JPS63152430A - 銀蒸着金銀糸用フイルム - Google Patents

銀蒸着金銀糸用フイルム

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JPS63152430A
JPS63152430A JP29557386A JP29557386A JPS63152430A JP S63152430 A JPS63152430 A JP S63152430A JP 29557386 A JP29557386 A JP 29557386A JP 29557386 A JP29557386 A JP 29557386A JP S63152430 A JPS63152430 A JP S63152430A
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JP
Japan
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silver
film
resin
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vapor
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JP29557386A
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Inventor
成井 博
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Oike and Co Ltd
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Oike and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、銀蒸着金銀糸用フィルムに関し、更に詳しく
は透明合成樹脂フィルムの上に直接または下塗層を介し
て真空蒸着法による銀蒸着層を形成した銀蒸着金銀糸用
フィルムにおいて、耐硫化性、耐薬品性、耐汗性などの
特性に著しく優れた銀本来の光沢と色調とをいつまても
保持しうる銀蒸着金銀糸用フィルムに関する。
[従来の技術] 従来技術としては、例えば透明なポリエチレンテレフタ
レートフィルムにアルミニウム、銀、クロムなどの金属
を真空蒸着して得られるフィルムの蒸着面にポリエステ
ル系樹脂組成物を塗布形成した合成樹脂の保護層とから
なる金属蒸着した金銀糸用フィルム(例えば特公昭37
−12931号公報)が知られている。
しかしながら、従来のものては、銀蒸着層の銀が合成樹
脂からなる保護層て保護されているので、耐硫化性、耐
薬品性、耐汗性などの特性において充分でなく、例えば
銀蒸着層の場合は、合成樹脂からなる保護層自体に若干
の通気性があるために時間の経過とともに大気中の硫化
水素ガスあるいは硫黄化合物などとの接触により硫化銀
を生成し徐々に変色が起ってくる。
このほか真空蒸着法により、形成された銀蒸着層の表面
構造形状は原子単位ての超微細構造形状であるか、合成
樹脂からなる保護層は合成樹脂の分子自体か銀蒸着層の
表面が原子単位での超微細な大きさであるのに比べて極
めて大きく、したがって合成樹脂からなる保護層は銀蒸
着層の表面構造形状には完全に追従して被覆することが
てきないために時間の経過とともに大気中の硫化水素ガ
スあるいは硫黄化合物などが銀蒸着層と合成樹脂からな
る保護層との界面の微細な隙間から侵入することが防止
できず、やはり大気中の硫化水素ガスあるいは硫黄化合
物などとの接触により硫化銀を生成し徐々に変色か起っ
てくる。
このため銀蒸着層を利用した銀蒸着金銀糸用フィルムは
保存中にまたは使用中にその商品価値か大幅に低減する
という致命的な問題点かあった。
[発明の目的] 本発明は上記従来の問題点に鑑み、極めて良好な耐硫化
性、耐薬品性、耐汗性などの特性を有する、従来の銀蒸
着金銀糸用フィルムとは全く異なる極めて優れた銀蒸着
金銀糸用フィルムを提供することにある。
[発明の構成] 即ち本発明は、銀蒸着金銀糸用フィルムてあって、透明
合成樹脂フィルムの上に直接または下塗層を介して真空
蒸着法による銀蒸着層を形成した銀蒸着金銀糸用フィル
ムにおいて、該銀蒸着層面上に少なくとも一層または二
層以上の真空蒸着法による金属保護層が設けられてなる
。このような構成とした事により、上記従来の問題点を
完全に解決するに至った。
[作用効果] 本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムでは、銀蒸着層の裏面
が真空蒸着法により形成された金属保護層て完全に被覆
されているのて、金属保護層は従来の合成樹脂からなる
保護層のように通気性がなく、また真空蒸着法により形
成されているので銀蒸着層の表面の超微細構造形状に完
全に追従して形成できるので、銀蒸着層と金属保護層と
の界面に微細な隙間といえども生じることかないのて、
保存中にまたは使用中に銀蒸着層が外部の硫化水素ガス
あるいは硫黄化合物などに接触曝露されることかなく、
したかって硫化銀を生成し変色が起ることがない。
[実施態様例] つぎに図面に基づいて本発明の銀蒸着金銀糸用フィルム
を詳細に説明する。
第1図は本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムの基本構成を
示す部分拡大断面図である。第2図〜第4図は本発明の
銀蒸着金銀糸用フィルムの他の実施態様例を示す部分拡
大断面図である。
第1図に示される銀蒸着金銀糸用フィルムは、透明合成
樹脂フィルム(1)の裏面に、銀蒸着層(3)、金属保
護層に)を順次設けた構成のものである。
第2図に示される銀蒸着金銀糸用フィルムは、透明合成
樹脂フィルム(1)の裏面に、銀蒸着層(3)、金属保
護層に)、樹脂保護層(へ)を順次設けた構成のもので
ある。
第3図に示される銀蒸着金銀糸用フィルムは、透明合成
樹脂フィルム(1)の裏面に、下塗層(2)、銀蒸着層
(3)、金属保護層に)、樹脂保護層(へ)を順次設け
た構成のものである。
第4図に示される銀蒸着金銀糸用フィルムは、透明合成
樹脂フィルム(1)の裏面に、下塗層(2)、銀蒸着層
(3)、金属保護層(イ)、樹脂保護層(5)、接着剤
(6)、背面材(7)を順次設けた構成のものである。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにあっては図面からも
明らかなる通り、銀蒸着層(3)の裏面を緻密な組織で
通気性のないしかも銀蒸着層(3)の表面構造形状と良
くなしんだ構造形状の金属保護層(ロ)て被覆されてい
る。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける透明合成樹脂
フィルム(1)としては公知の銀蒸着金銀糸用フィルム
の製造に用いられるものかいずれも用いられるか、例え
ば充分な自己保持性を有し、透明なものてあればいずれ
も用いられるが、例えばポリエステル樹脂、アクリル樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、セルロースアセチイト
樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹樹脂脂
、フッ素樹脂などのフィルム状物か適宜用いられ、例え
ばそのフィルム状物ては厚さが3〜100 ILm程度
のものを用いるのが、皺や亀裂などのない銀蒸着金銀糸
用フィルムの製造が連続的に大量生産出来る点から好ま
しい。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける下塗層(2)
としては公知の銀蒸着金銀糸用フィルムの製造に用いら
れるものがいずれも用いられるが、例えば下塗層(2)
を形成する下塗剤としては、ベースフィルム(1)との
密着性か有り、その上に形成される銀蒸着層(3)との
密着力が有り、その上ベースフィルムに余分な熱負担の
かからないものて有ることが望ましい。それらを全て満
足しうるものとして、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹
脂、電子線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂のいずれもが
用いられ、例えばエポキシ−イソシアネート樹脂、メラ
ミン−アクリル樹脂、シリコン−アクリル樹脂、アクリ
ル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体1、ポリビニルブチラール、ポ
リカーボネート、ニトロセルロース、セルロースアセテ
ート、ウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、
尿素−メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系
樹脂、アミノアルキッド系樹脂、ロジン変性マレイン酸
樹脂などの単独または混合物が好ましく用いられる。
下塗層(2)の形成は、前記下塗層を形成するための樹
脂の有機溶剤溶液、水溶液などをロールコーティング法
、グラビアコーティング法、リバースコーティング法、
スプレィコーティング法などの通常のコーティング法に
より塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、
紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)することによって
行われる。
下塗層(2)の厚さは通常0.2〜5μmの範囲、より
好ましくは0.5〜41の範囲から選ばれる。厚さが0
.2JL■未満ではベースフィルム(1)表面を完全か
つ均一に被覆することが困難て、増密着効果が充分に発
揮てきず、下塗層(2)を形成した価値がなく、一方5
4を越えると下塗層(2)が厚すぎかえって均一な下塗
層を形成することが困難となり、また乾燥速度も遅くな
り非能率的である。
下塗層(2)はそれが透明または半透明である限りにお
いて染料または顔料などの着色料で着色してもよい。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおいて銀蒸着層(3
)は通常30〜1100nの範囲、好ましくは40〜5
0nmの範囲から選ばれる。銀蒸着層(3)の厚さが3
0rrm未満では銀蒸着層(3)の光線反射性が充分て
なく、充分な銀光沢か得られず好ましくない。一方11
00nを越えても銀蒸着層(3)の光線反射性はかわら
ないのて金属光沢に関係せず経済性の点からも好ましく
ない。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける銀蒸着層(3
)は真空蒸着法、スパッタリング法、イオンブレーティ
ング法等の通常の金属の薄膜形成方法によって形成され
た銀、銀と他の金属との合金ないしは混合物をも含む銀
蒸着薄膜の全てを包含する。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける金属保護層(
2)は通常35nm以上の範囲、好ましくは50〜11
00nの範囲から選ばれる。金属保護層に)の厚さが3
5nm未満ては金属保護層(イ)のガス透過遮断性が充
分でなく、銀蒸着層(3)を硫化水素ガスあるいは硫黄
化合物などから充分に遮蔽保護することが出来ず好まし
くない。一方1100nを越えても金属保護層に)のガ
ス透過遮断性は殆どかわらないので必要性はなく経済性
の点からも好ましくない。
かかる金属保護層に)を形成する金属としては例えば、
アルミニウム、銅、金、白金、亜鉛、錫、ニッケル、チ
タン、クロム、インジウム、ガリウム、タンタル、珪素
、ニッケルークロムなどが用いられ、ガス透過遮断性と
経済性の点から通常はアルミニウム、チタン、クロム、
ニッケルークロムなどが好ましい。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける金属保護層に
)を構成する金属蒸着膜自体は機械的強度が弱く摩擦に
よる損傷などを受けやすいのて、金属蒸着膜の面上に樹
脂保護層(5)を設けるようにしてもよい。樹脂保護層
の厚さは特に制限は無いが通常0.5〜2JLlの範囲
から適宜選ばれる。
かかる樹脂保護層を形成するための樹脂としては、例え
ば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、紫
外線硬化性樹脂のいずれもが用いられ、例えばアクリル
系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル−スチレン共重合体
、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体5、ポリビニルブチラール、ポリカ
ーボネート、ニトロセルロース、セルロースアセテート
、ウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、尿素
−メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹脂
、アミノアルキッド系樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂
などの単独または混合物が好ましく用いられる。
樹脂保護層(2)の形成は、前記樹脂保護層を形成する
ための樹脂の有機溶剤溶液、水溶液などをロールコーテ
ィング法、グラビアコーティング法、リバースコーティ
ング法、スプレィコーティング法などの通常のコーティ
ング法により塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子線硬化
性樹脂、紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)すること
によって行われるい。
また樹脂保護層(5)を形成する樹脂と下塗層(2)を
形成する樹脂とは同じであっても異ってもよい。
保護樹脂層は染料または顔料などの着色料で着色しても
よく、また透明てあっても不透明てあってもよい。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける接着剤(6)
としては例えば、アクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、
塩化ビニル樹脂系、ポリエチレン樹脂系、スチレン−ブ
タジェン樹脂系などのエマルジョン接着剤の単独または
ブレンド物、エチレン−酢酸ビニル樹脂系、塩素化ポリ
プロピレン樹脂系、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂系、ア
クリル樹脂系、アクリル−塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂
系などの溶剤型接着剤の単独またはブレンド物が好まし
く用いられる。接着剤(6)の形成は前記接着剤層(6
)を形成するための接着剤の溶液などをロールコーティ
ング法、グラビアコーティング法、リバースコーティン
グ法、スプレィコーティング法などの通常のコーティン
グにより塗布し、乾燥することによって行われる。接着
剤層の厚さは通常0.2〜10g■の範囲、より好まし
くは0.3〜5μmの範囲から選ばれる。厚さが0.2
1Lm未満では充分な接着効果が得られず、一方5μを
越えると接着剤層か厚すぎて乾燥速度も遅くなり、非能
率的である。しかも本来の接着力が得られず、溶剤が残
留するなどの弊害が生しる。また接着剤層を形成する接
着剤は予め色剤により適宜着色したものも用いることか
出来る。
本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムにおける背面材(7)
としては公知の銀蒸着金銀糸用フィルムの製造に用いら
れるものがいずれも用いられるか、背面材(7)として
は前記透明合成樹脂フィルム(1)が比較的厚く剛直な
ものである場合は別として、通常は充分な自己保持性と
適度の剛直性を有するものか好ましく用いられる。例え
ばポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミ
ド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、セル
ロースアセチイト樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、フッ素樹脂などの樹脂類などのフィルム
ないしはシート状物、セロハン紙、グラシン紙、上質紙
、和紙、合成紙などの薄葉紙ないしは紙、不織布などの
布帛類、アルミニウム、銅、錫、ステンレスまたはその
他の金属箔などが適宜用いられる。
かかる背面材(7)は樹脂保護層■とほぼ同様の目的す
なわち金属保護層に)を摩耗酸化等による損傷から保護
する機部を持つものが多く、したかって樹脂保護層(5
)を設けることなく金属保護層(イ)」二に直接に接着
剤を介して設けられることもある。
更にまた例えば透明合成樹脂フィルム(1)の裏面に、
銀蒸着層(3)、金属保護層−を順次設けた構成のもの
を二枚、金属蒸着層側を内側にして接着剤を介して貼合
して両面タイプとされたり、またさらに例えば和紙の両
面に接着剤を介して透明合成樹脂フィルム(1)の裏面
に、銀蒸着層(3)、金属保護層(2)を順次設けたも
のの金属保護層に)を内側として貼合し3プライの両面
タイプとされることもある。
つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
[実施例] 実施例1 厚さ12μlのポリエチレンテレフタレートフィルムの
裏面に5 X 1O−5Torrの真空下て銀を蒸着し
厚さ50nmの銀蒸着層を形成し、その上に5 X 1
O−5Torrの真空下でチタンを蒸着して厚さ50n
mの均質な金属保護層を形成して本発明の銀蒸着金銀糸
用フィルムを得た。
得られた銀蒸着金銀糸用フィルムはフィルム面からみて
明るい銀色を呈していた。
実施例2 厚さ12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに
5 X 1O−5Torrの真空下で銀を蒸着し厚さ5
0nmの銀蒸着層を形成し、その上に5 X 1O−5
Torrの真空下て銅を蒸着して厚さ20nmの均質な
第1の金属蒸着層を形成し、更にその上に5 X 1O
−5Torrの真空下てクロムを蒸着して厚さ50nm
の均質な第2の金属蒸着層を形成して本発明の銀蒸着金
銀糸用フィルムを得た。
得られた銀蒸着金銀糸用フィルムはフィルム面からみて
明るい銀色を呈していた。
実施例3 厚さ12μ■のポリエチレンテレフタレートフィルムに
5 X 1O−5Torrの真空下で銀を蒸着し厚さ5
0nmの銀蒸着層を形成し、その上に5 X 10−′
5Torrの真空下でアルミニウムを蒸着して厚さ50
nmの均質な金属蒸着層を形成し、更にその上に2液硬
化型アクリル系塗料を塗布乾燥硬化して厚さ1.5μl
の均質な樹脂保護層を形成して本発明の銀蒸着金銀糸用
フィルムを得た。
得られた銀蒸着金銀糸用フィルムはフィルム面からみて
明るい銀色を呈していた。
比較例1 厚さ12川曹のポリエチレンテレフタレートフィルムの
裏面に5 X 10−’Torrの真空下で銀を蒸着し
厚さ50nmの銀蒸着層を形成し、その上に2液硬化型
アクリル系塗料を塗布乾燥硬化して厚さ1.5μ■の均
質な樹脂保護層を形成して従来タイプの銀蒸着金銀糸用
フィルムを得た。
得られた銀蒸着金銀糸用フィルムはフィルム面からみて
銀色を呈していた。
実施例1〜3及び比較例1て得られた銀蒸着金銀糸用フ
ィルムに付いて硫化テスト並びに人工汗テスト後の外観
評価を行った。
硫化テストは試料を温度20°C,RH95%、硫化水
素濃度0.6%の雰囲気中て80時間放置することによ
って行った。人工汗テストはJIS L 0848A−
1法に準拠して行った。
外観評価はポリエチレンテレフタレートフィルムの面に
おける光沢並びに変色を観察することによって行った。
外観評価の判定は次の5段階評価法によって行った。
評価値 5  きわめて良好 4   良   好 3  やや良好 2  やや不良 1   不   良 結果を第1表に示す。
[発明の効果] 実施例1〜3及び比較例1て得られた銀蒸着金銀糸用フ
ィルムに付いて硫化テスト並びに人工汗テストの結果か
らも明らかなるとおり、本発明の銀蒸着金銀糸用フィル
ムは極めて良好な耐硫化性、耐薬品性、耐汗性などの特
性を有する極めて優れた銀蒸着金銀糸用フィルムを提供
することを実現した。
第  1  表
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の銀蒸着金銀糸用フィルムの基本構成を
示す部分拡大断面図である。第2図ないし第4図は本発
明の銀蒸着金銀糸用フィルムの他の実施態様例を示す部
分拡大断面図である。 (1):透明合成樹脂フィルム (2):下塗層 (3):銀蒸着層 (4):金属保護層 (5):樹脂保護層 (6):接着剤 (7):背面材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 透明合成樹脂フィルムの裏面に直接または下塗層を
    介して真空蒸着法による銀反射層を形成した銀蒸着金銀
    糸用フィルムにおいて、該銀反射層面上に少なくとも一
    層または二層以上の真空蒸着法による金属保護層が設け
    られてなることを特徴とする銀蒸着金銀糸用フィルム。 2 金属保護層面上に更に樹脂保護層が設けられてなる
    特許請求の範囲第1項記載の銀蒸着金銀糸用フィルム。 3 金属保護層面上または樹脂保護層面上に接着剤を介
    して背面材が設けられてなる特許請求の範囲第1項およ
    び第2項記載の銀蒸着金銀糸用フィルム。 4 金属保護層面上または樹脂保護層面上に接着剤を介
    したもの二枚を貼合してなる特許請求の範囲第1項およ
    び第2項記載の銀蒸着金銀糸用フィルム。 5 金属保護層の厚さが35nm以上である特許請求の
    範囲第1項、第2項および第3項記載の銀蒸着金銀糸用
    フィルム。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50135359A (ja) * 1974-04-15 1975-10-27
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