JPS6052679B2 - パルスモータによる記録装置の紙送り方法 - Google Patents

パルスモータによる記録装置の紙送り方法

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JPS6052679B2
JPS6052679B2 JP13894777A JP13894777A JPS6052679B2 JP S6052679 B2 JPS6052679 B2 JP S6052679B2 JP 13894777 A JP13894777 A JP 13894777A JP 13894777 A JP13894777 A JP 13894777A JP S6052679 B2 JPS6052679 B2 JP S6052679B2
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JP
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pulse motor
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pulse
paper
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JP13894777A
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英夫 菊地
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はパルスモータによる記録装置の紙送り方法
に関するものである。
従来、一般にパルスモータを用いて機械的制御をおこ
なう場合、ダイレクト・ドライブ以外はギヤとかタイミ
ング・ベルトなどを介して制御するのが普通であるが、
この場合噛み合い部における機械的なガタに起因するバ
ツクラツシが問題になる。
さらにパルスモータの負荷の慣性モーメントの問題も重
なり、起動時にはステップ誤差が発生する。第1図はこ
の関係を示すグラフであり、横軸に時間を縦軸にモータ
回転子の回動量を、それぞれとつてある。紙送りローラ
は回転子の起動時の立ち上り時間に対してバツクラツシ
などによる遅れ時間TDが生じ、そして本来ならばステ
ップ角0、に達すべき時亥11を、においてステップ誤
差e、を生じる。次にステップ角θ、に達すべき時$、
において生じるステップ誤差e。はe、より小さくなる
。このようにステップ誤差は次第に小さくなり、遂には
零となり、紙送りローラの回転は安定状態になる。
このように、安定状態に達してから所期の目的のために
使用するのでは、それまでに余分なステップパルスが必
要であり、例えば画像記録の紙送りにおいては、画像記
録中停止した後、記録再開までの上記余分なステップパ
ルス数に相当した期間、余分な紙送りをおこなうわけで
あるから何ラインかの空白部分が生じて不都合である。
さりとてパルスモータの動作が不安定な状態のまま記録
動作をおこなえば画像が蛇行状態をとり不鮮明となる。
そのほか従来は、パルスモータの高速度ステップ駆動
において立ち上り特性を良くするために定電流回路を用
いたり、立ち上り時に高い印加電圧をパルスモータに印
加するなどの方法も提案されているが、回路構成が複雑
になという難点があつた。
この発明は、上述のような従来の事情にかんがみてな
されたものであり、パルスモータによる新規な紙送り方
法の提供によつて従来の難点を克服せんとするものであ
る。
先ず第2図を参照してこの発明の原理を説明する。
第2図はこの発明による紙送り方法を実現するためのス
テップモータの回動の態様を示す図である。第2図にお
いて、ステップモータは、ステップ角θ。から始まつて
順次θ、、θ2、θ3、θ。と回動し、この間紙送りが
おこなわれると共に記録もおこなわれる。ステップ角θ
。においてパルスモータが停止するものとすると、停止
後直ちに逆転されてステップ角θ53まで戻り、この位
置で真に停止する。ステップ角04からO″3に至る迄
の戻り期間は記録をおこなわない。次にスタートに際し
ては、パルスモータがステップ角θ″3から04に至る
迄の間は記録をおこなわず、ステップ角04以降におい
て記録をおこなうようにする。そしてこのθ″3からθ
4に至る迄の期間をパルスモータの立ち上り時に必要な
安定化時間にあてれば、紙面上における記録画像は常に
安定した画像になる。以下、パルスモータの停止、スタ
ートに際して同様な動作態様をとる。以上に明らかにし
たこの発明によるパルスモータの駆動方法の実施回路を
次に具体的に説明する。第3図はこの発明の実施に用い
られる具体的な回路構成の一例を示す図、第4図は第3
図の回路の要部における信号状態を示す図である。
第3図において、PMは4相のパルスモータ、Vは電源
、Rは抵抗器、PMCはパルスモータ制御回路、PMD
はパルスモータ駆動回路、F1とF2はそれぞれフリッ
プフロップ回路、ANlとAN2はそれぞれアンド回路
、0R1はオア回路、INl〜5はそれぞれインバータ
、1〜4はそれぞれ駆動パルス入力端子、5はクロック
入力ライン、6はパルスモータ制御ライン、7はフリッ
プフロップ●リセット●ラインを示す。
第4図は、第3図において番号1乃至7で示した端子又
はラインにおける信号の状態を示す図である。
第3図において、クロック入力ライン5におけ.るクロ
ックパルスの立ち上りに同期して反転する2個のフリッ
プフロップF1とF2があり、F1およびF2の出力Q
および反転出力0をパルスモータPMの駆動制御パルス
として用いる。
パルスモータPMは4相のもので、2相励磁で使用され
、画像記録用の紙送りに使用された場合、4ステップの
紙送りで1ラインの画像記録がなされる。クロックパル
スはクロック入力ライン5を経てパルスモータ制御回路
PMCからフリツプフロツープF1とF2へ加えられる
が、そのフリップフロップF1はQ出力をパルスモータ
PMの第3相のパルス入力端子3に、またこれと反転し
た間出力を第1相のパルス入力端子1に加えるよう接続
がなされている。
またフリップフロップF2のQ出力はアンド回路ANl
に加えられ、反転出力Oはアンド回路AN2に加えられ
る。この両アンド回路ANlとAN2には、パルスモー
タ制御ライン6を経てパルスモータ制御回路PMCから
パルスモータ制御信号が与えられ、該制御信号の信号レ
ベルの高低により、結局はアンド回路NqとAN2を切
り換えるようにしてパルスモータPMの正転、逆転を制
御するようになつている。前記アンド回路ANl,AN
2の各出力はオア回路0R1を経てパルスモータPMの
第2相の入力端子2へ、又インバータINlを経て第4
相の入力端子4へ加えられるよう接続がなされている。
パルスモータPMの第3相のパルス入力端子3に印加さ
れるフリップフロップF1のQ出力(第4図の3参照)
はこのフリップフロップF1のクロック信号(第4図の
CP5参照)に比し周期が2倍であり、またパルスモー
タPMの第1相のパルス入力端子1に加えられるフリッ
プフロップF1のO出力(第4図の1参照)は、前記の
Q出力に比し180第位相が遅れている。フリップフロ
ップF2のQ出力もクロック信号(第4図Glr照)に
比し周期が2倍になつており、O出力はQ出力よりも1
802位相が遅れている。フリップフロップF1のQ出
力はフリップフロップF2のQ出力よりも90出位相が
遅れるようになつている。今、パルスモータ制御回路P
MCからフリップフロップ・リセット●ライン7を介し
てリセット信号(第4図の7参照)が印加されてフリッ
プフロップF1とF2がリセットされた状態で、同じく
パルスモータ制御回路PMCからパルスモータ制御ライ
ン6を介してパルスモータ制御信号(第4図の6参照)
が印加されるものとする。フリップフロップF1のO出
力によりパルスモータPMの第1相が端子1を経て励磁
される。パルスモータの制御ライン6上の信号(第4図
の6参照)はこの時点では高レベルにあり、フリップフ
ロップF2のQ出力が低レベル、互出力力塙レベルにあ
るから、結局第3図の回路構成では、オア回路0R1の
出力も低レベルにあり、したがつてこの低レベルの出力
はインバータINlを介して高レベルの出力となつてパ
ルスモータPMの第4相を端子4を介して励磁する。か
くてパルスモータPMは、その第1相と第4相が励磁さ
れた状態(第4図の状態A)で静止している。この状態
のときに、パルスモータ制御回路PMCからクロック入
力ライン5を経てクロックパルス(第4図のDA「照)
が印加されると、フリップフロップF2の出力Qは反転
し、したがつてアンド回路ANlの出力が高レベルにな
るから、該出力はオア回路0R1を介して端子2に印加
され、パルスモータPMの第2相を励磁する。
このとき、第4相は、インバータINlを介して低レベ
ルの信号を受けるから励磁されない。他方フリップフロ
ップF1の出力Qは、クロック信号(第4図のCP5参
照)により、F2の出力よりも900位相が遅れて反転
され、高レベル信号となつて端子3へ印加され、パルス
モータPMの第3相を励磁する。またフリップフロップ
F1の互出力はこのとき低レベルにあるから、パルスモ
ータPMの第1相は励磁されない。次のクロック信号(
第4図DF丁)の立ち下りでフリップフロップF2の出
力Qは反転し、したがつて端子4を経てパルスモータP
Mの第4相が励磁されることになる。このようにして、
結局のところ、第4図に示すように、端子1乃至4には
90ろずつ位相の遅れたパルスが順次印加されることに
なり、したがつてパルスモータPMは正転して記録用紙
を送る。クロック信号が第3サイクルに入る時間(第4
図のB)から用紙面に記録をおこなうものとし、クロッ
ク信号が2サイクル(4ステップ)で1ラインの記録が
なされるよう予じめ設定しておく。次に、紙送りを停止
する場合を考える。この発明の方法によれば、紙送りの
停止の際、パルスモータPMは一旦停止後、直ちに逆回
転を若干おこない、その後真に停止するようになつてい
る。このことは次のようにして実現される。すなわち、
パルスモータPMがスタートする前のそれと同じ励磁状
態(第1相と第4相が励磁された状態、第4図のAと同
じ状態で第4図C)においてパルスモータ制御信号ライ
ン6の信号を切り換えてレベルにすればパルスモータP
Mは逆転を始める。すなわちパルスモータPMの第4相
と第1相が励磁された状態(第4図のC)でパルスモー
タPMは静止し、次のクロックパルスCP5の立ち下り
でフリップフロップF1の出力状態が反転し、Q出力が
端子3を経てパルスモータPMの第3相を励磁し、90
を位相が遅れて今度はフリップフロップF2の出力互が
、クロックパルスDF『の立ち下りで反転して高レベル
となり、このときパルスモータ制御ライン6の信号レベ
ルは低レベルにあるから、アンド回路AN2から出力が
生じ、この出力はオア回路0R1を経て端子2に印加さ
れて、パルスモータPMの第2相を励磁する。すなわち
第4図(CからDの間)において明らかなように、第4
相(4)を基準として各相のパルス波形が、第3相、第
2相、第1相、と順次進んだ形となり、パルスモータP
Mは逆転駆動されることになる。そして4ステップ動作
して初期状態(第1相と第4相が励磁された状態)に達
した時点でクロック信号の入力を停止すればパルスモー
タPMは静止する。そしてこの4ステップの逆転時は用
紙に対する記録をおこなわない。次にスタートするとき
は、逆転した4ステップ分だけ正転した後で、用紙に対
する記録をおこなう。このようにして、パルスモータ制
御回路PMから制御ライン6上に送られる信号によつて
パルスモータPMの正転、逆転を制御することができる
。発明の詳細な説明から明らかなように、この発明の方
法によれば、比較的簡単な回路構成により、従来技術の
難点を克服した紙送り方法が実現できるので、その効果
は大きなものがある。
なお、パルスモータが一旦静止した後逆転して真に停止
するまでの逆転駆動量は、諸条件を勘案して任意に定め
うるものであることは当然であり、またこの発明はファ
クシミリにおける静電記録方式に適用して特に効果があ
るものである。″図面の簡単な説明 第1図は従来ステップモータの起動時にステップ誤差が
発生した状況を示す図、第2図はこの発明による紙送り
方法の原理を示す図、第3図はこの発明の方法の実施に
用いられる具体的な回路構成の一例を示す図、第4図は
第3図の回路の要部における信号状態を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パルスモータが正方向に回転して紙送りを所定量お
    こなう段階と、前記段階にて紙送りをおこなつた後に一
    定距離分だけ逆回転しパルスモータを停止させる段階と
    、次に紙送りをおこなう際は、逆回転した一定距離分だ
    け正方向に回転する間にパルスモータの立ち上り時に必
    要な動作の安定化を終了し、以後安定した紙送りをおこ
    なう段階とから成ることを特徴とするパルスモータによ
    る記録装置の紙送り方法。
JP13894777A 1977-11-21 1977-11-21 パルスモータによる記録装置の紙送り方法 Expired JPS6052679B2 (ja)

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JPS5525320A (en) * 1978-08-11 1980-02-23 Nec Corp Method of preventing discrepancy between line distance upon line feed, in dot serial printer utilizing step motor for line feed
JPS63302798A (ja) * 1987-05-30 1988-12-09 Ricoh Co Ltd ステッピングモ−タの紙送り制御方式

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JPS5472416A (en) 1979-06-09

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