JPS63148260A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS63148260A
JPS63148260A JP29688186A JP29688186A JPS63148260A JP S63148260 A JPS63148260 A JP S63148260A JP 29688186 A JP29688186 A JP 29688186A JP 29688186 A JP29688186 A JP 29688186A JP S63148260 A JPS63148260 A JP S63148260A
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Shinji Yoshimoto
吉本 真璽
Satoshi Nakagawa
敏 仲川
Yutaka Kaneko
豊 金子
Shuichi Sugita
修一 杉田
Naoko Shimada
島田 尚子
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Konica Minolta Inc
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    • G03C7/3008Combinations of couplers having the coupling site in rings of cyclic compounds and photographic additives
    • G03C7/301Combinations of couplers having the coupling site in pyrazoloazole rings and photographic additives
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    • G03C7/39252Heterocyclic the nucleus containing only nitrogen as hetero atoms two nitrogen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは、
熱や光に対して色素画像が安定で、しかもスティンの発
生が防止されたハロゲン化銀カラー写真感光材料に関す
る。
〔発明の背景〕
IH−ピラゾロアゾール型カプラーから形成されるマゼ
ンタ色素は、430 n m付近の副吸収が3位にアニ
リノ基を有する5−ピラゾロン類から形成される色素に
比べて者しく小さく色再現上好ましく、さらに、光、熱
、湿度に対する未発色部の黄変(Y−スティン)の発生
も極めて小さく好ましい利点を有するものである。
しかしながら、これらのカプラーから形成されるアゾメ
チン色素の光に対する堅牢性は者しく低く、その上、前
記色素は光により変色し易く、カラー写真材料、特にプ
リント系カラー写真材料の性能を者しく損なうものであ
る。
また、特開昭61−189539号には、I H−ピラ
ゾロアゾール型カプラーに、成る種のピペラノン系化合
物またはホモビベラノン系化合物を併用することにより
、マゼンタ色素画像の光に対する堅牢性を改良する技術
が開示されている。
しかし上記技術においても、飽くなき品質向上を目指す
カラー写真材料の要求を十分満足させるものではなく、
マゼンタ色素画像における一層の変褪色防止が望まれて
いる。
〔発明の目的〕
本発明は上記の事情に鑑み為されたもので、本発明の第
1の目的は、色再現性に優れ、しかもマゼンタ色画像の
光堅牢性が者しく改良されたカラー写真材料を提供する
ことにある。
本発明のPt52の目的は、光に対して変色の少ないマ
ゼンタ色素画像を有するカラー写真材料を提供すること
にある。
本発明の第3の目的は、光、熱、湿度に対して未発色部
のY−スティンの発生が防止されたカラー写真材料を提
供することにある。
本発明の第4の目的は、現像処理時にカブリの発生が少
ないカラー写真材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、下記一般式〔M−■〕で表される
マゼンタカプラーの少なくとも1つと、下記一般式(I
〕で表される化合物の少なくとも1つとを含有するハロ
ゲン化銀写真感光材料によって達成される。
一般式〔M−1) 式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原子
群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有しても
よい。
Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
り離脱しうる置換基を表す。
またRは水素原子または置換基を表す。
一般式(1) 式中、R3およびR4は各々、結合位が第2級もしくは
第3級炭素原子であるアルキル基を表し、R5は炭素原
子数1〜4のアルキル基を表す。lは0〜4の整数を表
す。
次に本発明を具体的に説明する。
本発明に係る前記一般式 [M−1] で表されるマゼンタカプラー1こおいて、Zは含窒素複
素環を形成するに必要な非金属原子群を表し、該Zによ
り形成される環は置換基を有してもよい。
Xは水素原子又は発色現像主薬の酸化体との反応により
離脱しうる基を表す。
またRは水素原子又は置換基を表す。
Rの表すr11換基としては特に制限はないが、代表的
には、アルキル、アリール、7ニリノ、アシルアミノ、
スルホンアミド、アルキルチオ、アリールチオ、アルケ
ニル、シクロアルキル等の各基が挙げられるが、この他
にハロゲン原子及びシクロアルケニル、アルキニル、複
素環、スルホニル、スルフィニル、ホスホニル、アシル
、カルバモイル、スルファモイル、シクロアルキル、ア
リールオキシ、複素環オキシ、シロキシ、アシルオキシ
、カルバモイルオキシ、アミ/、アルキルアミハイミド
、ウレイド、スル77モイルアミハアルコキシカルポニ
ルアミハアリールオキンカルポニルアミノ、アルコキシ
カルボニル、アリールオキシカルボニル、複素環チオの
各基、ならびにスピロ化合物残基、有橋炭化水素化合物
残基等も挙げられる。
Rで表されるアルキル基としては、炭素数1〜32のも
のが好ましく、直鎖でも分岐でもよい。
Rで表される7リール基としては、フェニル基が好まし
い。
Rで表されるアシルアミ7基としては、アルキルカルボ
ニルアミ7基、アリールカルボニルアミ7基等が挙げら
れる。
Rで表されるスルホンアミド基としては、アルキルスル
ホニルアミノ基、アリールスルホニルアミ7基等が挙げ
られる。
R1’表されるアルキルチオ基、アリールチオ基におけ
るアルキル成分、アリール成分は上記Rで表されるアル
キル基、アリール基が挙げられる。
Rで表されるアルケニル基としては、炭素数2〜32の
もの、シクロアルキル基としては炭素数3〜12、特に
5〜7のものが好ましく、アルケニル基は直鎖でも分岐
でもよい。
Rで表されるシクロアルケニル基としでは、炭素数3〜
12、特に5〜7のものが好ましい。
Rで表されるスルホニル基としてはアルキルスルホニル
基、アリールスルホニル基等;スルフィニル基トシては
フルキルスルフィニル基、アリールスルフィニル基等; ホスホニル基トしてはアルキルホスホニル基、アルコキ
シホスホニル基、アリールオキシホスホニル基、アリー
ルホスホニル基環; アシル基としてはアルキルカルボニル基、アリールカル
ボニル基等; カルバモイル基としてはアルキルカルバモイル基、アリ
ールカルバモイル基等; スルファモイル基としてはフルキルスルファモイル基、
アリールスルファモイル基環;アシルオキシ基としては
アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニルオキ
シ基環;カルバモイルオキシ基としてはアルキルカルバ
モイルオキシ基、アリールカルバモイルオキシ基等; ウレイド基としてはアルキルウレイド基、アリールウレ
イド基等; スル7アモイルアミ7基としてはアルキルスル7アモイ
ルアミノ基、アリールスル7アモイルアミ7基等; 複素環基としては5〜7貝のものが好ましく、具体的に
は2−フリル基、2−チェニル基、2−ピリミノニル基
、2−ベンゾチアゾリル基環;複素環オキシ基としては
5〜7貝の複素環を有するものが好ましく、例えば3.
4.5.6−テトラヒドロビラニル−2−オキシ基、1
−7ヱニルテトラゾールー5−オキシ基等; 複素環チオ基としては、5〜7貝の複素環チオ基が好ま
しく、例えば2−ビリノルチオ基、2−ベンゾチアゾリ
ルチオ基、2,4−シフエフキシ−1゜3.5−トリア
ゾール−6一チオ基等;シロキシ基としてはトリメチル
シロキシ基、トリエチルシロキシ基、ツメチルブチルシ
ロキシ基等; イミド基としてはコハク酸イミY基、3−ヘプタデシル
コハク酸イミド基、7タルイミド基、グルタルイミド基
等; スピロ化合物残基としてはスピロ[3,3]ヘプタン−
1−イル等; 有情炭化水素化合物残基としてはビシクロ[2゜2.1
1へブタン−1−イル、トリシクロ[3,3,1゜1コ
・71デカン−1−イル、7,7−ツメチルービシクロ
[2,2,1]へブタン−1−イル等が挙げられる。
Xの表す発色現像主薬の酸化体との反応により離脱しう
る基としては、例えばハロゲン原子(塩素原子、臭素原
子、弗素原子等)及びアルコキシ、アリールオキシ、複
素環オキシ、アシルオキシ、スルホニルオキシ、アルフ
キン力ルポニルオキン、アリールオキシカルボニル、ア
ルキルオキザリルオキシ、アルキルオキザリルオキシ、
アルキルチオ、アリールチオ、複素環チオ、アルキルオ
キシチオカルボニルチオ、アシルアミ/、スルホンアミ
ド、N原子で結合した含窒素複素環、アルキルオキシカ
ルボニルアミ7、アリールオキシカルボニルアミ/、カ
ルボキシル、 (R1′は前記Rと同義であり、Z′は前記Zと同義で
あり、R2′及びR3′は水素原子、アリール基、アル
キル基又は複Z環基を表す。)等の各基が挙げられるが
、好ましくはハロゲン原子、特に塩素原子である。
またZ又はZ′により形成される含窒素複素環としては
、ピラゾール環、イミダゾール環、トリアゾール環又は
テトラゾール環等が挙げ・られ、前記環が有してもよい
置換基としては前記Rについて述べたものが挙げられる
一般式CM−I〕で表されるものは更に具体的には例え
ば下記一般式〔M−〇)〜〔M−■〕により表される。
一般式CM−1) ■−〜−N 一般式 〔M−IV) 一般式〔M−V ) 一般式 〔M−■) 前記一般式CM−11)  〜 〔M−■〕においてR
1〜R,及VXは前記R及びXと同義である。
又、一般式CM−1)の中でも好ましいのは、下記一般
式〔M−■〕で表されるものである。
式中R、、X及びZlは一般式CM−1)におけるR、
X及びZと同義である。
前記一般式〔M−n)〜〔M−■〕で表されるマゼンタ
カプラーの中で特に好ましいものは一般式〔M−II)
で表されるマゼンタカプラーである。
前記複素環上の置換基R及びR8として最も好ましいの
は、下記一般式〔M−ff〕により5:されるものであ
る。
一般式[M−IX] R,、−C− ―  l 1 式中R,,R,。及びR11はそれぞれ前記Rと同義で
ある。
又、前記R91RI O及びR11の中の2つ例えばR
3とR10は結合して飽和又は不飽和の環(例えばシク
ロアルカン、シクロアルケン、複素環)を形成してもよ
く、更に該環にR11が結合して有橋炭化水素化合物残
基を構成してもよい。
一般式〔M−[)の中でら好ましいのは、(i)R3−
R11の中の少なくとも2つがアルキル基の場合、(i
i)R=〜R31の中の1つ例えばRIIが水素原子で
あって、他の2っR5とR10が結合して根元炭素原子
と共にシクロアルキルを形成する場合、である。
更に(i>の中でも好ましいのは、R8−R11の中の
2つがアルキル基であって、他の1つが水素原子又はア
ルキル基の場合である。
又、一般式〔M−1)におけるZにより形成される環及
び一般式〔M−■〕におけるZlにより形成される環が
有してもよい置換基、並びに一般式CM−11)〜〔M
−Vl)におけるR2−R8としては下記一般式〔M−
X )で表されるものが好ましい。
一般式〔M−X ) −R’−8○2−R2 式中R1はアルキレン基を、R2はアルキル基、シクロ
アルキル基又はアリール基を表す。
R1で示されるフルキレン基は好ましくは直鎖部分の炭
素数が2以上、より好ましくは3ないし6であり、直鎖
9分岐を問わない。
R2で示されるシクロアルキル基としては5〜6貝のも
のが好ましい。
以下に本発明に係る化合物の代表的具体例を示す。
C1(。
CH。
CH。
C7Fi(5 CHv し■コ 〜−へ−へ N−lN−〜 以上の本発明に係る化合物の代表的具体例の他に、本発
明に係る化合物の具体例としてはvfM昭81−979
1号明細書の第66頁〜 122頁に記載されている化
合物の中で、No、 1−4 、6 、8−17.19
−24.、26−43.45−59.61−104.1
06−121.123〜162.164〜223で示さ
れる化合物を挙げることができる。
又、前記カプラーはツヤ−ナル・オブ・ザ・ケミカル・
ソサイアテイ(Journal of Lbe Cbe
micalSociety)、パーキン (P erk
in)  I  (1977)、 2047〜2052
、米国特許第3,725,067号、特開昭59−99
437号、同58−42045号、同59−16254
8号、同59−171956号、同60−33552号
、同60−43659号、同60−172982号及び
同60−190779号等を参考にして合成することが
できる。
本発明のカプラーは通常ノ)ロデン化銀1モル当りlX
l0−’モル−1モル、好ましくは1.X10−2モル
−8X10−’モルの範囲で用いることができる。
又本発明のカプラーは池の種類のマゼンタカプラーと併
用することもできる。
次に本発明のマゼンタカプラーと併せて用いられる前記
一般式(I〕で表されるマゼンタ色素画像安定化剤につ
いて説明する。
一般式〔I〕 一般式〔■〕においてR3およびR4で表される、結合
位が第2級もしくは第3級炭素原子であるアルキル基は
、下記一般式(It)で表される。
一般式C11) R’ −C− R自 式中、R6,R’およびR’は、それぞれ前記一般式〔
M−1)における置換基Rと同義であるが、R6−R8
の少なくとも2つは水素原子以外の基である。またRg
、R’およびR8の中の2つ、例えばRgとR7は結合
して飽和または不飽和の環(例えばシクロアルカン、ジ
クロフルケン、複素環)を形成してもよく、更に鎖環に
R1が結合して有橋炭化水素化合物残基を構成してもよ
い。
一般式([1)の中でも好ましいのは、(i)R’〜R
8の中の少なくとも2つがアルキル基の場合、(ii)
R’〜R6の中の1つ例えばR8が水素原子であって、
値の2つR6とR7が結合して根元炭素原子と共にシク
ロアルキルを形成する場合である。
更に(i)の中でも好ましいのは、R6−R8の全てが
アルキル基の場合(例えばt−ブチル、t−7ミル、t
−オクチル等の基)である。
以下に一般式CI)で表される化合物の代表的具体例を
示すが、本発明はこれらにより限定されるものではない
本発明に用いられるマゼンタ色素画像安定化剤の代表的
合成例を以下に示す。
合成例1 (例示化合物A−37の合成)N、N−ノ(
2−ヒドロキシエチル)−1−ブチルアミンの合成 エチレンオキシド44.と水200i*1を混合し、内
温20℃で撹拌しながら、t−ブチル7ミン36,5.
を水20011に溶解した溶液を少しづつ滴下し (内
温は45〜47°Cまで上昇する)、更に3時間撹拌を
続ける。
反応液は減圧下に水および未反応のし一ブチルアミンを
留去した後、減圧蒸留する。沸点140〜145°C/
10mmHgの粘稠な透明液体401?(収率50%)
を得た。
上記のN、N−ノ(2−ヒドロキシエチル)−1−ブチ
ルアミンtegをトルエン160mj!に溶解し、内温
80’Cに加熱、撹拌下にチオニルクロリド25gを1
0分間で滴下し、更に1時間撹拌する。反応液はトルエ
ンを減圧留去し、茶色の固体残渣をアセトンZoomジ
より再結晶してベーノユ色の針状結晶178(収率90
%)を得た6融点178〜179°C0■二晩へ飢え 上記のN、N−ジ(2−クロロエチル戸t−ブチルアミ
ン塩酸塩2.34gと炭酸カリウム1.38gをエタノ
ールZOmlに加え、攪拌・混合する。次いで加熱、還
流下にt−ブチルアミン2.9gを滴下し、更に3時間
反応を続ける1反応液は溶媒を減圧留去後、水5011
1に注ぎ、酢酸エチル50@1で抽出する。酢酸エチル
層は水洗し無水硫酸す) +7ツムで乾燥後、酢酸エチ
ルを減圧留去する。残渣をカラムクロマトグラフィで精
製して白色固体0.8gを得た。融点84〜86℃、 
NHRにより1,4−ジ−t−ブチルピペラジンである
ことを確認した。
元素分析値(C+□11□、N2) 理論値(%)  Cニア2.66  H:13.21 
 N :14.12実測値(%)  Cニア2,48 
 H:13.19  N :14.10合成例2 (例
示化合物A−38の合r&)合成例1のA−37の合成
におけるt−ブチルアミンをし一オクチルアミン5.1
7gに代えた以外は合成例1に準じて反応を行った。酢
酸エチル層は無水硫酸マグネシウムで乾燥後、酢酸エチ
ルを減圧留去し、淡黄色油状残渣をカラムクロマトグラ
フィで精製する。融点47〜48℃の白色結晶0,8.
を得た。
NMIIは1−t−ブチル−4−t−オクチルビベラノ
ンの構造を支持した。
元素分析値(C,、lI3.82) 理論値(%)  Cニア5,52  H:13.47 
 N :+1.OO実測値(%)  Cニア5,54 
 H:13.37  N :11.11合成例3 (例
示化合物42の合成) N、N−ジ(2−ヒドロキシエチル)−1−オクチルア
ミンの合成 エチレンオキシド88.と水400mt’の混合物を室
温(約20℃)で撹拌しなからt−オクチルアミン12
.9゜を約15分間で滴下した後、更に6時間攪拌を続
ける0反応液の内温は徐々に上昇し、47〜49°C位
に達するが、また次第に下降する1反応液は分液濾斗に
より水層を分取し減圧蒸留する。沸点165〜170℃
/3〜4■l1gの無色粘稠液体108gを得た。構造
はFDマススペクトル、NMRで確認した。
人工とりn虞− 上記のN、N−ノ(2−ヒドロキシエチル)−1−オク
チルアミン12.とチオニルクロリド4011をトルエ
ン100Jに加え、75〜80℃に加熱、2時間反応さ
せる。反応液はトリエンおよび未反応のチオニルクロリ
ドを減圧留去し、茶色のN、N−ノ(2−クロロエチル
)−1−オクチルアミン塩酸塩を得る。これに炭酸カリ
ウム38g、エタノール80m1を加え、加熱、還流下
にし一オクチルアミン7.18を滴下し、更に3時間反
応を続ける。反応液は溶媒を減圧留去後、水10(1+
1に注ぎ、酢酸エチル100mNで抽出する。
抽出層は水洗、無水硫酸す) +7ウムで乾燥後、酢酸
エチルを減圧留去する。茶色の油状残渣をカラムクロマ
トグラフィで精製して無色の粘81液体7gを得rこ。
NMRにより1,4−シーし一オクチルピペラノンであ
ることを確認した。
元素分析値(C2゜I+、2N2) 理論値(%)  Cニア7.35  H:13.63 
 N :9.02実測値(%)  Cニア7.34 8
 :13.60  N :9,00本発明の一般式(I
〕で表される化合物の使用量は、本発明の前記一般式〔
M−I〕で表されるカプラーに対して5〜400モル%
が好ましく、より好ましくは10〜300モル%である
本発明に類似なアミン系化合物は、特公昭47−472
45号、特開昭55−65954号、同58−1022
31号、同58−105147号、同58−11403
6号、同59−53846号、同59−78344号、
同59−104646号、同59−105643号、同
59−109052号、同59−113441号、同5
9−116747号、同59−119351号、同59
433543号、同61−6045号、同61−665
2号、同81−72246号に記載されている。
前記特公昭47−47245号では、アミン化合物が7
ジメチン色素およびインドアニリン色素の光退色防止に
有効であることが述べられている。しかしながら、5−
ピラゾロンから導かれるアゾメチン色素に対するそれら
のアミン化合物の光退色防止効果は、他の退色防止剤に
較べると着しく劣るものであった。また、前記特開昭5
8−105147号および同59−229557号では
アミン化合物を2当量ピラゾロンマゼンタカプラーと共
に用いると、現像処理する際に生ずる未露光部のマゼン
タスティンの防止に効果があることが述べられている。
しかしながら、確かにマゼンタスティンの防止効果はあ
るものの、光によりアミン化合物自身が黄色に変色を起
こし、Y−スティンが増加するという欠点を有している
。前記特公昭47−47245号にはアミン化合物は紫
外線吸収剤のような着色、変色は起こさないと述べられ
ているが、画質が非常に重要視される近年の感光材料に
おいてはアミン化合物の着色は無視できないものである
。また、アミン化合物は5−ピラゾロンマゼンタカプラ
ーと共に用いると感度を低下させるという重大な欠点も
有している。
また、特開昭58−114038号、同59−5384
6号、同61−4045号、同61−6652号に記載
されるアミン化合物は、黄色カプラーから形成された色
素の耐光性向上に著しい効果を示すが、5−ピラゾロン
型マゼンタカプラー及び本発明で使用されるピラゾロア
ゾール型マゼンタカプラーより生成する色素に灯しては
殆んど効果が見られない。
更に、特開昭61−72246号に記載されるアミン化
合物(前記一般式(1)のR3およびR4が直鎖アルキ
ル基である本発明の範囲外の化合物)は、ピラゾロアゾ
ール型マゼンタカプラーより生成した色素の耐光性向上
に者しい効果を示すものの、カブリが増大する欠点を有
することが判明した。
前記一般式([)で表される本発明の化合物は、上記情
況の中で開発された化合物であり、一般式〔M−I〕で
表されるマゼンタカプラーを用いて製造されたカラー写
真材料の乳剤性能、待にカブリを抑制しながら、かつ形
成されるマゼンタ色素の耐光性向上に著しい効果を発揮
することが本発明の最大のvf艮である。
一般に、本発明のマゼンタカプラーから得られるマゼン
タ色素画像は、光に対して著しい褪色を示すばかりか、
光による変色も着しく、色素画像の色調がマゼンタから
黄色味がかってくる。本発明の色素画像安定化斉りは、
前記マゼンタカプラーから得られるマゼンタ色素画像の
光による褪色及び変色を防止し、またカブリが少ないと
いう点で、従来のアミン系色素画像安定化剤では達成し
得ない効果を有している。
本発明のマゼンタカプラーと本発明の化合物は同一層中
で用いられるのが好ましいが、該カプラーが存在する層
に隣接する層中に該化合物を用いてもよい。
本発明のマゼンタカプラー、本発明のマゼンタ色素画像
安定化剤等の化合物をハロゲン化銀乳剤層に導入するに
は、例えば固体分散法、ラテックス分数法、水中油滴型
乳化分散法等、種々の方法を用いることができ、これは
カプラー等の疎水性化合物の化学構造等に応じて適宜選
択することができる。水中油滴型乳化分散法は、カプラ
ー等の疎水性添加物を分散させる従来公知の方法が適用
でき、通常、沸点約150℃以上の高沸点有機溶媒に、
必要に応じて低沸点、及び/又は水溶性有機溶媒を併用
して溶解し、ゼラチン水溶液などの親水性バイングー中
に界面活性剤を用いて攪拌器、ホモノナイザー、コロイ
ドミル、70−ノエツトミキサー、超音波分散装置等の
分散手段を用いて、乳化分散した後、目的とする親水性
コロイド層中に添加すればよい。
本発明において、本発明のマゼンタカプラーの他に用い
ることのできるカプラーとしては、以下の如き色素形成
カプラー、すなわち発色現像主薬との酸化カプリングに
よって発色し得る化合物、例えばマゼンタカプラーとし
て、5−ピラゾロンカプラー、ビラゾロベンライミグゾ
ールカブラ−、シア/アセチルクマロンカプラー、開鎖
アシルアセトニトリルカプラー等があり、イエローカプ
ラーとして、アシルアセトアミドカプラー (例えばベ
ンゾイルアセトアニリド類、ピバロイルアセトアニリド
類)、等があり、シアンカプラーとして、ナフトールカ
プラー及びフェノールカプラー等がある。これらのカプ
ラーは分子中にバラスト基とよばれる疎水基を有する非
拡散性のもの、またはポリマー化されたものが望ましい
。カプラーは、銀イオンに対し4当量性あるいは2当量
性のどちらでもよい、又、色補正の効果をもつカラード
カプラー、あるいは現像にともなって現像抑制剤を放出
するカプラー (いわゆるDIRカプラー)であっても
よい。又、DIRカプラー以外にも、カプリング反応の
生成物が無色であって、現像抑制剤を放出する無呈色D
IRカプリング化合物を含んでもよし1 。
上記カプラー等は、感光材料に求められる特性を満足す
るために同一層に2種類以上を併用することもできるし
、同一の化合物を異なった2層以上に添加することも、
もちろん差支えない。
本発明において用いられるイエローカプラーについては
、特に制限はないが、2−ピバロイルアセトアニリド系
であることが好ましく、具体的には特開昭61−722
46号公報の第12頁左上欄〜第15頁左下欄に記載さ
れるカプラーを挙げることができる。
本発明において、本発明の効果を損なわない範囲で用い
ることのできるマゼンタカプラーは、好ましく1−フェ
ニル−3−7ニリ/−5−ピラゾロン系カプラーであり
、具体的には特開昭61−72246号公報の第15頁
左下欄〜第19真右上欄に記載されたカプラーの中から
選ぶことができる。
また、本発明において用いられるシアンカプラーについ
ても特に制限はないが、フェノール系シアンカプラーで
あることが好ましく、具体的には特開昭61−7224
6号公報の第19頁左下欄〜第21頁左下欄に記載され
るカプラーを挙げることができる。
本発明の写真感光材料においては、本発明に係る前記マ
ゼンタ色素画像安定化剤に、さらに下記一般式(DI)
で示される他のマゼンタ色素画像安定化剤、即ちフェニ
ル系化合物およびフェニールエーテル系化合物を併用す
ることもできる。
一般式CIII) 式中、R%は水素原子またはアルキル、アルケニル、7
リール、複素環の各基を表し RI O、R+ l。
R1コ、R口は各々、水素原子、へロデン原子またはヒ
ドロキシ、フルキル、アルケニル、アリール、アルコキ
シ、アシルアミ/の各基を表し、R12はアルキル、ヒ
ドロキシ、アリール、アルコキシの各基を表す、またR
%とR10は互いに閉環し、5貝または6貝環を形成し
てもよく、その時のf112はヒドロキシまたはアルコ
キシ基を表す。また、R%とR10が閉環し、メチレン
ツオキシ環を形成してもよい。さらによたR IIとR
I2が閉環し、5貝の炭化水素環を形成してもよく、そ
の時のR9はアルキル、アリールまたは複素環基を表す
、但し、R9が水素原子で、かつ、R12がヒドロキシ
基の場合を除く。
これら各基の具体例については、特開昭61−1437
54号公報の第7真右上欄第3行目〜同右下欄第5行目
に記載されているものと同じ基が挙げられる。
前記一般式(I[[)で表される化合物のうち、特に好
ましいものは、テトラアルフキシスピロビイングン化合
物であり、下記一般式〔■〕で表すことができる。
一般式(rl/) 式中、R11はアルキル、アルケニル、アリールまたは
複素環基を表す。R”およびR”は各々、水素原子、ハ
ロゲン原子またはアルキル、アルケニル、アルコキシの
各基を表し、R17は水素原子またはアルキル、アルケ
ニル、アリールの各基を表す。
以下に本発明に係る前記一般式(III)で表される化
合物の代表的具体例を示す。
P II−1 H−2 P H−3 P H−4 P  H−5 Pト1−G P H−7 r’ H−8 P I−(−9 tl−10 上記の化合物の他にも、特開昭61−72246号公報
の第27頁左上欄〜第28頁左上欄に例示されるPH−
1、4、5、9,11,12,14,15,17,18
,20〜23.25〜32等を用いることができる。
前記一般式(I[[)で表される化合物は、本発明のマ
ゼンタ色素画像安定化剤に対して200モル%以下が好
ましく、より好ましくは140モル%以下の量で使用す
ることができる。
前記7エ/−ル系化合物及びフェニルエーテル系化合物
は、本発明の前記マゼンタカプラーから得られるマゼン
タ色素画像の褪色を防止する効果を有するが、変色を防
止する効果は殆んどない。
従って、本発明のマゼンタ色素画像安定化剤に対し、前
記フェノール系化合物及Vフェニルエーテル系化合物を
過剰に用いることは好ましくない。
従って前記従来の7二/−ル系化合物及びフェニルエー
テル系化合物を本発明のマゼンタ色素画像安定化剤と混
合して併用する場合は、光による変色が目立たない程度
に前記従来の7ヱノ一ル系化合物及Vフェニルエーテル
系化合物のマゼンタ色素画像安定化剤の量を選択しなけ
ればならない。
適量の前記一般式(I[[]で表される化合物を前記一
般式(I〕で表される本発明のマゼンタ色素画像安定化
剤と併用した場合は、併用による相乗効果が認められる
場合もある。
本発明のカラー写真感光材料は、例えばカラーのネ〃及
ゾボノフイルム、ならびにカラー印画紙などであること
ができるが、とりわけ直接M賞月に供されるカラー印画
紙を用いた場合に本発明方法の効果が有効に発揮される
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、単色用のものでも多色用のものでもよ
い。多色用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、通常
は写真用カプラーとしてマゼンタ、イエロー及びシアン
の各カプラーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非
感光性層が支持体上に適宜の層数及び層順で積層したv
t、aを有しているが、該層数及V層順は重点性能、使
用目的によって適宜変更してもよい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料に用いられるハロゲ
ン化銀7LMには、ハロゲン化銀として臭化銀、沃臭化
銀、沃塩化銀、塩臭化銀、及び塩化銀等の通常のハロゲ
ン化銀乳剤に使用される任意のものを用いることができ
る。
ハロゲン化銀乳剤は、常法により化学増感される。また
、所望の波長域に光学的に増感できる。
ハロゲン化服乳剤には、感光材料の製造工程、保存中、
あるいは写真処理中のカプリの防止、及び/又は写真性
能を安定に保つことを目的として写真業界においてカプ
リ防止剤または安定側として知られている化合物を加え
ることができる。
本発明のカラー写真感光材料には、通常感光材料に用い
られる色カブリ防止剤、色素画像安定化剤、紫外線防止
剤、帯電防止剤、マ/ト削、界面活性剤等を用いること
ができる。
本発明のカラー写真感光材料は、当業界公知の発色現像
処理を行うことにより画像を形成することができる。
本発明に係るカラー写真感光材料は、親水性フロイド層
中に発色現像主薬を発色現像主薬そのらのとして、ある
いはそのプレカーサーとして含有し、アルカリ性の活性
化浴により処理することもできる。
本発明のカラー写真感光材料は、発色現像後、漂白処理
、定着処理を施される。漂白処理は定着処理と同時に行
ってもよい。
定着処理の後は、通常は水洗処理が行われる。
また水洗処理の代替として安定化処理を行ってもよいし
、両者を併用してもよい。
〔発明の効果〕
本発明のマゼンタカプラーと前記一般式(I〕で表され
る色素画像安定化剤を含有する写真感光材料によれば、
従来、特に光、熱、湿度に対し堅牢度が小さいマゼンタ
色素画像の堅牢性が向上し、具体的には、光に対する変
色、褪色が者しく抑制され、かつ未発色部のY−スティ
ンの発生が良好に防止されるものである。
〔実施例〕
以下実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発
明の実施の悪様がこれにより限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートされた紙支持体上に、ゼ
ラチン(+5.OaH/ 100cI112)、下記の
比較マゼンタカプラー(1) (6,0mg/100c
m2)を2,5−ノーL−オクチルハイドロキ7ン(0
,8mg/ 100c閣2)と共にノブチル7タレート
(5,OI1g/ 100cm2)に溶解し乳化分散し
た後、塩臭化銀乳剤(rA化銀80モル%、塗布銀量3
.8mg7100cの2)と混合し塗布、乾燥して試料
1を得た。
上記試料1のマゼンタカプラーを本発明のマゼンタカプ
ラーM −4,10,33に、それぞれ代えた以外は、
同様にして試料4.7.10を得た。
上記試料1,4,7.10において、それぞれ色素側像
安定化剤として前記A−42をカプラーと等モル添加し
て、それぞれ試料2.5.8.11を得、更にA−42
に代えて比較色素画像安定化剤B−1゜2.3.4をカ
プラーと等モル添加して、それぞれ試料3,6.9.1
2を得た。
また試料11のA−42を他の本発明の色素画像安定化
剤に代えた以外は同様にして、試料13〜29を得た。
比較カプラー (1) O C燵 比較色素画像安定化剤 B−1(前記pn−7)比較色
素画像安定化剤 B−2 比較色素画像安定化剤 B−3 比較色素画像安定化剤 B−4 上記で得た試料を常法に従って尤字梗を通して露光後、
次の工程で処理を行った。
〔処理工程〕   処理温度   処理1.7間発色現
像     33℃    3分30秒漂白定着   
  33℃     1分30秒水    洗    
     33°C3分轄   燥       50
〜80°C2分各処理液の成分は以下の通りである。
〔発色現像液〕
ベンノルアルコール         I m 1ノエ
チレングリフール        10mN炭酸カリク
ム             25g臭化ナトリウム 
          0.6g無水亜硫酸ナトリウム 
       2. o、。
ヒドロキシルアミン硫酸塩2.5g N−エチル−N−β−7タンスルホン アミドエチルー3−メチル−4− 7ミノアニリン硫酸塩       4.5g水を加え
て11とし、水酸化ナトリウムにてρ1110.2に調
整。
〔)票白定着液〕
チオ硫酸アンモニウム        120gメタ重
亜硫酸ナトリッム       15H無水亜硫酸ナト
リウム        3gエチレンノアミン四酢酸m
2B アンモニウム塩          65g水を加えて
11とし、puを6.7〜6.8に調整。
上記で処理された試料1〜14を濃度計(小西六写真工
業株式会社製KD−7R型)を用いてカブリおよび濃度
を以下の条件で測定した。
上記各処理済試料をキセノンフェード〆一夕一に10日
間照射し、色素画像の百(光性と未発色部のY−スティ
ン(ys)を調べた。得られた結果を第1表に示す。
但し、色素画像の耐光性の各項目の評価は以下の通りで
ある。
〔残存率〕
初濃度1.0に対する耐光試験後の色素残留パーセント
(YS) 酊光試験後のY−スティンの濃度から、耐尤試験11「
のY−スティンの濃度を差し引いた値。
〔変色度〕
初濃度1.0における耐光試験後の(イエロー濃度)/
(マゼンタ濃度)から1尤試験前の(イエロー濃度)/
(マゼンタ濃度)を差し引いた値で、この値が大きい程
、マゼンタから黄色味を帯びた色調にX孝パノ ′\シン′ 第1表 第1表から明らかなように、二次吸収のない本発明のカ
プラーを使用して作成された試料4,7゜10は、従来
の4当量型の3−7ニリ7−5−ピラゾロン型カプラー
を使用して作成された試料1に比べ、耐九試袋でY−ス
ティンが極めて発生しにくいことがわかるが、射光試験
での色素画像部の残留率及び変色度から、光により容易
に変褪色してしまうことがわかる。試料6.9.12は
、本発明のカプラーに従来知られている色素画像安定化
剤B−2,3,4を併用して作成された試料であるが、
これにより確かに尤による色素画像の褪色は改良される
が変色を改良することはできない。
また、試料2から、一般式(I〕で表される本発明の化
合物は従来の5−ピラゾロン型カプラーとの組み合わせ
では、退色防止効果はあまり発揮されず、Y−スティン
が発生し、かつカプリの高いことがわかる。
一方、本発明のカプラーと本発明の化合物を用いて作成
された試料5.8,11および13〜29は射光試験で
色素画像の変色や褪色が小さく、また未発色部のY−ス
ティンもほとんど発生せず、さらにカブリも低いことが
わかる。
実施例2 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体上に、下記
の各層を支持体側から順次塗設し、多色用ハロゲン化銀
写真感光材料を作成し、試料3oを得た。
第1層 :青感性ハロゲン化銀乳剤層 イエローカプラーとしてα−ピバロイル−α−(2゜4
−ノオキソー1−ペンノルイミダゾリノン−3−イル)
−2−クロロ−5−[γ−(2,4−ノーt−アミル7
エ7キシ)ブチルアミド1アセト7ニリドを6.8mg
7100cm2、青感性塩臭化銀孔M(臭化銀85モル
96含有)を以に換算して3.2+ag/ 100c+
o2、ノブチル7タレートを3+5+os/ 100c
m’及びゼラチンを13.5mH/100c+o’の塗
布付量となる様に塗設した。
第2層 :中間層 2.5−ノーL−オクチルハイドロキノンを0.5mg
/100c+a2、ノブチル7タレートを0.5mg/
 1ooc+++2及びゼラチンを9.O+ag/ 1
00c+++2となる様に塗設した。
第3WJ :緑感性ハロゲン化銀乳剤層本発明のマゼン
タカプラーM−1を3.5111g/1oOe112、
緑感性塩臭化銀7L削ぐ臭化銀80モル%含有)を銀に
換算して2.5+oH/ 100c憶2、ノブチル7タ
レー) ヲ3.Ong/ 100cm2及1/ (’ 
ラf ンヲ12.0係8/ 100C鵠2となる様に塗
設した。
fjS4Wl:中間層 紫外線吸収剤の2−(2−ヒドロキシ−3−5ee−ブ
チル−5−t−ブチルフェニル)ペン’/’)’77”
/−ルを7.O+ag/ 100cm2、ノーブチルフ
タレートを6.0mg/1ooc+a2.2.5−ジー
t−オクチルハイドaキ/ンを0.5+og/ 100
cm2及びゼラチンを12.0mg/ 100cm2と
なる様に塗設した。
第5層 :赤感性ハロゲン化銀乳剤M シアンカプラーとして2−[0−(2,4−ノーL−ペ
ンチル7エ/キシ)ブタンアミド1−4.a−フクロロ
ー5−エチルフェノールを4.26g/ loocm”
、赤感性塩臭化銀乳剤(臭化1t80モル%含有)を銀
に換算して3.Omg/ 100cUA2、トリクレノ
ルホスフヱートを3.5mH/ 100cm2及ヒセラ
チンをII、516g/ Ioocm’となる様に塗設
した。
第6WI:保:JL層 ゼラチンを8.0mg/ 100c+o2となる様に塗
設した。
上記試料30の第3層のマゼンタカプラーM−1を第2
表に示す如く本発明の他のカプラーの等モルに代えて重
層試料31〜34を、更にまた本発明の色素画像安定化
剤A−42をカプラーと等モル添加し、重層試料35〜
45を作成した。実施例1と同様に露光し、処理した後
、耐尤試験(キセノンフェードメーターに15日間照射
した)を行った。結果を併せて第2表に示した。
以下余白 第2表 この結果から、本発明の色素画像安定化剤は、本発明の
マゼンタカプラーの色素画像安定化に有効である。また
、試料35〜45は試料30〜34と比較して、1尤テ
ストでの色素画像の変色は極めて小さかった。更に、本
発明の試料ではマゼンタ色素の変色、褪色が極めて小さ
く、耐光試験後の全体のカラー写真感光材料としてのイ
エロー、シアンのカプラーとでカラーバランスが良く、
色再現性の極めて良好な状態を保っていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式〔M− I 〕で表されるマゼンタカプラーの
    少なくとも1つと、下記一般式〔 I 〕で表される化合
    物の少なくとも1つとを含有することを特徴とするハロ
    ゲン化銀写真感光材料。 一般式〔M− I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは含窒素複素環を形成するに必要な非金属原
    子群を表し、該Zにより形成される環は置換基を有して
    もよい。 Xは水素原子または発色現像主薬の酸化体との反応によ
    り離脱しうる置換基を表す。 またRは水素原子または置換基を表す。〕 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^3およびR^4は各々、結合位が第2級も
    しくは第3級炭素原子であるアルキル基を表し、R^5
    は炭素原子数1〜4のアルキル基を表す。lは0〜4の
    整数を表す。〕
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