JPH0121754Y2 - - Google Patents

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JPH0121754Y2
JPH0121754Y2 JP1981059985U JP5998581U JPH0121754Y2 JP H0121754 Y2 JPH0121754 Y2 JP H0121754Y2 JP 1981059985 U JP1981059985 U JP 1981059985U JP 5998581 U JP5998581 U JP 5998581U JP H0121754 Y2 JPH0121754 Y2 JP H0121754Y2
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pressing
fish
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案の魚節類切削装置における魚節類押圧装
置は鰹節、鯖節、或は魚肉や畜肉などを鰹節状に
加工した加工節などの魚節類を切削する場合に、
同魚節類を通路の側壁に押しつけて魚節類の振れ
やガタつき等を防止するものである。
(従来技術) 魚節類を切削して得られる削節は、湯や調味液
等に入れたときのだしの出具合や、豆腐やおひた
し等に振りかけてそのまま食べた時の舌ざわりな
どから、1/100mm以下に薄いことが望まれる。
しかし魚節類を回転刃物に押し当てて切削する
場合、切削時に魚節類が回転刃物の回転力により
振動したり、ぐらついたりすると1/100mm以下に
薄く切削することが困難である。また、切削され
た削節の肉厚や形状が不揃いになつたり、粉末の
発生が多くなつて歩留まりが悪くなつたりする。
更には、魚節類が欠けたり、回転刃物に無理な力
が加わつて魚節類が摩擦熱で加熱して魚節類の風
味が損なわれたりすることもあり、場合によつて
は回転刃物の刃が欠けることさえある。これらの
欠点は固くて表面の凹凸が著しい紡錘形状の鰹節
の場合に特に著しい。
(従来技術の問題点) これらの諸問題を防止するため、従来は第3図
のように矢印A方向に移送されて回転刃物eに押
しつけられる魚節類cを、スプリングbにより矢
印B方向に押される一枚の板材aにより側壁dに
押しつけられるようにしていた。
第3図の魚節類押圧装置によれば魚節類cが側
壁dに押しつけられるので、魚節類cが振動した
り、ガタついたり、位置ずれしたりしにくくなる
ので、前記諸問題がかなり改善される。
しかし、板材aが一枚ものであり、魚節類cは
固くて変形しにくく、形状が不揃いで且つ表面が
凹凸している紡錘形であるため、同板材aにより
魚節類cを押しつけるとき、同板材aが魚節類c
の一部(最も突出している部分)にしか当らず、
魚節類の押しつけが不十分になり、切削時に魚節
類cが振動したり、ぐらついたりすることがあ
る。このため1/100mm以下に薄く切削することは
困難であつた。
(考案の目的) 本考案の目的は固くて、変形しにくく、形状が
不揃いで、表面が凹凸している紡錘形の魚節類で
あつても、押圧具が同魚節類の複数箇所に個々に
押当して魚節類を確実に側壁に押しつけて、切削
時の振動やブレを防止し、魚節類を1/100mm以下
に薄く切削できるようにした魚節類押圧装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の魚節類切削装置における魚節類押圧装
置は第1図のように、魚節類1を、通路4の上を
回転刃物3側に移送すると、同魚節類1が回転刃
物3の手前に設けられている押し具20により、
側方から通路4の側壁5に押しつけられながら回
転刃物3に押当されて切削されるようにした魚節
類切削装置において、前記押し具20は魚節類1
の別々の箇所に個々に押当して同魚節類を側壁5
に押しつける複数本の押圧体6と、夫々の押圧体
6が個別に回動するように上下に適宜間隔離して
取付けられた基体7と、夫々の押圧体6に設けら
れて各押圧体6を個別に側壁5方向へ押圧する複
数の弾性体9と、前記基体7を弾性体9の押圧力
よりも強い押圧力で側壁5方向へ押圧する押圧力
付与体21とから構成され、同押圧力付与体21
は基体7を前記押圧体6が前記通路4上に位置す
るまで押すと押圧が停止し、その押圧力よりも強
い力で逆方向に押されると押し戻されるようにし
たことを特徴とするものである。
(考案の作用) 第1図の魚節類切削装置により魚節類1を切削
するには、押圧力付与体21により基体7を側壁
5側に押して、押圧体6の先端を側壁5に押し当
てておく。このときエアーシリンダ13のロツド
14が伸び切つた状態にしておく。この状態で魚
節類1の後端部を挟着治具2で挟着して同魚節類
1を回転刃物3側に移送する。このとき魚節類1
は側壁5と押圧体6との間に侵入し、押圧体6に
より通路4の側壁5に押しつけられながら回転刃
物3に押当して切削される。この場合、複数本の
押圧体6が別々に回動するので、固くて変形しに
くく、形状が不揃いで、表面が不規則に凹凸して
いる紡錘形の魚節類1であつても、夫々の押圧体
6が個別に魚節類1の複数箇所に押し当たるので
同魚節類が確実に側壁5に押しつけられ、魚節類
1の振動や位置ずれ等が防止される。
また、この場合、夫々の押圧体6は魚節類1に
より第1図の矢印A方向に弾性体9の押圧力より
も強く押されると個別に押し戻される。しかも、
魚節類1の最も突出している部分で押し戻された
押圧体6がそれ以上押し戻されなくなるまで押し
戻され、しかも押圧力付与体21による押圧力よ
りも強く押し戻されると、同押圧力付与体21の
回転軸12が矢印C′方向に回転し、ロツド14が
押し戻さる。このため押圧体6は徐々に押し戻さ
れ、魚節類1の表面がかなり凸凹していても押圧
体6及び押圧力付与体21による側壁5方向への
魚節類1の押圧は常にほぼ一定となり、魚節類1
の振動や位置づれがほとんど無く、安定した状態
で切削されるので1/100mm以下に薄く切削するこ
とが可能となる。
(実施例) 第1図、第2図は本考案の魚節類切削装置にお
ける魚節類押圧装置の一実施例である。
これらの図において1は魚節類、2は魚節類の
後端を挟着しながら同魚節類1を回転刃物3側に
移送する挟着治具、4は同魚節類1を回転刃物3
側に移送する通路、5は同通路の側方に立設した
側壁である。
20は魚節類1を側壁5に押しつける押し具で
あり、魚節類1を前記側壁5に押しつける複数本
の押圧体6と、同押圧体6が取付けられた基体7
と、夫々の押圧体6を個別に側壁5方向へ押圧す
る弾性体9と、前記基体7に側壁5方向への押圧
力を付与する押圧力付与体21とから構成されて
いる。
前記押圧体6はいずれも細長板状に形成され、
それらが上下に均一間隔離して基体7に取付けら
れている。しかも夫々の押圧体6は、基端側が基
体7に形成されている嵌合溝7′に嵌入されて軸
8により基体7に取付けられ、先端部がビス10
により基体7に回動自在なるように支持されてい
る。これにより夫々の押圧体6は第1図の矢印A
−A′方向に全長に亙つて個々に回動するように
してある。
前記弾性体9としては例えばコイルスプリング
が使用され、それが前記の各ビス10の外周に被
せられて、各押圧体6を個別に常時側壁5方向へ
押圧するようにしてある。
前記基体7は支持具11の中心部に回転自在に
設けられている回転軸12に固定されている。
前記押圧力付与体21は前記回転軸12とそれ
に連結されているエアシリンダー13とから構成
され、エアシリンダー13のロツド14が押し出
されると回転軸12が第1図の矢印C方向に回転
し、同ロツド14が引き込まれると同回転軸12
が矢印C′方向に逆回転するようにしてある。ちな
みに、同ロツド14は伸び切つたときに押圧体6
の先端が側壁5に押圧するようにその押出し長を
調節するようにしてある。
また、エアシリンダー13の側壁5方向への押
圧力は弾性体9の伸張力よりも強くしてある。こ
れにより、押圧体6が魚節類1により第1図の矢
印A方向に途中まで押し戻されても基体7はすぐ
には第1図の矢印B方向に押し戻されず、いずれ
かの押圧体6が魚節類1によりそれ以上押し戻さ
れなくなるまで押し戻され、且つ基体7がロツド
14による押圧力よりも強く第1図の矢印B方向
に押し戻されてはじめて、回転軸12が第1図の
矢印C′方向に回転し(押し戻され)、基体7が同
図B方向に押し戻されるようにしてある。
(考案の効果) 本考案の魚節類切削装置における魚節類押圧装
置は、魚節類1を側壁5方向に押圧する押圧体6
が、弾性体9と押圧力付与体21との組合わせに
より二段階に押圧されるものであるため次のよう
な効果がある。
弾性体9と押圧力付与体21との組合わせによ
る全体のストロークを大きくしても、弾性体9は
小さくすることができるので、弾性体9の伸縮幅
が小さくなる。このため押圧体6が魚節類1によ
り大幅に押し戻されても、僅かしか押し戻されな
くとも、弾性体9と押圧力付与体21とによる全
体の押圧力はあまり変化せず、魚節類1が常にほ
とんど同じ強さの押圧力で押圧され、安定する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の一実施例を示す平
面説明図、第2図は同装置の側面説明図、第3図
は従来の押え装置の概略説明図である。 1は魚節類、3は回転刃物、5は側壁、6は押
圧体、7は基体、9は弾性体、12は回転体、2
0は押し具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 魚節類1を、通路4の上を回転刃物3側に移送
    すると、同魚節類1が回転刃物3の手前に設けら
    れている押し具20により、側方から通路4の側
    壁5に押しつけられながら回転刃物3に押当され
    て切削されるようにした魚節類切削装置におい
    て、前記押し具20は魚節類1の別々の箇所に
    個々に押当して同魚節類を側壁5に押しつける複
    数本の押圧体6と、夫々の押圧体6が個別に回動
    するように上下に適宜間隔離して取付けられた基
    体7と、夫々の押圧体6に設けられて各押圧体6
    を個別に側壁5方向へ押圧する複数の弾性体9
    と、前記基体7を弾性体9の押圧力よりも強い押
    圧力で側壁5方向へ押圧する押圧力付与体21と
    から構成され、同押圧力付与体21は基体7を前
    記押圧体6が前記通路4上に位置するまで押すと
    押圧が停止し、その押圧力よりも強い力で逆方向
    に押されると押し戻されるようにしたことを特徴
    とする魚節類切削装置における魚節類押圧装置。
JP1981059985U 1981-04-25 1981-04-25 Expired JPH0121754Y2 (ja)

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JP1981059985U JPH0121754Y2 (ja) 1981-04-25 1981-04-25

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JPS57173987U JPS57173987U (ja) 1982-11-02
JPH0121754Y2 true JPH0121754Y2 (ja) 1989-06-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS567693B2 (ja) * 1979-02-28 1981-02-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6315033Y2 (ja) * 1979-06-27 1988-04-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS567693B2 (ja) * 1979-02-28 1981-02-19

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