JPH0432585A - 塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法 - Google Patents
塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法Info
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- JPH0432585A JPH0432585A JP13947890A JP13947890A JPH0432585A JP H0432585 A JPH0432585 A JP H0432585A JP 13947890 A JP13947890 A JP 13947890A JP 13947890 A JP13947890 A JP 13947890A JP H0432585 A JPH0432585 A JP H0432585A
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- degreasing
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Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は塗装を実施して使用されるカラーアルミ用アル
ミニウム板の製造方法に関し、特に塗装性に優れたもの
である。
ミニウム板の製造方法に関し、特に塗装性に優れたもの
である。
カラーアルミはアルミニウム板及び条、アルミニウム素
材メーカーにおいてすでに塗装が施されているため、需
要家においては、煩雑で公害の心配のある塗装工程を省
くことができるので、建材を初め輸送、電気機械等にも
広く用いられている。
材メーカーにおいてすでに塗装が施されているため、需
要家においては、煩雑で公害の心配のある塗装工程を省
くことができるので、建材を初め輸送、電気機械等にも
広く用いられている。
このカラーアルミの製造方法は、
■圧延→■矯正−■脱脂→■化装処理→■塗装（通常コ
ーターロール方式）→■焼付という工程で行なわれてい
る。このうち脱脂工程は板表面に付着している圧延油、
磨耗粉、及び矯正ライン時のレベラー潤滑油の除去を行
うが、従来は湯、又はノンエツチング型の洗剤で洗浄を
行っているものである。
ーターロール方式）→■焼付という工程で行なわれてい
る。このうち脱脂工程は板表面に付着している圧延油、
磨耗粉、及び矯正ライン時のレベラー潤滑油の除去を行
うが、従来は湯、又はノンエツチング型の洗剤で洗浄を
行っているものである。
カラーアルミは加工性、耐候性、耐食性、耐久性等様々
な特性があり、全体としてのバランスが要求されている
。この様な特性は塗料そのものによる影響が大きいが、
同一塗料を使用しても塗装置前における素材に起因する
表面不良のバラツキが生じるため、巾、長手方向の塗装
ムラ、膜厚不良、さび９割れ、はがれ等により歩留低下
及びカラーアルミとしての性能の低下をひきおこしてい
る。
な特性があり、全体としてのバランスが要求されている
。この様な特性は塗料そのものによる影響が大きいが、
同一塗料を使用しても塗装置前における素材に起因する
表面不良のバラツキが生じるため、巾、長手方向の塗装
ムラ、膜厚不良、さび９割れ、はがれ等により歩留低下
及びカラーアルミとしての性能の低下をひきおこしてい
る。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、上記問題点を解決
した塗装性の優れたアルミニウム板の製造方法を開発し
たものである。
した塗装性の優れたアルミニウム板の製造方法を開発し
たものである。
即ち本発明は、アルミニウム圧延板を脱脂した後化成処
理し、その後塗装するカラーアルミ板の製造方法におい
て、上記脱脂に代え、又は脱脂の後に上記圧延板をｐＨ
ｌ０以上のアルカリ溶液で１〜３００秒間洗浄すること
を特徴とするものである。
理し、その後塗装するカラーアルミ板の製造方法におい
て、上記脱脂に代え、又は脱脂の後に上記圧延板をｐＨ
ｌ０以上のアルカリ溶液で１〜３００秒間洗浄すること
を特徴とするものである。
塗装の密着性、塗装性を向上させ、安定させる為カラー
アルミの製造では、前述の如く塗装工程前に化成処理を
行っている。化成処理にはクロム酸塩法と、リン酸クロ
ム酸塩法とがあり、要求特性に応じ使用しているが、い
ずれもクロムとアルミニウムの酸化皮膜を表面に形成す
るものである。
アルミの製造では、前述の如く塗装工程前に化成処理を
行っている。化成処理にはクロム酸塩法と、リン酸クロ
ム酸塩法とがあり、要求特性に応じ使用しているが、い
ずれもクロムとアルミニウムの酸化皮膜を表面に形成す
るものである。
この化成処理時、アルミニウム板表面には、圧延時に付
着する圧延油、圧延時に発生する磨耗粉、矯正ラインで
付着するレベラー潤滑油、及び自然発生する酸化皮膜（
アルミニウムは活性な金属であるため、通常大気中での
処理にて酸化を防止することは難しく、多かれ少なかれ
酸化皮膜の生成は避けられない）があり、これらが充分
に除去されていないと、健全且つ均一なりロムとアルミ
ニウムの酸化皮膜が形成されない。
着する圧延油、圧延時に発生する磨耗粉、矯正ラインで
付着するレベラー潤滑油、及び自然発生する酸化皮膜（
アルミニウムは活性な金属であるため、通常大気中での
処理にて酸化を防止することは難しく、多かれ少なかれ
酸化皮膜の生成は避けられない）があり、これらが充分
に除去されていないと、健全且つ均一なりロムとアルミ
ニウムの酸化皮膜が形成されない。
従来の脱脂工程では基本的に付着油の除去のみであり、
特に磨耗粉、自然発生する屓化皮膜の完全除去は不可能
である。そしてこれらは素条の製造段階に於いて、積極
的に制御することは不可能であるため、結果的には塗装
性、耐久性のバラツキ及び悪化を引き起こす原因となっ
ている。そこで本発明では従来の脱脂工程の後、又は従
来の脱脂工程に代わるものとして、ｐｉ（１０以上のア
ルカリ溶液で、１〜３００秒の洗浄を行うものである。
特に磨耗粉、自然発生する屓化皮膜の完全除去は不可能
である。そしてこれらは素条の製造段階に於いて、積極
的に制御することは不可能であるため、結果的には塗装
性、耐久性のバラツキ及び悪化を引き起こす原因となっ
ている。そこで本発明では従来の脱脂工程の後、又は従
来の脱脂工程に代わるものとして、ｐｉ（１０以上のア
ルカリ溶液で、１〜３００秒の洗浄を行うものである。
このことにより圧延時に付着する圧延油、圧延時に発生
する磨耗粉、矯正ラインで付着するベラ−潤滑油、及び
自然発生する酸化皮膜を完全に除去する事が出来、素条
に左右されない、良好なりロムとアルミニウムの酸化皮
膜が形成されると共に、エツチングによりアルミニウム
板表面が梨地状となり表面積が増加しさらに塗料の密着
性も向上する効果を有するものである。
する磨耗粉、矯正ラインで付着するベラ−潤滑油、及び
自然発生する酸化皮膜を完全に除去する事が出来、素条
に左右されない、良好なりロムとアルミニウムの酸化皮
膜が形成されると共に、エツチングによりアルミニウム
板表面が梨地状となり表面積が増加しさらに塗料の密着
性も向上する効果を有するものである。
しかしてアルカリ溶液での洗浄条件で９１１１０未満ま
たは処理時間が１秒未満では、圧延時に付着する圧延油
、圧延時に発生する磨耗粉、矯正ラインで付着するレベ
ラー潤滑油、及び自然発生する酸化皮膜の除去が不十分
であり、また３００秒を超えると生産性の面で好ましく
ない。
たは処理時間が１秒未満では、圧延時に付着する圧延油
、圧延時に発生する磨耗粉、矯正ラインで付着するレベ
ラー潤滑油、及び自然発生する酸化皮膜の除去が不十分
であり、また３００秒を超えると生産性の面で好ましく
ない。
なお上記アルカリ溶液の液温は４０〜８０℃が望ましい
。しかして４０℃未満では反応速度が遅いため処理時間
が長くかかるので生産性が劣り、また８０℃を超えると
激しく反応して表面に反応むらが生じ易くなってしまう
。
。しかして４０℃未満では反応速度が遅いため処理時間
が長くかかるので生産性が劣り、また８０℃を超えると
激しく反応して表面に反応むらが生じ易くなってしまう
。
次に本発明の実施例について説明する。
ＪＩＳ＾１００ Ａ１合金を常法に従って鋳造し、均質
化処理して熱間圧延と冷間圧延を施して板厚０．８ｍｍ
で板巾１０００ｍｍの圧延板を得た。
化処理して熱間圧延と冷間圧延を施して板厚０．８ｍｍ
で板巾１０００ｍｍの圧延板を得た。
この圧延板を通常脱脂し、その後第１表に示す各条件で
アルカリ溶液により洗浄し、さらにそれぞれの洗浄圧延
板を常法により化成処理し、エポキシ系塗料を用いて１
５〜２０μｍの厚さに塗装した後焼付けを行なってカラ
ーアルミ板を製造した。
アルカリ溶液により洗浄し、さらにそれぞれの洗浄圧延
板を常法により化成処理し、エポキシ系塗料を用いて１
５〜２０μｍの厚さに塗装した後焼付けを行なってカラ
ーアルミ板を製造した。
これらカラーアルミ板に対し、塗料の密着性。
色ムラや板の加工性、耐食性及び耐湿性を調べ、これら
の結果を第１表に併記した。なお結果の評価は本実施例
での相対評価で示し、極めて良好・・・◎、良好・・・
○、劣る・・・△、極めて劣る・・・×とした。
の結果を第１表に併記した。なお結果の評価は本実施例
での相対評価で示し、極めて良好・・・◎、良好・・・
○、劣る・・・△、極めて劣る・・・×とした。
Claims (1)
- （１）アルミニウム圧延板を脱脂した後化成処理し、そ
の後塗装するカラーアルミ板の製造方法において、上記
脱脂に代え、又は脱脂の後に上記圧延板をｐＨ１０以上
のアルカリ溶液で１〜３００秒間洗浄することを特徴と
する塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13947890A JPH0432585A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13947890A JPH0432585A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0432585A true JPH0432585A (ja) | 1992-02-04 |
Family
ID=15246189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13947890A Pending JPH0432585A (ja) | 1990-05-29 | 1990-05-29 | 塗装性に優れたアルミニウム板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432585A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196190A1 (ja) | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 東ソー株式会社 | 金属部材－ポリアリーレンスルフィド樹脂部材複合体及びその製造方法 |
| WO2023017762A1 (ja) | 2021-08-11 | 2023-02-16 | 東ソー株式会社 | 金属部材－ポリアリーレンスルフィド部材複合体及びその製造方法 |
| WO2023068186A1 (ja) | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 東ソー株式会社 | ポリアリーレンスルフィド組成物及びその製造方法 |
-
1990
- 1990-05-29 JP JP13947890A patent/JPH0432585A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022196190A1 (ja) | 2021-03-17 | 2022-09-22 | 東ソー株式会社 | 金属部材－ポリアリーレンスルフィド樹脂部材複合体及びその製造方法 |
| WO2023017762A1 (ja) | 2021-08-11 | 2023-02-16 | 東ソー株式会社 | 金属部材－ポリアリーレンスルフィド部材複合体及びその製造方法 |
| WO2023068186A1 (ja) | 2021-10-19 | 2023-04-27 | 東ソー株式会社 | ポリアリーレンスルフィド組成物及びその製造方法 |
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