JPS593850Y2 - 旋回カツタ− - Google Patents
旋回カツタ−Info
- Publication number
- JPS593850Y2 JPS593850Y2 JP4118282U JP4118282U JPS593850Y2 JP S593850 Y2 JPS593850 Y2 JP S593850Y2 JP 4118282 U JP4118282 U JP 4118282U JP 4118282 U JP4118282 U JP 4118282U JP S593850 Y2 JPS593850 Y2 JP S593850Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutter
- material feeding
- cutting blade
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は木材、合成樹脂、軽金属等の軟質材料の加工平
面を能率よく、かつ高精度に切削することができる旋回
カッターに係るものである。
面を能率よく、かつ高精度に切削することができる旋回
カッターに係るものである。
第1図に示すように、送材定盤aにほぼ垂直な旋回軸線
すを有する円盤Cの外周に複数の切刃dを周設した旋回
カッターfを備えた平面切削機は、送材定盤上を水平に
横切る軸線の周りで回転する円筒形の回転カッターを備
えた従来の自動−面かんな盤に比べて運転騒音が低下す
る利点があるが、同図に示すように旋回カッターfの前
後に設ける送材ロールg15g2の間隔りが増大し、か
つ切刃dが送材定盤aと平行な平面内で旋回して該定盤
a上に送られる加工材りを旋回切削するため、旋回カッ
ターfの直下において加工材りを送材定盤aに押付ける
ように作用する力が小さく、切削抵抗によって加工材り
が振動や回転を生じたり、切削熱によって図示のように
変形することがあり、平滑な加工面を得ることができな
い欠点がある。
すを有する円盤Cの外周に複数の切刃dを周設した旋回
カッターfを備えた平面切削機は、送材定盤上を水平に
横切る軸線の周りで回転する円筒形の回転カッターを備
えた従来の自動−面かんな盤に比べて運転騒音が低下す
る利点があるが、同図に示すように旋回カッターfの前
後に設ける送材ロールg15g2の間隔りが増大し、か
つ切刃dが送材定盤aと平行な平面内で旋回して該定盤
a上に送られる加工材りを旋回切削するため、旋回カッ
ターfの直下において加工材りを送材定盤aに押付ける
ように作用する力が小さく、切削抵抗によって加工材り
が振動や回転を生じたり、切削熱によって図示のように
変形することがあり、平滑な加工面を得ることができな
い欠点がある。
このためリング形円盤の下面の外内部を、斜め上方を向
いた傾斜面とし、その傾斜面に数枚のかんな刃を所要の
角間隔で取付け、さらにリング形円盤の中心部に、該円
盤の回転から絶縁して静止させた材料押えを設け、その
下面に、送材される加工材料に接する数列のばね板を取
付けたものが特開昭51−108399号公報により公
知であるが、もし材料押えが回転しては、ばね板の列も
送材方向と平行になるように同時に回転して押え圧力に
むらを生ずるとか、ばね板が切損する等の欠点がある。
いた傾斜面とし、その傾斜面に数枚のかんな刃を所要の
角間隔で取付け、さらにリング形円盤の中心部に、該円
盤の回転から絶縁して静止させた材料押えを設け、その
下面に、送材される加工材料に接する数列のばね板を取
付けたものが特開昭51−108399号公報により公
知であるが、もし材料押えが回転しては、ばね板の列も
送材方向と平行になるように同時に回転して押え圧力に
むらを生ずるとか、ばね板が切損する等の欠点がある。
本考案はこれと異なり、円盤の切刃内周に、送材面に対
応する凹陥部を形威し、該凹陥部に、下面が前記切刃の
切削刃と高さをほぼ同しに調節できるカッターテーブル
を装着したことを特徴とするもので゛、カッターテーブ
ルを円盤と共に旋回してもかまわないようにしたもので
ある。
応する凹陥部を形威し、該凹陥部に、下面が前記切刃の
切削刃と高さをほぼ同しに調節できるカッターテーブル
を装着したことを特徴とするもので゛、カッターテーブ
ルを円盤と共に旋回してもかまわないようにしたもので
ある。
本考案の実施例を第2図について説明する。
第2図において、1は昇降可能な送材定盤、2は該定盤
1に対して垂直な旋回軸線Aを有するスピンドル9の下
端にボルト10により固定した旋回カッターであって、
本体をなす円盤3の外周に複数の垂直の切刃4を等角度
間隔で下向きに突設し、該切刃4の内周に円盤3の下面
を頂面とする円形の凹陥部5を構成する。
1に対して垂直な旋回軸線Aを有するスピンドル9の下
端にボルト10により固定した旋回カッターであって、
本体をなす円盤3の外周に複数の垂直の切刃4を等角度
間隔で下向きに突設し、該切刃4の内周に円盤3の下面
を頂面とする円形の凹陥部5を構成する。
該凹陥部5には複数のスペーサ7を介して円形のカッタ
ーテーブル6を嵌装し、ボルト8により円盤3の下面に
固定する。
ーテーブル6を嵌装し、ボルト8により円盤3の下面に
固定する。
カッターテーブル6はスペーサ7の枚数及び厚さを調節
することにより、その下面を切刃4の刃先に一致させる
。
することにより、その下面を切刃4の刃先に一致させる
。
11.11は旋回カッター2の前後に設けた送材ロール
であって、弾圧ばね12をがけて下方への弾圧力を付勢
する。
であって、弾圧ばね12をがけて下方への弾圧力を付勢
する。
前記第2図例においては、送材定盤1を昇降して該定盤
1と旋回カッター2の対応間隔を加工材13の仕上り厚
さに一致させた後、加工材13を送材定盤1上に送り込
むと、該加工材13は前側の送材ロール11によって踏
圧されながら矢印方向に移送され、その移送方向とほぼ
直角な円弧軌跡を画いて旋回する垂直の切刃4によって
上面に切削加工を施された後、旋回カッター2と一体に
回転するカッターテーブル6により加工平面を押圧され
て旋回カッター2の下面を通過し、後側の送材ロール1
1によって後方へ送り出される。
1と旋回カッター2の対応間隔を加工材13の仕上り厚
さに一致させた後、加工材13を送材定盤1上に送り込
むと、該加工材13は前側の送材ロール11によって踏
圧されながら矢印方向に移送され、その移送方向とほぼ
直角な円弧軌跡を画いて旋回する垂直の切刃4によって
上面に切削加工を施された後、旋回カッター2と一体に
回転するカッターテーブル6により加工平面を押圧され
て旋回カッター2の下面を通過し、後側の送材ロール1
1によって後方へ送り出される。
本考案は前記各実施例の説明によって明らかにしたよう
に、送材面にほぼ垂直な旋回軸線Aを有し、外周に複数
の垂直の切刃4を周設した円盤3の送材面に対応する面
に形成した凹陥部5に前記切刃の刃先に対する相対的高
さを調節可能にしたカッターテーブルを装着した構成に
なり、該カッターテーブルの高さを切刃4の刃先にほは
゛一致させて、送材方向とほぼ直角な円弧軌跡を画いて
旋回する切刃4により旋回切削された加工材の加工平面
をカッターテーブル6によって押圧するようにしたから
、加工材を送材面に密着させて切削することができて、
切削抵抗による振動や回転及び切削熱による変形が確実
に防止され、加工材を平滑にかつ均一な厚さに切削し得
ると共に、切込み量や送り速度を大きくして加工能率を
向上することができ、また切刃で切削した加工平面をカ
ッターテーブルによって押圧するため、バニシング作用
により表面あらさを向上し得る等の諸効果をもつ。
に、送材面にほぼ垂直な旋回軸線Aを有し、外周に複数
の垂直の切刃4を周設した円盤3の送材面に対応する面
に形成した凹陥部5に前記切刃の刃先に対する相対的高
さを調節可能にしたカッターテーブルを装着した構成に
なり、該カッターテーブルの高さを切刃4の刃先にほは
゛一致させて、送材方向とほぼ直角な円弧軌跡を画いて
旋回する切刃4により旋回切削された加工材の加工平面
をカッターテーブル6によって押圧するようにしたから
、加工材を送材面に密着させて切削することができて、
切削抵抗による振動や回転及び切削熱による変形が確実
に防止され、加工材を平滑にかつ均一な厚さに切削し得
ると共に、切込み量や送り速度を大きくして加工能率を
向上することができ、また切刃で切削した加工平面をカ
ッターテーブルによって押圧するため、バニシング作用
により表面あらさを向上し得る等の諸効果をもつ。
第1図は従来の旋回カッターfによる切削状態を示す縦
断側面図、第2図は本考案の一実施例の旋回カッター2
による切削状態を示す縦断側面図である。 A・・・・・・旋回軸線、1・・・・・・送材定盤、2
・・開旋回カッター 3・・・・・・円盤、4・・・・
・・切刃、5・・凹陥凹部、6・・・・・・カッターテ
ーブル。
断側面図、第2図は本考案の一実施例の旋回カッター2
による切削状態を示す縦断側面図である。 A・・・・・・旋回軸線、1・・・・・・送材定盤、2
・・開旋回カッター 3・・・・・・円盤、4・・・・
・・切刃、5・・凹陥凹部、6・・・・・・カッターテ
ーブル。
Claims (1)
- 送材面にほぼ垂直な旋回軸線を有する円盤の外周に、下
端を切削刃とした複数の垂直方向の切刃を周設し、送材
面に送られる加工材の加工平面を前記切刃の旋回により
切削するようにした旋回カッターにおいて、前記円盤の
切刃内周に、送材面に対応する凹陥部を形成し、該凹陥
部に、下面が前記切刃の切削刃と高さをほぼ同じにし高
さを調節できる高さ調節装置を設けたカッターテーブル
を装着したことを特徴とする旋回カッター
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118282U JPS593850Y2 (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 旋回カツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4118282U JPS593850Y2 (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 旋回カツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57177706U JPS57177706U (ja) | 1982-11-10 |
JPS593850Y2 true JPS593850Y2 (ja) | 1984-02-03 |
Family
ID=29838267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4118282U Expired JPS593850Y2 (ja) | 1982-03-24 | 1982-03-24 | 旋回カツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593850Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-03-24 JP JP4118282U patent/JPS593850Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57177706U (ja) | 1982-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3813224B2 (ja) | 交換可能なナイフと摩耗板とを備えた平けずり砕木機 | |
US4750318A (en) | Blister packaging apparatus | |
JPH025560B2 (ja) | ||
US4244669A (en) | Cutter head for cutting templates from cardboards, plastics, and the like | |
JPS593850Y2 (ja) | 旋回カツタ− | |
JPH0573562B2 (ja) | ||
JPS593848Y2 (ja) | 加工木材の切削装置 | |
JPS593849Y2 (ja) | 加工木材の切削装置 | |
JPH0223361Y2 (ja) | ||
JPS6137455Y2 (ja) | ||
JPS5816843Y2 (ja) | ロ−タリ−スロツタ−マシンに係わるフラツト部の切落し装置 | |
JPS63172608U (ja) | ||
JPS6222327Y2 (ja) | ||
JPH0523282Y2 (ja) | ||
JPH0625301Y2 (ja) | 回転刃に於ける刃物の飛び出し防止装置 | |
JPS6018885Y2 (ja) | 木工用平面旋回式切削機 | |
JPS60184809A (ja) | ベニヤレ−ス | |
JPS5812124B2 (ja) | 木工用カツタ− | |
JPH0266659U (ja) | ||
JP3044313U (ja) | 檜材による割り箸製造機 | |
JPS5935304Y2 (ja) | 自動ロ−ル機におけるコレツトチヤツク | |
JP2755832B2 (ja) | バリ除去装置 | |
JPH0624168Y2 (ja) | ベニヤレースの刃物口金 | |
JPH0246968Y2 (ja) | ||
JPH0430004Y2 (ja) |