JPS59216660A - 多色塗装法 - Google Patents

多色塗装法

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JPS59216660A
JPS59216660A JP9036383A JP9036383A JPS59216660A JP S59216660 A JPS59216660 A JP S59216660A JP 9036383 A JP9036383 A JP 9036383A JP 9036383 A JP9036383 A JP 9036383A JP S59216660 A JPS59216660 A JP S59216660A
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JP
Japan
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color
coating
film
paint
semi
Prior art date
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JP9036383A
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English (en)
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JPH0373347B2 (ja
Inventor
Masami Ishikawa
石川 雅己
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Daihatsu Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多色塗装法に関し、さらに詳しくは自動車ボデ
ーのツートーン塗装などの多色塗装法に関する。
自動車ボデーのツートーン塗装は一般につぎのごとく行
なわれている(たとえば特公昭58−16944号公報
参照)。
■ボデー上に第1色目の塗膜を形成する。
■第1色目の塗膜を焼付は完全硬化せしめるO■■第1
色目塗膜上の第2色目の塗膜を施す部分をサンディング
などにより粗面化する。
■第1色目の塗膜と第2色目の塗膜との境界部(以下、
見切り部という)にマスキング3施す。
■第2色目の塗膜を形成する。
■第2色目の塗膜を焼付けて完全硬化せしめる。
■マスキングを除去する。
従来においては、前記のごとく第1色目の塗膜の焼付は
後粗面化している。これは第1色目の塗膜と第2色目の
塗膜との密着性を確保するためである。
しかしこの粗面化作業は煩瑣であり、しかもつぎのごと
き問題がある。すなわち見切り部まで粗面化すると第2
色目の塗膜を施しても粗面がN83しがちであるから、
一般に見切り部は粗面化しないが、そうすると見切部に
おいて第1色目の塗膜と第2色目の塗膜との間の密着性
が低下する。そのため前記公報においては見切り部も一
旦粗面化したのち、さらに研磨して微細な粗面とし、見
切り部の塗膜の光沢、色調などを粗面化してない塗膜と
同等にすることによって見切り部における塗膜の密着性
と美観を共に確保せんとしている。しかしながら、この
方法においては粗面化工程に加えて研磨工程が加わるか
ら一層煩瑣である0 本発明は前記の点に鑑みて、粗面化工程さらには研磨工
程を要しない多色塗装法を提供するものである0 すなわち本発明は、被塗物上に第1色目の塗膜を形、成
し、該塗膜が半硬化の状態におし1てそのうえに第2色
目の塗膜を形成し、ついで両全膜を完全硬化せしめるこ
とを特徴とする多色塗装法に関する。
前記において、半硬化の塗膜とはゲル分率力580〜9
6%のものであり、完全硬化の塗膜とはゲル分率が94
%以上のものをいう0 本発明の特徴は第1色目の塗膜が前記定義の半硬化の状
態で何ら粗面化を行なうことなく第2色目の塗膜を設け
る点にある。
すなわち本発明においては、第1色目の塗膜を完全硬化
することなく前記半硬化の状態で止め、そのうえに第2
色目の塗膜を設けるときは、意外にも第1色目の塗膜を
完全硬化せしめ、ついで粗面化したのち第2色目の塗膜
を設けるばあいと同等以上の塗膜の密着性が確保される
ことが見出された。しかも第1色目の塗膜が前記半硬化
の状態にあるときはマスキング作業などは何ら問題なく
行なうことができ、さらに第1色目の半硬化の塗膜は第
2色目の塗膜と一緒に完全硬化されるので塗膜物性、外
観などにおいて何ら問題がないことが見出された。
このように本発明においては従来の多色塗装法における
粗面化工程、さらには見切り部における研磨工程を省略
できるので作業性および生産性がいちじるしく向上され
ている。
さらに本発明においては第1色目の塗膜を半硬化状態で
止めて第2色目の塗膜を設けるという構成によってつぎ
のごとき効果が奏される。
すなわち第1色目の塗膜の半硬化の状態、すなわちゲル
分率が80〜96%の状態は通常の自動車塗装用焼付は
塗料のはあい12o’c+xio分〜140°OXA分
程度の焼付は条件でえられる(完全硬化の塗膜をうるに
は140C′c±200X1B分程度の焼付は条件が必
要である)0ところで自動車ボデーの塗装ラインにはボ
デーシーラー焼付用の炉が設置されたおり、その焼付は
条件Gま前記半硬化の塗膜をつるばあいの焼付は条件と
同等である。したがって本発明においては、ボデーシー
ラー焼付は炉の前に簡易ブースを設置して第1色目の塗
装を行ない、つぎにボデーシーラー焼付は炉またはこれ
に相当する簡易炉で第1色目の塗膜を半硬化の状態とす
ることができ、従来の多色塗装法において第1色目の塗
装および第2色目の塗装のためにそれぞれ正規の塗装ブ
ースおよび焼付炉を用意し、それぞれにおI/)で塗膜
を完全硬化しているのにくらべて、設備面およびエネル
ギー面でいちじるしく省力化できる。
本発明においては、電着塗装などの下地塗装を施した被
塗物上に第1色目の塗膜を形成する0この第1色目の塗
膜は通常中塗り塗膜および上塗り塗膜からなるが、必要
に応じて中塗り塗膜を省略してもよく、上塗り塗膜のう
え番こさらにクリヤー塗膜を設けてもよい0これらの塗
膜の塗料としては従来のものがいずれも用し1られ、た
とえば熱硬化性アミノ−アルキド樹脂塗料1熱硬化性ア
クリル樹脂塗料などの焼付は塗料などがあげられる0 つぎに前記第1色目の塗膜を焼付けて半硬イヒの状態に
する0前記のごとき焼付は塗料のばあいは120〜14
0C′Oで10〜6分程度の焼付は条件が採用される。
第1色目の塗膜の半硬化状態としてはゲル分率が80〜
96%の状態が好ましl/10ゲル分率が96%より高
くなると第2色目の塗膜との密着性が低下するため、粗
面化が必要となる。ゲル分率が80%より低くなるとマ
スキングなどに支障を来す0 前記半硬化の状態の第1色目の塗膜のうえの第2色目の
塗膜との見切り部にマスキングを施し、以下従来法と同
様に第2色目の塗膜を形成し、焼付けて第1色目の塗膜
と一緒に完全硬化せしめ、ついでマスキングを除去して
塗装が完了する。第2色目の塗膜は通常上塗り塗膜から
なり、必要に応じてクリヤー塗膜を設けてもよい。第2
色目の塗膜の塗料としても通常のものがいずれも用いら
れ、たとえば前記第1色目の塗膜の塗料と同様なものが
用いられる。
前記においては、本発明を主にツートーン塗装を例にと
って説明したが、本発明はかかる例に限定されるもので
はなく、第2色目の塗膜のうえにさらに第3色目の塗膜
を設ける6色塗装およびそれ以上の多色塗装に適用され
ることはいうまでもない。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明の詳細な説明
する。
実施例1 リン酸亜鉛化成処理を施した厚さ0.5mmのダル鋼板
上にポリブタジェン系電着塗料を電着塗装し、170°
Cで20分間焼付けて厚さ20μmの電着塗膜をえた。
前記電着塗膜のうえに自動車用中塗りサーフエーサー、
黒色のメラミン−アルキド樹脂系上塗り塗料を塗布し、
12000で10分間焼付けて厚さ50μm(中塗り塗
膜20μm1上塗り塗膜60μm)、ゲル分率80%の
第1色目の塗膜をえた。
つぎに前記第1色目の塗膜上の第2色目の塗膜との見切
り部にマスキングテープを貼着してマスキングを施し、
第1色目の塗膜の形成に用いたと同じ上塗り塗料(ただ
し塗色は赤色)を塗布し、140°0で18分間焼付け
て厚さ60μmの第2色目の塗膜をえた。最後にマスキ
ングテープを除去してツートーン塗装された試験片をえ
た。
実施例2および比較例1〜2 実施例1において第1色目の塗膜の焼付は条件およびゲ
ル分率を第1表のごとく変えたほかは実施例1と同様に
してツートーン塗装を行なった。
なお比較例1においては第1色目の塗膜が柔かすぎてマ
スキングテープを貼着した跡が塗膜上に残り、外観品質
の劣るものであった。
の初期密着性、耐水密着性(40’oの水中に240時
間放置)および促進耐候性試験(SWOM試験)後の経
時的密着性を調べた。結果を第1表に併記する。
第    1    表 注○印:良好 ×印:不良

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被塗物上に第1色目の塗膜を形成し、該塗膜が半硬
    化の状態においてそのうえに第2色目の塗膜を形成し、
    ついで両塗膜を完全硬化せしめることを特徴とする多色
    塗装法0
JP9036383A 1983-05-23 1983-05-23 多色塗装法 Granted JPS59216660A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9036383A JPS59216660A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 多色塗装法

Applications Claiming Priority (1)

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JP9036383A JPS59216660A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 多色塗装法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59216660A true JPS59216660A (ja) 1984-12-06
JPH0373347B2 JPH0373347B2 (ja) 1991-11-21

Family

ID=13996451

Family Applications (1)

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JP9036383A Granted JPS59216660A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 多色塗装法

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JP (1) JPS59216660A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242378A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Honda Motor Co Ltd 塗料の焼付乾燥方法
JPS6451171A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Toho Kaken Kk Painting method for multicolor pattern

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63242378A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Honda Motor Co Ltd 塗料の焼付乾燥方法
JP2524743B2 (ja) * 1987-03-30 1996-08-14 本田技研工業株式会社 塗料の焼付乾燥方法
JPS6451171A (en) * 1987-08-21 1989-02-27 Toho Kaken Kk Painting method for multicolor pattern

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JPH0373347B2 (ja) 1991-11-21

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