JPS63154193A - 自動縫いミシンの製御装置 - Google Patents

自動縫いミシンの製御装置

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JPS63154193A
JPS63154193A JP30166786A JP30166786A JPS63154193A JP S63154193 A JPS63154193 A JP S63154193A JP 30166786 A JP30166786 A JP 30166786A JP 30166786 A JP30166786 A JP 30166786A JP S63154193 A JPS63154193 A JP S63154193A
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pulse
sewing
feed
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動縫いミシンの制御装置に関し、さらに詳
しくは、あらかじめプログラムされた模様データを順次
読出しそのデータに従って一定形状の縫い目を得る自動
布送りミシンにおいて布送り期間の自動変更が可能な制
御装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の制御装置としては第10図に示すものが
ある。図において、1はミシン頭部、2はミシン頭部1
の上軸(図示せず)と共に回転し、特定数のパルスと針
上位置、下位置信号およびミリ21回転中任意の位置に
て出力できる同期信号とをそれぞれ発生する検出器、3
はミシンを回転させるモータ、4はモータ3を駆動する
ドライバ、5および6はそれぞれ布押え(図示せず)を
直交するX、Y各軸方向に駆動するパルスモータ、7お
よび8はそれぞれパルスモータ5,6を駆動するドライ
バ、9は各々のドライバ7.8に指定された布送り量に
相当するパルス数を供給するパルス列生成回路、10は
ミシンスタートスイッチ、11は布押えを上下させるス
イッチ、12は中央演算処理装置(以下、CPUと略称
する)、13および14はデータの入出力ポート、15
はシステムコントロール用メモリ(以下、FROMと略
称する)、16はデータ一時メモリ(以下、RAMと略
称する)、17はパターンデータメモリ、18はデータ
バス、19はアドレスバスで、20はXYテーブル等を
含むXY駆動機構部である。
次に、第11図は第10図中のパルス列生成回路9の内
部構成の概略を示すブロック図である。
図において、21は同期信号Cの立上りエツジでトリガ
されるワンショットパルス発生回路、22は同期信号C
の立上りエツジでトリガされるフリップフロップ(以下
、F/Fと略称する)回路、23は検出器2からのパル
ス信号aとF/F回路22の出力eを入力とする論理積
素子、24は入出力ポート13の出力AW、BW、CW
、DWをカウントデータ設定入力とし論理積素子23の
出力パルスfをカウントダウンクロック入力とする16
進カウンタ回路、25は16進カウンタ回路24のカウ
ント完了信号gの入力でトリガされるF/F回路、26
はF/F回路25の出力りと論理積素子23の出力fを
人力とする論理積素子、27は論理積素子26の出力パ
ルスiをクロック入力とし、入出力ポート13からの出
力データ分だけクロックiに同期してパルスを出力する
X軸駆動用送りパルス分配回路、28は27と同様の機
能を有するもので、Y軸駆動用送りパルス分配回路であ
る。29は論理積素子26の出力パルスiをカウントア
ツプクロック入力とする32進力ウンタ回路、30は3
2進力ウンタ回路29のカウント完了信号の立上りエツ
ジでトリガされるワンショットパルス発生回路である。
また、第12図は第11図で示される各パルス信号のタ
イムチャートである。
次に、動作について説明する。
布押えスイッチ11を踏むと、布押え(図示せず)が下
がり被縫製物は布押えで挟持される。次にミシンスター
トスイッチ10が入ると、CPU12は縫製パターンデ
ータの入力されているデータメモリ17から検出器2か
らの同期信号Cの立下りエツジに同期して1針分の模様
データを読み取りその模様データで指定される速度でモ
ータ3が回転するようにドライバ4にミシン速度データ
を出力する。同時に、模様データで指定される布送りデ
ータを入出力ポート13を通じて送りパルス列生成回路
9に出力する。送りパルス列生成回路9からはミシン回
転に同期した布送り全相当分のパルスをX、Y各軸のパ
ルスモータドライバ7゜8に出力して各軸のパルスモー
タ5,6を駆動し所定の送り量分布押えを移動させる。
次に、この動作を第11図、第12図をもとに説明する
と、パルス信号aは検出器2からの入力信号で、ミシン
1回転当り64パルスがパルス列生成回路9に入力され
る。同期信号Cは同様に検出器2からの入力信号で、ミ
シン1回転当り1パルスがパルス列生成回路9に入力さ
れる。入出力ポート13はX、Y各軸の送りデータをパ
ルス分配回路27.28に出力すると同時に、16進カ
ウンタ24ヘカウンタ設定値AW、BW、CW。
DWを各出力ラインより出力する。同期信号Cの立上り
エツジが来ると、F/F回路22の出力eはハイレベル
となり、またワンショットパルス発生回路21の出力d
はローレベルとなる。そして16進カウンタ回路24と
32進力ウンタ回路29にそれぞれカウント値を設定す
る。論理積素子23は入力eがハイレベルとなったため
、パルス信号aをfに出力し、このパルス出力fは、1
6進カウンタ回路24のカウントダウン入力と論理積素
子26に入力される。このとき、F/F回路25の出力
りはローレベルであるため、論理積素子26の出力iに
はパルス信号は出力されずローレベルのままである。1
6進カウンタ回路24は、入出力ポート13からの出力
で設定された数値分子からのパルスをカウントすると、
出力gにローレベルのパルスが出力され、F/F回路2
5の出力りをハイレベルとする。これにより論理積素子
26はパルス信号aをiに出力し、32進力ウンタ回路
29のカウントアツプ入力とパルス分配回路27.28
のクロックにそれぞれ入力される。
32進力ウンタ回路29は、前記パルスを32力ウント
後カウント完了信号をワンショットパルス発生回路30
に出力し、jに出力されるパルスはF/F回路25.2
2をクリアするため、それらの出力りとeはローレベル
となり、論理積素子23.26の出力はローレベルとな
る。一方、パルス分配回路27.28はiより入力され
る32のパルス群から入出力ボート13で指定される数
値分のパルスをそれぞれの出力に出し、これが第10図
で示されるX、Y各軸のパルスモータドライバ7.8の
入力となる。ミシンの1回転が完了し、次の同期信号C
が入力されると同様の動作が再び開始される。
第12図においてCはミシンの1回転期間、Wは16進
カウンタ回路24のカウント期間、Pは32進カウンタ
29のカウント期間で、重送り期間でもある。Dは残り
の期間である。このPの期間に重送りパルスkが出力さ
れ、実際の縫い目が形成されることになり、Pはまたミ
シンの針が被縫製物から抜けている期間に相当し、Dの
期間では重送りはなく、ミシンの針が被縫製物に刺さっ
ている期間に相当する。また、Wは同期信号Cに対し、
重送り期間Pの位置を調整するための期間である。
このように第11図、第12図に示される手段では、ミ
シンの針の上下運動に対し針が上昇位置にあるときは被
縫製物が送られ、針が被縫製物に刺さっているときは送
りが停止するという間欠送りとなる。
また、その他の従来方法の例として、第13図に示され
るものがある。これは第11図の16進カウンタ回路2
4、F/F回路25、論理積素子26を削除したもので
あり、それ以外は第11図と同様である。図において、
パルス信号aにミシン1回転当り32パルスを入力する
ことにより、同期信号Cの立上りエツジでスタートする
送りはミシン1回転全域が送り期間となるため、重送り
は連続送りとなるものである。
[発明が解決しようとする間届点] 以上説明した従来の制御方式では、前者の間欠送りの場
合は縫い目形成状態が第14図のようになる。図におい
て、P1〜P5は重送りパルスが出力される重送り期間
、つまり被縫製物が縫い目長さ分移動している期間であ
り、その他は停止してい乞期間である。この間欠送り方
式は後者の連続送り方式と比較して、同−回転数同一送
りパルス(つまり同−縫い目長さ)で被縫製物を送るた
めにはパルスレート(1秒間に換算したパルス数)が倍
となり、そのため被縫製物をX、Y各軸に駆動させるパ
ルスモータに大きな負荷がかかり、パルスモータが脱調
し、°縫い目が乱れ、あるいは縫い速度を上げることが
できず、またサイクルタイムが長くなるという問題点が
ある。さらに、被縫製物を第14図中、33で示される
ような階段状の軌跡に従って移動した場合、(ア)で示
されるように均一の縫い目が形成されるのが理想的であ
るが、実際にはパルスモータ自身のロータ、ステータ間
、あるいはパルスモータ出力軸から被縫製物を挟持する
布押えに至るまでの機構中にバネ系が存在するために、
実際の移動軌跡は34で示されるように振動しながら移
動していくので波形曲線状となる。ミシンの針はそれぞ
れQl、Q2゜Q3.Q4で被縫製物に突き刺さるので
縫い目は第14図(イ)のように均一にならないという
問題点がある。
また後者の連続送り方式の送りモーションは第15図の
ようになる。同図では、同期信号の立上りエツジと針が
被縫製物から抜ける点がほぼ一致するようになっている
。P1〜P6はそれぞれ1針分の送りパルスが出力され
る重送り期間であり、ミシン1回転当りのサイクル01
〜C6と該重送り期間は一致している。
いま、C2のサイクルを考えるとき、C2サイクルで形
成される縫い目長さはP2の期間、出力されるパルス数
に相当するが、期間の途中で針が被縫製物に突き刺さる
ため、D2期間分の縫い目長さ分短い縫い目となる。し
かし、前サイクルの01で同様に発生したD1期間分の
縫い目長さが加算されるため、実際の縫い目長さは(P
2+DI−D2)、(P3+D2−D3)、−(Pn+
Dn−1−Dn)となる。これは、縫い目長さが等しい
直線縫いの場合はあまり問題とならないが、縫い方向が
急に変化するような角部がある場合は、直角、鋭角部で
縫い目が崩れるという問題点がある。この状態を示した
ものが第16図である。図中(ア)は正常な縫い目の状
態を示し、低速度でかつ間欠送りとしたときの正規の縫
い目とすると、(イ)は連続送りで縫製したときに発生
する縫い目である。すなわち、図中の点線の丸印で示す
A、B−Hが正規の縫い目であるが、連続送りの場合、
DI、D2.・・・D7で示す長さ分短い箇所で針が被
縫製物に突き刺さるため、実際の縫い目はA’ 、B’
 、・・・H′となり、特に角部はD’ 、E’ 、F
’ となるため正規の縫い目が出ないという問題点があ
る。これは第15図の同期信号位置を針棒モーションに
対してDの期間が短くなるよう変更すれば前記傾向は少
なくなるが、厚さの異なる各種被縫製物に対し同期信号
の立上りエツジと針が被縫製物に突き刺さる点を合致さ
せることは極めて困難である。また、この連続送り方式
では針が被縫製物に刺さっている期間も被縫製物は移動
するため、厚い素材あるいは固い素材では針が曲げられ
、あるいは針折れが生じ縫製ができないという問題点が
あった。
以上のように、縫い目を形成するための被縫製物移動方
法には、従来針が上昇しているときにだけ送りパルスを
出力する間欠送り方法と、針の位置に関係なく送りパル
スを出力する連続送り方法の2種類があるが、間欠送り
方法では、パルスモータに対する負荷が大きく縫い速度
を上げることができず、また被縫製物を挟持する布押え
の振動により均一な縫い目が得られないという問題点が
あった。また連続送り方法ではパルスモータに対する負
荷は小さく布押えの振動も少ないため縫い速度を上げる
ことはできるが、厚い素材、固い素材では針折れ等が生
じて縫製できず、また角部の縫製がきれいにできないと
いう問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、縫い方向の急な変化の有無あるいは縫製素材
の状態に応じてミシン1回転当りでの送り幅および縫い
速度を自動的に切換えられるようにした自動縫いミシン
の制御装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る自動縫いミシンの制御装置は、あらかじめ
プログラムされた模様データを順次読み出しそのデータ
に従って縫い目を形成するように構成された自動縫いミ
シンにおいて、ミシン回転に同期する特定数の被縫製物
送りパルス列を指定値で分周するためのカウンタ回路と
、分周後のパルス列から指定縫い目長さに相当する数の
パルス列を生成するためのパルス分配回路とを備え、前
記指定分周値を切換えることにより、ミシン回転1サイ
クルに対する前記送りパルス列の幅を変更可能にしたも
のである。
〔作 用〕
本発明においては、あらかじめPROM内の模様データ
メモリをRAM内に読込むと同時に各縫い目データより
1秒毎の交差角度を算出し、その角度が大きいとき、つ
まり急に縫い方向が変化する場合は布送りの期間と縫い
速度を変更するデータを書込むことにより、縫製実行時
その切換データを判定し、連続送りあるいは間欠送りの
切換えを行い、また縫い速度も切換えるようにしたので
、薄い素材の被縫製物に対しては直線部では高速連続縫
い、角部では低速間欠縫いとなるように、また布厚さに
段差があるときは、薄いところを高速連続縫い、厚い部
分を低速間欠縫いとすることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の実施例におけるパルス列生成回路の内
部構成を示す回路図であり、同図における符号21〜3
0は第11図に示すものと同様である。31は入出力ボ
ート13の出力AP、BP。
CP、DPで指定される数値分パルス信号aをカラント
し、カウント完了後パルス信号aに同期したパルスを1
つ出力するパルス信号aの分周用カウンタ、32はカウ
ンタ31からの出力の立上りエツジでトリガされるワン
ショットパルス発生回路であり、その出力すはカウンタ
31のカウントデータを設定するようになっている。
第2図は第1図で示されるa〜にの信号のタイミングチ
ャート、第3図はRAM16内における周波数、縫い速
度の修正後の縫製パターンデータの一部を示す図、第4
図は第3図で示す命令データ中、AP、BP、CP、D
Pで示される各ビット値に対応したカウント出力すの信
号の分周値指定例を示す図である。
また第5図は本発明による実施例の作用を示すメインフ
ローチャート、第6図は第5図中のミシン運転前処理サ
ブルーチンを示すフローチャートである。
次に、動作について説明する。
全体構成は第10図に示す従来例と同様であり、布押え
スイッチの押し下げから始まる所定の送り量分布押えを
移動させる一連の動作も、送りパルス列生成回路9内部
を除き、従来例と同様である。
次に、送りパルス列生成回路9の動作について第1図、
第2図をもとに説明する。パルス信号aは検出器2から
の入力信号で、ミシン1回転当り32の整数倍のパルス
信号が分周用カウンタ31のカウントダウンに入力され
る。本実施例の場合、ミシン1回転当り128 (−3
2X4)パルスがパルス信号aとして入力されるものと
する。同期信号Cは同様に検出器2からの入力信号で、
ミシン1回転当り1パルスがワンショットパルス発生回
路21とF/F回路22に入力される。入出力ポート1
3はX、Y各軸の送りデータをパルス分配回路27.2
8に出力し、16進カウンタ24ヘカウント設定値AW
、BW、”CW、DWを各出力ラインにて出力すると同
時に、分周用カウンタ31ヘカウント値AP、BP、C
P、DPを出力する。分周用カウンタ31はパルス信号
aを前記AP、BP、CP、DPで指定される値付カウ
ントすると、入力パルスに同期したパルスをワンショッ
トパルス発生回路32に出力し、前記パルスの立上りエ
ツジでトリガされるワンショットパルスが論理積素子2
3に出力される。このワンショットパルスは同時に分周
用カウンタ31のカウント値を再設定するためにも使用
される。前記カウント設定信号AP、BP、CP、DP
の設定値に対する分周用カウンタ31の出力信号すの状
態は第4図に示される。第1図におけるその他の動作は
第10図に示される従来の動作と同様である。
次に、第2図に示すタイミングチャートにおいて、ミシ
ン1回転中の送り期間を決定するF/F回路25の出力
りの有効期間Pの幅は、第4図で示される分周の値によ
って決まる。すなわち、第4図中、(IV)で示される
場合はミシン1回転のサイクル全部が送り期間Pとなり
(4分周)、(m)の場合は3/4 (3分周)、(I
I)の場合は1/2 (2分周)、(I)の場合は1/
4(入力パルスそのまま)となる。
次に、本実施例の作用を第6図、第7図のフローチャー
トおよび第9図のタイミングチャートに従って説明する
第6図のメインフローチャートに示すように、ミシンの
電源が投入されると、101において必要な初期化を行
う。次に、被縫製物を移動させるXYテーブル(図示せ
ず)をあらかじめ定められた位置まで移動させる。その
後必要な処理を実行し、運転スイッチがONかどうかを
103で判定し、OFFのときは、原点復帰処理102
後までジャジブし、再びミシンが停止中に必要な処理を
実行する。103で運転スイッチがONのときは、運転
前に必要な準備処理104を実行し、ミシン運転のサブ
ルーチン105に入る。ミシン運転が終了すると、原点
復帰処理102を行い、再び運転スイッチの0N10F
F判定により運転を開始するか否かの選択を行う。
第6図は第5図中のミシン運転前処理104のサブルー
チンを示すものである。先ず、301でPROM内の模
様データメモリ17をすべてRAM16内に移しかえる
。そして、302でRAMワーキングエリア内の針数カ
ウンタをOとし、判定303にて301で読込んだ針数
と針数カウンタを比較し、等しいときは処理完了として
メインルーチンに復帰する。逆に、異なるときは304
で針数カウンタに1を加算し、305で針数カウンタ値
に相当するRAMデータより4針分データを読込む。そ
して306にて305でそれぞれ読込んだ模様デーから
1針分の交差角度θ 、θ 。
θ3をそれぞれ算出する。これを図にしたものが第8図
である。図中、CO,C1,C2,C3およびθ 、θ
 、θ3はそれぞれ1針毎の模様デ一夕による縫い目と
その交差角度を示す。いま、針数カウンタがRAM16
内でCOに相当するデータ番号を示しているときCo、
C1,C2,C3に相当するX、Y各軸移動データによ
りそれぞれの交差角度θ 、θ2.θ3を算出する。そ
して307でθ3の絶対値と一定値θ、1を比較判定し
、1θ31の方が大なるときは310でCOを中速、C
I、C2を低速となるようにRAMデータを変更する。
またCOと01のデータ間に3分周命令を、またC1と
02のデータ間とC2とC3のデータ間に4分周命令を
それぞれ挿入する。
次に、1θ3 Iが一定値θL1より小さいときは、3
08で1θ21+1θ31の値を一定値θL2と比較す
る。そして、1θ21+1θ31の方が大なるときは3
11でCo、CIを中速、C2を低速となるようにRA
Mデータを変更する。また、COと01のデータ間と0
1と02のデータ間に3分周命令を、C2と03のデー
タ間に4分周命令をそれぞれ挿入する。また1θ21+
Iθ31の値がθL2より小さいときは、3o9で1θ
11+1θ21+1θ31と一定値θL3とを比較し、
1θ 1+1θ21+1θ31の方が大なるときは31
2でC,O,C1、C2全部が中速となるようにRAM
データを変更し、また、COとC1゜C1とC2,C2
とC3のすべてのデータ間に3分周命令を挿入する。な
お、一定値θ 、θ 。
LI   L2 θL3はそれぞれ駆動能力よりあらかじめ設定した値で
ある。その後、判定303の前にもどり、再び針数カウ
ンタとPROMが読込んだパターン針数を比較し、等し
い場合は処理完了としてメインルーチンに復帰する。こ
れにより模様パターン形状による移動方向の変化を読取
りその変化に対応できる縫い速度、送り期間を設定する
ことができる。第3図に第6図のデータ処理を行った結
果のRAM16内における模様データの一例を示す。
図中、FDで示される周波数切換データは新たに第6図
の処理で模様パターンデータに追加されたものである。
第7図は第5図中のミシン運転105のサブルーチンを
示すものである。同図について説明すれば、先ず各種ス
イッチセンサの状態検出処理後、201にてデータポイ
ンタの示す1針分データをRAM16から読込む。RA
M16の内容例は第3図に示される。202にて読込ん
だデータが布の移動データ(縫い目データ)がどぅがを
判定し、移動データであるときはデータ演算処理工程2
03で必要なデータ演算処理を行い、204で入出力ポ
ート13にX軸、Y軸の各移動データを出力し、205
で移動データ内に含まれる縫い目データに対応した速度
となるよう第10図に示されるモータドライバ4に指令
値を出力する。この縫い速度データは第3図に示される
SPI、SPOの2ビツト値で決められその組合せは第
1表に示すとおりである。
第1表 次に、ミシン主軸駆動モータ制御処理205を実行後、
その地縫製に必要な処理を行い、ミシン運転サブルーチ
ン105のスタート地点に復帰し、以降同様の処理を行
う。
判定202において移動データでないときは、206で
終了データか否かを判定し、終了データであるときはミ
シン運転サブルーチン105からメインルーチンに復帰
する。判定206にて終了データでないときは、207
で周波数切換データか否かを判定する。切換データでな
いときはその他の各種命令(糸切り命令、停止命令等)
の判定およびデータ処理を行う。周波数切換データは第
3図で示される縫製データ中、FDで示されるデータで
4ビツトの周波数切換データ(AP、BP。
CP、DP)と第2図で示される同期信号Cに対し送り
期間Pの位置を調整する期間Wを決定するカウンタ24
へのカウント設定値データ(AW。
BW、CW、DW)とからなる。判定207で切換デー
タであるときは208でAP、  ロp、cp。
DPのデータを読込み、209にて入出力ボート13へ
出力する。次いで、210でAW、BW。
CW、DWのデータを読込み、211で入出力ポート1
3に遅れタイミング設定値を出力し、ミシン運転サブル
ーチン105のスタート地点に復帰する。
以上の動作を第3図に記載されているデータ順に従って
実行すると、第9図に示されるモーションとなる。これ
は第16図(ア)で示される角部の縫製例である。第9
図で示されるPL、P2゜・・・P8は布送り期間を示
し、第3図および第16図(ア)で示されるPl、P2
.・・・P8に対応する。第9図において01〜C8は
ミシン1回転の縫製サイクル、W3〜W6は送り調整期
間、L3〜L6は送り終り後の1サイクル残り時間であ
る。
第9図をもとにこの動作を説明すると、C1゜C2のサ
イクルは、検出器2からのパルス信号を4分周して、送
りパルスとして使用しているため、全サイクルを送り期
間として各サイクルの送りモーションは連続送りとなり
縫い速度も高速とできる。C2サイクルからC3サイク
ルに移行するときは、第3図に示すようにP2とP3の
データ間に3分周命令データが挿入されているため、送
り期間P3はサイクル期間C3に比べその3/4期間と
なる。同時に速度データも中低速を指定すると、ミシン
回転数はC1,C2サイクルの速度に比較して半分とな
る。またC3サイクルから04サイクルに移行するとき
は2分周命令データが挿入されているため、送り期間P
4は、サイクルC4に比べその2/4 (−1/2)期
間となる。同時に速度データも低速を指定すると、ミシ
ン回転数はあらかじめ設定されている低速度回転となる
以下同様の動作でC4→C5→C6−C7→C8と縫製
を実行する。この場合、C3はC6と同一条件、C7,
C8はC1,C2と同一条件となる。
つまり、C1,C2までは高速で連続縫い、C3゜C4
とミシン回転数を落すと同時に1サイクル期間中の送り
・期間比P/Cを3/4.2/4と切換え、針が上昇し
ている時に布を移動させる間欠送りとし、C5,C6,
C7で逆に前記送り期間比P/Cを2/4.3/4.4
/4と切換え、再び間欠送りから連続送りとする。この
ような動作により第16図(イ)に示すような角部縫製
でのくずれがなくなり、同図(ア)に示すような美しい
縫製が可能となる。それと共に、縫い速度を段階的に落
すことによりパルスモータの税調、布押えの振動が防止
できるので縫い目の乱れを防ぐことができる。
なお、上記実施例では、ミシン主軸に取付けられた検出
器2からのミシン1回転当りのパルス数は128パルス
(−32X4)としたが、これは32の整数倍率を多く
することにより送り期間は多種設定できる。ここで、3
2という数字は1針分の縫゛い目長さの最大値に相当す
るパルス数である。また、本実施例ではPROM内の模
様データをすべてRAM16内に読込み、ここで一括し
て縫い速度データの修正、周波数切換データの挿入を実
施しているが、演算処理速度の速いCPUを使用するな
らば縫製実施中に第6図で示されるデータ先読み処理を
行い、RAMに入れ直すことなく直接FROMからのデ
ータで実行することも可能である。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、縫製1サイクル中の送り
期間の比率を縫いパターンあるいは縫製素材の状態に応
じて自動的に切換え、また縫い速度は1針毎に設定でき
るように構成されているので、例えば薄い素材の被縫製
物に対して直線部では高速連続縫い、角部では低速間欠
縫いとなるように、また右岸に段差があるときは薄いと
ころを高速連続縫い、厚いところを低速間欠縫いとする
ように縫製を行うことができる。すなわち、ミシ>運転
Hにパターンデータを読込み、演算処理を行うことによ
り連続/間欠および縫い速度の切換データを縫製時ミシ
ン側で判定することにより、それぞれの縫製時に連続/
間欠および縫い速度の切換が自動的にできるものであり
、したがって角部の縫製でも美しく均一な縫い目が得ら
れ、またこのような精巧な制御のためにパル、スモーク
の税調、布押えの振動が防止でき、縫製パターンのサイ
クルタイムを短縮できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるパルス列生成回路の内
部構成を示す回路図、第2図は第1図における各パルス
信号のタイミングチャート、第3図は模様データの構成
例の説明図、第4図は模様データ内の分周値指定例の説
明図、第5図は本発明の実施例におけるメインフローチ
ャート、第6図はミシン運転前処理サブルーチンを示す
フローチャート、第7図はミシン運転サブルーチンを示
すフローチャート、第8図は第6図の動作説明上におけ
るパターン例の説明図、第9図は本発明の実施例の動作
を示すタイミングチャート、第10図は従来例の全体構
成を示すブロック図、第11図は従来のパルス列生成回
路の内部構成を示す回路図、第12図は第11図におけ
る各パルス信号のタイミングチャート、第13図は従来
の間欠布送り動作時の縫い目形成状態を示す図、第14
図は従来の連続布送り時のタイミングチャート、第15
図は角部縫製状態を示す説明図、第16図は従来の他の
例のパルス列生成回路の内部構成を示す回路図である。 1・・・ミシン頭部    2・・・検出器3・・・モ
ータ      4・・・モータドライバ5・・・X 
IToパルスモータ 6・・・Y軸パルスモータ7・・
・X Ilhパルスモータドライバ8・・・Y軸パルス
モータドライバ 9・・・パルス列生成回路 12・・・CPU   1B、14・・・PP115・
・・PROM     16・・・RAM17・・・デ
ータメモリ 21・・・ワンショットパルス発生回路22・・・F/
F回路 23・・・論理積素子 24・・・16進カウンタ回路 25・・・F/F回路 26・・・論理積素子 27.28・・・パルス分配回路 29・・・32進力ウンタ回路 30・・・ワンショットパルス発生回路31・・・分周
用カウンタ 32・・・ワンショットパルス発生回路なお、図中、同
一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人 弁理士  佐々木 宗 冶 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)あらかじめプログラムされた模様データを順次読
    み出しそのデータに従って縫い目を形成するように構成
    された自動縫いミシンにおいて、ミシン回転に同期する
    特定数の被縫製物送りパルス列を指定値で分周するため
    のカウンタ回路と、分周後のパルス列から指定縫い目長
    さに相当する数のパルス列を生成するためのパルス分配
    回路とを備え、前記指定分周値を切換えることにより、
    ミシン回転1サイクルに対する前記送りパルス列の幅を
    変更可能にしたことを特徴とする自動縫いミシンの制御
    装置。
  2. (2)前記模様データは、縫製実行前にあらかじめPR
    OM内に記憶された模様パターンデータを順次読み出し
    縫い方向の交差角度の変化に対応して縫い速度が変更さ
    れ、また前記の切換後の指定分周値が縫い目データ間に
    挿入されたフォーマットとなるよう修正され一時記憶メ
    モリ内に記憶されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の自動縫いミシンの制御装置。
JP30166786A 1986-12-19 1986-12-19 自動縫いミシンの製御装置 Granted JPS63154193A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0420369A (ja) * 1990-05-15 1992-01-23 Juki Corp 自動縫製装置
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