JPS5915595A - 鏡面金属蒸着紙 - Google Patents

鏡面金属蒸着紙

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JPS5915595A
JPS5915595A JP12288682A JP12288682A JPS5915595A JP S5915595 A JPS5915595 A JP S5915595A JP 12288682 A JP12288682 A JP 12288682A JP 12288682 A JP12288682 A JP 12288682A JP S5915595 A JPS5915595 A JP S5915595A
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JP
Japan
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paper
metal
deposited
cast
vapor deposition
Prior art date
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Pending
Application number
JP12288682A
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English (en)
Inventor
寿 田中
西川 一哉
山田 達三
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5915595A publication Critical patent/JPS5915595A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属蒸着面が高度の鏡面を呈する金属蒸着紙に
関する。*iとし′Cの映像反射性能を有する加工紙が
存在するなら、これは通常の鏡と対比して、(1)軽い
、(2)可撓性がある。(3)非常圧薄いものから厚い
ものオで任意の厚さのものがつくれる。(4)所載が容
易である1等の特徴を付与することができ、これらを活
用して例えは、壁紙その他の装飾材、料としてのインテ
リア用途、手帳の表紙裏への貼布等の実務面の用途、成
畦教材としでの用途等様々な新しい用途に有用である。
鏡の一般的な製造方法としては、高平滑な表面を有する
ガラス又はアクリル、ポリカーボネート等の透明基材の
裏面に、アルミニウム、銀等の金属メッキ加工又は金属
蒸着加工を施し、更にこの上面に保腰被膜を施して製造
されている。
金属蒸着に使用される基材としては、特公昭53−14
725号公報、特公昭54−213号公報に提示される
ような、グラスチックフィルム又は金属等では、基材と
して紙を用いる場合に比べ、いずれも軽さ、可撓性、断
裁容易性の点で望ましくない。一方、紙を基材にL)い
る金属蒸着紙については、特開昭55−163294号
公報、実開昭56−34900号公報、特開昭57−2
1597号公報等に提示されているが、この場合、紙の
表面に一応の金属的な感触を付与することはできるもの
の、紙の表面にけ繊維絡合構造に由来する凹凸による粗
さのために、鏡のような平滑な表面とは成り得ない。寸
だ土質紙やグラシン紙を基拐どして金属蒸着を行うj7
fi合、灰色化が生じやすいことが知られており、この
対策としてアンダーコートを基利に施し、基利のバリヤ
ー性、平47性を向上させたのら、金属蒸着を行う方法
が取られているが、金属蒸着面の灰色化防止に必要なア
ンダーコート処理のみでは、本発明の目的とする鏡面化
を達成するに必要な平滑性は1Gられない。
本発明目1、上述してきたような上質紙やグラシン紙な
どに単に金属蒸着したものではなく、軽く、可撓性があ
り、かつ加工性の容易な映像反射性能を有する新規な鏡
面紙の提供を目的とするものである。
本発明者等は、上記目的を達成すべく、種々研究を重ね
だ結果、紙に特定水準に達しうるようなキャスト加工を
施し、そのキャストコート而に特殊の処理をしだ後金属
蒸着を行うことによって、あるいはキャスト用塗料の組
成を特定のものとすることによってこれまで存在しなか
った映像反射性能を有する金属蒸着紙が得られることを
見出した。
紙にキャストコート加工を施すことは、後述のキャステ
ィングドラムの金属クロノ・鏡面を、紙面上に忠実に再
現する工程に相当するが、この再現度が特定水準以上に
なるよう工程を調整すると、鏡としての性能発現に有用
であることを見出しだ。
特定水準以上の鏡面光沢を有するキャストコート紙とは
、紙又は板紙等に塗工された流動性を有する塗被層をク
ロムメッキ等の施された高度に研磨された金属面に圧着
し、このキャスティングドラムと呼ばれるドラム上で密
着状態のまま乾燥、剥離して得られる強光沢塗工紙で、
JIS P−8142−65に規定される入射角75°
における光沢度が78チ以」二、好しくは85チ以上で
且つJIS B−0601の方法、即ち触針法による中
心線表面粗さが0.5μm以下、好しくけ0.3μm以
下の平滑性を有するものであり、上記特性値がこの範囲
外にある場合、映像反射性能を有する鏡面金属蒸着面を
形成することけ困難である。
一方、キャスト加工法としては直接法、凝固法、再湿開
法等、種々の方法が知られているが、いずれの方法でも
適用が可能であり、更に片面キャスト加工、両面キャス
ト加工のいずれでも、上記の特性を有するキャストコー
ト紙である限りさしつかえない。まだ、両面キャストコ
ート紙の両面に金属蒸着を施し、両面鏡としても良い。
キャストコート紙の原紙素材としては、一般上質紙を始
め、板紙、合成紙等の各種の紙が使用可能であり、又そ
の坪)1範囲も目的とする用途により501/rr? 
程度の薄物から500f/n?程度の板紙まで広範囲の
紙に適用できる。
キャスト塗料は通常使用される塗料が使用され、カオリ
ナイトクレー、炭酸カルシウム亨の顔料と接着剤として
、カゼイン、デンプン、スグーレン。
ブタジェンラテックス等が所定の配合比率で混合され、
更に離型剤等の添加剤が添加され調製される。
金属蒸着に用いる金属としては、アルミニウム。
銅、金、銀、亜鉛、マンガン、ニッケル、スズ。
クロム、鉛等の金属を始め、それらの金属の化合物等、
通常真空蒸着に用いているものが適用できる。一方、金
属蒸着は通常t x 1o−x  〜l X 10−6
ト一ル程度の真空下で200〜J500′c  の条件
で行れるが、蒸着量としては、金属蒸着層のj1ダさと
して0.03〜2μ91 、好しくは01〜J、 l1
m  の範囲にすることが必要Cある。金属蒸着層の厚
さがこの範囲以下の・烏合、映1象反射機能が劣化する
反面、この範囲以上の過度の蒸着を施した場合、経済的
に不利になり、基材に紙を用いる価値が減少する。
塗工層上の合1戊高分子重合体の塗布処理は、キャスト
コート紙に塗布されたキャスト塗料中の接を 着剤爪が、塗料の金成分に対し15〜25チ配合されて
いる一般の市販キャストコート紙を用いる場合、灰色化
防止の為に必要である。この場合、自戒高分子重合体と
してはポリビニルアルコール。
ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、カルボキンメチルセル
ロース、アルキッド11 脂、スチレン−マレイン酸樹
脂等が望1しく、塗に吐1〜LOW/nl  の範囲で
塗工される。塗工方法としては、エアナイフ法、マイヤ
ーバー法等通常の塗工方法が適用される。一方キャスト
塗料の接着剤破を、25〜60チに増量したものは、合
成高分子重合体の塗上処理を施さなくても金属蒸着面の
灰色化を防止することができるので、そのま\境面金属
蒸着紙の基材として使用できるのも本発明の特徴の一つ
である。
このようにして得られた鏡面金属蒸着紙はそのままで製
品としてもよいが、トラフコート層や保護フィルム層を
設ければ、製品として使用される過程での金属蒸着面の
酸化による変色防止により効果的である。トップコート
処理は、一般にポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹
脂、又は塩化ビニル共重合体等の溶液塗布によって行う
以上のような方法で値造した金属蒸着面が高度な鏡面を
呈する金属蒸着紙を、装飾用包装紙、装飾用壁紙、ンヨ
ツビングパッグ、携帯用鏡、ケーキ用ケース等の新しい
用途に適用できるので、得らtl、る利益は多大である
実施例−/ 坪量J’ V 9 ’i/rr?、入射角−y r (
iにおける光沢度I!、j%、触針法における中心線表
面粗さ0.3jtμ九のギヤストコート紙(王子製紙製
、塗液中の固形分に対し接着剤J、0%含有)に、アン
ダーコートとしてザイクセンAC(製鉄化学) ’e 
lI−’I煽となるようにマイヤーバーで塗工し、その
塗工面に真空蒸着装置(日本真空技術■製ULVAC−
EBV−1CH)により/×10  トールの減圧下で
アルミニウムを蒸着させ、金属蒸着紙を製造した。その
金属蒸着面は灰色化も発生せずかつ良好な映像反射性能
を有していた。
実施例−! 坪量/ OII、 777’rr?のコート紙(王子製
紙製、ロイヤルコート)に、第1表で示す組成のキャス
トコート塗料を直接法によりキャストコート加工し、そ
のキャストコート面に実施例1と同一条件下で、アルミ
ニウムを蒸着させ、金属蒸着紙を製造した。
得られたキャストコート紙は7!0における光沢度f、
4%、触針法による中心線表面粗さ03μ乳であった。
第1表 拳法により得られた金属蒸着面は、アンダ−コート処理
を施さないにもかかわらず、灰色化は生じず、かつ良好
な映像反射性能を有していた。
比較例−7 実施例1のキャストコート紙に、アンダーコート処理を
施すことな〈実施例1と同一条件下で、アルミニウムを
蒸着させ、金属蒸着紙を製造した。
この場合、蒸着面は灰色を帯び、映像反射性能もコ−t
−) VC7”ンターコ−トドじテ、PVA −/ /
 7(クラレ製)をグた冒となるようにマイヤーバーに
より塗工し、実施例−/と同一条件下でアルミニウムを
蒸着させ金属蒸着紙を製造した。その金属蒸着面は灰色
化は発生しなかったが、映像反射性能は非常に劣ってい
た。
特許出願人 王子製紙株式会社 代理人 小林正明

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 キャストコート紙の塗工層上に金属蒸着層を設け
    てなる金属蒸着紙において、前記塗工層7表面の光沢度
    は78−以上で、かつ中心線表面粗さは0.5μm以下
    であり、前記塗工層上には合成高分子重合体が1〜10
    t/d 塗布されていることを特徴とする鏡面金属蒸着
    紙。 2、 金属蒸着層は0.03〜2μm の厚さであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の鏡面金属蒸
    着紙。 3、 キャストコート紙の塗工層上に金属蒸着層を設け
    てなる金属蒸着紙において、前記塗工層表面の光沢度は
    78チ以上で、かつ中心線表面粗さは0.5μm以下で
    あり、前記塗工層を形成する塗料成分中の接着剤量は2
    5〜60重量%であることを特徴とする鏡面金属蒸着紙
JP12288682A 1982-07-16 1982-07-16 鏡面金属蒸着紙 Pending JPS5915595A (ja)

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