JPS63158169A - 装飾ステンレス部品の製造方法 - Google Patents
装飾ステンレス部品の製造方法Info
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- JPS63158169A JPS63158169A JP30390786A JP30390786A JPS63158169A JP S63158169 A JPS63158169 A JP S63158169A JP 30390786 A JP30390786 A JP 30390786A JP 30390786 A JP30390786 A JP 30390786A JP S63158169 A JPS63158169 A JP S63158169A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、自動車車体に装着されるウィンドモール、
ドリップモール等のような装飾ステンレス部品の製造方
法に関するものである。
ドリップモール等のような装飾ステンレス部品の製造方
法に関するものである。
（従来の技術）
従来の装飾ステンレス部品の製造方法としては、例えば
素材のステンレス鋼板を所定形状に切断し、部品成形、
例えばプレス成形した後溶接を行ない部品形状とする。
素材のステンレス鋼板を所定形状に切断し、部品成形、
例えばプレス成形した後溶接を行ない部品形状とする。
次に成形部品をアルカリ脱脂あるいは溶剤脱脂した後、
プライマ（例えばエポキシ系あるいはウォッシュプライ
マ）を塗装した後、この上に所定の色に調合された上塗
り塗装を行なう。意匠上要求される被塗装部位に塗装す
る場合には、脱脂し、次いでマスキングを施こした後、
第３図に示すようにステンレス素材１上の塗装部位にプ
ライマ塗装を施こし塗膜２を塗布し、この上に装飾用上
塗り塗装により塗膜３を塗布する。尚第３図において４
−２は素材露出部であり、５−２は塗装見切り線部であ
る。
プライマ（例えばエポキシ系あるいはウォッシュプライ
マ）を塗装した後、この上に所定の色に調合された上塗
り塗装を行なう。意匠上要求される被塗装部位に塗装す
る場合には、脱脂し、次いでマスキングを施こした後、
第３図に示すようにステンレス素材１上の塗装部位にプ
ライマ塗装を施こし塗膜２を塗布し、この上に装飾用上
塗り塗装により塗膜３を塗布する。尚第３図において４
−２は素材露出部であり、５−２は塗装見切り線部であ
る。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら、このような従来の装飾ステンレス部品の
製造方法にあっては、（１）既に部品形状にされたステ
ンレスの上に工法上限定されたプライマあるいは上塗り
塗装を行なう方法、（ｎ）塗装の際マスキングが行なわ
れる場合には見切り線部にプライマと上塗り塗膜の端部
が露出する構成となっていたため、 （イ）塗装が難しく塗装コストが上昇する、（０）ステ
ンレス表面が脱脂液や塗料あるいは塗装条件で表面が錆
やすくなる （ハ）ステンレスとプライマの密着性が悪い、（＝）マ
スキングされた境界面の密着性あるいは耐候性が劣る、 という問題点があった。
製造方法にあっては、（１）既に部品形状にされたステ
ンレスの上に工法上限定されたプライマあるいは上塗り
塗装を行なう方法、（ｎ）塗装の際マスキングが行なわ
れる場合には見切り線部にプライマと上塗り塗膜の端部
が露出する構成となっていたため、 （イ）塗装が難しく塗装コストが上昇する、（０）ステ
ンレス表面が脱脂液や塗料あるいは塗装条件で表面が錆
やすくなる （ハ）ステンレスとプライマの密着性が悪い、（＝）マ
スキングされた境界面の密着性あるいは耐候性が劣る、 という問題点があった。
（問題点を解決するための手段）
この発明は、このような従来の問題点に着目し、あらか
じめプライマを塗布したステンレス鋼板を部品形状に成
形加工し、所定の被塗装部位に上塗り塗装することによ
り上記問題点を解決したものである。
じめプライマを塗布したステンレス鋼板を部品形状に成
形加工し、所定の被塗装部位に上塗り塗装することによ
り上記問題点を解決したものである。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
この発明の方法により装飾ステンレス部品を製造するに
当っては第１図に示すようにあらかじめステンレス素材
１の少なくとも片面側の表面全体にプライマ塗膜２を塗
布し、このあらかじめプライマの塗布されたステンレス
索材を成形加工した後、最適の脱脂条件で脱脂し、次い
で必要な部位に装飾用塗色をもつ上塗り塗膜３を塗布し
て装飾ステンレス部品を得る。尚、上記最適条（生によ
る脱脂方法としては、例えばホメザリン（花王石鹸■製
、濃度３％、ｐ）１１２）中に９０℃で５分間ディッピ
ングする等の方法である。第１図において４−１は上塗
り塗膜の塗布されていないプライマの露出部であり、５
−１は塗装見切り線部である。尚プライマの塗布された
ステンレス素材を成形加工する際、例えばロールフォー
ミング、プレス成形等により加工する際プライマが剥離
することはない。
当っては第１図に示すようにあらかじめステンレス素材
１の少なくとも片面側の表面全体にプライマ塗膜２を塗
布し、このあらかじめプライマの塗布されたステンレス
索材を成形加工した後、最適の脱脂条件で脱脂し、次い
で必要な部位に装飾用塗色をもつ上塗り塗膜３を塗布し
て装飾ステンレス部品を得る。尚、上記最適条（生によ
る脱脂方法としては、例えばホメザリン（花王石鹸■製
、濃度３％、ｐ）１１２）中に９０℃で５分間ディッピ
ングする等の方法である。第１図において４−１は上塗
り塗膜の塗布されていないプライマの露出部であり、５
−１は塗装見切り線部である。尚プライマの塗布された
ステンレス素材を成形加工する際、例えばロールフォー
ミング、プレス成形等により加工する際プライマが剥離
することはない。
本発明の方法では、シランカップリング剤、フッ素樹脂
、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル系樹脂、
シリコン変性アクリル樹脂の１種または２種以上を組み
合せたクリア系のプライマを用いることができる。この
場合、上塗り塗膜の施されていないプライマ露出部にあ
っても新しい色調（例えばキャンディトーン等）が得ら
れ、しかも良好な耐候性等の本発明の効果が得られ好ま
しい。
、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル系樹脂、
シリコン変性アクリル樹脂の１種または２種以上を組み
合せたクリア系のプライマを用いることができる。この
場合、上塗り塗膜の施されていないプライマ露出部にあ
っても新しい色調（例えばキャンディトーン等）が得ら
れ、しかも良好な耐候性等の本発明の効果が得られ好ま
しい。
（実施例）
以下この発明を実施例により説明する。
熱間圧延後、センシマーミルもしくはコールドタンデム
ミルで冷間圧延後光輝焼鈍、スキンパス工程を経たＳＵ
５４３０ Ｍ素材を脱脂した後表面に次の組成のプライ
マを塗布した。
ミルで冷間圧延後光輝焼鈍、スキンパス工程を経たＳＵ
５４３０ Ｍ素材を脱脂した後表面に次の組成のプライ
マを塗布した。
一底一丘一 配合量（重量部）メチルメタ
クリレート ４０ ｎ−ブチルメタクリレート １０ エチルアクリレート １０ グリシジルメタクリレート １０ アクリル酸 ０．５過酸化ペンゾ
ール ０．５キシレン
１５０ 次いで第２図に示すｊ、 ＝ ８００ｍ＋ｍ、 Ｉｔｓ
＝ ４０ｍｍ、ｔ ＝ ４０＋ｎｎ＋のドリップモー
ル用ステンレス部品を作製した。プライマ塗布後ホメザ
リン（濃度３％、ｐ１＋１２）中で９０℃５分間脱脂し
、第１図に示すと同様にプライマ層露出部の両側にオリ
ジン電気■製オリジプレー）Ｚ（アクリルウレタン系上
塗り塗料）を塗装し、性能試験を行い、結果を第１表に
示す。
クリレート ４０ ｎ−ブチルメタクリレート １０ エチルアクリレート １０ グリシジルメタクリレート １０ アクリル酸 ０．５過酸化ペンゾ
ール ０．５キシレン
１５０ 次いで第２図に示すｊ、 ＝ ８００ｍ＋ｍ、 Ｉｔｓ
＝ ４０ｍｍ、ｔ ＝ ４０＋ｎｎ＋のドリップモー
ル用ステンレス部品を作製した。プライマ塗布後ホメザ
リン（濃度３％、ｐ１＋１２）中で９０℃５分間脱脂し
、第１図に示すと同様にプライマ層露出部の両側にオリ
ジン電気■製オリジプレー）Ｚ（アクリルウレタン系上
塗り塗料）を塗装し、性能試験を行い、結果を第１表に
示す。
次に比較のため、予めプライマ塗装をしなかったことを
除いて上記と同様に処理し同様の部品形状に成形した後
ケロシン脱脂し、乾燥、アルカリ脱脂水洗後、関西ペイ
ント■製 メタラクトＬ）Ｉｓ（エポキシ系プライマ）
を第３図に示す如く上塗り塗装部分に塗装後、上記と同
様のオリジンプレー）Ｚを上塗り塗装し、同様の性能試
験を行い結果を第１表に示す。
除いて上記と同様に処理し同様の部品形状に成形した後
ケロシン脱脂し、乾燥、アルカリ脱脂水洗後、関西ペイ
ント■製 メタラクトＬ）Ｉｓ（エポキシ系プライマ）
を第３図に示す如く上塗り塗装部分に塗装後、上記と同
様のオリジンプレー）Ｚを上塗り塗装し、同様の性能試
験を行い結果を第１表に示す。
−第一１−表一
本 沸騰水浸漬試験（４ｈｒ）後セロテープ剥離試験○
：剥離なし、 ×二剥離 牢寧 大気１ＩｌＩｎ試験（６ケ月間）寧傘傘 ５％
ｌｌＣｌ （２５℃） 浸ン貴 （５００ｈｒ）（
発明の効果） 以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
をあらかじめプライマを塗布したステンレス鋼板を部品
形状に成形加工した後必要な部位に塗色をもった塗膜を
塗装する構成としたため、（イ）ステンレスとプライマ
、及び上塗り塗膜の密着性が大幅に向上し、 （Ｅｌ）塗装見切り線部の耐食性、耐候性、耐薬品性が
向上し、 （ハ）ステンレスの地の色を出す部位の耐食性が向上し
、 （ニ）従来のプライマ塗装工程を部品１個ずつにつき行
なうということがなくなり、部品を切り出す前のコイル
材の状態でプライマ塗布、及び焼付を行えるので、コス
トが大幅に低減でき、更にはプライマとしてクリヤを用
いる場合には新しい色調（例えばキャンディ−トーン等
）が発色できるという効果が得られる。
：剥離なし、 ×二剥離 牢寧 大気１ＩｌＩｎ試験（６ケ月間）寧傘傘 ５％
ｌｌＣｌ （２５℃） 浸ン貴 （５００ｈｒ）（
発明の効果） 以上説明してきたように、この発明によれば、その構成
をあらかじめプライマを塗布したステンレス鋼板を部品
形状に成形加工した後必要な部位に塗色をもった塗膜を
塗装する構成としたため、（イ）ステンレスとプライマ
、及び上塗り塗膜の密着性が大幅に向上し、 （Ｅｌ）塗装見切り線部の耐食性、耐候性、耐薬品性が
向上し、 （ハ）ステンレスの地の色を出す部位の耐食性が向上し
、 （ニ）従来のプライマ塗装工程を部品１個ずつにつき行
なうということがなくなり、部品を切り出す前のコイル
材の状態でプライマ塗布、及び焼付を行えるので、コス
トが大幅に低減でき、更にはプライマとしてクリヤを用
いる場合には新しい色調（例えばキャンディ−トーン等
）が発色できるという効果が得られる。
第１図は、本発明の詳細な説明するため、本発明の方法
によって製造した一例の装飾ステンレス部品の断面図、 第２図ａは、実施例および比較例において用いたドリッ
プモール用ステンレス部品の側面図、第２図すは第２図
ａのＡ−Ａ ’線に沿った断面を矢印の方に見た断面図
、 第３図は比較のため第１図に示すと同様の素材を用いて
成形した後従来法により製造した装飾ステンレス部品の
断面図である。 １・・・ステンレス素材 ２・・・プライマ塗膜３・
・・上塗り塗膜 ４−１・・・プライマ露出部４
−２・・・素材露出部
によって製造した一例の装飾ステンレス部品の断面図、 第２図ａは、実施例および比較例において用いたドリッ
プモール用ステンレス部品の側面図、第２図すは第２図
ａのＡ−Ａ ’線に沿った断面を矢印の方に見た断面図
、 第３図は比較のため第１図に示すと同様の素材を用いて
成形した後従来法により製造した装飾ステンレス部品の
断面図である。 １・・・ステンレス素材 ２・・・プライマ塗膜３・
・・上塗り塗膜 ４−１・・・プライマ露出部４
−２・・・素材露出部
Claims (1)
- １、あらかじめプライマを塗布したステンレス鋼板を部
品形状に成形加工した後所定の被塗装部位に上塗り塗装
を施こすことを特徴とする装飾ステンレス部品の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30390786A JPS63158169A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 装飾ステンレス部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30390786A JPS63158169A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 装飾ステンレス部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63158169A true JPS63158169A (ja) | 1988-07-01 |
| JPH059151B2 JPH059151B2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=17926701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30390786A Granted JPS63158169A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 装飾ステンレス部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63158169A (ja) |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP30390786A patent/JPS63158169A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH059151B2 (ja) | 1993-02-04 |
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