JPH01184081A - 部分着色モールの製造方法 - Google Patents
部分着色モールの製造方法Info
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- JPH01184081A JPH01184081A JP808688A JP808688A JPH01184081A JP H01184081 A JPH01184081 A JP H01184081A JP 808688 A JP808688 A JP 808688A JP 808688 A JP808688 A JP 808688A JP H01184081 A JPH01184081 A JP H01184081A
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は自動車等で用いられるモールに関し、%Kaス
テンレススチール(8US ) の部分着色モールに
関するものである。
テンレススチール(8US ) の部分着色モールに
関するものである。
〈従来の技術〉
自動車には装飾効果、保護効果を意図して、金属光沢や
黒色、有彩色をもつ線、帯状のモールが車内外に装着さ
れている。そのようなモールの種類、使用される材料に
ついては、トヨタ技術会、昭和59年発行、「材料の知
識」第218〜219頁に記載されている。
黒色、有彩色をもつ線、帯状のモールが車内外に装着さ
れている。そのようなモールの種類、使用される材料に
ついては、トヨタ技術会、昭和59年発行、「材料の知
識」第218〜219頁に記載されている。
ところ、で、例えばウィンドシールドモール、ジヨイン
トモール等の自動車外装用モールにおいては、モール端
部からの赤錆発生によって外板が汚染され易いことから
、外装用モールの基材には錆びにくいステンレススチー
ル(SU8)が用いられている。また殆んどは有色モー
ルであることが要求されておシ、SUS基材を塗装する
か、あるいは塩化ビニルの共押出し成形により゛て着色
モールが製造されてきた。
トモール等の自動車外装用モールにおいては、モール端
部からの赤錆発生によって外板が汚染され易いことから
、外装用モールの基材には錆びにくいステンレススチー
ル(SU8)が用いられている。また殆んどは有色モー
ルであることが要求されておシ、SUS基材を塗装する
か、あるいは塩化ビニルの共押出し成形により゛て着色
モールが製造されてきた。
しかしながら、上記のようにして製造されたSUS着色
モールには以下のような欠点がh−zた。
モールには以下のような欠点がh−zた。
まず塗装によって着色した場合は、808基材の金属表
面が不動態であるため塗膜の密着性が不十分であシ、短
期間で塗膜が剥離するという欠点があった。この剥離は
モールの意匠的効果を損なわせることとなる。この不具
合を防止する目的で、80S基材上にプライマを塗布し
てから着色塗装を行なうことも試みられているが、SU
8基材素地に強い付着性を示すプライマは無いのが現状
である。なお一般的に塗膜の素地への密着性を向上させ
るのにリン酸亜鉛系の化成処理が有効であることが知ら
れているが、該処理をSUS素地に対し行なうことは不
可能である。
面が不動態であるため塗膜の密着性が不十分であシ、短
期間で塗膜が剥離するという欠点があった。この剥離は
モールの意匠的効果を損なわせることとなる。この不具
合を防止する目的で、80S基材上にプライマを塗布し
てから着色塗装を行なうことも試みられているが、SU
8基材素地に強い付着性を示すプライマは無いのが現状
である。なお一般的に塗膜の素地への密着性を向上させ
るのにリン酸亜鉛系の化成処理が有効であることが知ら
れているが、該処理をSUS素地に対し行なうことは不
可能である。
他方、塩化ビニルの共押出し成形による場合は、着色層
(塩化ビニル層)の密着性は満足できても塩化ビニル層
の耐候性が不十分で早期に表面の劣化を来良し、艶の低
下、ひび割れ等が起こるという欠点があった。この現象
を防止するために、塩化ビニル層上を更に塗装すること
も考えられるが、コスト高となシ一般的ではない。
(塩化ビニル層)の密着性は満足できても塩化ビニル層
の耐候性が不十分で早期に表面の劣化を来良し、艶の低
下、ひび割れ等が起こるという欠点があった。この現象
を防止するために、塩化ビニル層上を更に塗装すること
も考えられるが、コスト高となシ一般的ではない。
そこで本発明者は、SUS基材を着色したモールにおけ
る上記欠点を解消するために、 SVS基材に亜鉛メッ
キ処理を施した後、リン酸亜鉛化成処理i行ない、次い
で着色塗装を行なうことを特徴とするステンレススチー
ル着色モールの製造方法を昭和62年12月19日 に
特許出願した。
る上記欠点を解消するために、 SVS基材に亜鉛メッ
キ処理を施した後、リン酸亜鉛化成処理i行ない、次い
で着色塗装を行なうことを特徴とするステンレススチー
ル着色モールの製造方法を昭和62年12月19日 に
特許出願した。
該方法によれば、SUS基材基材膜かに形成させること
が不可能であった化成処理皮膜を亜鉛メッキ層を介して
SUS基材基材膜けることができ、該化成処理皮膜は塗
膜と強い密着性を示すことで、8[J8基材上から塗膜
が剥離するのを防止する。
が不可能であった化成処理皮膜を亜鉛メッキ層を介して
SUS基材基材膜けることができ、該化成処理皮膜は塗
膜と強い密着性を示すことで、8[J8基材上から塗膜
が剥離するのを防止する。
〈発明が解決しようとする課題〉
この方法は、全体を着色するモールの製造には適当な方
法であるが、部分層色モールの製造に利用するには以下
のような問題があった。
法であるが、部分層色モールの製造に利用するには以下
のような問題があった。
即ち、808基材を亜鉛メッキ液に浸漬して全面に亜鉛
メッキ層を形成させた後に一部分を塗装して得られる部
分着色モールは、その非塗装部の金属表面が、メッキ処
理によってもはや不動態ではなくなっているために錆が
発生し易くなシ、そのことで耐久性も悪化するという問
題があった。
メッキ層を形成させた後に一部分を塗装して得られる部
分着色モールは、その非塗装部の金属表面が、メッキ処
理によってもはや不動態ではなくなっているために錆が
発生し易くなシ、そのことで耐久性も悪化するという問
題があった。
本発明は上記問題点を解決する丸めになされたものでア
シ、その目的とするところは、塗装部の着色層が優れた
密着性を示すとともに非塗装部においても錆の発生しな
いステンレススチール部分着色モールの製造方法を提供
することである。
シ、その目的とするところは、塗装部の着色層が優れた
密着性を示すとともに非塗装部においても錆の発生しな
いステンレススチール部分着色モールの製造方法を提供
することである。
く課題を解決する九めの手段〉
上記目的を達成するととのできる本発明の部分着色モー
ルの製造方法は、SUB基材に亜鉛メッキ層を形成させ
圧抜、リン酸亜鉛化処処理を行ない、次いで非塗装部位
にマスキングを施してから着色塗装し、塗装焼付後にマ
スキングをはずし、非塗装部位の亜鉛メッキ層を溶解除
去して、その部位の金属表面を不動態化することを特徴
とする。
ルの製造方法は、SUB基材に亜鉛メッキ層を形成させ
圧抜、リン酸亜鉛化処処理を行ない、次いで非塗装部位
にマスキングを施してから着色塗装し、塗装焼付後にマ
スキングをはずし、非塗装部位の亜鉛メッキ層を溶解除
去して、その部位の金属表面を不動態化することを特徴
とする。
ここでのメッキ処理、化成処理および塗装は、金属表面
処理・塗装の分野で通常採用されている条件範囲内で行
なう限シ目的を達成できるが、亜鉛メッキ層は、その層
厚を3μ以上にすることが重畳である。その理由は、亜
鉛メッキ層厚が3μ以下の場合は、リン酸亜鉛化成処理
時のエツチングによシ亜鉛メッキ層が消失し、化成処理
皮膜の形成が不可能となるからである。
処理・塗装の分野で通常採用されている条件範囲内で行
なう限シ目的を達成できるが、亜鉛メッキ層は、その層
厚を3μ以上にすることが重畳である。その理由は、亜
鉛メッキ層厚が3μ以下の場合は、リン酸亜鉛化成処理
時のエツチングによシ亜鉛メッキ層が消失し、化成処理
皮膜の形成が不可能となるからである。
゛亜鉛メッキ層の溶解除去、及び金属表面(8US基材
表面)の不動態化は、塗膜に悪影響を与えない手法、処
理液を選択する限シは常法によって行なってよく、特に
は過当な濃度の硝酸水で処理するのが好ましい。
表面)の不動態化は、塗膜に悪影響を与えない手法、処
理液を選択する限シは常法によって行なってよく、特に
は過当な濃度の硝酸水で処理するのが好ましい。
く作 用〉
以上のように構成すると、塗装部位には亜鉛メッキ層−
化成処理皮膜−塗膜が順に積層し、非塗装部位には、メ
ッキ処理によって一度破壊された不動態層が再現した部
分着色モールが得られる。
化成処理皮膜−塗膜が順に積層し、非塗装部位には、メ
ッキ処理によって一度破壊された不動態層が再現した部
分着色モールが得られる。
亜鉛メッキ層の存在に拠りて8US基材上に設けること
のできた化成処理皮膜が強い密着力を発揮して電膜の剥
離を防止する。非着色部位においてはSUS基材の不動
態層が錆の発生を防ぎ金属光沢を保つ。
のできた化成処理皮膜が強い密着力を発揮して電膜の剥
離を防止する。非着色部位においてはSUS基材の不動
態層が錆の発生を防ぎ金属光沢を保つ。
〈実施例〉
以下に本発明のSUS着色モールの製造方法の一実施例
を図面を用いながら説明する。
を図面を用いながら説明する。
第5図はこの実施例で得られる部分着色モール5を示す
部分断面図である。図中、1はSUS基材、2は亜鉛メ
ッキ層、3はリン酸亜鉛化成処理皮膜、4は着色塗膜で
ある。以下に該モールの製造方法を説明する。
部分断面図である。図中、1はSUS基材、2は亜鉛メ
ッキ層、3はリン酸亜鉛化成処理皮膜、4は着色塗膜で
ある。以下に該モールの製造方法を説明する。
ステンレススチール(JIS規格: SUS a3o
)でできた第1図に示すようなジ1インドそ−ル用SU
S基材1を市販の硫酸浴亜鉛メッキ液で処理して、第2
図に示すように基材1表面に膜厚8μの亜鉛メッキ層2
を形成させる。その後、市販のリン酸亜鉛処理液(日本
パーカライジング社製[パルボンド−137TJ)
を用い、スプレー処理法によシ化成処理皮膜3を生成さ
せる(第3図)。SU8基材1に直接化成処理を施すこ
とは不可能であるが、亜鉛メッキ層2が形成されている
ことによシ化成処理が可能となる。
)でできた第1図に示すようなジ1インドそ−ル用SU
S基材1を市販の硫酸浴亜鉛メッキ液で処理して、第2
図に示すように基材1表面に膜厚8μの亜鉛メッキ層2
を形成させる。その後、市販のリン酸亜鉛処理液(日本
パーカライジング社製[パルボンド−137TJ)
を用い、スプレー処理法によシ化成処理皮膜3を生成さ
せる(第3図)。SU8基材1に直接化成処理を施すこ
とは不可能であるが、亜鉛メッキ層2が形成されている
ことによシ化成処理が可能となる。
化成処理後、非塗装部位をマスキングしてからメラミン
アルキッド系塗料(関西ペイント社製「アミラックTM
−13)を用いて塗装し、焼付は後にマスキングをはず
すと第4図に示すように化成処理皮膜3と強固に密着し
た塗膜4が808基材上に部分的く形成される。得られ
九モール材を、硝酸と水を1:4の割合で混合して40
℃に加温した液に2G分間浸漬し、塗膜4が形成されて
いない部分のメッキ層2を除去すると第5図に示すよう
な、非塗装部位K 8US基材1の不動態表面が現われ
、た部分着色モール5が得られる。
アルキッド系塗料(関西ペイント社製「アミラックTM
−13)を用いて塗装し、焼付は後にマスキングをはず
すと第4図に示すように化成処理皮膜3と強固に密着し
た塗膜4が808基材上に部分的く形成される。得られ
九モール材を、硝酸と水を1:4の割合で混合して40
℃に加温した液に2G分間浸漬し、塗膜4が形成されて
いない部分のメッキ層2を除去すると第5図に示すよう
な、非塗装部位K 8US基材1の不動態表面が現われ
、た部分着色モール5が得られる。
比較例
上記実施例で用いたのと同じジ璽インドそ一ル用SU8
基材をホワイトガソリンを用いて脱脂する。次いで、メ
ッキ処理および化成処理を行うことなく直接基材に塗装
を行う。塗装方法自体は上記実施例における場合と同じ
である。
基材をホワイトガソリンを用いて脱脂する。次いで、メ
ッキ処理および化成処理を行うことなく直接基材に塗装
を行う。塗装方法自体は上記実施例における場合と同じ
である。
試験例
上記実施例及び比較例の各モールの塗膜密着性を試験し
た。試験方法、40”Qの脱イオン水槽に試験品を浸漬
し、規定時間経過後、水槽よシ取り出し、2fIm角の
ゴバン目観察による耐温水試験方法を適用し、塗膜剥離
の全く観られないものを合格(○)とし、下記衣に示す
結果を得た。
た。試験方法、40”Qの脱イオン水槽に試験品を浸漬
し、規定時間経過後、水槽よシ取り出し、2fIm角の
ゴバン目観察による耐温水試験方法を適用し、塗膜剥離
の全く観られないものを合格(○)とし、下記衣に示す
結果を得た。
表:耐温水試験結果
○・・・塗膜の剥れ無し
×・・・塗膜の剥れ有シ
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明によればSUS
基材に亜鉛メッキ層を形成させて、塗膜の密着性を良く
するための化成処理が行なえるようにするとともに、非
塗装部位の亜鉛メッキ層を溶解除去してSUS基材の不
動態の表面を再現させるようにしたため、錆の発生及び
塗膜の剥れが生じないステンレススチール部分着色モー
ルを提供できるようになった。
基材に亜鉛メッキ層を形成させて、塗膜の密着性を良く
するための化成処理が行なえるようにするとともに、非
塗装部位の亜鉛メッキ層を溶解除去してSUS基材の不
動態の表面を再現させるようにしたため、錆の発生及び
塗膜の剥れが生じないステンレススチール部分着色モー
ルを提供できるようになった。
本発明方法によりて得られる着色モールは、着色層が塗
料であるため塩化ビニル共押出し成形によって得られた
モールに観られるような着色層の劣化、ひび割れ等の耐
候性の欠陥が無いこと及び基材が強度に優れ且つ錆びに
くいステンレススチールであることも手伝って、長期に
亘って意匠的効果、保護的効果を示す耐久品質に優れた
自動車外装モールとして好適となる。
料であるため塩化ビニル共押出し成形によって得られた
モールに観られるような着色層の劣化、ひび割れ等の耐
候性の欠陥が無いこと及び基材が強度に優れ且つ錆びに
くいステンレススチールであることも手伝って、長期に
亘って意匠的効果、保護的効果を示す耐久品質に優れた
自動車外装モールとして好適となる。
第1図ないし第5図は、本発明の一実施例の製造方法に
よりて、SUS基材から部分着色モールが製造されて行
く過程を連続的に示す説明図である。 図中、 1・・・SUS基材 2・・・亜鉛メッキ層3・
・・化成処理皮膜 4・・・着色塗膜5・・・部分
着色モール
よりて、SUS基材から部分着色モールが製造されて行
く過程を連続的に示す説明図である。 図中、 1・・・SUS基材 2・・・亜鉛メッキ層3・
・・化成処理皮膜 4・・・着色塗膜5・・・部分
着色モール
Claims (1)
- ステンレススチール基材に亜鉛メッキ層を形成させた後
、リン酸亜鉛化成処理を行ない、次いで非塗装部位にマ
スキングを施してから着色塗装し、塗装焼付後にマスキ
ングをはずし、非塗装部位の亜鉛メッキ層を溶解除去し
て、その部位の金属表面を不動態化することを特徴とす
る部分着色モールの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP808688A JPH01184081A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 部分着色モールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP808688A JPH01184081A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 部分着色モールの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01184081A true JPH01184081A (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=11683516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP808688A Pending JPH01184081A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 部分着色モールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01184081A (ja) |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP808688A patent/JPH01184081A/ja active Pending
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