JPS6315118B2 - - Google Patents

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JPS6315118B2
JPS6315118B2 JP14950183A JP14950183A JPS6315118B2 JP S6315118 B2 JPS6315118 B2 JP S6315118B2 JP 14950183 A JP14950183 A JP 14950183A JP 14950183 A JP14950183 A JP 14950183A JP S6315118 B2 JPS6315118 B2 JP S6315118B2
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
processing machine
speed
length
speed reference
Prior art date
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JP14950183A
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English (en)
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JPS6044295A (ja
Inventor
Shigeki Hayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NASUKO KK
Original Assignee
NASUKO KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 <背景> 従来、往復走行加工機は材料に沿つて前進して
加工(最も多い例は切断であるが)を終えると後
退してホーム位置に復帰するのが普通である。ホ
ーム迄復帰することなく後進中に再び前進に転じ
て次の加工を行なうには加工機の行程が長くな
り、機械が大型化し高価になるだけでなく、その
ための制御も複雑至難であつた。又、それだけの
必要性も少なかつた。しかし近時、加工が単純で
なく、一つの生産ラインで加工の金型を選択する
ことによつて走間で切断したり穴明けや切り欠き
をしたりすることが考え出され、機械が大型化し
ても良いから加工から次の加工までの間隔長が任
意にとれるような制御の必要性が生じてきた。
従来の単純な往復走行加工機についても最近は
数値制御が使用されている例が多いが、本発明は
在来の数値制御に新しい手段を導入することによ
つて上記任意の設定長に対応した加工間隔をとり
ながら前進サーボ制御を行ない、且つその合い間
を縫つてできる限り加工機を復帰させるべく後退
制御を行なわせようとするものである。
<発明の概要> この発明の目的は走行している材料に沿つて往
復移動し、設定長の間隔で材料に対し走行加工を
行う加工機に対して、加工のあと次の加工までに
ホームに後退復帰させることのできる長い設定長
だけでなく、ホームにまで復帰させる余裕の無い
短い設定長についても与えられた設定長の間隔で
材料の加工をさせる往復走行制御装置を提供する
ことにある。
この発明によれば材料の走行速度信号と残長信
号との差を加工機の走行速度信号と比較し、その
大小を符号を含めて比較する手段を設けて加工機
の前進サーボ制御と後退制御とを切替える。
<実施例> 次にこの発明の実施例を図面を参照して説明し
よう。
第1図には往復走行加工機用数値制御装置の例
を示す。但し、毎回ホームに後退復帰させる従来
の制御装置の例である。第1図において、例えば
鉄板などの材料11は矢印12で示すように、第
1図において左から右へ走行している。その材料
11に沿つて走行して材料11に対して加工を行
う加工機13が設けられる。加工機13に材料1
1と平行したラツク14が取付けられ、ラツク1
4と噛合したピニオン15が直流モータ16によ
り回転され、加工機13が材料11に沿つて走行
し、直流モータ16の回転方向により、加工機1
3は材料11の走行方向又はこれと逆方向に走行
する。
材料11に測長ロール17が転接され、測長ロ
ール17により測長エンコーダ18が駆動され、
材料11が単位長移動するごとに所定数のパルス
が測長エンコーダ18から発生する。このパルス
は測長カウンタ19で計数され、材料11の移動
長に対応した値L1が得られる。また測長エンコ
ーダ18からのパルスは周波数電圧変換器21へ
供給され、これより材料11の走行速度信号S1
得られる。一方、直流モータ16により加工機用
エンコーダ22が駆動され、加工機用エンコーダ
22から加工機13が単位長移動するごとに前記
所定数のパルスを発生する。このパルスは加工機
用カウンタ23で計数され、これより加工機13
の移動長に対応した値L2が得られる。加工機用
エンコーダ22のパルスは可逆カウンタ24でも
計数され、このカウンタ24から加工機13の位
置に対応した値L3が得られ、この値L3はDA変換
器25で負のアナログ信号に変換され、このアナ
ログ信号は加工機13がホームに戻る際の速度基
準信号V3とされる。加工機用エンコーダ22の
パルスは周波数電圧変換器26へ供給され、これ
より加工機13の走行速度信号S2が得られる。
設定器27に加工設定長が設定され、この加工
設定長L0と、カウンタ19,23の各計数値L1
L2とがデジタル加算器28に入力され、加工ま
での残長を示す残長信号L0−L1+L2がデジタル
加算器28から得られる。この残長信号はDA変
換器29によりアナログの残長信号Vcに変換さ
れる。この残長信号Vcと周波数電圧変換器21
の出力S1との差S1−Vcがアナログ加算器31で
とられ、この差出力Vf=S1−Vcは加工機13が
材料11の移動方向に移動(前進)する場合の速
度基準信号となる。アナログ加算器31の出力
Vfと、DA変換器25の出力V3とがスイツチ32
で切替えられて、そのいづれかが速度基準信号と
してアナログ加算器33へ供給される。一方、周
波数電圧変換器26の出力を符号反転回路36で
極性反転されたものが速度フイードバツク信号と
してアナログ加算器33に供給される。このアナ
ログ加算器33の出力は速度偏差信号として駆動
回路37による直流モータ16の電力制御に用い
られる。
往復走行の繰返し制御を加工終了時から説明す
ると、このときは加工機13は材料にサーボして
おりVc即ちアナログのL0−L1+L2はほゞゼロに
相当する値である。加工完了の外部信号が入つて
くると、カウンター19,23がクリヤーされる
と共に次回の設定長L0が設定器27から与えら
れる。従来はL0が大きいのでVc即ちアナログの
L0−L1+L2が大きくなりVfは負となる。符号判
別器34がVfの負を判別するとスイツチ32を
切替えて、直流モータの速度基準信号はVfから
D/A変換器25の出力V3に切替わる。加工機
13の前進長L3から作られている負のアナログ
信号V3が速度基準となるので、駆動回路37に
よる電流制限で加工機13とモータ16の慣性に
よりほゞ一定加速度で減速し、且つ後退方向に加
速する。またV3は直流モータ16の定格回転速
度に制限されているので加速終了後は定格速度で
後退し、その後L3がゼロに近づくとV3が減少し
それにつれて減速停止しそのまゝL3をほゞゼロ
に保持しホームでの停止位置決め制御を続行す
る。
一方、その間にも材料11が走行しL1が増大
していくのでVcが減少し、VcがS1より減少する
とVf=S1−Vcが負より正に転ずるので符号判別
器34によりスイツチ32が切替わり速度基準が
再びV3からVfに戻る。その後も材料の走行に従
つてVcが減少、Vfが増大するので直流モータ1
6が加速しはじめ加工機13は前進しはじめ遂に
は材料速度S1に同調、即ちVcほゞゼロを保持す
る走間位置決め制御を続行しながら加工の終了を
待つ。この間のモータ速度S2の波形を第3図Aに
示している。図では速度基準がVfかV3かの選択
区間も示してある。加工終了後は上記の反復とな
る。
以上が毎回ホームに復帰する従来の制御装置の
例である。ところで、いまL0が従来のように充
分大きいものでないとき、Vfの符号判別器34
により速度基準をV3に切替えたあと例えば加工
機13が急速度で後退中に早くもVfが負から正
になつてしまう。そのため再び符号判別器34に
より速度基準がV3からVfに切替わる。このとき
の速度基準Vfはゼロからはじまるが、モータは
既に逆回転中であるため機械の慣性とモータのト
ルク制限のために急にはVfに追従することがで
きず、前進サーボは乱調ないし脱調を起し同調に
入れない。
そこで本発明によれば、第2図に示すように符
号判別器34の代りに、新たに比較器35を設け
て、これによつて速度基準をV3かVfのいづれか
に切替える。比較器38の入力としてはVfと加
工機の走行速度S2とを用い、代数的にVf≧S2
ときはVfの速度基準、代数的にVf<S2ではV3
速度基準とする。但しS2は前進において正とした
場合である。例えば加工機13が後退、S2が負の
ときにVcが減少、即ちVfが増加していつてS2
同じ負の値まで増加したら、速度基準をV3から
Vfに切替えるのである。こうすればその時点か
ら連続的にスムーズにモータ速度はVfに従つて
Vcの減少に追従、即ち材料の走行に追従して逆
転の減速及び正転の加速に入つていくことができ
る。
速度基準がV3に切替つたあと、前進方向速度
が減速中に早くも正のS2より大きくなつた場合も
Vf≧S2であるからV3よりVfに切替える。
V3に切替つたあと、従来通りの長い設定長の
場合はホームまで戻つてしまうためS2がゼロとな
り、比較器38は符号判別器34の役割も兼務す
る。
第3図Bには加工機が一定速度で後退中に前進
サーボに切替わる、いわば中尺加工を示してい
る。この例図は中尺加工・長尺加工が交互すると
きの速度波形である。第3図Cには加工機が前進
方向で減速中の切替わりと後退加速中の切替わり
が入つた場合を示している。この例図は長尺・短
尺・中尺・短尺が一周期となるときの速度波形で
ある。
比較器38の動作を含め、一部の制御を電子計
算機で行わせることができる。その場合は例えば
第4図に示すように電子計算機を動作させる。即
ち装置の電源スイツチがオンにされると、ステツ
プS1で加工したか否かがチエツクされ、加工した
場合はステツプS2でカウンタ19,23をクリア
してステツプS3に移り、ステツプS1で加工してな
い場合は直ちにステツプS3に移る。ステツプS3
は加工機13がホームに戻つたかをチエツクし、
ホームに戻つた場合はステツプS4で可逆カウンタ
24の内容L3を基準値、例えばゼロに設定して
ステツプS5に移る。ステツプS3で加工機13がホ
ームに戻つてない場合はステツプS5に移る。ステ
ツプS5ではカウンタ19,23,24の各計数値
L1、L2、L3及び材料速度信号S1、加工機速度信
号S2を取込む。この取込みはデジタル信号で行わ
れるため、材料速度信号S1は例えば測長エンコー
ダ18の発生パルスを単位時間計数してその周波
数を求めて得ることができる。同様に加工機用エ
ンコーダ22の発生パルス周波数を測定して加工
機速度信号S2を得る。次にステツプS6で比較器3
8に相当する比較のための演算を行うが、デイメ
ンシヨンを揃えるため、材料速度の最大値を
Sm1、加工材速度の最大値をSm2直流モータ16
をその逆転時の最高速度から正転時の最高速度ま
で加速する間に発生する加工機用エンコーダ22
の発生パルス数をEcとすると、 D=S1/2Sm1−L0−(L1−L2)/Ec−S2/2Sm2 を演算する。この式の右辺第1項及び第2項はア
ナログ加算器31の出力Vfに、第3項は加工機
の走行速度にそれぞれ対応している。ステツプS7
でステツプS6の演算結果Dが正か負かチエツクさ
れ、正の場合、つまり前述におけるVf≧S2の場
合はステツプS8に移つてS1−{L0−(L1−L2)}の
演算結果をアナログ信号に変換してアナログ加算
器35へ供給し、ステツプS1に戻る。ステツプS7
でDが正でなければステツプS9に移り、カウンタ
24の内容をアナログ信号に変換したものをアナ
ログ加算器35へ供給し、ステツプS1に変る。な
お電子計算機はその組まれたプログラムに従つて
各種加工ごとに次の加工のための設定長L0を用
い、加工指令や加工の金型の選択指令なども電子
計算機から出力される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の往復走行制御装置の一例を示す
ブロツク図、第2図はこの発明の一例を示すブロ
ツク図、第3図はその動作の説明に供するための
加工機速度を示す図、第4図はこの発明の一部に
電子計算機を用いた場合の動作例を示す流れ図で
ある。 11:材料、13:加工機、16:直流モー
タ、18:測長エンコーダ、19:測長カウン
タ、21,26:周波数電圧変換器、22:加工
機用エンコーダ、23:加工機用カウンタ、2
4:加工機位置検出用可逆カウンタ、25,2
9:DA変換器、34:符号判別器、38:比較
器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 材料の移動長に応じた信号L1を得る手段と、
    加工機の移動長に応じた信号L2を得る手段と、 上記信号L1、上記信号L2と設定長信号L0とか
    ら残長信号L0−L1+L2を得る手段と、 上記材料の移動速度に応じた信号S1から上記残
    長信号L0−L1+L2に対応した信号Vcを差し引い
    て材料進行方向への前進サーボ速度基準信号Vf
    を得る手段と、 上記加工機がホーム位置から前進した移動長に
    応じた信号L3を得る手段と、 上記信号L3に対応した信号V3を上記加工機の
    ホームへの後退速度基準信号V3として得る手段
    と、 上記前進サーボ速度基準信号Vfと上記後退速
    度基準信号V3とを切替えて速度基準入力とする
    切替え手段と、 上記加工機の移動速度に応じた信号S2に負を乗
    じた信号を速度帰還信号とし、これと上記速度基
    準入力とにより上記加工機の移動を制御する手段
    と、 上記前進サーボ速度基準信号Vfと上記加工機
    移動速度信号S2との大小を符号を含めて比較し、
    Vf≧S2の場合は上記前進サーボ速度基準信号Vf
    を速度基準入力とし、Vf<S2の場合は上記後退
    速度基準信号V3を速度基準入力とするように上
    記切替手段を制御する比較手段とを具備する往復
    走行制御装置。
JP14950183A 1983-08-15 1983-08-15 往復走行制御装置 Granted JPS6044295A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2850966B1 (fr) 2003-02-10 2005-03-18 Rhodia Polyamide Intermediates Procede de fabrication de composes dinitriles
FR2854891B1 (fr) 2003-05-12 2006-07-07 Rhodia Polyamide Intermediates Procede de preparation de dinitriles
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