JPS6314500A - 部品装着機の装着ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、部品５！ｃ着様の装着ヘッドに関し、特に吸
着ノズルにて吸着された部品の位置を規制する位置規制
爪を備乏た装着ヘッドに関するものである。

従来の技術 従来から、電子部品を電子回路基板に装着する部品装３
１機として、部品供給部と基板との間で移動可能な装着
ヘッドを設け、この装着ヘッドに設けられた吸着ノズル
にて部品を吸着して基板の所定位置に装着するようにし
たものが種々提案されている。また、部品装着位置の精
度を高める方式として、吸着ノズルに吸着されている部
品の偏芯量を部品位置Ｂ識装置で検出し、その偏芯量を
補正して部品を基板に装着する方式と、吸着している部
品の吸着ノズル軸心に対する偏芯を位置規制爪にて規制
する方式とがあり、後者の方式は特開昭５５−３７２８
３号公報に開示されている。

この公報に開示されたものは、互いに直交する方向に２
対の位置規制爪を開閉可能に配設し、かつ吸着ノズルの
移動に伴って摺動する摺動ボスに設けたカム７オロアを
位置規制爪に設けたカム面に係合させ、吸着ノズルの移
動により２対の位置規制を同時に開閉するように構成さ
れている。

発明が解決しようとする問題点 ところが、２Ｎの位置規制爪を同時に作動させて部品の
位置を規制しようとすると、部品が傾いた姿勢で吸着さ
れている場合、部品の長手方向の両端面に先に位置規制
爪が係合することにより幅方向の位置規制が困難になっ
てそのままの姿勢で位置規制爪で固定され、位置規制が
不可能になる場合があるという問題があった。また、吸
着ノズルの近傍に摺動ボス、カム７オロア等を配設する
必要があるとともに位置規制爪に正確なカム面を形成す
る必要がある等、Ｉ成が複雑であるという問題があり、
さらに２対の位置規制爪の開閉動作を前後させようとす
ると、さらに構成が複雑になるという問題があった。

本発明は上記従来の問題点を解消することを目的とする
ものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、下端部に吸着ノズル
を備えた中空軸が輪心方向に移動可能に挿通された支持
筒体を設け、この支持筒体の外周に第１のスリーブを摺
動可能に外嵌するとともにこの第１のスリーブに第２の
スリーブを摺動可能に外嵌し、これらスリーブの摺動に
連動して開閉する２対の位置規制爪を前記支持筒体に開
閉可能に取付け、かつ第２のスリーブが一定量摺動した
後筒１のスリーブに係合して両スリーブが共１三摺動す
るように構成したことを特徴とするものである。

作用 本発明は上記した構成を有するので、外側の第２のスリ
ーブを移動操作すると、まず一対の位置規制爪が開閉し
、さらに第２のスリーブを移動させると第１のスリーブ
も移動することによって、もう一方の一対の位置規制爪
が開閉するため、部品を傾斜した姿勢のまま固定してし
まうようなことはな（なる。また、開閉可能な位置規制
爪がスリーブの摺動に連動して開閉するので、開閉機構
が簡単な構成で正確な位置規制を容易に得ることができ
、繰作部も２重スリーブを設けるだけであるため、全体
構成も簡単である。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１Ｉ２１−第１４図
を参照しながら説明する。

部品装着機の全体配置を示す第１４図において、１は部
品供給部、２は装着ヘッド、３は回路基板の移送装置、
４は装着へラド２の交換装置である。

前記装着へラド２は、部品供給部１と移送装置３上の所
定位置に位置決めされた回路基板と又換装型４の間にわ
たってＸ−Ｙ方向に移動可能な移動体５に取付けられて
いる。

前記装着へラド２の詳細を第１図〜第３図により説明す
ると、１１は上端に支持７ランジ１２を形成された中空
軸で、その下部には吸着ノズル１３が退入可能に突出付
勢されて取付けられている。

中空軸１１の上端部には、第７図に示すように、前記移
動体５から下方に突出移動可能に垂設された中空の支持
軸１４の下端に形成された嵌着部１５が嵌入する取付孔
１Ｇが形成されている。また、前記支持７ラン：）１２
には、取付孔１６内に弾性的に突出して前記嵌着部１５
に形成された係合溝１５ａに係止する係止片１７が配設
されている。

前記支持！Ｉ！１１・ｔの嵌着部１５の上部には、前記
支持７ランノ１２の上面に接合されるインロー付きの衝
合板１８が取付けられ、この衝合板１８に支持７ランノ
１２に穿設されたビン穴１つに係合する回転止めビン２
０が突設されている。

前記中′ｇ！紬１１には、支持筒体２１が摺動可能に外
嵌されている。この支持筒体２１は中空軸１１の下端部
に嵌着された上輪２２にて下方への抜は出しが防止され
るとともに、圧縮ばね２３にて下方に移動付勢されてい
る。この支持筒体２１の中間部には壁を貫通して内外に
突出するがイドビン２４が取付けられ、その内側端が前
記中空軸１１の〃イド溝１１ａに嵌入して回転止めがな
されている。この支持筒体２１の下部には、四方に２対
の位置規制爪２５と２６が枢支ビン２７回りに開閉揺動
可能に取付けられ、かつ各位置規制爪２５．２６は支持
筒体２１との間に介装されたばね２８にて開方向に揺動
付勢されている。また、位置規制爪２５．２６の上部は
斜め外方に延出され、その上端にローラ２９が取付けら
れている。

支持筒体２１の外周には第１のスリーブ３１が摺動可能
に外嵌され、この第１のスリーブ３１の外周に第２のス
リーブ３２が摺動可能に外嵌されている。前記支持筒体
２１の位置規制爪２５．２６の上部位置外周には、これ
らスリーブ３１．３２の下端を支持する環状鍔３０ａが
突設されている。また支持筒体２１の上端に嵌着された
上輪３０ｂにばね受け３３が係合されており、各スリー
ブ３１．３２とばね受け３３の間に圧縮ばね３４．３５
が介装されている。前記〃イドピン２４の外側端は各ス
リーブ３１．３２に形成された〃イド孔３１ａ、３２ａ
に係合して回転止めがなされている。第２のスリーブ３
２の上端外周には作用鍔３６が突設されている。第１の
スリーブ３１の上端近傍外周には第２のスリーブ３２の
上端が係合する上輪３７が嵌着されており、第２のスリ
ーブ３２の上端と上輪３７の開には適当な間隔が設けら
れている。ｖＪｌのスリーブ３１上端の上方には、適当
な間隔を設けて前記ばね受け３３下面にこの第１のスリ
ーブ３１のストッパ３８が配設されている。又、第１の
スリーブ３１の下端から直径方向外方に前記位置規制爪
２５のローラ２つに係合する係合板３つが突設され、第
２のスリーブ３２の下端からも同様に直径方向外方に前
記位置規制爪２６のローラ２９に係合する係合板４０が
突設されている。

前記移動体５には、第７図に示すように、装着ヘッド２
の作泪鍔３６を下方から支持する鍔受は部材５０が配設
されている。また、前記第２と第１のスリーブ３２．３
１を付勢する圧縮ばね３５．３４及び前記支持前体２１
を付勢する圧縮ぼね２３は、この順でばね定数が小さく
設定されており、鍔受は部材５０にて作用鍔３６を支持
した状態で支持軸１４を下方に突出移動させると、まず
中空軸１１と支持筒体２１が一体となって下降し、第２
及び第１のスリーブ３２．３１に対して支持筒体２１が
相対移動した後、支持筒体２１に対して中空軸１１が下
降するように構成されている。

次に、前記移動体５に対して装着ヘットを交換するため
の交換装置４の詳細を第８図〜第１１図に基づいて説明
する。適当間隔あけて対向配置された一対のブラケット
４１．４１間に上下一対のがイドロッド４２が３列並列
して架設されている。

各列のがイドロッド４２には、それぞれ保持部材４３が
移動可能に装着されている。各保持部材４３は、〃イド
ロッド４２に移動可能に支持された可動部材４４と、各
可動部材４４の上部に配設された前記装着へラド２の保
持部４５にて構成されている。保持部４５は、平面形状
が可動部材４４の移動方向−側に開放部を有する略Ｕ字
状に形成されている。この保持部４５は、第１１図に示
すように、上部両側の支持片４６の内側面に、装着へラ
ド２の支持７ランノ１２の外周部が嵌入保合する保持溝
４７が形成され、かつ支持片４６の下方には装着へラド
２の作用鍔３６を下方から受ける鍔受け４８が設けられ
ている。

以上の構成において、第１図及び第７図１こ示すように
、装着へラド２は、移動体５の支持軸１４の下端に形成
された嵌着ｖ５１５に中空軸１１の取付孔１６が嵌着さ
れて係止され、かつ作用鍔３６が鍔受は部材５０１こで
受けられで支持されている。

支持軸１４は、第１図及び：５２図の状態では上昇位置
にあり、吸着ノズル１３は上方に退入しているとともに
、支持筒体２１も上方位置にあって、＠１及び１２のス
リーブ３１．３２の係合＠３９．４０が各位置規制爪２
５．２６のローラ２９に係合して、各位置規制爪２５．
２６は閉じた状態となっている。この状態から、支持軸
１４が下方に突出移動すると、中空軸１１、支持前体２
１及び＼第１のスリーブ３１は共に下方に移動するが、
第２のスリーブ３２は作用鍔３６が鍔受は部材５０にて
支持されているので、支持筒体２１に対して相対的に上
昇し、係合板４０が位置規制爪２６のローラ２９から離
れるように上昇するため、第４図に示すように、位置規
制爪２６がばね２８の付勢力にて開くことになる。その
後、支持軸１４がさらに移動すると、第２のスリーブ３
２の上端が第１のスリーブ３１の上輪３７に係合してｆ
ｆ１ｌ及び第２のスリーブ３１．３２が一緒に支持筒体
２１に対して相対的に上昇し、第５図に示すように、も
う一対の位置規制爪２５が開くことになる。さらに、支
持軸１４が下方に突出すると、第１及び＃＆２のスリー
ブ３１．３２は支持筒体２１上端のストッパ３８に係合
し、その後は第６図に示すように、支持筒体２１は停止
して中空軸１１が下降し、その下部の吸着ノズル１３が
下方に突出することになる。

この状態で吸着ノズル１３にて部品を吸着した後、支持
軸１４が上昇すると、上記動作とは逆に、まず中空軸１
１だけが上昇して吸着ノズル１３が退入し、次に支持筒
体２１も上昇し、まず第１のスリーブ３１の係合板３９
に位置規制爪２５のローラ２９が係合してこの位置規制
爪２５が閉じた後、第１のスリーブ３１も上昇して第２
のスリーブ３２の係合板４０に位置規制爪２６のローラ
２９が係合してこの位置規制爪２６が閉じるのである。

かくして、吸着ノズル１３にて部品を吸着した後、まず
第１の一対の位置規制爪２５にて一方向に位置規制を行
った後、第２の一対の位置規制爪２Ｇにて他方向の位置
規制を行うので、部品が傾いた￥−勢で吸着されていて
ら確実に位置規制することができるのである。

また、吸着する部品の種類が変化し、例えば吸着ノズル
１３の径を変える必要が生じて、移動体５の支持軸１４
に取付けられている装着ヘッド２を他の！！ｌｌ類のも
のに変える場合には、第９図に示すように、移動体５を
交換装置４の位置まで移動させ、空の保持部４５を備え
た保持部材４３の移動端に装着ヘッド２を位置させ、支
持軸１４を適当に下降させて支持７ランノ１２を保持溝
４７と同一高さにする。なお、移動体５の鍔受は部材５
０と保持部４５のセ受け４８は同一高さに設定されてい
る。次に、第１２図に示すように、保持部材・ｉ　３を
装着へラド２に向かって移動させ、保持溝４７に支持７
ランノ１２を嵌入させて支持するとともに作用鍔３６を
士受け４８にて受ける。次に、支持軸１４を上昇させ、
その嵌着部１５を取付孔１６から抜き出して装着ノズル
２を保持部材４３にて保持し、第９図のように、保持部
材４３を尤の位置に復帰させる。

次に、移動体５を移動させて所望の装着ヘッド２を保持
している保持部材４３に対向位置させた後、ｔ５１２図
に示すように、その保持部材４３を移動させて保持して
いる装着ヘッド２を支持軸１４の直下に位置させるとと
もに、その作用鍔３６を鍔受は部材５０で支持する。そ
の後、支持軸１４を下降させてその嵌着部１５を取付孔
１６に嵌入係合させ、移動体５に装着へラド２を取付け
る。

次に第１３図に示すように、空の保持部材４３を元の位
置に復帰させることより、装着ヘッド２の交換が完了す
るのである。

本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例えば
鍔受は部材５０を水平な受は姿勢と下方に傾斜した待機
姿勢との間で上下揺動可能に構成して、又楔装置４ｇＪ
Ｉの鍔受け４８を省略することもできる。また、第２の
スリーブの操作機構は、鍔受は部材５０と支持軸１４の
出退によるものに限らず、任意に設計変更して実施する
ことができる。

さらに、位置規制爪についても常開でなく、常閉にして
、スリーブの摺動により開動作させるようにしてもよい
。

発明の効果 本発明の部品装着機の装着ヘッドによれば、第２のスリ
ーブの移動繰作によってまず一対の位置規制爪が開閉し
、さらに第２のスリーブを移動させると第１のスリーブ
も移動して、もう一方の一対の位置規制爪が開閉するた
め、これら２対の位置規制爪で部品の位置決めを行って
も、部品を傾狩した姿勢のまま固定してしまうようなこ
とはない。また、開■可能な位置規制爪がスリーブに連
動して開閉するので、開閉機構が簡単な構成であり、正
確な位置規制を容易に得ることができる。

さらに、揉作部も２重スリーブを設けるだけであるため
、全体栃成も簡単で、コンパクトに構成できるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

ｉ＠１図は本発明の一実施例の装着ヘッドの縦断正面図
、第２図は同側面図、第３図は第１図の■−ｍ矢視断面
図、第４図は第１の力作状態の正面図、１５図、第６図
は第２、第３の動作状態の１１面図、第７図は移動体の
部分断面側面図、第８図は装着ヘッドの交換装置の平面
図、第９図は同部分断面正面図、第１０図は同側面図、
第１１図は同要部の斜視図、第１２図及び第１３図は動
作状態の正面図、第１４図は全体斜視図である。 ２・・・・・・・・・装着ヘッド １１・・・・・・・・・中空軸 １３・・・・・・・・・吸着ノズル ２１・・・・・・・・・支持筒体 ２５・・・・・・・・・位置規制爪 ２６・・・・・・・・・位置規制爪 ３１・・・・・・・・・第１のスリーブ３２・・・・・
・・・・第２のスリーブ。 代理人のυ弁理士　　中尾敏男　はか１名洒　１　図　
　　　　　　　５．＝　　２　　図１ム 第７図 「・−ｊこ 第１４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　下端部に吸着ノズルを備えた中空軸が輪心方向に移動
   可能に挿通された支持筒体を設け、この支持筒体の外周
   に第１のスリーブを摺動可能に外嵌するとともにこの第
   １のスリーブに第２のスリーブを摺動可能に外嵌し、こ
   れらスリーブの摺動に連動して開閉する２対の位置規制
   爪を前記支持筒体に開閉可能に取付け、かつ第２のスリ
   ーブが一定量摺動した後第１のスリーブに係合しで両ス
   リーブが共に摺動するように構成したことを特徴とする
   部品装着機の装着ヘッド。