JPS59225095A

JPS59225095A - 自動縫いミシンの原点位置補正装置

Info

Publication number: JPS59225095A
Application number: JP9895883A
Authority: JP
Inventors: 山根　「巌」; 藤田　次朗
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1983-06-03
Filing date: 1983-06-03
Publication date: 1984-12-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、布等の被加工物を挾持する押え装置をＦＲ
ＯＭ等の記憶装置に記憶された情報にもとづいて一定形
状に移動せしめ、一定形状の縫目を得る自動縫いミシン
において、あらかじめ設定された縫いパターンの開始原
点位置を補正する原点位置補正装置に関するものである
。

従来、この種の補正装置として第１図に示すものがあっ
た。第１図忙おいて、（１）はミシンの頭部、（２）は
頭部（１）の上軸と共に回転して特定数のパルス及び針
下位置、上位置信号を発生する検出器、（３）はミシン
を回転させるモータ、（４）はモータ（３）を駆動する
ドライバ、（５）、（６）は布押え装置（図示せず）を
直交するｘ、ｙの各方向にそれぞれ駆動するパルスモー
タ、（７）　、　（８）はパルスモータ（５）　、　（
６）を駆動するドライバ、（９）はドライバ（７）　、
　（８）に指定された布送シ量に相当するパルスを供給
する送υパルス列生成回路、（１０）はミシンスタート
用のスイッチ、（１１）は布押え装置を上、下させるた
めのスイッチ、（１２）は中央演算処理装置（ＣＰＵ）
　、　（１３）　、　（１４）はデータを各手段に入出
力する入出力ボート、（１５）はＲＯＭからなるシステ
ムコントロール用の記憶装置（メモリ）、（１６）はデ
ータを一時記憶するＲＡＭからなる記憶装置（メモリ）
、（１７）はパターンデータを記憶する記憶装置（メモ
リ）、（１８）はデータバス、（１９）はアドレスバス
、（２０）　、　（２１）はＸ、Ｙ＠軸の軸方向の開始
原点位置を検知するだめのスイッチ、（２２）はｘｙ駆
動機構部である。

このような構成において、スイッチ（１１）が踏まれて
オンすると、布押え装置が下がり被加工物であるｍ製物
はこれによって挾持される。そして、ミシンスタート用
のスイッチ（１０）をオンすると、ＣＰＵ　（１２）は
入出カポ−）　（１３）を通してドライバ（４）を駆動
させ、モータ（３）は回転しミシンの頭部（１）は回シ
始める。同時にＣＰＵ　（１２）はメモリ（１７）から
ミシンの針下位置信号に同期して１針分の布送シデータ
を読み取シ、このデータを入出カポ−）　（１３）を通
して送シパルス列生成回路（９）に出力する。

この送シパルス列生成回路（９）からは、ミシンの頭部
（１）の回転に同期した布送シ量相当分のノ（ルスをド
ライバ（７）　、　（ｓ）に出力し、これによってパ＃
スモー　り（５）　、　（６）は駆動されて布押え装置
を所定の送り量分移動させる。そして、縫製終了を読み
取ると、ＣＰＵ（１２）はメモリ（１７）からのデータ
読み取りを停止−して、送りパルス列生成回路（９）の
内部の発振回路（図示せず）を作動させ、連続パルス列
をドライバ（７）　、　（８）へ出力する。これによシ
パルスモーク（５）　、　（６）は駆動し、ＸＹ駆動機
構部（２２）に取付けられた板（図示せず）が原点位置
検出用のスイッチ（２０）　、　（２１）を踏んでオン
するまで動く。このスイッチ（２０）　、　（２１）が
オンすると、ＣＰＵ（１２）は直ちに送りパルス列生成
回路（９）内の発振回路の発振を止め、布押え装置を上
け、１回の縫製ザイクルを完了する。

しかしながら、このような従来の装置では、縫いパター
ンの開始原点位置と終了位置は縫いパターンデータに関
係なく、布押え装置を駆動させるｘｙ駆動機構部に固定
された原点位置検出用のスイッチの位置によって決めら
れてしまうため、あらかじめプログラムされた縫製パタ
ーンと押え枠によって位置決め固定された被加工物との
間にずれがある場合、布押え装置を縫製パターンに合う
ように位置を微調整しなければならず、との微調整がき
わめて困難であるという欠点があった。

この発明は、このような従来の欠点を除去するためにな
されたものであり、入力ボート等に任意の設定定数を入
力し、ＣＰＵでデータ処理することによシ、原点位置か
ら任意の設定値分布押え装置を移動させ、縫製パターン
と布押え装置の位置補正２位置合せを容易に行なえるよ
うな自動縫いミシンの原点位置補正装置を提供すること
を目的とするものである。

以下、この発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。

第２図はこの発明の一実施例における布押え枠と縫製パ
ターン及び原点の関係を示す図である。

図において、（２４）は被加工物である縫製物を挾持す
る布押え装置としての布押え枠、（２５）は布押え枠（
２４）が固定されているｘｙ可動台、（２６）はｘｙ可
動台（２５）をＸ方向に駆動させるための摺動軸、（２
７）は同じくＹ方向に駆動させるための摺動軸、（２８
）は縫製エリア、（２９）は固定原点位置、（３０）は
位置補正後の原点位置、（ａｘ）、（ａｉａ）は縫製パ
ターンである。なお、固定原点位置（２９）　、補正後
の原点位置（３０）はそれぞれミシンの頭部（１）の針
路位置に対する布押え位置を示している。

第３図は原点位置補正の設定スイッチと入出力ボートと
の結線図、第４図（ａ）　、　（ｂ）はそれぞれＸ方向
、Ｙ方向の補正値データ図、第５図は動作を示すフロー
チャートである。

第３図において、（１４ａ）は第１図に示した入出カポ
−）　（１４）に相当する入出カポ−）、（３２）は第
２図に示した固定原点位置（２ｇ）に対するＹ方向の補
正値ＹＤを設定するための複数のスイッチ、（３３）は
固定原点位置（２９）に対するＸ方向の補正値ＸＤを設
定するための複数のスイッチである。なお、図示しであ
るデータバス（１８）　、アドレスバス（１９）を含ん
で第１図と同様に他の要素が構成されているが、第３図
ではこれらを省略しである。ＣＰＵ　（１２）は入出カ
ポ−）　（１４ａ）から第４図に示すようなＸ。

Ｙ方向の補正値を読みとる。なお、この最上位ビットは
Ｘ、Ｙ各方向の正、負を示す。

次に、第５図のフローチャートを用いて作動を説明する
。電源投入後、ＣＰＵ（１２）はメモｖ　（１５）のシ
ステムコントロールプログラムにより制御動作をなし、
まず、ステップ（１０１）で初期条件設定を行なった後
、ステップ（１０２）でメモリ（１６）をクリアする。

次いで、ステップ（１０３）で原点復帰サブルーチンを
実行し、原点位置検知用のスイッチ（２０）。

（２１）によってあらかじめ設定された固定原点位置（
２９）ｉで布押え枠（２４）を移動させる。次いで、ス
テップ（１０４）で原点補正サブルーチンを実行し、ス
イッチ（３２）　、　（３３）であらかじめ設定されプ
ログラムされた縫製パターン（３１）と押え枠（２４）
によって位置決め固定される縫製物との誤差の補正値Ｘ
Ｄ。

ＹＤを入出カポ−）　（１３）から送シバルス列生成回
路（９）に出力し、布押え枠（２４）を補正後の原点位
置（３０）まで移動させる。次いで、ステップ（１０５
）でスタート用のスイッチ（１０）のオンを判断し、オ
ンであるとステップ（１０６）のパターン縫いサブルー
チンに入ｐ、ＣＰＵ（１２）はメモリ（１７）から１針
毎にパターンデータを読み取って実行し、パターン縫い
サブルーチンからメインフローに復帰する。そして、ス
テップ（１０７）で次のパターンデータメモリがムデータエンドを示しているかどうかを判断し、Ｎ０ター
ン（３１ａ）を実行する。ｍ製パターン終了を示すデー
タエンドを読みとるとステップ（１０７）はＹＥＳとな
シ、ステップ（１０８）で原点復帰サブルーチン、次い
でステップ（１０９）で原点補正サブルーチンをそれぞ
れ実行し、布押え枠（２４）は固定原点位置（２９）に
戻シ、次いで補正後の原点位置（３０）まで移動して１
回分の縫いサイクルを終了する。補正値ＸＤ。

ＹＤが適当でない時は、スイッチ（３２）　、　（３３
）を操作することによって補正値を再設定し、上記と同
様な動作を行なう。

以上説明したように、この発明に係る自動縫いミシンの
原点位置補正装置によれば、固定原点位置に対する補正
機能をもたせたことにより、プログラムされた縫いパタ
ーンと布押え装置の位置合わせが容易にでき、また、同
一布押え装置を他の同形自動ミシンに取付けたような場
合にも各機械の固定原点位置のばらつきを容易に補正で
き、作業の段取りが非常に容易にできるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自動縫いミシンの制御回路のブロック図
、第２図はこの発明の一実施例における布押え枠と縫製
パターン及び原点位置の関係を示す図、第３図は原点位
置補正の設定スイッチと入出力ボートの結線図、第４図
（ａ）　、　（ｂ）はＸ方向、Ｙ方向の各補正値データ
図、第５図はフローチャートである。（１）・・・・ミシンの頭部、（２）・・・・検出器、
（３）・・・・モータ、（４）、（７）、（８）　　・
・・・トライバ、（５）、（６）・・・・パルスモータ
、（９）・・・・送シバルス列生成回路、（１０）　、
（１１）　、　（２０）（２１）　、　（３２）　、　
（ａａ）・・・・スイッチ０、（１２）・・・・ＣＰＵ
、　（１３）、（１４！Ｌ）　−−−−入出力ボート、
（１５）、（１（（１７）・・・・メモリ、（１Ｂ）・
・・・データバス、（１９）・・・・アドレスバス、（
２４）・・・・布押え枠、（２８）・・・・縫製エリア
、（２９）・・・・固定原点位置、（３０）・・・・補
正後の原点位置。代理人大岩増雄ｉ）。

Claims

【特許請求の範囲】

縫目形成機構を駆動する駆動手段と、被加工物を挾持す
る布押え装置をあらかじめプログラムされたデータによ
って位置決めする位置決め駆動手段と、これらの手段を
制御する制御手段とを備え、前記データにより決まる縫
製パターンの原点位置が縫製エリアに対してあらかじめ
設定されている自動縫いミシンにおいて、前記設定され
た原点位置に対して縫製開始原点位置を任意に設定した
補正値分だけ補正する手段を備えたことを特徴とする自
動縫いミシンの原点位置補正装置。