行なう場合に比べて稼動率が向上す
ることになる。このため、金型の段取換え作業は効率的
に行なわれることになる。
型具メンテナンスエリヤAと 成形機自動運転エリヤC1、C2との間、 及び成形機自動運転エリヤC1、C2同士間の金型の授受 成形機自動運転エリヤC1において、上記旧金型のメン
テナンスが必要な場合には、旧金型Mは、段取台車10に
よってレール12とレール22との接続部分まで搬送され、
その接続部分において旧金型Mは段取台車10から搬送台
車20に移し換えられる。この移し換えは、搬送台車20及
び段取台車10の所定の機構により行われる。
搬送台車20に旧金型Mが移し換えられると、旧金型M
は搬送台車20により反転機30まで搬送され、該旧金型M
は、搬送台車20のローラ201と反転機30の長尺ローラ318
との回転駆動により反転機30に移し換えられる。反転機
30では、メンテナンスを必要とするものが上に位置する
ように、固定金型M−aと、可動金型M−bとを上下の
状態とする姿勢変換がなされる。反転機30での旧金型M
の姿勢変換を終えると、旧金型Mは、再び、反転機30の
長尺ローラ318と搬送台車20のローラ201との回転駆動に
よって搬送台車201に移し変えられる。そしてこの後、
その旧金型Mは搬送台車20によってクレーンヤードDま
で搬送され、必要なメンテナンスが施される メンテナンス完了後、旧金型Mは成形機自動運転エリ
ヤC1に再び搬送されるが、その場合については上記の場
合と逆であるので、その説明は省略する。
一方、成形機自動運転エリヤC2において、上記旧金型
のメンテナンスが必要な場合、旧金型Mは、段取台車10
によって反転機30まで搬送される。段取台車10から反転
機30への旧金型Mの移し換えは、段取台車10に搭載され
ているフッカ108と、反転機30の長尺ローラ318の回転駆
動との協働によりなされる。このとき、反転機30は、メ
ンテナンスを必要とする金型が、固定金型M−aである
か可動金型M−bであるかに応じて、旧金型Mを受け取
る金型支承面314が予め選択されて、旧金型Mを受け取
る前に、当該金型支承面314のセットがなされる。
反転機30では、段取台車10から横並びの状態で受け取
った旧金型Mを90度反転させて、固定金型M−aと可動
金型M−bとを上下の状態とする姿勢変換がなされる。
姿勢変換がなされた後の旧金型Mは、メンテナンスを必
要とするものが上に位置することとなる。
このように反転機30により姿勢変換がなされた後、反
転機30から搬送台車20への旧金型Mの移し換えは、反転
機30の長尺ローラ318と搬送台車20のローラ201との回転
駆動によってなされる。搬送台車20に載置された旧金型
Mは搬送台車20によってクレーンヤードDまで搬送され
て、必要なメンテナンスが施される。
メンテナンス完了後の金型Mを成形機自動運転エリヤ
C1に搬送する場合については、上記の場合と逆であるの
でその説明は省略する。
このように、成形機自動運転エリヤC1、C2が二つ設け
られていても、一つの反転機で金型Mの姿勢変換を行う
ことができることになる。
また、成形機自動運転エリヤC2において、成形機自動
運転エリヤC1におけるストッカ6に貯蔵されている金型
Mを必要とする場合には、前述の構成に基づき、先ず、
必要とする金型Mがストッカ6から段取台車10に移し変
えられ、該金型Mはレール12とレール22の接続部分に段
取台車10によって搬送される。その接続部分で金型Mは
搬送台車20に移し換えられ、搬送台車20は金型Mを反転
機30まで搬送する。金型Mは、反転機30において姿勢変
換がされずにそのままの姿勢で成形機自動運転エリヤC2
内の段取台車に移し換えられ、その段取台車は段取換え
のために金型Mを所定のステーションへ搬送する。
成形機自動運転エリヤC1において、成形機自動運転エ
リヤC2におけるストッカに貯蔵されている金型Mを必要
とする場合には、上記の場合とは逆に、成形機自動運転
エリヤC2内の段取台車10、反転機30、搬送台車20、成形
機自動運転エリヤC1内の段取台車10の順で金型Mが搬送
されることになる。
これにより、成形機自動運転エリヤC1、C2におけるス
トッカ6に同じ金型Mをそれぞれ貯蔵する必要がなくな
り、金型Mの有効利用を図ることができる。
以上、実施例について説明したが、本発明にあって
は、次のような態様を包合する。
成形機自動運転エリヤを1又は3以上設けること。
共通搬送台車走行路としてのレール22沿いに反転機30
を設けること。
レール22上に複数の搬送台車20を設けること。
(発明の効果) 本発明は以上述べたように、第1、第2の射出成形機
に対して一つの段取台車走行路と一列の金型ストッカ群
とを配設すればよいことから、装置全体の小型化を図る
ことができ、装置配設スペースを低減することができ
る。
また、第1、第2の射出成形機と一列の金型ストッカ
群に対して一台の段取台車が稼動することになることか
ら、一台の段取台車の稼動率が向上することになり、金
型の段取換え作業を効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る段取換え装置のレイアウトを示す
配置説明図、 第2図、第3図は搬送台車を示す図、 第4図、第5図は反転機を示す図、 第6図は段取台車の側面図、 第7図は段取台車に設けられている位置決めクランプ手
段の拡大図、 第8図乃至第12図は、段取台車のテーブルに設けられた
スライドテーブルとフッカを示す図、 第13図、第14図は横型射出成形機の金型装着空間の下部
に設けられたフックを示す図である。 6:ストッカ 10:段取台車 12:レール 15、15′:成形機 20:搬送台車 40′:中間台 M:金型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金型の搬送及び段取換えを行なう段取台車
    が走行する一の段取台車走行路沿いに、金型を貯蔵する
    金型ストッカ群と射出成形機とが配設される射出成形に
    おける段取換え装置において、 前記金型ストッカ群は、前記一の段取台車走行路の幅方
    向における一方側に配設され、 前記射出成形機は、前記一の段取台車走行路の他方側に
    配設される第1の成形機と、前記一の段取台車走行路の
    一方側に前記金型ストッカ群を介して配設される第2の
    成形機と、からなり、 前記第2の成形機と前記一の段取台車走行路との間に
    は、該第2の成形機の金型搬出入路が前記金型ストッカ
    群を横切って設けられている、 ことを特徴とする射出成形における段取換え装置。
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