JPS6315033Y2 - - Google Patents

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JPS6315033Y2
JPS6315033Y2 JP1979088070U JP8807079U JPS6315033Y2 JP S6315033 Y2 JPS6315033 Y2 JP S6315033Y2 JP 1979088070 U JP1979088070 U JP 1979088070U JP 8807079 U JP8807079 U JP 8807079U JP S6315033 Y2 JPS6315033 Y2 JP S6315033Y2
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JP
Japan
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bonito flakes
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cutting
flakes
dried bonito
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JP1979088070U
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JPS567693U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は鰹節とか鯖節などの鰹節類を工場で自
動的に大量に切削するのに使用される鰹節類切削
装置に関するものである。
(従来技術) 鰹節類を工場で自動的に大量に切削する場合、
モーターで高速回転させた回転刃物に鰹節類を当
接させて切削している。
(従来技術の問題点) 高速回転する回転刃物で鰹節類を切削する場
合、鰹節類の回転刃物近傍が確実に固定されてい
ないと切削時に鰹節類がぐらついたり動いたりし
て削り片の肉厚や形状が不均一になり易い。また
切削時に粉末が多く発生して歩留まりが悪くなる
とか、鰹節類が欠けるとか、回転刃物に無理な力
が加わつて鰹節類が摩擦熱で加熱し、鰹節類の風
味が損なわれたり、極端な場合は刃が欠けること
さえある。
(考案の目的) 本考案は上記のような欠点を解消するため、鰹
節類の切削時の動きをできるだけ少なくするよう
にしたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の鰹節類切削装置は第1図のように、基
材Aの円周面Bに切刃が形成され且つモーターで
回転される回転刃物7,8と、動力源により回転
刃物7,8側に移動して鰹節類aを移送路18,
19上を移送すると共に鰹節類aをその長手方向
一端から一本の回転刃物7,8に押当させ且つ切
削終了後に自動的に戻るようにした移送体2,
3,4と、移送路18,19の幅方向側方に移送
路18,19より上方に突出するよう設けた縦材
12,13と、回転刃物7,8の手前近傍に設置
されて鰹節類aの切削部近傍を縦材12,13側
に押圧する第1押具9,10と、同近傍に設置さ
れて鰹節類aを移送路18,19側に押圧する第
2押具11とからなり、回転刃物7,8は第1押
具9,10の押圧方向に回転され、第2押具9,
10の押圧力は鰹節類aの縦板12,13側へ押
圧し且つ移送路18,19上を移送されてくる鰹
節類aが押し当ると外側に押し戻されて鰹節類a
が第1押具9,10と縦材12,13の間に自動
的に侵入できる強さとし、第2押具11の押圧力
は鰹節類aを移送路18,19側へ押圧し且つ移
送路18,19上を移送されてくる鰹節類aが押
し当ると上方へ押し戻されて鰹節類aが第2押具
11と移送路18,19の間に自動的に侵入でき
る強さとしたことを特徴とするものである。
(作用) 第1図において図示されていないモータを回転
させると送りねじ1が回転して往復台2が丸棒状
のガイド20,21に沿つて矢印A方向に移動
し、これに伴なつて押し棒3,4も同方向に移動
し、押し棒3,4により案内体5,6上の鰹節類
aが回転刃物7,8側へ移送される。移送された
鰹節類aはその先端から高速回転している回転刃
物7,8の円周面Bの切刃に接触して切削され
る。このとき鰹節類aの切削部の真近の部分が第
1押具9,10により縦材12,13へ押圧さ
れ、第2押具11により受体18,19側に押圧
されて二方向から押されるため、鰹節類aは切削
時の振動によつても殆ど動かず、安定した状態で
切削される。
切削が終了すると往復台2が元の位置に戻り、
次の移送を待つ。この状態で移送路18,19に
次の鰹節類aをのせ、送りねじ1を回転させて往
復台2を回転刃物7,8方向へ移動させると、そ
の鰹節類aが回転刃物側に移送されて切削され
る。以下上記の繰り返しにより移送路18,19
に次々と鰹節類aをのせて移送体により移送を開
始させれば自動的に鰹節類aが切削される。
(実施例) 第1図〜第3図は本考案の一実施である。
第1図において1は図示しないモーターにより
回転される送りねじ、2は送りねじ1の回転によ
り矢印A−A′方向に往復移動する往復台、3,
4は往復台2に取付押し棒である。この往復台2
と押し棒3,4とにより鰹節類aを回転刃物7,
8側に移送する移送体を形成してある。
5,6は鰹節類aを案内する案内体であり、移
送路18,19とそれより上方へ突出させた縦材
12,13とからなる。縦材12,13は移送路
18,19の幅方向側方に形成されている。
7,8は回転刃物であり、軸穴が形成されてい
る基材Aの円周面Bに切刃が形成されている。
第1図では切削機構を二組平行に設けて夫々の
切削機構の回転刃物7,8で魚節類aを同時に切
削できるようにしてあるが、この場合、夫々の回
転刃物7,8は別々の魚節類aを一本づつ切削す
る。
9,10は第1押具、11は第2押具でありこ
れらは鰹節類aを押圧するものである。このうち
第1押具9,10は案内体5,6の先端寄り内側
に設けてあり、夫々矢印B−B′,C−C′方向に回
動自在とし、しかも回転刃物7,8の回転方向
(矢印B,C方向)に押圧されている。第1押具
9,10の押圧力は案内体5,6上を移送されて
くる鰹節類aが切削時にぐらついたり、位置づれ
したりしない程度の強さで鰹節類aを縦材12,
13側へ押圧でき且つ移送路18,19上を移送
されてくる鰹節類aが押し当ると外側へ押し戻さ
れて鰹節類aが押し具9,10と移送路18,1
9の間に自動的に侵入できる強さとしてある。第
2押具11は第2図のようにエアシリンダー14
に取付た押アーム15を軸16により基台17に
取付けてアーム15の先端側が矢印D−D′方向
に昇降自在なるようにしてある。エアシリンダー
14の押圧力は案内体5,6上を移送される鰹節
類aが切削時にぐらついたり、位置づれしたりし
ない程度の強さで鰹節類aを移送路18,19側
に押圧でき且つ移送路18,19上を移送されて
くる鰹節類aが押し当ると上方へ押し戻されて鰹
節類aが押し具11と移送路18,19の間に自
動的に侵入できる強さとしてある。
第1押具9,10、第2押具11は、鰹節類a
が切削時にぐらついたり、位置づれしたりするの
を防ぐものであるため、できる丈回転刃物7,8
の近くに設けて鰹節類aの切削位置の真近の部分
を押圧できるようにする。
第1押具9,10、第2押具11の構造は図示
したものに限らずそれ以外に適宜選定することが
できる。例えば第2押具11はエアシリンダー式
ではなくスプリング式にするなどしてもよい。第
1押具9,10、第2押具11による押圧は、第
3図の断面形状をした案内体の場合には上方と側
方の両方から押圧する。
(考案の効果) 本考案の魚節類切削装置は次のような効果があ
る。
(1) 回転刃物7,8がモーターで回転されるの
で、切削効率が良く、工場で大量に切削するの
に適する。
(2) 一本の鰹節類aを一本の回転刃物7,8で
別々に切削するので、例えば実開昭47−8791号
公報の考案のように二本の刃物を並べて両刃物
間に鰹節類aを引き込んで切削する装置のよう
に、両刃物間に鰹節類aが詰つて切削不可能に
なるといつたことがない。
(3) 移送体2,3,4が動力源により自動的に往
復移送されて鰹節類aを自動的に移送するの
で、鰹節類aを手動で押して移送する必要がな
く、安全である。
(4) 移送路18,19の幅方向側方に縦材12,
13を設け、しかも縦材12,13を移送路1
8,19より上方に突出させてあるので、魚節
類aを移送路18,19に押しつけ易く、また
魚節類aは受体12,13と移送路18,19
とにより二方から支持されるので特に安定す
る。
(5) 回転刃物7,8は縦板12,13側に回転す
るようにしてるあるので、回転刃物7,8で切
削される魚節類aが同刃物によつても縦板1
2,13側に押つけられ、魚節類aが益々振動
しにくくなる。
(6) 第1押具9,10、第2押具11を回転刃物
7,8の近くに設け、しかも第1押具9,10
により鰹節類aの切削部近傍を縦材12,13
側に(回転刃物7,8の回転方向に)押圧し、
第2押具11により鰹節類aの切削部近傍を移
送路18,19側に押圧するので鰹節類aが二
方向から押圧されて安定し、高速回転中の回転
刃物7,8に押当させてもほとんど振動したり
動いたりしない。このため形状や厚さが一定の
削り節を得ることができる。
ちなみに昭和7年実用新案出願公告第19304
号公報の考案における押圧具は魚節類の後端部
に差し込むものであり、しかもその押圧具を移
動させることにより魚節類を回転刃物側に移送
させるものである。このためその押圧具は本考
案の第1押具9,10、第2押具11のよう
に、魚節類の振れを防止するために魚節類の切
削部直近を押すものではなく、むしろ本考案の
移送体に相当するものである。このため昭和7
年実用新案出願公告第19304号公報の考案では
本考案のように切削時の魚節類の振れを防止す
ることはできない。
(7) 第1押具9,10は矢印B−B′C−C′方向に
回動自在であり、第2押具11は矢印D−
D′方向に昇降動自在であるため鰹節類aの形
状が不安形であつても第1押具9,10、第2
押具11はその形状に追随して動くので鰹節類
aがより一層確実に押圧される。従つて鰹節類
aが円滑にしかもほぼ一定形状で且つ一定厚に
切削され、また、切削時の粉末の発生も少な
く、歩留まりのよい切削が可能となる。
(8) 第1押具9,10の押圧力が鰹節類aを常時
縦板12,13側へ押圧し且つ移送路18,1
9上を移送されてくる鰹節類aが押し当ると外
側に押し戻されて鰹節類aが押し具9,10と
縦材12,13の間に自動的に侵入できる強さ
であり、第2押具11の押圧力が鰹節類aを常
時移送路18,19側へ押圧し且つ移送路1
8,19上を移送されてくる鰹節類aが押し当
ると上方へ押し戻されて鰹節類aが押し具11
と移送路18,19の間に自動的に侵入できる
強さであるため、魚節類aは回転刃物7,8側
に移送されると自動的に第1押具9,10と縦
材12,13の間及び第2押具11と移送路1
8,19の間に侵入して縦材12,13側及び
移送路18,19側に押圧される。このため例
えば昭和7年実用新案公告第19304号公報の考
案のように、手動操作により魚節類に押具を押
しつける必要がない。このため切削作業の能率
がよく、工場で魚節類aを大量に切削するのに
特に好都合である。
(9) 回転刃物7,8がモーターで回転され、移送
体2,3,4が動力源で自動的に往復移動さ
れ、鰹節類aが第1押具9,10と縦材12,
13の間に、また第2押具11と移送路18,
19の間に自動的に侵入できるようにしてある
ので、移送路18,19の上に鰹節類aをのせ
て移送体で移送を開始させるだけで鰹節類aが
自動的に押圧されながら切削され、しかも切削
が終了すると移送体2,3,4が自動的に切削
前の元の位置に戻るので次の鰹節類aを移送路
2の上にのせて移送体2,3,4により移送を
開始させれば鰹節類aを自動的に次々と切削す
ることができ、工場での大量生産に適する。
(10) 回転刃物7,8として基材Aの円周面Bに切
刃を設けたものを使用してあるため、円板にか
んな刃を取付けた回転刃物のように頻繁にかん
な刃の突出寸度を調節したり、かんな刃を交換
したりする必要がなく、工場で大量生産するの
により一層好適となり、切削作業の能率も向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の部分平面概略図、
第2図は同装置の部分縦断面概略図、第3図は同
装置における押具による押圧方向の説明図であ
る。 aは鰹節類、Aは基材、Bは円周面、2,3,
4は移送体、7,8は回転刃物、9,10は第1
押具、11は第2押具、12,13は縦材、1
8,19は移送路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基材の円周面に切刃が形成され且つモーターで
    回転される回転刃物と、動力源により回転刃物側
    に移動されて鰹節類を移送路上を移送すると共に
    鰹節類をその長手方向一端から一本の回転刃物に
    押当させ且つ切削終了後に自動的に戻るようにし
    た移送体と、移送路の軸方向側方に移送路より上
    方に突出するよう設けた縦材と、回転刃物の手前
    近傍に設置されて鰹節類の切削部近傍を縦材側に
    押圧する第1押具と、同近傍に設置されて鰹節類
    を移送路側に押圧する第2押具とからなり、回転
    刃物は第1押具の押圧方向に回転され、第1押具
    の押圧力は鰹節類を縦板側へ押圧し且つ移送路上
    を移送されてくる鰹節類が押し当ると外側に押し
    戻されて鰹節類が第1押具と縦材の間に自動的に
    侵入できる強さとし、第2押具の押圧力は鰹節類
    を移送路側へ押圧し且つ移送路上を移送されてく
    る鰹節類が押し当ると上方へ押し戻されて鰹節類
    が第2押具と移送路の間に自動的に侵入できる強
    さとしたことを特徴とする鰹節類切削装置。
JP1979088070U 1979-06-27 1979-06-27 Expired JPS6315033Y2 (ja)

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JP1979088070U JPS6315033Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27

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JPS567693U JPS567693U (ja) 1981-01-23
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JPS6128715Y2 (ja) * 1981-04-25 1986-08-25
JPH0311500Y2 (ja) * 1985-07-17 1991-03-19

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JPS487352U (ja) * 1971-06-07 1973-01-26

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JPS487352U (ja) * 1971-06-07 1973-01-26

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JPS567693U (ja) 1981-01-23

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