JPH0723197Y2 - 回転刃物式ログ切断装置 - Google Patents

回転刃物式ログ切断装置

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JPH0723197Y2
JPH0723197Y2 JP3320589U JP3320589U JPH0723197Y2 JP H0723197 Y2 JPH0723197 Y2 JP H0723197Y2 JP 3320589 U JP3320589 U JP 3320589U JP 3320589 U JP3320589 U JP 3320589U JP H0723197 Y2 JPH0723197 Y2 JP H0723197Y2
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log
disc blade
blade
long
base shaft
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JP3320589U
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Inventor
徳七 山崎
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徳七 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は自転しながら回転駆動される基軸の回りを公
転する円盤刃によりトイレットペーパ、タオルペーパ等
の紙を巻取った軸方向に長い紙巻ロール(本書では総称
して長尺ログと記す。)を一定長さに輪切りする回転刃
物式ログ切断装置に関する。
〈従来の技術〉 このような回転刃物式ログ切断装置は実公昭59−9832号
公報により従来から公知である。
この従来のログ切断装置は、第2,3図に示すように固定
架台1の軸受に水平に支持され、モータ2で回転駆動さ
れる中空な基軸3と、切断すべき長尺ログLを後ろから
押し、該長尺ログを前記基軸と平行に間欠的に前に一定
長さ宛、送り進める送り装置4、こゝでは無端チェン
5、及び該チェンに取付けられた後押し板6と、前記基
軸の端部に固定されたクランクアーム7の先端に軸着さ
れて基軸に対し偏心し、基軸の回転により前記ログを直
角に横切って公転すると共に、該基軸中を貫通した回転
駆動軸8からベルトやチェン伝動などで回転を伝達され
て自転する円盤刃9と、上記円盤刃9が自転しながら公
転して通過する間隔10を隔てゝ前後に設けられ、前記長
尺ログの前端部を下から支持する前後で対をなす複数対
の窪んだ支持台11,12と、上記各対の支持台11,12に付属
し、前記円盤刃9が自転しながら公転して前後の支持台
の全部の対の間隔を通過するときに各支持台11,12上に
長尺ログの前端部を押圧し、円盤刃が前後の支持台の全
部の対の間隔を通り過ぎると押圧を釈放し、その間に前
記送り装置4が長尺ログを前に一定長さ送り進めるのを
許す対の押圧蓋13,14とを備え、各押圧蓋13,14は流体圧
作動の復動型ピストンシリンダ15によって円盤刃の一回
の公転中に押圧と釈放を繰返す。
そして、円盤刃9の一回の公転によって4本の長尺ログ
L−I、II、III、IVを切断するため各長尺ログの前端
部を窪みの上に支持する前後の支持台11,12は4対設け
てあり、各支持台は後押し板6を通過させるための割目
16を有する。
〈考案が解決しようとする課題〉 上記従来のログ切断装置では第3図で明らかなように4
対の前後の支持台を円盤刃の公転の下死点の左右に2対
宛、公転円の軌跡Rに沿って内接するように配置してあ
り、円盤刃9は反時計方向に自転しながら、同じく反時
計方向に公転して4本の長尺ログを切断するようになっ
ている。
この場合、最初に切断される左側の二本の長尺ログL−
I、IIは円盤刃9が公転して通過する間隔10の前後を夫
々押圧蓋13,14で左側の二対の前後の支持台11,12の窪み
の底に対して第4図に矢印で示したように押圧されてい
るため円盤刃9が切断のために上から剪断力を衝撃的に
加えても長尺ログは破線で示すように屈することはな
い。
しかし、右側の二本の長尺ログL−III、IVは円盤刃9
が公転して通過する間隔10の前後を同様に夫々押圧蓋1
3,14で右側の二対の前後の支持台11,12の窪みの底に対
し押圧されていても、円盤刃9は公転の下死点を過ぎて
斜め下からこの二本の長尺ログに剪断力を衝撃的に加え
るため、長尺ログは第5図に矢印で示すように押圧蓋1
3,14の内面に円盤刃9で押付けられ、円盤刃の切り込み
によって破線で示すように座屈し、切り口は円盤刃の両
面に強く摩擦接触する。従って、円盤刃は激しく発熱、
摩耗すると共に、長尺ログと、これから切断された製品
の各切り口は見苦しく変形する。つまり、右側の二本の
長尺ログL−III、IVの前端部を窪みの底の上に支持す
る前後の対の支持台11,12は下死点を過ぎて下から上に
剪断力を衝撃的に加える円盤刃に対しては有効に作用し
ない。
〈課題を解決するための手段〉 そこで本考案は、回転駆動される基軸と、切断すべき長
尺ログを後ろから押し、該長尺ログを前記基軸と平行に
前に間欠的に送り進める送り装置と、前記基軸に偏心し
て取付けられ、基軸の回転により上記ログを直角に横切
って公転すると共に、自転する円盤刃と、上記円盤刃が
通過する間隔を隔てゝ前後に設けられ、前記長尺ログの
前端部を下から支持する前後で対をなす複数対の窪んだ
支持台と、上記各対の支持台に付属し、前記円盤刃が自
転しながら公転して前後の支持台の全部の対の間隔を通
過するときに各支持台上に長尺ログの前端部を押圧し、
円盤刃が前後の支持台の全部の対の間隔を通り過ぎると
押圧を釈放し、その間に前記送り装置が長尺ログを前に
一定長さ送り進めるのを許す対の押圧蓋とを備えた回転
刃物式ログ切断装置において、 前記前後の支持台の対の全部の開放面の方向を円盤刃の
公転円に対して接線方向に向け、且つその各窪みの底の
中心線を公転する円盤刃に対向させたことを特徴とす
る。
〈実施例〉 第1図は、第3図と同様な本考案の要部である支持台回
りの正面図であって、図では略したが従来装置と同様に
モータ2を搭載すると共に、中空な基軸3を水平に軸受
で支持する固定架台1を備え、回転駆動軸8が基軸3中
を貫通し、クランクアーム7の先端に軸着した円盤刃9
に自転用の回転を伝動装置を介して伝える。
さて、本考案に則り、円盤刃9が第3図に示したのと同
じく反時計方向に自転しながら、反時計方向に公転して
複数本の長尺ログを切断するのであれば、その各1本宛
の長尺ログの前端部を窪みの底の上に支持する前後の支
持台17,18の対の全部は、基軸3で直交する二直線によ
り仕切られた基軸と直交する面の第2象限IIと、第3象
限IIIの一方、又は双方に、円盤刃の公転円の軌跡Rに
沿って、且つ該軌跡Rのほゞ接線方向に設け、その各窪
みの底17′,18′の中心線を公転する円盤刃9に対向さ
せる。
尚、円盤刃9が時計方向に公転するときは支持台17,18
の対は第1象限Iと第4象限IVの一方又は双方に設け
る。
勿論、各対の支持台17,18には押圧蓋13,14を付属させる
と共に、後押し板6が通過する割目16を設ける。19は前
の全支持台17…と、後の全支持台18…とを別々に支持す
るフレームで、これには夫々押圧蓋13,14を作動するピ
ストンシリンダ15を取付け、又、各チェン5、後押し板
6、後押し板をチェンに連結する連結アームが通過でき
る空間を前後方向に貫通して設けて置く。
これにより前後のどの対の支持台17,18に前端部に支持
された長尺ログも、円盤刃9が公転して切断を行なう際
は、押圧蓋13,14で支持台の窪みの底17′,18′に押付け
られ、円盤刃が上から衝撃的に剪断力を加えても、第4
図に示したように円盤刃の剪断力に屈することがない。
〈考案の効果〉 従って、本考案の切断装置によれば、どの長尺ログから
切断した製品も切り口の変形が少なく、高品位の製品が
得られる。又、円盤刃の発熱、摩耗も少ないため、円盤
刃を従来に較べて非常に長寿命に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切断装置の一実施例の要部の正面図、
第2図は従来の切断装置の全体の概略斜視図、第3図は
第2図の支持台回りの正面図、第4図と第5図は第2図
の切断装置の切断状況を示す側面図である。 図中、3は基軸、4は送り装置、5はその無端チェン、
6は後押し板、7はクランクアーム、8は回転駆動軸、
9は円盤刃、10はその通過間隙、13,14は押圧蓋、17,18
は対の支持台、19は支持フレームを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転駆動される基軸と、切断すべき長尺ロ
    グを後ろから押し、該長尺ログを前記基軸と平行に前に
    間欠的に送り進める送り装置と、前記基軸に偏心して取
    付けられ、基軸の回転により上記ログを直角に横切って
    公転すると共に、自転する円盤刃と、上記円盤刃が通過
    する間隙を隔てゝ前後に設けられ、前記長尺ログの前端
    部を下から支持する前後で対をなす複数対の窪んだ支持
    台と、上記各対の支持台に付属し、前記円盤刃が自転し
    ながら公転して前後の支持台の全部の対の間隔を通過す
    るときに各支持台上に長尺ログの前端部を押圧し、円盤
    刃が前後の支持台の全部の対の間隔を通り過ぎると押圧
    を釈放し、その間に前記送り装置が長尺ログを前に一定
    長さ送り進めるのを許す対の押圧蓋とを備えた回転刃物
    式ログ切断装置において、 前記前後の支持台の対の全部の開放面の方向を円盤刃の
    公転円に対して接線方向に向け、且つその各窪みの底の
    中心線を公転する円盤刃に対向させたことを特徴とする
    回転刃物式ログ切断装置。
JP3320589U 1989-03-27 1989-03-27 回転刃物式ログ切断装置 Expired - Lifetime JPH0723197Y2 (ja)

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JP3320589U JPH0723197Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 回転刃物式ログ切断装置

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JP3320589U JPH0723197Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 回転刃物式ログ切断装置

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JPH02126796U JPH02126796U (ja) 1990-10-18
JPH0723197Y2 true JPH0723197Y2 (ja) 1995-05-31

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JP3320589U Expired - Lifetime JPH0723197Y2 (ja) 1989-03-27 1989-03-27 回転刃物式ログ切断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108714932A (zh) * 2018-06-21 2018-10-30 安徽昊森新材料科技有限公司 塑木地板切割设备

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JP2731372B2 (ja) * 1995-11-08 1998-03-25 株式会社関配 パイプ切断装置

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CN108714932A (zh) * 2018-06-21 2018-10-30 安徽昊森新材料科技有限公司 塑木地板切割设备

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