JPS63148898A - ステツピングモ−タ駆動方式 - Google Patents
ステツピングモ−タ駆動方式Info
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- JPS63148898A JPS63148898A JP29490486A JP29490486A JPS63148898A JP S63148898 A JPS63148898 A JP S63148898A JP 29490486 A JP29490486 A JP 29490486A JP 29490486 A JP29490486 A JP 29490486A JP S63148898 A JPS63148898 A JP S63148898A
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- JP
- Japan
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- stepping motor
- excitation
- phase excitation
- drive
- phase
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 110
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 230000001429 stepping effect Effects 0.000 abstract 5
- 101150065817 ROM2 gene Proteins 0.000 abstract 2
- 230000005281 excited state Effects 0.000 abstract 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
、本発明は、例えばファクシミリ装置の読取りまたは記
録走査駆動用として使用されるステッピングモータ駆動
方式の改良に関する。
録走査駆動用として使用されるステッピングモータ駆動
方式の改良に関する。
(従来の技術)
従来、この種の駆動方式として、ステッピングモータに
対し1相励磁と2相励磁とを交互に繰返すいわゆる1−
2相励磁力式が多く使用されている。この励磁方式は、
1ト目励磁または2相励磁のみの励磁方式に比べて回転
動作の分解能を高めることができ、高精度の走査を行な
う必要があるファクシミリ装置等にとって極めて好適で
ある。
対し1相励磁と2相励磁とを交互に繰返すいわゆる1−
2相励磁力式が多く使用されている。この励磁方式は、
1ト目励磁または2相励磁のみの励磁方式に比べて回転
動作の分解能を高めることができ、高精度の走査を行な
う必要があるファクシミリ装置等にとって極めて好適で
ある。
ところが、一般に1相励磁と2相励磁とではステッピン
グモータの駆動時に発生する振動の大きさが異なる。こ
のため、1相励磁と2相励磁とをただ単に交互に繰返す
だけの従来の駆動方式では、停止直前の最終駆動パルス
の励磁状態が振動の大きい相であったとすると、停止直
後のステッピングモータの振動が大きくなり、これによ
り装置の振動が増加して騒音が大きくなる問題があった
。
グモータの駆動時に発生する振動の大きさが異なる。こ
のため、1相励磁と2相励磁とをただ単に交互に繰返す
だけの従来の駆動方式では、停止直前の最終駆動パルス
の励磁状態が振動の大きい相であったとすると、停止直
後のステッピングモータの振動が大きくなり、これによ
り装置の振動が増加して騒音が大きくなる問題があった
。
また、騒音の発生を抑えるために振動部分に防振材等を
貼設することも考えられるが、このようにすると装置の
重量増加やコストアップ等を招くことになり好ましくな
かった。
貼設することも考えられるが、このようにすると装置の
重量増加やコストアップ等を招くことになり好ましくな
かった。
(発明が解決しようとする問題点)
以上のように従来の駆動方式は、1相励磁および2相励
磁の振動の大きさを全く考慮していないため、停止直前
の最終駆動パルス印加時に振動の大きい相で励磁した場
合に停止後の装置の振動が大きくなり、これにより騒音
の増加を招くという問題点ををするもので、本発明はこ
の点に着目し、防振材等を設けることなく停止後のステ
ッピングモータの振動を低減し、これによりコンパクト
かつ安価で騒音の低減を図り得るステッピングモータ駆
動方式を提供しようとするものである。
磁の振動の大きさを全く考慮していないため、停止直前
の最終駆動パルス印加時に振動の大きい相で励磁した場
合に停止後の装置の振動が大きくなり、これにより騒音
の増加を招くという問題点ををするもので、本発明はこ
の点に着目し、防振材等を設けることなく停止後のステ
ッピングモータの振動を低減し、これによりコンパクト
かつ安価で騒音の低減を図り得るステッピングモータ駆
動方式を提供しようとするものである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明は、1相励磁と2相励磁とでは一般に第7図に示
すように1相励磁の方が駆動後の振動が小さくなること
に着目し、2相励磁または1相励磁と2相励磁との繰返
しによりステッピングモータを駆動するステッピングモ
ータ駆動方式において、第1図に示す如く励磁状態設定
手段Aを設け、この手段Aによりステッピングモータの
停止直前の励磁状態を1相励磁に設定するようにしたも
のである。
すように1相励磁の方が駆動後の振動が小さくなること
に着目し、2相励磁または1相励磁と2相励磁との繰返
しによりステッピングモータを駆動するステッピングモ
ータ駆動方式において、第1図に示す如く励磁状態設定
手段Aを設け、この手段Aによりステッピングモータの
停止直前の励磁状態を1相励磁に設定するようにしたも
のである。
(作用)
この結果、2相励磁または1相励磁と2相励磁との繰返
しによりステッピングモータを駆動する場合に、ステッ
ピングモータは必ず1相励磁された状態で停止すること
になるので、2相励磁駆動後に停止させる場合に比べて
振動が減少し、これにより装置の騒音は低減される。ま
た防振材等も不要になるため、その分軽口化やコストダ
ウン等を図ることが可能となる。
しによりステッピングモータを駆動する場合に、ステッ
ピングモータは必ず1相励磁された状態で停止すること
になるので、2相励磁駆動後に停止させる場合に比べて
振動が減少し、これにより装置の騒音は低減される。ま
た防振材等も不要になるため、その分軽口化やコストダ
ウン等を図ることが可能となる。
(実施例)
第2図は、本発明の一実施例におけるステッピングモー
タ駆動方式を適用した駆動装置のブロック構成図で、4
はステッピングモータを示している。
タ駆動方式を適用した駆動装置のブロック構成図で、4
はステッピングモータを示している。
この装置は、モータ駆動制御回路1と、このモータ駆動
制御回路1のアドレス指定に従ってステッピングモータ
の駆動パルスパターンを発生するヒユーズROMからな
る駆動パターン発生回路(ROM)2と、この駆動パタ
ーン発生回路2から発生された駆動パルスパターンに従
ってステッピングモータ4を1相励磁または2相励磁に
より駆動するモータ駆動回路3とから構成される。この
うちモータ駆動制御回路1は、マイクロコンピュータを
主制御部として有するもので、その制御機能としてモー
タ駆動制御手段11と励磁状態設定手段12とを備えて
いる。先ずモータ駆動制御手段11は、図示しない回路
より駆動指示が到来したとき、駆動パターン発生回路2
に対し所定のタイミングでアドレスを発生してこれによ
り駆動パターン発生回路2から駆動パルスパターンを出
力させるものである。また励磁状態設定手段12は、停
止直前のステッピングモータの励磁状態を振動の小さい
1相励磁に設定するべくモータ駆動制御手段11から発
生されるアドレスを設定するものである。
制御回路1のアドレス指定に従ってステッピングモータ
の駆動パルスパターンを発生するヒユーズROMからな
る駆動パターン発生回路(ROM)2と、この駆動パタ
ーン発生回路2から発生された駆動パルスパターンに従
ってステッピングモータ4を1相励磁または2相励磁に
より駆動するモータ駆動回路3とから構成される。この
うちモータ駆動制御回路1は、マイクロコンピュータを
主制御部として有するもので、その制御機能としてモー
タ駆動制御手段11と励磁状態設定手段12とを備えて
いる。先ずモータ駆動制御手段11は、図示しない回路
より駆動指示が到来したとき、駆動パターン発生回路2
に対し所定のタイミングでアドレスを発生してこれによ
り駆動パターン発生回路2から駆動パルスパターンを出
力させるものである。また励磁状態設定手段12は、停
止直前のステッピングモータの励磁状態を振動の小さい
1相励磁に設定するべくモータ駆動制御手段11から発
生されるアドレスを設定するものである。
次に、以上の構成に基づいて本実施例の駆動方式を説明
する。尚、本実施例ではステッピングモータを1−2相
励磁により1駆動毎に2発の駆動パルスを発生すること
により駆動するものとして説明する。
する。尚、本実施例ではステッピングモータを1−2相
励磁により1駆動毎に2発の駆動パルスを発生すること
により駆動するものとして説明する。
待機時においてモータ駆動制御回路1は、第3図(a)
に示す如くステップ3aで駆動指示の到来監視を行なっ
ており、この状態で駆動指示か到来するとステップ3a
からステップ3bに移行して、ここで駆動パターン発生
回路2のアドレスを記憶しているアドレスカウンタから
現在記憶されているアドレスを読出す。そしてステップ
3Cでこのアドレスに対応する駆動パルスパターンの励
磁状態が2相励磁であるか1相励磁であるかを判定する
。ここで、いまステッピングモータ4を4相モータであ
ると仮定すると、1−2相励磁の駆動パルスパターンは
例えば次表に示すように設定され、この駆動パルスパタ
ーンは駆動パターン発生回路2にアドレス0〜7に対応
して順に記憶されている。
に示す如くステップ3aで駆動指示の到来監視を行なっ
ており、この状態で駆動指示か到来するとステップ3a
からステップ3bに移行して、ここで駆動パターン発生
回路2のアドレスを記憶しているアドレスカウンタから
現在記憶されているアドレスを読出す。そしてステップ
3Cでこのアドレスに対応する駆動パルスパターンの励
磁状態が2相励磁であるか1相励磁であるかを判定する
。ここで、いまステッピングモータ4を4相モータであ
ると仮定すると、1−2相励磁の駆動パルスパターンは
例えば次表に示すように設定され、この駆動パルスパタ
ーンは駆動パターン発生回路2にアドレス0〜7に対応
して順に記憶されている。
したがって、各駆動パルスパターンの励磁状態はアドレ
スの最下位ビットが“0”であるか“1“であるかによ
り判定できる。
スの最下位ビットが“0”であるか“1“であるかによ
り判定できる。
さて、いま仮に上記アドレスカウンタのアドレス値に対
応する駆動パルスパターン(始動パルスパターン)が2
相励磁であったすれば問題はないが、1相励磁であった
とすると、本実施例の駆動方式は1−2相励磁であるた
め停止直前の駆動パルスパターンの励磁状態は2相励磁
となり、このため上記始動パルスパターンは2相励磁に
変更する必要がある。そこでモータ駆動制御回路1は、
ステップ3Cで1相励磁と判定するとステップ3dに移
行してここでアドレスカウンタのアドレス値をインクリ
メントし、しかるのちステップ3eのアドレス比較ルー
チンに移行する。このアドレス比較ルーチンでは、第4
図に示す如くステップ4aで先ずアドレスが超過したか
否か、つまりアドレスの最大値である「7」を越えたか
否かを判定し、「7」を越えていればステップ4bでア
ドレス値を初期化してrOJに設定し、「7」以下であ
ればアドレス値をそのまま使用する。
応する駆動パルスパターン(始動パルスパターン)が2
相励磁であったすれば問題はないが、1相励磁であった
とすると、本実施例の駆動方式は1−2相励磁であるた
め停止直前の駆動パルスパターンの励磁状態は2相励磁
となり、このため上記始動パルスパターンは2相励磁に
変更する必要がある。そこでモータ駆動制御回路1は、
ステップ3Cで1相励磁と判定するとステップ3dに移
行してここでアドレスカウンタのアドレス値をインクリ
メントし、しかるのちステップ3eのアドレス比較ルー
チンに移行する。このアドレス比較ルーチンでは、第4
図に示す如くステップ4aで先ずアドレスが超過したか
否か、つまりアドレスの最大値である「7」を越えたか
否かを判定し、「7」を越えていればステップ4bでア
ドレス値を初期化してrOJに設定し、「7」以下であ
ればアドレス値をそのまま使用する。
そうして始動時のアドレス設定を終了するとモータ駆動
制御回路1は、先ずステップ3fで上記アドレスを出力
して駆動パターン発生回路2から対応する駆動パルスパ
ターン(2相励磁)を発生させる。そうすると、モータ
駆動回路3から上記駆動パルスパターンに応じた励磁電
流が発生されてステッピングモータ4に供給され、この
結果ステッピングモータ4は2相励磁により1ステップ
分回転する。そうして1パルス目の駆動を終了するとモ
ータ駆動制御回路1は、続いてステップ3gでアドレス
カウンタのアドレス値をインクリメントし、しかるのち
ステップ3hで一定時間Tが経過したか否かを判定する
。ここで、この一定時間Tは1パルス目と2パルス目と
の間隔を設定するだめのもので、1バルスロの駆動によ
るステッピングモータの軸の振動が1パルス目の駆動を
悪影響を与えない程度の時間、例えばステッピングモー
タの軸の固有振動数の約2倍に設定される。
制御回路1は、先ずステップ3fで上記アドレスを出力
して駆動パターン発生回路2から対応する駆動パルスパ
ターン(2相励磁)を発生させる。そうすると、モータ
駆動回路3から上記駆動パルスパターンに応じた励磁電
流が発生されてステッピングモータ4に供給され、この
結果ステッピングモータ4は2相励磁により1ステップ
分回転する。そうして1パルス目の駆動を終了するとモ
ータ駆動制御回路1は、続いてステップ3gでアドレス
カウンタのアドレス値をインクリメントし、しかるのち
ステップ3hで一定時間Tが経過したか否かを判定する
。ここで、この一定時間Tは1パルス目と2パルス目と
の間隔を設定するだめのもので、1バルスロの駆動によ
るステッピングモータの軸の振動が1パルス目の駆動を
悪影響を与えない程度の時間、例えばステッピングモー
タの軸の固有振動数の約2倍に設定される。
そうして、この一定時間Tが経過するとモータ駆動制御
回路1は、第3図(b)に示す如くステップ31に移行
してここで次のアドレスを発生し、これにより駆動パタ
ーン発生回路2から対応する駆動パルスパターンを出力
されてステッピングモータを励磁駆動させる。尚、この
ときの励磁状態は1相励磁となる。そして、この2パル
スロの駆動を終了するとモータ駆動制御回路1は、ステ
ップ3jでアドレスカウンタの値をインクリメントした
のち、ステップ3 kのアドレス比較ルーチンに移行し
てここで先に述べたようにアドレスの初期化制御を行な
い、この制御終了後にステップ3aの待機状態に戻る。
回路1は、第3図(b)に示す如くステップ31に移行
してここで次のアドレスを発生し、これにより駆動パタ
ーン発生回路2から対応する駆動パルスパターンを出力
されてステッピングモータを励磁駆動させる。尚、この
ときの励磁状態は1相励磁となる。そして、この2パル
スロの駆動を終了するとモータ駆動制御回路1は、ステ
ップ3jでアドレスカウンタの値をインクリメントした
のち、ステップ3 kのアドレス比較ルーチンに移行し
てここで先に述べたようにアドレスの初期化制御を行な
い、この制御終了後にステップ3aの待機状態に戻る。
かくして1回の駆動を完了し、以後モータ駆動制御回路
1に駆動指示が到来する毎に」二足制御動作を繰返す。
1に駆動指示が到来する毎に」二足制御動作を繰返す。
第5図は本実施例の駆動方式により駆動した場合の駆動
パルスの印加状態とモータ軸の挙動とを示すものである
。
パルスの印加状態とモータ軸の挙動とを示すものである
。
このように本実施例であれば、1−2相励磁により1駆
動を2発のパルスで駆動する場合に、前処理において始
動時の駆動パルスパターンの励磁状態をアドレスから判
定して、これが1相励磁のとき2相励磁に変更したのち
駆動するようにしたので、停止直前の駆動パルスパター
ンは必ず1相励磁となり、この結果停止直後のステッピ
ングモータの軸の振動を小さくすることができる。した
がって、騒音を減少することができ、これにより防振材
等を貼設する必要もなくなって装置の構成を簡単化しか
つ安価にすることができる。ちなみに停止直前の駆動パ
ルスパターンが2相励磁となるように駆動した場合には
、例えば第6図に示す如く1駆動毎の停止直後のステッ
ピングモータの軸振動が大きくなり、それに伴い騒音も
大きなものとなる。
動を2発のパルスで駆動する場合に、前処理において始
動時の駆動パルスパターンの励磁状態をアドレスから判
定して、これが1相励磁のとき2相励磁に変更したのち
駆動するようにしたので、停止直前の駆動パルスパター
ンは必ず1相励磁となり、この結果停止直後のステッピ
ングモータの軸の振動を小さくすることができる。した
がって、騒音を減少することができ、これにより防振材
等を貼設する必要もなくなって装置の構成を簡単化しか
つ安価にすることができる。ちなみに停止直前の駆動パ
ルスパターンが2相励磁となるように駆動した場合には
、例えば第6図に示す如く1駆動毎の停止直後のステッ
ピングモータの軸振動が大きくなり、それに伴い騒音も
大きなものとなる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば、1−2相励磁で1駆動毎の駆動パルス数が固定化
されていない場合には、最終駆動パルス印加後にその励
磁状態を判定し、この判定の結果2相励磁であれば1パ
ルス追加してこのパルスにより1相励磁させたのち停止
させるようにしてもよい。尚、この場合にはステッピン
グモータの回転停止位置が1ステップ分ずれることにな
るが、次の駆動時にアドレスを1つ戻してから駆動する
ようにすれば問題はない。また、駆動中に最終駆動パル
スパターンの励磁状態を判定し、この励磁状態が2相励
磁の場合にはこの最終駆動パルスパターンの励磁状態自
体を1相励磁に変更して駆動するようにしてもよい。こ
れは、例えば読取原稿のフィードのように1パルス毎の
駆動量が多少変化してもそれほど問題なならない場合に
適用できる。さらに、上記実施例では1−2相励磁の場
合を例にとって説明したか、2相励磁のみにより駆動す
る場合に適用してもよい。すなわち、この場合には停止
直前の最終駆動パルスパターンのみを1相励磁に変更す
るようにすればよい。その他、1駆動毎の駆動パルス数
、ステッピングモータの構成や種類、励磁状態設定手段
の構成等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
えば、1−2相励磁で1駆動毎の駆動パルス数が固定化
されていない場合には、最終駆動パルス印加後にその励
磁状態を判定し、この判定の結果2相励磁であれば1パ
ルス追加してこのパルスにより1相励磁させたのち停止
させるようにしてもよい。尚、この場合にはステッピン
グモータの回転停止位置が1ステップ分ずれることにな
るが、次の駆動時にアドレスを1つ戻してから駆動する
ようにすれば問題はない。また、駆動中に最終駆動パル
スパターンの励磁状態を判定し、この励磁状態が2相励
磁の場合にはこの最終駆動パルスパターンの励磁状態自
体を1相励磁に変更して駆動するようにしてもよい。こ
れは、例えば読取原稿のフィードのように1パルス毎の
駆動量が多少変化してもそれほど問題なならない場合に
適用できる。さらに、上記実施例では1−2相励磁の場
合を例にとって説明したか、2相励磁のみにより駆動す
る場合に適用してもよい。すなわち、この場合には停止
直前の最終駆動パルスパターンのみを1相励磁に変更す
るようにすればよい。その他、1駆動毎の駆動パルス数
、ステッピングモータの構成や種類、励磁状態設定手段
の構成等についても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施できる。
〔発明の効果]
以上詳述したように本発明によれば、2相励磁または1
相励磁と2相励磁との繰返しによりステッピングモータ
を駆動するステッピングモータ駆動方式において、励磁
状態設定手段を設け、この手段によりステッピングモー
タの停止直前の励磁状態を1相励磁に設定するようにし
たことによって、防振祠等を設けることなく停止後のス
テッピングモータの振動を低減することができ、これに
よりコンパクトかつ安価で騒音の低減を図り得るステッ
ピングモータ駆動方式を提供することができる。
相励磁と2相励磁との繰返しによりステッピングモータ
を駆動するステッピングモータ駆動方式において、励磁
状態設定手段を設け、この手段によりステッピングモー
タの停止直前の励磁状態を1相励磁に設定するようにし
たことによって、防振祠等を設けることなく停止後のス
テッピングモータの振動を低減することができ、これに
よりコンパクトかつ安価で騒音の低減を図り得るステッ
ピングモータ駆動方式を提供することができる。
第1図は本発明の機能構成を示すブロック図、第2図乃
至第6図はそれぞれ本発明の一実施例におけるステッピ
ングモータ駆動方式を説明するためのもので、第2図は
同方式を適用した駆動装置の構成を示す回路ブロック図
、第3図および第4図はそれぞれモータ駆動制御回路の
制御手順および制御内容を示すフローチャート、第5図
および第6図はそれぞれ効果を説明するための駆動パル
スの印加状態およびモータ軸の挙動を示す図、第7図は
1相励磁および2柑励磁のモータ軸の挙動を示す図であ
る。 A・・・励磁状態設定手段、1・・・モータ駆動制御回
路、2・・・駆動パターン発生回路、3・・・モータ駆
動回路、4・・・ステッピングモータ、11・・・モー
タ駆動制御手段、12・・・励磁状態設定手段。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図(a) 第3図(b) 第4図 第7図
至第6図はそれぞれ本発明の一実施例におけるステッピ
ングモータ駆動方式を説明するためのもので、第2図は
同方式を適用した駆動装置の構成を示す回路ブロック図
、第3図および第4図はそれぞれモータ駆動制御回路の
制御手順および制御内容を示すフローチャート、第5図
および第6図はそれぞれ効果を説明するための駆動パル
スの印加状態およびモータ軸の挙動を示す図、第7図は
1相励磁および2柑励磁のモータ軸の挙動を示す図であ
る。 A・・・励磁状態設定手段、1・・・モータ駆動制御回
路、2・・・駆動パターン発生回路、3・・・モータ駆
動回路、4・・・ステッピングモータ、11・・・モー
タ駆動制御手段、12・・・励磁状態設定手段。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図(a) 第3図(b) 第4図 第7図
Claims (4)
- (1)2相励磁または1相励磁と2相励磁との繰返しに
よりステッピングモータを駆動するステッピングモータ
駆動方式において、前記ステッピングモータの停止直前
の励磁状態を1相励磁に設定する励磁状態設定手段を備
えたことを特徴とするステッピングモータ駆動方式。 - (2)励磁状態設定手段は、停止直前の最終駆動パルス
の励磁状態を判定し、この励磁状態が2相励磁である場
合に最終駆動パルスに続いて補助駆動パルスを発生させ
てこの補助駆動パルスによりステッピングモータを1相
励磁するものである特許請求の範囲第(1)項記載のス
テッピングモータ駆動方式。 - (3)励磁状態設定手段は、停止直前の最終駆動パルス
の励磁状態を判定し、この励磁状態が2相励磁である場
合に上記最終駆動パルスの励磁状態を1相励磁に変更す
るものである特許請求の範囲第(1)項記載のステッピ
ングモータ駆動方式。 - (4) 励磁状態設定手段は、1駆動毎の駆動パルス数
が偶数に設定されている場合に、その始動パルスの励磁
状態を2相励磁に設定することにより停止直前の励磁状
態を1相励磁に設定するものである特許請求の範囲第(
1)項記載のステッピングモータ駆動方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61294904A JP2741751B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | ステツピングモータ駆動方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61294904A JP2741751B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | ステツピングモータ駆動方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63148898A true JPS63148898A (ja) | 1988-06-21 |
JP2741751B2 JP2741751B2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=17813760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61294904A Expired - Fee Related JP2741751B2 (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | ステツピングモータ駆動方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741751B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005118263A (ja) * | 2003-10-16 | 2005-05-12 | Daito Giken:Kk | 遊技台および遊技台のリールユニット組み立て調整装置 |
JP2011061967A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Ricoh Co Ltd | ステッピングモータ制御装置及び搬送装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736112U (ja) * | 1971-05-07 | 1972-12-21 | ||
JPS60106396A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-11 | Nec Corp | ステッピングモータ駆動回路 |
JPS60143489A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フロツピ−デイスク装置 |
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1986
- 1986-12-12 JP JP61294904A patent/JP2741751B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2741751B2 (ja) | 1998-04-22 |
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