JPH0357481A - 同期停止機能を有するミシン - Google Patents

同期停止機能を有するミシン

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JPH0357481A
JPH0357481A JP19328689A JP19328689A JPH0357481A JP H0357481 A JPH0357481 A JP H0357481A JP 19328689 A JP19328689 A JP 19328689A JP 19328689 A JP19328689 A JP 19328689A JP H0357481 A JPH0357481 A JP H0357481A
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JP
Japan
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sewing
cycle
needle
data
main shaft
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JP19328689A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsubara
松原 憲司
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は針棒釈放装置を有したミシンにおいて、縫製運
動の停止時期を改良したもの関する。更に、詳しくは、
縫製模様の新たな選択等による縫製模様の接続部での縫
目ピッチの乱れを防止したものに関する。
【従来技術】
従来、クラッチ機構により主軸との結合を解除して針棒
の上下運動を停止させ、停止期間において加工布の送り
を行うようにした針棒釈放装置や、加工布を横方向にも
送れるように送り歯に横方向の送り動作を与える横送り
v1構を備えた刺M縫いミシンが知られている。 このミシンでは、各種の縫製模様毎に、主軸の1サイク
ル毎の送り量、針振り量、針棒の結合又は釈放等の縫製
運動を規定した縫製データが予め記憶されている。そし
て、その縫製模様を選択することで、様々な刺繍縫いが
できる。
【発明が解決しようとするi!1181ところが、この
ような刺maい機能を有したミシンにおいは、操作者に
より停止指令が付与された時に、ミシンモータの低速回
転処理をへて、縫製運動を直ちに停止させるように処理
されていた。 このため、針棒釈放時に停止指令が付与されると、現在
選択されている縫製模様のIa目に相当した送り量の送
りが完了する前に送り動作が停止してしまうことがある
。この状態で次の縫tM模様が新たに選択されてその縫
製データに従った!ii@iが行われると、それらの縫
製模様の接続部で縫目ピッチが乱れるという問題がある
。 例えば、3回の横送りに対して1回落針する横方向直線
模様で横方向に縫製し、次に、同じ縫目ピッチで縦方向
直線模様で縦方向に!Ii製する場合には、角で横方向
直線模様の縫製を停止させて、その後、縦方向直線模様
を新しく選択する必要がある。この時.最後の落針位置
から1回の横送りが完了した時点でiiIl1運動が停
止したとすると、縦方向直線模様の縫製はその停止位置
から実行され、最初の落針はその停止位置で行われる。 このため、横方向直線模様の最終の縫目ピッチだけが、
他の部分の縫目ピッチの1/3になり、角で縫目ピッチ
が乱れる。 本発明は上記課題を解決するために威されたものであり
、その目的は、縫製模様の接続部での縫目ピッチの乱れ
を防止することにより、綺麗な刺繍模様が形或できるよ
うにすることである。 【課題を解決するための手段】 本発明は、第1図にその構成を示すように、縫製運動の
停止を指令する停止指令手段Klと、主軸の回転に同期
して、記憶装置から縫製データを順次読出すデータ読出
手段x2と、データ読出手段x2によって読出された縫
製データに従って、主軸の回転に同期して縫製運動を制
御する縫製制御手段x3と、データ読出手段x2によっ
て読出された縫製データに基づいて、その縫製データに
よる制御サイクルが針の上下運動を停止させる釈放サイ
クルか、針の上下運動を行う結合サイクルかを判定する
判定手i&X4と、停止指令手段x1により縫製運動の
停止が指令された場合には、判定手段x4の判定結果が
結合サイクルとなるまで、縫製制御手段x3による縫製
運動を継続させ、判定手段x4の判定結果が結合サイク
ルとなった場合には、その制御サイクルの読出1111
1データに基づ<m製運勤の完了後に、縫製運動を停止
する停止制御手段x5とで構戊されている。
【作用】
データ読出手段x2により、縫製デー゜夕の記憶された
記憶装置から縫製データが、主軸の回転に同期して読出
される。そして、!iirM制御手段X3により、デー
タ読出手段x2によって順次読出される縫製データに従
って、主軸の回転に同期して縫製運動が制御され、縫製
模様が形戊される。 一方において、判定手段x4により、データ読出手段x
2によって読出された縫製データに基づいて、その縫製
データによる制御サイクルが針の上下運動を停止させる
釈放サイクルか、針の上下運動を行う結合サイクルかが
判定される。 縫製運動が実行されている時に、停止指令手段x1によ
り縫製運動の停止が指令されると、停止制御手段x5に
より、判定手段x4の判定結果が結合サイクルとなるま
で、縫製制御手段x3による縫製運動が継続される。そ
して、判定手段x4の判定結果が結合サイクルとなった
場合には、その制御サイクルの読出縫製データに基づく
縫製運動の完了後に、縫製運動が停止される。 この結果、縫製運動の停止位置は、縫製データで指定さ
れた1針の縫目ピッチに相当した送り量の送りが完了し
た位慢となり、次に、縫製模様が新しく選択されても、
その位置で落針するので、縫製模様の接続部での縫目ピ
ッチの乱れが防止される。
【実施例】
以下、本発明を具体的な一実施例に基づいて説明する。 第2図は本発明の具体的な実施例に係るミシンの全体の
構戊を示したブロックダイヤグラムである。 サブCPU2の出力ボートにはD/A変換器7Iが接続
されており、そのD/A変換器71にはドライバ72が
、ドライバ72にはミシンモータ73が接続されている
。そして、CPU2からの制御信号によりミシンモータ
73が指令された速度で駆動されるようになっている。 ミシンモータ73は主軸(上軸)74を回転駆動する。 主軸74には主軸の回転速度を検出するための回転角セ
ンサ75が配設されており、その出力信号はCPU2に
入力されている。 主軸74の回転力は、送り歯上下運動変19!機構76
により上下運動力に変換されて送り歯9lに伝達され、
送り歯91は主軸74の回転に同期してベッド面に対し
て上下方向に駆動される。又、主軸74の回転力は、送
り歯縦方向水平運動変換機構86により、縦方向水平運
動力に変換され送り歯91に伝達されて、送り歯91は
主軸74の回転に同期して縦方向の前後に駆動される。 又、主軸74には針上下運動変換機構77が接続されて
おり、その機構により主軸74の回転力が針棒92の上
下駆動力に変換されて、針a92が主軸74の回転に同
朋して上下運動するようになっている。又、主軸74に
は伝達機構78が接続されており、その機構により、主
軸74の回転力は、下軸79に伝達され、その下軸79
の回転力によりカマ90が主軸74の回転と同期して回
転するようになっている。 CPU2には縫製速度を調節するためのスピードボリュ
ーム81とm製の起動及び停止を指令する起勤/停止ス
イッチ82が接続されている。又、縦方向の送り量を設
定する縦送りマニュアルボリューム83と横方向の送り
量を設定する横送りマニュアルボリューム84と針振り
量を設定する振りマニュアルボリューム85とが接続さ
れている。 更に、CPU2には、主軸74に配設され、針93の上
下位置を検出する針位置センサ56の出力信号が入力さ
れ、各種の運転状態を表示する表示器54が接続されて
いる。 一方、メインCPUIにはaali様を選択するための
模様選択スイッチ52、各種の操作入力を行うための操
作スイッチ群53、各種の操作状況を表示する表示器5
4が接続されている。更に、第5図に示すように、一つ
の模様毎に、主軸74の1サイクル毎の縦方向送り量と
横方向送り量と針穴の中心からの針振り量と針棒釈放指
令とから或るデータ群を記憶した縫目データメモリ5I
が接続されており、CPUIはアドレス信号を出力して
それらの1ブロックのデータを読み取ることが出来るよ
うになっている。又、CPUIには各種のデータを記憶
するためのRAM50が接続されており、そのRAM5
0には、釈放フラグA1停止要求フラグB1低速フラグ
C1停止条件戊立フラグDが形戊されている。又、RA
M50はCPU2からもアクセスできるように接続され
ている。又、CPUIには針位置センサ56と、主軸7
4に配設され、その主軸の特別な回転角位相においてタ
イミング信号を出力するタイミングセンサ55が接続さ
れている。 CPUIの出力ポートにはパルスモータ駆動回路57、
58、59及びソレノイド駆動回路60が接続されてい
る。バルスモータ駆動回路57には送り歯9lの縦方向
の送り量を可変的に規制する送り量調整機構l7を駆動
するための縦送り量調整用パルスモータ16が接続され
ている。その送り量調整機wt17は、送り歯縦方向水
平運動変換機構86に作用して、送り歯9lの水平方向
の運動範囲を変化させる。又、バルスモータ駆動回路5
8には、送り歯横送り運動変換機構19を介して送り歯
9lを横水平方向の左右に直接駆動する横送り用パルス
モータ18が接続されている。 又、パルスモータ駆動回路59には針振り用パルスモー
タ20が接続されており、針振り用バルスモータ20は
針振り運動変換機構21を介して針a92を横方向に遥
動駆動させる。 又、ソレノイド駆動回路6oにはソレノイド22が接続
されており、そのソレノイド22にょり針棒釈放機M4
24においてクラッチの接続及び切断を行うためのピン
23が駆動される。そして、ピン23が突出すると、針
棒釈放機構24のクラッチは主軸74の回転位相が所定
位相になった時に切断状態となり、針棒92の上下運動
がその所定位相において停止される。又、ビン23が後
退すると、針棒釈放機構24のクラッチは主軸74の回
転位相が所定位相になった時に結合状態となり、針棒9
2の上下運動がその所定位相から開始される。 尚、上記の機械的機構は公知のものであり、本発明を説
明する上で不可欠ではないのでその説明を省路する。詳
しくは、本出願人の平fi.1年3月3日に出願した特
願平1−52203号の明細書に詳しく記載されている
。 次に、本ミシンの発明に関する部分の作動を次に説明す
る。 ミシンの電源が投入されて、起動/停止スイッチ82が
オンとなると、CPU2の制御によりミシンモータ73
が回転され、主軸74が回転し縫製運動が開始される。 そして、CPU 1は第3図のプログラムを繰り返し実
行する。 ステップ100では、主軸74の位相が多数の所定位相
になる毎に信号を出力するタイミングセンサ55から信
号を入力して、主軸74の回転位相が検出される。次の
ステップ102では、その主軸74の位相が縫目データ
メモリ51からのデータ読出タイミングである152度
か否かが判定される。 そして、主軸位相がデータ読出タイミングであると判定
されると、ステップ104へ移行して、第5図のように
縫製データを記憶した縫目データメモリ5lから1つの
データブロックが読み出される。 このデータの読出においては、!ii!L!模様が選択
された時に対応する縫製データの先頭アドレスが指定さ
れ、主軸の1回転毎に順次次のデータブロックが読み出
され、1つの!iI製データの最終データブロックが読
み出されると、その縫製データの先頭アドレスが再度指
定されるように構戊されている。 主軸位相が152度からその読出された縫製データに基
づく制御が開始されるが、その152度から1回転の範
囲を以下、制御サイクルという。 そして、ステップ106において、ステップ104で読
出された縫製データの所定ビットがF1j(オン)か「
OJ (オフ)を判定することで、制御サイクルは針棒
を釈放状態とする釈放サイクルか、針棒を結合状態とす
る結合サイクルかが判定される。そして、釈放サイクル
である場合には、そのことを記憶するために、ステップ
108で釈放フラグ八がオンに設定される。又、結合サ
イクルである場合には、ステップ110へ移行して、釈
放フラグAがオフとされ、次のステップ112でソレノ
イド22の通電を遮断(オフ)して、ピン23を後退さ
せる。その後、主軸74の回転位相が31度となった時
に、実際に結合状態となり針棒92はその位相から上下
運動を開始する。次に、ステップ114へ移行して、こ
のデータ読出タイミングで、縦送り量の設定が可能であ
るので、縦送り量調整用パルスモータl6の駆動を開始
する。そして、ステップ130とステップ132を経て
、ステップ100に戻る。そして、このデータ読出位和
から所定の位相の間に縦送り量の設定が可能なように、
繰り返し実行されるステップ130において、主軸74
の回転に同期して縦送り量調整用パルスモータ16が駆
動される。 又、ステップ102において、主軸74の位相が152
度、即ち、!ii製データ読出位相でないと判定された
場合には、ステップ116へ移行して主軸74の位相が
260度か否かが判定される。位相260度は針棒92
を釈・放するためにソレノイド22に通電(オン)して
ピン23を突出させるタイミングである。主軸位相が2
60度の場合には、ステッブ118へ移行して釈放フラ
グAがオンか否かにより、現制御サイクルが釈放サイク
ルであるか否かが判定され、釈放サイクルと判定されれ
ばステッフ120へ移行して、ソレノイド22をオンと
するための制御信号がソレノイド駆動回路60に出力さ
れる。そして、ソレノイド22がオンすることにより、
ピン23が突出した後、主軸74の位相が31度になっ
た時に、針棒釈放機構24のクラッチが実際に切断状態
となり、針棒92はその位相で停止する。一方、釈放サ
イクルでない場合には、ソレノイド22をオンさせるこ
となく、ステップ130へ移行する。 又、ステップ116の判定結果がNOの場合には、ステ
ップ122へ移行して、主軸位相が287度か否かが判
定され、判定結果がYESの場合には、ステップ124
へ移行してステップ104で読出された縫製データに従
って、針振り用パルスモータ20の駆動指令が出力され
る。そして、繰り近し実行されるステップ130におい
て、主軸74の回転に同期して針93の針振りが実行さ
れる。 又、ステソプ122の判定結果がNOの場合には、ステ
ップ126へ移行して、主軸位相が350度か否かが判
定される。主軸位相が350度の場合には、送り歯91
による横送り動作が可能なタイミングであるので、ステ
ップ128へ移行して、横送り用パルスモータl8の駆
動指令がバルスモータ駆動回路58に出力される。そし
て、同様に、繰り返し実行されるステップ130におい
て、主軸74の回転に同期して、主軸の所定位相範囲で
横送り用パルスモータ18が回転するように制御される
。 結局、ステップ130が実行される毎に、主軸74の位
相に同期して、縦送り量調整用パルスモータl6、横送
り用パルスモータ18、針振り用バルスモータ20が駆
動される。 以上のようにして、縫製データに従って主!llll7
4の回転位相に同期して、第7図に示すように、縫製運
動が実行される。 次に、CPU2の処理手順を示した第4図のフローチャ
ートに従って、ミシンの縫製停止処理について説明する
。 ステップ200において、起動/停止スイッチ82が押
下されたか否かが判定され、起勤/停止スイッチ82が
押下されたと判定されると、ステップ202において、
停止要求フラグBがオンに設定され、停止指令が付与さ
れたことが記憶される。 次に、ステップ204で停止要求フラグBがオンか否か
が判定されるが、停止指令がない場合にはステップ20
4の判定結果はNOでありステップ230へと移行して
、縫製制御に必要な他の処理を経て、最初のステップ2
00へ戻る。そして、停止指令が付与されるまで、ステ
ップ200 、204 、230を通ルーチンが繰り返
し実行される。 その後、ステップ204で、停止要求フラグBがオンと
判定されると、停止要求が付与されたことを意味してお
り、ステップ206へ移行して、ミシンモータ73が低
速回転中であるか否かを記憶した低速フラグCがオンか
否かが判定される。低速フラグCがオンでない場合には
、ステップ208へ移行して、ミシンモータ73を低速
回転とする制御信号が出力される。そして、次のステッ
プ210において、低速処理が完了してミシンモータ7
3が低速回転となったか否かが回転角センサ75の出力
信号から判定され、低速回転となっていない場合には、
ステップ230を経て最初のステップ200へ戻る。こ
のようにして、ミンシモータ73が所定の低速回転にな
るまで、ステップ20Bを通るルーチンが繰り返し実行
されることになる。その後、ミシンモータ73が低速回
転となると、ステップ210の判定結果がYESとなり
、ステップ212で低速フラグCがオンに設定される。 すると、次の実行サイクルからは、ステップ206の判
定がYESとなり、ステップ214以下が実行される。 ステップ214では、停止条件戊立フラグDがオンか否
かが判定される。この停止条件或立フラグDは、後述す
るように、縫製データの現制御サイクルが結合サイクル
であり、その結合サイクルの纏製データによる縫製運動
が完了した後にオンに設定されるフラグである。即ち、
停止条件或立フラグDがオンとなると、釈放フラグAの
状態に係わらず、縫目ピッチに乱れを生じないで停止で
きる状態となる。 停止条件戊立フラグDがオンとなっていない場合には、
ステップ216へ移行して釈放フラグ八がオンか否かが
判定されることで、現制御サイクルが釈放サイクルか結
合サイクルかが判定される。 もしも、低速フラグCがオンに設定された後、初めて実
行されるステップ216の判定がNOであるなら、現制
御サイクルは既に結合サイクルであることを意味してお
り、主軸74の位相がその結合サイクルに関する送り等
の制御が完了している位相になっておれば、直ちにミン
シモータ73を停止させることが可能である。 一方、初めてステップ216が実行されるタイミングに
おいて、釈放フラグ八がオンの場合は、現制御サイクル
は釈放サイクルであるので、この状態でミシンモータ7
3を停止させると、所定量の縫目ピッチだけの送りが完
了していないことになり、縫目ピッチに乱れを生じるの
で、まだ、ミシンモータ73を停止させることができな
い。従って、釈放フラグAがオンの間は、ステップ20
0、204、206、214、216、230のルーチ
ンが繰り返し実行されることになる。この間にも主軸7
4は低速回転し、第3図のプログラムに従って縫製運動
が制御されている。 そして、読出された縫製データが結合指令を含んでおり
、制御サイクルが結合サイクルとなると、釈放フラグA
はCPU1によってオフとされる(第3図のステップ1
0g)。すると、その後に実行されるステップ216の
判定結果がNOとなるので、ステップ218に移行して
、主軸位相が5度以上で152度より小さいか否かが判
定される。この範囲は、針棒の結合指令や横送りや針振
りや縦送り量の設定が既に完了している主軸の位相li
!囲である。 従って、この範囲に主軸の位相が存在する場合には、ミ
シンモータ73を直に停止させても、縫目ピッチの乱れ
を生じることがない。尚、5度から79度の範囲では、
送りの途中であるが、この範囲でミシンが停止し、次の
纏製模様が選択されてこの状態から縫製が継続されたと
しても、送り歯91が上位置で送り幅の終端に近い所に
あるので、新しく選択された縫製データに基づく縦送り
量の設定や横送りはこの位相範囲では実行できない。 尚、横送りはパルスモータ18で直接駆動しているので
、計上停止位置である主軸位相31度において、横送り
が完了するように制御することも可能である。又、制御
サイクルは結合サイクルとなっているので、針棒は31
度で実際に結合状態となり、その位相から下降動作を介
して落針する。従って、既に設定されている縦送り量だ
けの縦送りが完了し、又は、残りの横送りを継続した後
に落針し、その後に、新しく選択さ・れた縫製模様の縫
製データに従う送りが実行される。よって、模様の最終
縫目も所定の縫目ピッチとなる。尚、180度の針下位
置で停止させる場合には、縦送り、横送り共に完全に完
了しているので、上記のような間顛は生じない。 主軸位相が上記所定範囲にない場合には、ステップ21
8の判定結果がNロであり、ステップ230へ分岐する
ルーチンが繰り返し実行される。そして、主軸位相が上
記所定範囲に入るまで、主軸74が回転されると、ステ
ップ218の判定結果がYBSとなり、ステップ220
へ移行して、停止条件戊立フラグDがオンに設定される
。そして、次のステップ222で主軸位相が5度又は1
54度の停止指令タイミングか否かが判定され、そのタ
イミングでない場合には、ステップ226. 230を
経て最初のステップ200へ戻る。そして、主軸74の
位相が5度又は152度となると、ステップ222の判
定はYF!Sとなり、ステップ224へ移行して、ミシ
ンモータ73を停止させる制御信号が出力される。そし
て、ステップ226でミシンモータ73が停止したか否
かが判定され、未だ停止していない場合には、ステップ
226からステップ230へ分岐するルーチンが繰り返
し実行される。そして、ミンシモータ73が完全に停止
すると、ステップ226の判定がYESとなり、ステッ
プ228へ移行して、停止要求フラグB、低速フラグC
1停止条件或立フラグDが全てオフとされる。 このようにして、ミシンは主軸位相31度の計上位置又
は主軸位相180度の針下位置で停止される。 例えば、3回の横送りに対して1回だけ落針する横送り
直線縫いの場合には、縫製データは、縦送り量と針振り
量が全て0で、横送り量と釈放指令に関して、(横送り
量a,釈放指令オフ).(横送り量a,釈放指令オン)
,(横送り量a,釈放指令オン)の3つのデータで構戊
されている。そして、この縫製データに従って、第6図
に示すように、縫目ピッチ3aで横方向に縫製される。 そして、ミシンモータ73が高速回転しており、第6図
に示すように、位置Vでの落針が終了した直後に停止指
令が付与されたとすると、その停止に至るまでの針の上
下位置、送り歯の上下位置、送り歯の横送り、主軸回転
速度等は、第8図に示すようになる。そして、主軸位相
31度において、横送りが完了しているように制御した
として、3回分の横送りが完了した位置で停止する。従
って、針の停止位置は縫目ピッチ3aに一致したU位置
となる。次に、この停止状態で、縦送りfftaaの縦
直線縫いが選択されて、纏製が継続されれると、計上位
置で停止している場合には、その停止位置Uで落針し、
針下位置で停止している場合には、その位置から直線縫
いが継続される。従って、横方向も縦方向も縫目ピッチ
が3aにそろうことになる。 尚、停止位置は主軸位相が31度又は180度になった
時としているが、結合サイクルの送り量の設定が完了し
ている範囲であれば、この位相に限定されるものではな
い。 又、送り歯の横送り機能を有したミシンについて述べた
が、縦送り機能のみを有したミシンにも適用できる。
【発明の効果】
本発明は、停止指令手段により縫製運動の停止が指令さ
れた場合には、判定手段の判定結果が結合サイクルとな
るまで、縫製制御手段による!i!!!運動を継続させ
、判定手段の判定結果が結合サイクルとなった場合には
Jその制御サイクルの読出縫製データに基づく縫製運動
の完了後に、縫製運動を停止する停止制御手段を有して
いるので、所定の縫目ピッチに当たる落針位置まで、送
られた後に停止するため、縫製模様の接続部で縫目ピツ
チが不商いになることが防止される。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の全体の構戊を示したブロック図、第2
図は本発明の具体的な一実施例に係るミシンのM4戊を
示したブロック図、′s3図、第4図は実施例のミシン
に使用されたCPUの処理手順を示したフローチャート
、第5図は縫目データメモリに記憶されている縫製デー
タの構戊を示した説明図、第6図は本実施例のミシンで
形或される縫目模様の一例を示した説明図、第7図は実
施例のミシンの動作特性を示した特性図、第8図は実施
例のミンシの停止動作を示した特性図である。 50・RAM  51縫目データメモリl6・・縦送り
量調整用パルスモータ l8 横送り用バルスモータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ミシンモータにより駆動される主軸の回転に同期して針
    の上下運動及び加工布を送る送り歯の上下運動が行われ
    、制御信号により、前記主軸の回転力を遮断し又は伝達
    して、針の上下運動を停止させ又は針の上下運動を前記
    主軸の回転に同期して開始させ、記憶装置に記憶された
    縫製模様を特定し前記主軸の1サイクル毎の縫製運動を
    規定した縫製データに従って、加工布を縫製するミシン
    において、 縫製運動の停止を指令する停止指令手段と、前記主軸の
    回転に同期して、前記記憶装置から縫製データを順次読
    出すデータ読出手段と、前記データ読出手段によって読
    出された縫製データに従って、前記主軸の回転に同期し
    て縫製運動を制御する縫製制御手段と、 前記データ読出手段によって読出された縫製データに基
    づいて、その縫製データによる制御サイクルが前記針の
    上下運動を停止させる釈放サイクルか、前記針の上下運
    動を行う結合サイクルかを判定する判定手段と、 前記停止指令手段により縫製運動の停止が指令された場
    合には、前記判定手段の判定結果が結合サイクルとなる
    まで、前記縫製制御手段による縫製運動を継続させ、前
    記判定手段の判定結果が結合サイクルとなった場合には
    、その制御サイクルの読出縫製データに基づく縫製運動
    の完了後に、縫製運動を停止する停止制御手段と を備えることを特徴とする同期停止機能を有するミシン
JP19328689A 1989-07-26 1989-07-26 同期停止機能を有するミシン Pending JPH0357481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990078948A (ko) * 1999-08-23 1999-11-05 남궁문학 전기 용접기의 어스선 홀더

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KR19990078948A (ko) * 1999-08-23 1999-11-05 남궁문학 전기 용접기의 어스선 홀더

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