JPH0232159B2 - - Google Patents

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JPH0232159B2
JPH0232159B2 JP59160446A JP16044684A JPH0232159B2 JP H0232159 B2 JPH0232159 B2 JP H0232159B2 JP 59160446 A JP59160446 A JP 59160446A JP 16044684 A JP16044684 A JP 16044684A JP H0232159 B2 JPH0232159 B2 JP H0232159B2
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JP
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resin layer
ultraviolet
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layer
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Taichiro Nakayama
Hiroyuki Nakayama
Kyoshi Mizushima
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NAKAYAMA KAGAKU SHIKOSHO KK
NIPPON KAGAKUHAKU KOGYO KK
NIPPON KOKEN KK
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NAKAYAMA KAGAKU SHIKOSHO KK
NIPPON KAGAKUHAKU KOGYO KK
NIPPON KOKEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紫外線遮蔽性転写材に関する。
従来より金属蒸着層や染顔料を含有する着色樹
脂層を転写するための転写材は種々知られている
が、いずれも耐候性に劣り、所要の被転写面に転
写した後、蒸着金属層の光沢や、着色樹脂層の雅
やかな光沢、色彩が速やかに失われる欠点があ
る。
本発明は上記した問題を解決するためになされ
たものであつて、転写された金属蒸着層が長期間
にわたつて金属光沢を保持し、或いは着色樹脂層
においては、褪色が生じることなく、雅やかで鮮
明な色彩、光沢を保持し得る紫外線遮蔽性転写材
を提供することを目的とする。
本発明による紫外線遮蔽性転写材の第1は、基
材フイルムと、その片面に積層された透明乃至半
透明の離型剤層と、この上に積層された紫外線吸
収性の第1の樹脂層と、この紫外線吸収性樹脂層
の上に積層された第2の樹脂層と、この第2の樹
脂層の上に積層された感熱性接着剤層とからな
り、上記紫外線吸収性樹脂層が紫外線吸収剤とし
て微粒子状酸化鉄を主成分として含有することを
特徴とし、第2は、上記第1の転写材において、
第2の樹脂層の上に金属蒸着層が蒸着されてお
り、この金属蒸着層の上に感熱性接着剤層が積層
されていることを特徴とする。
以下に実施例を示す図面に基づいて本発明によ
る紫外線遮蔽性転写材を説明する。
第1図は本発明による第1の転写材の要部断面
図である。用いる基材フイルム1は特に制限され
ないが、通常、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
イミド、ポリカーボネード、ポリ塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリエチレン等の可撓性を有する
合成樹脂フイルムやこれらのラミネートが好適に
用いられる。必要ならば、セロフアンやグラシン
紙も好適に用いられる。
このような基材フイルム1の片面には透明乃至
半透明の離型剤層2が積層されている。離型剤も
特に制限されず、従来より知られている各種離型
剤、例えば、シリコン樹脂、フツ素樹脂、脂肪酸
エステル、脂肪酸アミド、アクリル系樹脂、ワツ
クス類、セルロース樹脂、ロジンやその誘導体、
スチレン系樹脂等の1種又は2種以上の混合物が
適宜に用いられる。離型剤層は、通常、これらの
離型剤の溶液を基材フイルムの片面に塗布し、乾
燥することによつて形成される。
本発明による第1の転写材においては、このよ
うな離型剤層の上に実質的に透明乃至半透明の紫
外線吸収性樹脂層3が第1の樹脂層として積層さ
れている。この第1の樹脂層は樹脂に実質的に透
明である微粒子状酸化鉄を主体とする紫外線吸収
剤が均一に分散されてなり、上記酸化鉄は、良好
な紫外線吸収性を有するように、その平均粒子径
が0.1μm以下であることが好ましい。尚、本発明
においては、上記酸化鉄には水和酸化鉄を含むも
のとする。
特に、本発明によれば、紫外線吸収剤は、平均
粒子径が0.1μm以下の微粒子状酸化鉄60〜95重量
部と平均粒子径が0.1μm以下の微粒子状酸化チタ
ン40〜5重量部とからなるのが好ましく、このよ
うに紫外線吸収剤を微粒子状の酸化鉄と酸化チタ
ンとの所定比率の混合物とすることにより、特
に、紫外線吸収性樹脂層の紫外線吸収性が向上す
る。特に、紫外線吸収剤は、上記酸化鉄70〜90重
量部と酸化チタン30〜10重量部からなるのが好ま
しい。尚、本発明においては、酸化チタンは水和
酸化チタンを含むものとする。
このような紫外線吸収性樹脂層を形成するため
の樹脂は特に制限されないが、通常、セルロース
アセテート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレート等のセルロ
ース系誘導体樹脂や、不飽和ポリエステル樹脂が
好適に用いられる。紫外線吸収性樹脂層における
前記酸化鉄及び酸化チタンの含有量は、樹脂組成
物に基づいて10〜30重量%の範囲が好適であり、
上記よりも少ないときは、紫外線吸収性に乏し
く、一方、上記よりも多量に配合すると、転写さ
れた積層体において、層間剥離が生じたり、紫外
線吸収性樹脂層の透明性が減少し、着色層の色彩
を不鮮明にするので好ましくない。このような紫
外線吸収性樹脂層の厚みは、通常、0.5〜1μmの
範囲が好適である。
尚、本発明においては、紫外線吸収性樹脂層を
形成する樹脂に上記のような酸化鉄や酸化チタン
と共に、従来より知られている紫外線吸収剤、例
えば、(2−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)
ベンゾトリアゾール等のようなベンゾトリアゾー
ル系の紫外線吸収剤やその他の有機系の紫外線吸
収剤を更に含有させてもよい。
このような第1の樹脂層としての紫外線吸収性
樹脂層の上に、第2の樹脂層4が積層されてい
る。この第2の樹脂層は、転写目的に応じて通
常、染料及び/又は顔料を含有し、着色されてい
る。この着色に用いられる染料又は顔料は、一般
に使用されている有機溶剤可溶性の染料又は有機
無機顔料であり、顔料としては、例えば、体質顔
料、蛍光顔料、蓄光性顔料、金属粉及び金属蒸着
粉等が用いられる。この第2の樹脂層には、アク
リル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹
脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹
脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の1種又
は2種以上の混合体よりなる熱可塑性又は熱硬化
性樹脂が用いられる。また、無溶剤型紫外線硬化
型樹脂塗料を塗布して、紫外線照射により硬化塗
膜とし、これを第2の樹脂層としてもよい。この
際、紫外線硬化型単量体としては、アクリル酸エ
ステル系、エポキシ系、ウレタン系、ポリエステ
ル系等が適宜に用いられる。必要に応じて、増感
剤、プレポリマー、重合開始剤、安定剤等が併用
される。
上記第2の樹脂層の上に感熱性接着剤層6が積
層されている。感熱性接着剤としては、従来より
転写材の製造に用いられているものが適宜に用い
られる。例えば、酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、アクリル樹脂、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ゴム誘導体、エポキシ樹脂、ポ
リエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ロジン系樹
脂、石油樹脂等の熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂
からなる接着剤である。接着剤は充填剤として、
酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、炭
酸マグネシウム、リトポン、タルク、クレー、ホ
ワイトカーボン等の顔料や体質顔料その他を含有
していてもよい。
次に、第2図に本発明による第2の紫外線遮蔽
性転写材を示す。
即ち、本発明による第2の紫外線遮蔽性転写材
は、基材フイルム1と、その片面に積層された透
明乃至半透明の離型剤層2と、この上に積層され
た紫外線吸収性の第1の樹脂層3と、この紫外線
吸収性樹脂層の上に積層された第2の樹脂層4
と、この第2の樹脂層の上に蒸着された金属蒸着
層5と、この金属蒸着層の上に積層された感熱性
接着剤層6とからなり、上記紫外線吸収性樹脂層
が紫外線吸収剤として微粒子状酸化鉄を主成分と
して含有することを特徴とする。
ここに、上記金属蒸着層は金属のみならず金属
酸化物の蒸着層をも含むものとし、且つ、この金
属蒸着層の形成の方法は何ら制限されず、従来よ
り知られている方法にて第2の樹脂層の上に形成
される。従つて、例えば、真空蒸着法、高周波誘
導加熱法、電気抵抗加熱法、スパツタリング法、
イオンプレーテイング法、電子線加熱法等の任意
の方法を採用することができ、また、蒸着する金
属をアルミニウム、銀、金、銅、亜鉛、ニツケ
ル、クロム等の単体金属のほか、必要に応じてこ
れらの合金や種々の化合物が適宜に用いられる。
本発明による第1の紫外線遮蔽性転写材は、以
上のように、第2の樹脂層と離型剤層との間に実
質的に透明乃至半透明の紫外線吸収性樹脂層を有
するために、この転写材を所要の被転写面に感熱
性接着し、基材フイルムを除去したとき、即ち、
転写したとき、第2の樹脂層は上記透明乃至半透
明の紫外線吸収性樹脂層によつて被覆されること
となり、紫外線が遮蔽される。従つて、第2の樹
脂層、並びに接着層に耐候性を付与し、褪色を起
こすことなく、鮮明な色彩、光沢を長時間にわた
つて保持すると共に良好な接着性を維持すること
ができる。また、本発明による第2の紫外線遮蔽
性転写材においても、第1の紫外線遮蔽性転写材
におけると同様に第2の樹脂層及び金属蒸着層が
紫外線吸収樹脂層によつて保護され、長期にわた
り金属光沢及び第2の樹脂層による色彩、光沢を
維持することができる。
このように本発明による紫外線遮蔽性転写材
は、紫外線を遮蔽する能力に優れるため、紫外線
により変質しやすい医薬品、化粧品、食糧品等の
包装用シートに、或いは紫外線により変色しやす
い衣料品の包装材に、更に玩具、釣り具、照明器
具等のプラスチツク製品への転写材として広く応
用できるものである。
以下に実施例を挙げて、本発明による紫外線遮
蔽性転写材を説明する。尚、以下において部は重
量部を示す。
実施例 1 紫外線吸収性樹脂層を形成するための樹脂組成
物として、平均粒子径0.02μmの酸化鉄9部と平
均粒子径0.05μmの酸化チタン1重量部とを不飽
和ポリエステル樹脂10部を含有するメチルエチル
ケトン50部に加え、上記顔料が均一に分散された
樹脂液を調製した。
厚み12μmのポリエステルフイルムの片面に透
明ワツクス系離型剤を塗布乾燥し、次いで、上記
樹脂液を乾燥塗膜の厚みが0.5μmとなるように塗
布乾燥して、紫外線吸収樹脂層を形成した後、こ
の樹脂層の上に着色樹脂層を形成した。着色樹脂
層は、アクリル樹脂10部及びポリウレタン樹脂10
部と、染料ネオザポンイエロー(BASF社製)1
部、顔料ホスタープリントイエローHR(ヘキス
ト社製)2部、アルミニウム金属粉2部及び金属
蒸着粉3部をメチルエチルケトン40部、酢酸エチ
ル10部及びメチルイソブチルケトン10部からなる
混合溶剤に溶解した樹脂組成物を紫外線吸収性樹
脂層上に、塗布し、乾燥することによつて形成し
た。
次に、この着色樹脂層の上に通常の真空蒸着法
にてアルミニウムを厚み400Åに蒸着させた。更
に、この上にアクリル酸メチル共重合体、酢酸ビ
ニル樹脂及び充填材としての炭酸カルシウムから
なる感熱性接着剤を塗布乾燥して、本発明による
紫外線遮蔽性転写材を得た。
この転写材にて被転写物を転写した積層体をサ
ンシヤイン型ウエザーメータ(スガ試験機(株)製)
にてJISK5101に準じて耐候性試験を行なつた。
50時間ごとに着色樹脂層及び蒸着層アルミニウム
を目視により観察した結果、本発明による転写材
は400時間経過後も着色樹脂層及びアルミニウム
蒸着層に何らの変化もみられなかつた。
実施例 2 紫外線吸収性樹脂層を形成するための樹脂組成
物として、平均粒子径0.02μmの酸化鉄7部と平
均粒子径0.05μmの酸化チタン3重量部とをセル
ロースアセテートブチレート20部を含有するトル
エン及びメチルエチルケトン混合溶液50部に加
え、上記顔料が均一に分散された樹脂液を調製し
た。
厚み25μmのポリエステルフイルムの片面に脂
肪酸アミド離型剤を塗布乾燥した後、上記樹脂液
を乾燥塗膜の厚みが1μmとなるように塗布乾燥
して、紫外線吸収性樹脂層を形成し、次いで、こ
の上に着色樹脂層を形成した。この着色樹脂層
は、エポキシ樹脂10部、メラミン樹脂15部、蓄光
顔料(シンロイヒ社製LC−YIA)10部及び蛍光
顔料(シンロイヒ社製FM−100)5部をトルエ
ン10部、メチルエチルケトン30部、酢酸エチル20
部及びエチルグルコール10部からなる混合溶剤に
溶解して樹脂組成物を調整し、これを紫外線吸収
性樹脂層の上に1μmの厚さに塗布し、乾燥して
形成した。
着色樹脂層の形成後に、更に、この上にアクリ
ル酸メチル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体及び
熱可塑製ポリウレタン樹脂からなる感熱性接着剤
を塗布乾燥して、本発明による紫外線遮蔽性転写
材を得た。
この転写材を実施例1と同様にして耐候性試験
を行なつた結果、本発明による転写材において
も、400時間経過後にも着色層には何らの変化も
生じなかつた。
実施例 3 紫外線吸収性樹脂層を形成するための樹脂組成
物として、平均粒子径0.02μmの酸化鉄8部と平
均粒子径0.05μmの酸化チタン2重量部とをセル
ロースアセテートブチレート20部を含有するメチ
ルイソブチルケトン及びメチルエチルケトン樹脂
溶液50部に加え、上記顔料が均一に分散された樹
脂液を調製した。
厚み19μmのポリエステルフイルムの片面にシ
リコン樹脂とアクリル樹脂との混合離型剤を塗布
乾燥し、次いで、上記樹脂液を乾燥塗膜の厚みが
0.8μmとなるように塗布し、乾燥した後、この塗
膜の上に第2の樹脂層を形成した。第2の樹脂層
は尿素樹脂5部及びアクリル樹脂15部をメチルエ
チルケトン30部、酢酸ブチル10部及びエチレング
リコール10部からなる混合溶剤に溶解して調整し
た溶液を塗布し、乾燥させて形成した。
次に、この第2の樹脂層の上に通常の真空蒸着
法にてアルミニウムを厚み350Åに蒸着させ、更
に、この上にメチルメタアクリレート樹脂、エチ
レンエチルアクリレート共重合体樹脂、石油樹脂
及び充填剤としてのホワイトカーボンからなる感
熱性接着剤を塗布乾燥して、本発明による紫外線
遮蔽性転写材を得た。
この転写材を実施例1と同様にして耐候性試験
を行なつた結果、本発明による転写材において
は、400時間経過後にも第2の樹脂層及び蒸着ア
ルミニウム層には何らの変化も生じなかつた。
比較例 比較のために、紫外線吸収性樹脂層を設けなか
つた以外は、実施例1乃至3と同様にして転写材
を得、これらについて上記と同様にして耐候性試
験を行なつた。その結果、いずれの転写積層体に
おいても10時間経過後に第2の樹脂層及び蒸着金
属層は変色劣化した。
参考例 1 平均粒子径が0.05μmの酸化鉄を10%含有する
印刷インキを調整し、厚さ0.03mmのポリエチレン
フイルムの片面に乾燥塗膜が3μmとなるように
通常のグラビア印刷にて印刷し、120℃で1分間
加熱乾燥させて、紫外線遮蔽性フイルムを得た。
こうして得られた紫外線遮蔽性フイルムの光透過
率を分光光度計にて測定した結果を第3図に示
す。
第3図は、上記酸化鉄を含有する紫外線吸収性
樹脂層が紫外線を有効に吸収することを示してい
る。
参考例 2 平均粒子径が0.05μmの酸化鉄及び平均粒子径
が0.05μmの酸化チタンをそれぞれ10%及び0.5%
含有する印刷インキを調整し、厚さ0.03mmのポリ
エチレンフイルムの片面に乾燥塗膜が5μmとな
るように通常のグラビア印刷にて印刷し、140℃
で2分間加熱乾燥させて、紫外線遮蔽性フイルム
を得た。得られた紫外線遮蔽性フイルムの光透過
率を分光光度計にて測定した結果を第4図に示
す。
第4図から明らかなように、上記した成分を含
有する紫外線吸収性樹脂層は紫外領域の広範囲に
わたり紫外線を吸収した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による転写材を示す要部断面
図、第2図は本発明による別の転写材の実施例を
示す要部断面図であり、第3図及び第4図は本発
明に用いられた紫外線吸収剤を含有する紫外線遮
蔽性フイルムの光透過度を示すグラフである。 1……基材フイルム、2……離型剤層、3……
紫外線吸収性樹脂層、4……第2の樹脂層、5…
…金属蒸着層、6……感熱性接着剤層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基材フイルムと、その片面に積層された透明
    乃至半透明の離型剤層と、この上に積層された紫
    外線吸収性の第1の樹脂層と、この紫外線吸収性
    樹脂層の上に積層された第2の樹脂層と、この第
    2の樹脂層の上に積層された感熱性接着剤層とか
    らなり、上記紫外線吸収性樹脂層が紫外線吸収剤
    として平均粒子径0.1μm以下の微粒子状酸化鉄60
    〜95重量部と平均粒子径0.1μm以下の微粒子状酸
    化チタン40〜5重量部とからなる混合物を10〜30
    重量%含有すると共に、厚みが0.5〜1μmの範囲
    にあることを特徴とする紫外線遮蔽性転写材。 2 第2の樹脂層が紫外線硬化型樹脂塗料の硬化
    塗膜からなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の紫外線遮蔽性転写材。 3 基材フイルムと、その片面に積層された透明
    乃至半透明の離型剤層と、この上に積層された紫
    外線吸収性の第1の樹脂層と、この紫外線吸収性
    樹脂層の上に積層された第2の樹脂層と、この第
    2の樹脂層の上に蒸着された金属蒸着層と、この
    金属蒸着層の上に積層された感熱性接着剤層とか
    らなり、上記紫外線吸収性樹脂層が紫外線吸収剤
    として平均粒子径0.1μm以下の微粒子状酸化鉄60
    〜95重量部と平均粒子径0.1μm以下の微粒子状酸
    化チタン40〜5重量部とからなる混合物を10〜30
    重量%含有すると共に、厚みが0.5〜1μmの範囲
    にあることを特徴とする紫外線遮蔽性転写材。 4 第2の樹脂層が紫外線硬化型樹脂塗料の硬化
    塗膜からなることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の紫外線遮蔽性転写材。
JP16044684A 1984-07-31 1984-07-31 紫外線遮蔽性転写材 Granted JPS6137499A (ja)

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