JPS63152442A - 編成手袋に於ける編成端縁部のほつれ止め方法 - Google Patents

編成手袋に於ける編成端縁部のほつれ止め方法

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JPS63152442A
JPS63152442A JP29847786A JP29847786A JPS63152442A JP S63152442 A JPS63152442 A JP S63152442A JP 29847786 A JP29847786 A JP 29847786A JP 29847786 A JP29847786 A JP 29847786A JP S63152442 A JPS63152442 A JP S63152442A
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JP
Japan
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knitted
yarn
latex
knitting
elastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP29847786A
Other languages
English (en)
Inventor
河野 喜徳郎
柴田 数三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKAZAKI GOMUITO KOGYO KK
Original Assignee
OKAZAKI GOMUITO KOGYO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、いわゆる軍手等の編成手袋の手首部の端縁の
ほつれを防止するためのほつれ止め方法に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来の編機により編成される編成手袋は、そのままでは
編成端である手首部の端縁の最終コースの編目が容易に
ほつれてしまうので、オーバーロックミシンにより手首
部の端縁の最終コースを含む数コースをオーバーロック
縫いしてほつれを防止していた。しかし、この方法では
オーバーロック縫いの工程が増し、この結果編成手袋の
製造原価の増大を余儀なくされていた。
そこで、オーバーロック縫いすることなく編成手袋の編
成端縁のほつれ止めを行なう種々の方法が開発され、そ
の一つとして特公昭57−17992号に開示されてい
るものがある。
この方法は、熱収縮性繊維の単独、或いは熱収縮性繊維
を混在させた編糸により編成手袋の手首部の端縁部を編
成した後に、熱処理することにより熱収縮性繊維を収縮
させると共に、この収縮された糸のループによりニード
ルループを緊縮束縛して端縁のほつれを防止するもので
ある。しかし、この方法では編成手袋の手首部の編成端
縁部の編目のほつれは防止することができるが、手首部
の端縁部に伸縮性がないためにその部分がラッパ状に開
いてしまい、装着感が悪いという問題が指摘されていた
このような問題を解消して手首部に伸縮性を持たせて端
縁のほつれを防止する方法として、弾性糸に非弾性糸を
カバーリングし、更にこの非弾性糸に熱融着糸をカバー
リングした構成の伸縮性編糸を使用し、この伸縮性編糸
により編成手袋の手首部の端縁部を編成した後に熱処理
して熱融着糸どうしを融着させることにより手首部の端
縁のほつれ止めを行なうと共に、芯糸を構成している弾
性糸により手首部の端縁部に伸縮性を付与したものがあ
り、この技術に関する出願が多数なされた。
このほつれ止め方法はかなり優れた方法ではあるが、熱
融着糸どうしを融着させることによりほつれ止めを行な
っているため、工場現場において軍手を再使用するため
に温水で数回洗濯すると融着部分が解かれてしまうとい
う問題が最近になって指摘され始めている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上記したような技術的背景に基き、編成手袋
の手首部の端縁部の伸縮性を持たせて端縁部のほつれ止
めを行なうと同時に、再使用のために洗濯を行なっても
ほつれないようにすることを目的としてなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1の発明は、弾性糸から成る芯糸を非弾性糸から成る
カバーリング糸で隙間なく螺旋状に撚り合わせてカバー
リングした伸縮性編糸により編成手袋の手首部の編成端
縁となる最終コースを含む連続した複数のコースを編成
した後に、この手首部の編成端縁部にラテックスを付着
して所定時間放置するか、又は加熱することにより付着
したラテックスを硬化させて編成手袋の編成端縁部のほ
つれ止めを行なうものである。
また第2の発明は、弾性糸から成る芯糸を非弾性糸から
成るカバーリング糸で隙間なく螺旋状に撚り合わせてカ
バーリングした伸縮性編糸にラテックスを付着させ、こ
のラテックスが付着された伸縮性編糸により編成手袋の
手首部の編成端縁となる最終コースを含む連続した複数
のコースを編成した後に所定時間放置するか、或いは手
首部の編成端縁部を加熱することにより伸縮性編糸に付
着したラテックスを硬化させて編成手袋の編成端縁部の
ほつれ止めを行なうものである。
〔実施例〕
最初に、第1の発明により編成手袋の手首部の編成端縁
のほつれ止めを行なう場合について説明する。
第1図は、編成手袋の手首部11の端縁部を編成するた
めの伸縮性編糸Aを僅かに伸ばした状態の斜視図である
。この伸縮性編糸Aは、一般に「ゴム糸」と称されてお
り、裸のゴム糸、スパンデックス糸等の弾性糸を芯糸1
とし、この芯糸1の一トにアクリル繊維糸、ポリエステ
ル繊維糸、綿糸、スフ糸等の非弾性糸から成るカバーリ
ング糸2を隙間なく螺旋状に撚り合わせ、更にこのカバ
ーリング糸2の上に別のカバーリング糸3を逆方向に撚
り合わせた構成のものである。この伸縮性編糸は、弾性
糸を芯糸1にしているので大きな伸縮性を有している。
第2図は、上記伸縮性編糸Aにより編成手袋の手首部1
1の端縁部を編成した状態の編成図であり、第3図は、
同じく編成手袋の斜視図である。
そして、指部12、軍部】3及び手首部11の端縁部の
数コースCI”” C3を除いた他の部分を通常の編糸
Bで編成し、手首部11の最終コースC8を含む連続し
た複数のコースC+、 C2,C3(実施例では3コー
ス)を上記した伸縮性編糸Aを使用して編成する。尚、
この伸縮性編糸Aにより手首部11の最終コースC3を
含む連続した複数のコースC1,C2,C3を編成する
際には、手首部11の他の部分と同様に当該手首部11
に伸縮性を付与するために上記伸縮性編糸Aが環状に編
み込まれる。
この状態の編成手袋の手首部11の端縁部は、第2図及
び第3図に示されるように、伸縮性編糸Aで編成された
手首部11の端縁部の数コースC8゜C2,C3の部分
は、伸縮性編糸A自体の収縮力により通常の編糸Bで編
成された部分の最終コースC4のニードルループ4に引
き寄せられてほぼ密着状態となっている。
次に、このようにして編成した編成手袋の手首部11の
端縁部を、ゴムの微粒子の水性乳濁液であるラテックス
内に浸漬させるか、或いははけ等を使用して編成手袋の
手首部11の端縁部にラテックスを塗布することにより
、手首部11の端縁部にラテックスを付着させる。尚、
その後の編成手袋の取り扱い性を良好にするためには、
ラテックスが付着された部分に離型剤を塗布するとよい
編成手袋の手首部11の端縁部にラテックスを付着した
後にこのまま所定時間放置するか、或いはラテックスが
付着された部分を低温度で加熱すると液状のラテックス
が硬化する。このラテックスが一種の接着剤としての機
能を果たして、伸縮性編糸Aで編成された前コースのニ
ードルループ5と後コースのシンカールー16とがラテ
ックスの硬化した固形ゴムを介して止着され、これによ
り手首部11の端縁のほつれ止めが行なわれると共に、
伸縮性編糸Aの芯糸1が弾性糸となっているため、手首
部11の端縁部は適度の伸縮性を持っている。
ラテックスが硬化した部分は弾性を有する固形ゴムにな
るため、ラテックスの硬化により手首部11の端縁の伸
縮性が阻害されることは全くない。
このように、編成手袋の端縁部にラテックスを付着させ
ると、このラテックスは主として伸縮性編糸Aの芯糸1
をカバーリングしているカバーリング糸2又は3に付着
し、芯糸1に付着することは少ないが、芯糸1にラテッ
クスが付着しても硬化した場合に弾性を有する固形ゴム
となるので、編成手袋の手首部11の伸縮性が阻害され
ることは全くない。
また第2の発明は、上記伸縮性編糸Aにラテックスを予
め付着させておき、このラテックスが付着された伸縮性
編糸Aにより編成手袋の手首部11の端縁部の最終コー
スを含む複数のコースを編成し、このまま所定時間放置
するか、或いは手首部IIの端縁部を低温度で加熱して
伸縮性編糸Aに付着したラテックスを硬化させると、上
記した理由と同様の理由により手首部11の端縁部のほ
つれ止めが行なわれる。第2の発明においては、手首部
11の端縁部を編成する伸縮性編糸Aに均一にラテック
スが付着されているので、はつれ止めが尚一層確実にな
ると共に、編成後に手首部11の端縁部にラテックスを
付着させるという工程が不要になるという利点がある。
また、第1及び第2のいずれの発明においても、伸縮性
編糸Aに付着したラテックスが硬化して固形ゴムとなっ
た部分は、洗濯等を行なっても伸縮性編糸Aから容易に
は離れないので、洗濯等により端縁部がほつれてしまう
こともない。
〔発明の効果〕
本発明は、ラテックスを一種の接着剤として使用し、ラ
テックスが硬化した固形ゴムにより編成手袋の端縁部を
編成している伸縮性編糸を互いに止着する構成であると
共に、ラテックスが硬化した固形ゴムは伸縮性を有して
いるので、編成手袋の手首部の端縁部に伸縮性を持たせ
て該端縁部のほつれ止めを行なうことができると同時に
、編成手袋の再使用のために洗濯等を行なってもラテッ
クスが硬化した固形ゴムが伸縮性編糸から離れてしまう
ことがないため、手首部の端縁部がほつれることがない
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に使用する伸縮性編糸Aを僅か
に伸ばした状態の斜視図、第2図は、上記伸縮性編糸A
により編成手袋の手首部11の端縁部を編成した状態の
編成図、第3図は、同しく編成手袋の斜視図である。 〔主要部分の符号の説明〕 A:伸縮性編糸     B:通常の編糸1:芯糸  
    2.3:カバーリング糸4:通常の編糸による
ニードルループ 5:伸縮性編糸によるニードルループ 6:伸縮性編糸によるシンカーループ 11:編成手袋の手首部 特許出願人  岡崎ゴム糸工業株式会社〃    柴田
数三 〃    岡本賢治 第1図 第3図 手続(甫正書(自発) 昭和62年 1月21日 特許庁長官  黒 1)明 雄  殿 2、発明の名称  編成手袋に於ける編成端縁部のほつ
れ止め方法 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所  愛知県岡崎市柱町字東荒子128番地名 称
    岡崎ゴム糸工業 株式会社取締役社長  河 
野 喜徳部(ほか2名)4、代理人 6、補正の対象  図 面(全図) 8、添付書類の目録 (1)図面(第1図ないし第3図)・・・・・・・1通
第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾性糸から成る芯糸を非弾性糸から成るカバーリ
    ング糸で隙間なく螺旋状に撚り合わせてカバーリングし
    た伸縮性編糸により編成手袋の手首部の編成端縁となる
    最終コースを含む連続した複数のコースを編成した後に
    、この手首部の編成端縁部にラテックスを付着して所定
    時間放置するか、又は加熱することにより付着したラテ
    ックスを硬化させることを特徴とする編成手袋に於ける
    編成端縁部のほつれ止め方法。
  2. (2)弾性糸から成る芯糸を非弾性糸から成るカバーリ
    ング糸で隙間なく螺旋状に撚り合わせてカバーリングし
    た伸縮性編糸にラテックスを付着させ、このラテックス
    が付着された伸縮性編糸により編成手袋の手首部の編成
    端縁となる最終コースを含む連続した複数のコースを編
    成した後に所定時間放置するか、或いは手首部の編成端
    縁部を加熱することにより伸縮性編糸に付着したラテッ
    クスを硬化させることを特徴とする編成手袋に於ける編
    成端縁部のほつれ止め方法。
JP29847786A 1986-12-15 1986-12-15 編成手袋に於ける編成端縁部のほつれ止め方法 Pending JPS63152442A (ja)

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JPS63152442A true JPS63152442A (ja) 1988-06-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024085078A1 (ja) * 2022-10-17 2024-04-25 岡本株式会社 編地及び該編地を利用した装着具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51122530A (en) * 1975-04-19 1976-10-26 Matsuya Tekkosho Kk Method of producing knit gloves
JPS6052222A (ja) * 1983-08-30 1985-03-25 Inoue Japax Res Inc ワイヤカット放電加工方法

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