JPS63146222A - 磁気デイスク媒体の製造方法 - Google Patents

磁気デイスク媒体の製造方法

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JPS63146222A
JPS63146222A JP29449686A JP29449686A JPS63146222A JP S63146222 A JPS63146222 A JP S63146222A JP 29449686 A JP29449686 A JP 29449686A JP 29449686 A JP29449686 A JP 29449686A JP S63146222 A JPS63146222 A JP S63146222A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
disk medium
magnetic disk
orientation
powder
Prior art date
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Pending
Application number
JP29449686A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Asanome
浅野目 悟
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 スイングアーム式の磁気ディスク装置に使用される磁気
ディスク媒体の磁性膜を作成する際に、磁気ディスク媒
体の内周側のトラックにおける磁性粉の配向方向が、磁
気ヘッドのギャップ方向と一致するように、配向磁石の
配置方向を傾けて配向処理することにより、磁気ディス
ク媒体の内周寄りのトラックにおける電磁変換特性の向
上を図る。
〔産業上の利用分野〕
データ処理システムの外部記憶装置として使用される磁
気ディスク装置には、情報を記録/再生する磁気ヘッド
のアクセス方式で分類すると、磁気ヘッドアームを磁気
ディスク媒体の半径方向に直進させる直進駆動式と、磁
気へラドアームを回転させるスイングアーム式とに分け
られる。本発明は、後者のスイングアーム式の装置に適
用される磁気ディスク媒体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置における磁気記録媒体は、第5図に示
すように、アルミニウム円板などの基板1に、磁性粉2
とそのバインダーとなる合成樹脂3を混練してなる磁性
塗料を塗布して乾燥させ、基板の表面に磁性塗膜4を形
成することで得られる。
第6図はこの磁気ディスク媒体の平面図であり、磁性粉
2・・・は、磁気ディスク媒体の接線方向に配向されて
いる。第7図はこの磁性塗膜の作成装置を示す図、第8
図は磁性塗膜の作成工程のタイミングチャートである。
第7図に示すように、円板lの上側に、互いに平行な磁
石5・6が半径方向に配置され、裏面には互いに平行な
磁石7・8が半径方向に配置されている。この装置にお
いて、まず第8図(a)のように、円板1を低速回転さ
せてノズル9で円板の両面に磁性塗料を吹き付けるが、
このとき円板1の内側から外側にノズル9を移動させて
塗布する。同時に、磁石5・6間、7・8間に磁束を発
生させ、円板面と平行な水平磁界を印加する。このよう
に磁性塗料に円板面と平行方向の磁界を印加することで
、磁性塗料中の磁性粉は、水平方向にかつ円板1の接線
方向に配向される。
次いで(b)のように、円板lの回転数を上げて、円板
1に付着している余分の磁性塗料の振り切りが行なわれ
る。振り切り工程の後は、(C)のように円板1の回転
数を落とすと共に、前記の磁界印加を継続することで、
磁性粉の配向を促進する。そして最後に、磁性粉の配向
が維持された状態で、(d)のように円板1を高速回転
させて、磁性塗料の乾燥が行なわれる。
磁気ディスク媒体における情報の記録は、磁性塗膜中の
磁性粉の磁化の方向で行なわれる。この記録/再生動作
は、第9図のように、キャリッジ10に取り付けたアク
セスアーム11の先端にN気ヘッドHを取り付け、総て
の磁気ヘッドH・・・を−斉に、磁気ディスク媒体D・
・・の半径方向に直進移動することで行なわれる。この
とき、各磁気ヘッドH・・・の記録/再生ギャップ方向
が、磁性塗膜中の磁性粉の配向方向と一致するように、
第6図に示す如く磁気ディスク媒体りの接線方向に向い
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように磁気ヘッドH・・・が磁気ディスク媒体の半
径方向に直進駆動される装置では、磁性塗膜中の磁性粉
2・・・が、総てのトラックにおいて、磁気ヘッドHの
ギャップの方向と一致するので、この点では電磁変換特
性のロスは発生しない。
しかしながら前記のようなスイングアーム式の装置では
、第10図のようにアクセスアーム12は、軸13の回
りに回転する回転アーム14に取り付けられ、磁気ヘッ
ドHが回転アーム14によって、磁気ディスク媒体りの
内周と外周間を回転移動する。
そのため、磁気ヘッドHの移動軌跡は、15で示される
ように、円弧となる。その結果、内周側と外周側との中
間のトラックでは、磁気ヘッドHのギャップの方向と磁
気ディスク媒体の磁性粉の配向方向が一敗するが、内周
側および外周側では、磁性粉の配向方向に対し磁気ヘッ
ドHのギャップの方向が回転し、ずれが生じる。そのた
め、内周および外周では、情報を記録/再生する場合の
電磁変換特性が低下する。
ところで、磁性塗膜を作成する場合は、前記のように遠
心力で磁性塗料を塗布するので、内周寄りは磁性塗膜が
薄く、かつ磁性粉も遠心力で外周側に移動し、内周側は
磁性粉の密度も低い。そのため、内周側はど記録/再生
時の出力レベルが低い。また内周寄りほど周速が遅いた
め、電磁変換特性は更に低下し、分解能も悪い。
第11図は磁気ディスク媒体における出力特性を示す図
で、aは第10図に示すような従来の磁気ディスク媒体
における出力特性である。図示のように、磁気ディスク
媒体の内周寄りほど出力レベルが極端に低下している。
これは前記のように、内周寄りほど、出力特性を悪くす
る要因が多いからであり、外径が150mm以下と小型
の磁気ディスク媒体はど、顕著に現れる。
本発明の技術的課題は、このような問題を解消し、磁気
ディスク媒体の内周寄りの出力特性を改善することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段] 第1図は本発明による磁気ディスク媒体の製造方法の基
本原理を説明する図である。16は磁気ディスク媒体り
における中心線であり、従来は第7図で示したように、
配向用の磁石5・6.7・8は、この中心線16の方向
に向いており、配置角はゼロである。これに対し第1図
では、θが配置角であり、磁石5.6の方向を表してい
る。すなわち配置方向17は、磁気ディスク媒体におけ
る最内周側のトラック18上における、磁気ヘッドの回
転軌跡の接線方向に一致している。本発明では、このよ
うに磁性粉の配向を行なう際に、磁性粉の配向方向が、
磁気ディスク媒体の最内周のトラック上における磁気ヘ
ッドのギャップ方向と一致するようにする。
〔作用〕
このように磁性粉の配向方向が、最内周トラック18上
においては、磁気ヘッドのギャップの方向と一致するた
め、磁性粉の配向方向と磁気ヘッドのギャップのズレは
、最内周トラック上において最小となる。そしてこのズ
レは、外周寄りほど次第に増大し、ズレに起因する電磁
変換特性も悪化する。したがって本発明によれば、外周
寄りほどこのズレに起因する電磁変換特性は犠牲になる
が、第11図の曲線aから明らかなように、外周寄りほ
ど出力レベルに充分余裕があるため、実用上支障ない、
このように本発明の方法を実施することで、内周寄りの
出力特性が向上し、全体として特性の高いレベルで平均
化する。
〔実施例〕
次に本発明による磁気ディスク媒体の製造方法が実際上
どのように具体化されるかを実施例で説明する。第2図
は本発明の方法で配向を行なっている状態を示す平面図
と正面図である。この図のように、配向用の磁石5〜8
を角度θだけ傾けた状態で、磁性塗料の配向、乾燥を行
なう。第3図は、このように配向磁石の配置角をθだけ
傾けた場合の、磁性粉の配向方向と磁気ヘッドHのギャ
ップ方向との関係を拡大して示す図である。磁気ディス
ク媒体の中心線16に対し配置方向17が角度θだけ傾
いているが、この角度θは、最内周上のトラック18上
における、磁気ヘッドHの回転軌跡15の接線と配置方
向17が一致する角度である。磁性粉2の配向方向は、
配向磁石の配置方向17と垂直になるため、最内周トラ
ック18上では、磁性粉2の方向は、磁気ヘッドHの回
転軌跡15と直交する。すなわち最内周トラック18上
では、磁性粉2の方向は、磁気ヘッドHのギャップ方向
と一致する。
第11図の曲線すは、配置角θを13度にして配向を行
なった場合の出力特性であり、内周寄りほど出力レベル
が向上している。外周寄りは出力レベルが犠牲になって
いるが、充分余裕があるため、問題はない。
第4図は、配置角θを変えて配向を行ない、それぞれに
ついて最内周トラック上の出力レベルを測定した場合の
特性図である。これはヨーアングルが13度の装置にお
ける特性であり、配置角θが装置のヨーアングルと一致
している13度付近で、出力レベルが最大となっている
。すなわち装置のヨーアングルと同じ角度だけ配置角θ
を傾けることで、最も条件の悪い最内周トラック上にお
ける出力レベルが最大となる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、磁気ディスク媒体におけ
る情報の記録/再生に関し、最も条件の悪い最内周上の
トラックにおいて、磁性粉の配向方向が磁気ヘッドのギ
ャップの方向と−敗し、外周寄りのトラックはど、角度
方向のズレが増大していく。そのため条件の悪い内周寄
りのトラックにおける電磁変換特性が向上する。−力出
力特性に余裕のある外周寄りのトラックでは、電磁変換
特性が犠牲になってもなお余裕があるため、トラック全
体としては、出力レベルが平均化し、かつ高い値で平均
化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気ディスク媒体の製造方法の基
本原理を説明する図、第2図は本発明方法の実施例を示
す図、第3図は配置角度、磁性粉の配向方向および磁気
ヘッドの回転軌跡との関係を示す図、第4図は配置角度
と出力レベルとの関係を示す図、第5図は磁気ディスク
媒体の断面図、第6図は従来の方法で配向処理が行なわ
れた磁気ディスク媒体の平面図、第7図は従来の磁性粉
の配向方法を示す平面図と正面図、第8図は磁性塗膜の
作成方法を示すタイミングチャート、第9図は磁気ヘッ
ドが直進駆動方式の磁気ディスク装置を示す側面図、第
10図は磁気ヘッドがスイングアーム式の磁気ディスク
装置を示す平面図、第11図は従来の磁気ディスク媒体
製造方法と本発明による磁気ディスク媒体製造方法との
特性を比較する図である。 図において、Dは磁気ディスク媒体、2・・・は磁性粉
、5・6.7・8は配向用磁石、Hは磁気ヘッド、15
は磁気ヘッドの回転軌跡、16は磁気ディスク媒体の中
心線、17は配置方向、θは配向磁石の配置角、18は
最内周のトラックをそれぞれ示す。 第5図 鮎方洸で配向さN℃隊棒 第6図 へ         へ 0            、ロ 凸          哨 @  N  Φ  0 6dd 嘱くΔ′〈→ 従未ml紀向方去 第7図 (01(t)J   (C)    (d)改占町二娠
のクイξンク1手ヤード 第8− →4−″4イ立1L ネ芝ネ、方元秋ヒ庁4ン唱方夫に6ブ行・比ズ譚良第1
1 FIi

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スイングアーム式の磁気ディスク装置に使用する磁気デ
    ィスク媒体の製造方法において、 磁気ディスク媒体に塗布した磁性塗料中の磁性粉の配向
    を行なう際に、配向磁石の配置方向(17)を、磁気デ
    ィスク媒体の中心線(16)に対し、装置のヨーアング
    ルと同等の角度(θ)だけ傾けることにより、 磁気ディスク媒体の内周寄りのトラック上において、磁
    性粉の配向方向を、磁気ヘッドの回動軌跡(15)の接
    線方向と直交させることを特徴とする磁気ディスク媒体
    の製造方法。
JP29449686A 1986-12-09 1986-12-09 磁気デイスク媒体の製造方法 Pending JPS63146222A (ja)

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JP29449686A JPS63146222A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 磁気デイスク媒体の製造方法

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JP29449686A JPS63146222A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 磁気デイスク媒体の製造方法

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JPS63146222A true JPS63146222A (ja) 1988-06-18

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JP29449686A Pending JPS63146222A (ja) 1986-12-09 1986-12-09 磁気デイスク媒体の製造方法

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