JPS63143151A - 巻上げスリーブ用取付けヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は特許請求の範囲＋ｉ＞の前文に記載の巻上げス
リーブ用取付はヘッドに関する。

〔従来の技術〕

この種の取付はヘッドは西ドイツ国実用新案第７３２６
４０２号により公知である。取付はヘッドの、巻上げス
リーブに適合して嵌合する円筒状部分は、三角形の横断
面を有するねじ出線を有している。取付はヘッドを巻上
げスリーブにねじ込む際に、通常巻かれた厚紙から構成
されるスリーブの内側の層は、ねじ出線により剥離され
るので、取付はヘッドの堅固な装着は保証されない。と
いうのは、取付はヘッドとスリーブとの間の回転モーメ
ントが高い場合、剥離した層は剪断されることがあり得
るからである。

米国特許第２２３１１４０号は、横断面が三角形の歯を
備えた幾つかのねじ出線を有する円錐形に構成された部
分を持つ取付はヘッドを開示している。これらの歯は、
取付けへラドのっぽから離れた端部で、スリーブ軸に直
角に形成されている。

取付はヘッドを巻上げスリーブにねじ込む際に、内側の
厚紙層はとがった歯によって切り刻まれるのみならず、
歯の端部によって削られる。更に、スリーブに嵌入可能
な取付はヘッド部分の円錐形の形態によって、巻上げス
リーブが著しく変形せしめられ、芯台せは保証されない
。

今日の巻上げ機用の取付はヘッドは例えば西ドイツ国特
許第３２４３９９４号によれば以下の必要条件を満たさ
ねばならない。巻上げスリーブへの嵌入及び巻上げスリ
ーブからの離脱のためのヘッドの調整路が小さくなるよ
うに、取付はヘッドの全長は短くなければならない、こ
れは、巻上げスリーブの交（Ｑ時間及び巻上げ機で製造
可能なロールの幅に影響を与える。更に、巻上げのかた
さの制御のために、巻上げ機のロールを支持するローラ
ーにかかる巻上げロールの圧力が軽減される揚巻には、
取付はヘッドは巻上げスリーブを破壊せずに高い巻上げ
重量の一部を担持できなければならない。その際巻上げ
ロールのたわみが生じてはならない、最後に、巻上げス
リーブ上に巻き上げられるべき又は巻上げスリーブから
巻き戻されるべき材料及び取付はヘッドと、巻上げスリ
ーブの回転との完全な一致が、取付はヘッドでの測定信
号の検出のために望まれる場合、取付けへノド上で巻上
げスリーブが滑ることは確実に避けられねばならない、
このことは、例えば巻き上げられるべき又は巻き戻され
るべきウェブ材料の長さの正確な検出又は材料の巻上げ
のかたさの調整の前提である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述の先行技術に対して、本発明の基礎には、ねじ込み
及び解除に際して、厚紙から成る巻上げスリーブの内側
の層を十分に大切にする取付はヘッドを提供するという
課題が存在する。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕この課題は特
許請求の範囲（１）の特徴部分によって解決される。

この解決策は次の利点を有する。丸ねじ出線が厚紙層を
剥離することなく厚紙層に押し込まれるので、スリーブ
の損傷が回避される。この場合ねじ山の形状によってス
リーブへのねじ込みが容易になるが、次第に大きくなる
ねじ出線によって、内側の厚紙層は比較的痛められずに
変形される。

この課題は特許請求の範囲（２）の特徴部分によっても
解決される。

この解決策は同じ前記の利点を達成する。更に、ねじ山
の形は、通常の仕方で製造された丸ねじ山を円錐状にす
り減らすことによってより容易に製造可能である。

本発明のさらに進んだ形態によれば、ねじ出線の不完全
な形成領域において鋭利な縁が丸くされている。

本発明の実施例は以下に図面を用いてより詳細に説明さ
れる。

〔実施例〕

取付はヘッド１０は、円筒状部分１１と該円筒状・部分
の表面に形成されたねじ山１２とで、前面１４が取付は
ヘッドのつば１５に当接せしめられる巻上げスリーブ１
３に嵌合せしめられている（第１図及び第２図）、取付
はヘッド１０は、長手方向に移動可能にスピンドルガイ
ド１７に嵌合しているスピンドル１６上に、回転可能に
軸受けされている。この種の取付はヘッド１ｏは巻上げ
スリーブ１３の両端に配設されている。その際、巻上げ
スリーブ１３の内径に合わせられている円筒状部分１１
が、巻上げスリーブ１３の芯台ゎせをするのに役立つ、
取付はヘッド１ｏの巻上げスリーブ１３への導入を容易
にするために面取り部１８が設けられている円筒状部分
１１は、更に、スリーブと該スリーブ上に巻き付けられ
た材料の重量の大部分を支持する。

つば１５は巻上げスリーブ１３の軸方向の位置を維持す
るのに役立つ。ねじ出線１９が巻上げスリーブ１３に埋
め込まれているねじ山１２と協働し、つば１５は巻上げ
運転中巻上げスリーブ１３を取付はヘッド１０上での滑
りに対して保護する。

つば１５は、回転モーメントを伝えるための、取付はヘ
ッド軸２０に平行に配設されたビン状の二つの回し金２
１を有している。この回転モーメントは、取付はヘッド
ｌＯを巻上げスリーブ１３にねじ込んだり巻上げスリー
ブから外したりするためにも必要である。このために取
付はヘッド１０は図示されていない駆動装置と結合可能
である。

巻上げ運転中に行われる、巻上げスリーブ１３又はスリ
ーブを収容している巻上げロールの駆動の際には、上記
駆動装置は取付けへラドから切り離される０巻上げスリ
ーブ１３の駆動の際には、上記の駆動装置は取付けへラ
ド１０のねじ込み及び取外しにも、巻上げスリーブ１３
又は巻上げロールの回転運動にも利用され得る。又、巻
上げスリーブ１３に巻き上げられたウェブ状の材料を、
ある一定のウェブ応力を伴う巻戻し位置で巻き戻そうと
する場合には、回し金２１を介して制動モーメントを取
付はヘッド１０に伝えることも可能である。

巻上げスリーブ１３は損傷し易いｒ￥紙層から構成・さ
れている。この厚紙層の剥離を避けるために、取付はヘ
ッド１０のねじ山１２は丸ねじ山として形成されている
６従ってねじ出線１９は、巻上げスリーブ１３の厚紙層
に刃として作用する恐れのある鋭利な縁を持たない。ね
じ山ｖＡ１９の個々の螺旋間に存するねじ山ギャップ２
２は円筒状部分１１の直径によって形成されている。ね
じ山ギャップ２２に加え、ねじ山１２のねじ出線１９も
巻上げスリーブ１３とその上に存する材料の重量の一部
を支持する。

第３図に第一実施例として示されているねじ山１２の輪
郭は、円筒状部分１１と等しい小径を有している。ここ
からねじ出線１９は小さい輪郭の横断面をもって始まり
、一様な勾配で次第に横断面が大きくなり、幾何学的に
相位の横断面をもってつば１５で終わる。こうして第３
図に一点鎖線によって示されているように、円錐状に形
成された丸ねじ山の輪郭が生じる。その際、横断面にお
いて取付はヘッド軸２０に平行に延びているねじ山ギャ
ップ２２は、ねじ出線１９の横断面の増大に依存して幅
が減少する。

第４図に第二実施例として示されているねじ山１１２の
輪郭の場合には、取付はヘッド軸２０に平行に形成され
たねじ山ギャップ１２２が円筒状部分１１１の直径に対
応した小径を有している、円筒状の基本形態を備えた丸
ねじ山が、前提とされている。この直径から始まって、
ねじ山は、つば１１５に向って円錐状に大きくなるよう
に形成されている。このねじ山の輪郭は（一点鎖線で示
されているように）完全な形に形成されたねじ出線１１
９を円錐状にすり減らすことによって達成され得る。そ
の際生じたねじ出線１１９の鋭利な縁は、あとで丸くす
ることが可能である。こうしてねじ出線１１９は、その
基部が円筒状部分１１１から始まり、つば１１５の領域
で完全な形に形成されて終わる。

取付はヘッド１０は右ねじ山でも左ねじ山でも良い、ね
じ出線の方向の選択は、取付はヘッド１０から巻上げス
リーブ１３へ、及びそれとは逆に伝えようとされる回転
モーメントの作用方向に依存している。その際ねじ出線
の方向は、このモーメントが取付はヘッド１０と巻上げ
スリーブ１３との間の牽引力を大きくし、それによって
スリーブ前面１４とつば１５との間の摩擦モーメントを
高めるように選択されるべきである。

〔発明の効果〕

上述の如く本発明によれば、巻上げスリーブの内側の厚
紙層の損傷は回避され、従って巻上げスリーブの変形は
少なく、取付はヘッド軸との芯合わせ状態は確実に保持
され得る。又、取付はヘッドへの巻上げスリーブのねじ
込みは容易且つ円滑に行われ得るという利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は巻上げスリーブにねじこまれている取付はヘッ
ドの側面図、第２図は円錐状に構成された丸ねじ山を持
っている円筒状部分の拡大図、第３図はねじ山形状の第
一実施例を示す第２図の■−ｍｖＡに沿った部分拡大図
、第４図はねじ山形状の第二実施例を示す第３図と同様
の拡大図である。 ■・・・・取付はヘッド、１１，１１１・・・・円筒状
部分、１２，１１２・・・・ねじ山、１３・・・・巻上
げスリーブ、１４・・・・前面、１５．１１５・・・・
つば、１６・・・・スピンドル、１７・・・・スピンド
ルガイド、１８・・・・面取り部、１９，１１９・・・
・ねじ出線、２０・・・・取付はヘッド軸、２１・・・
・回し金、２２゜１２２・・・・ねじ山ギャップ。 Ｆｉｇ、１

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）スリーブに嵌合する円筒状部分（１１）と、スリ
   ーブ前面（１４）の支えを形成するつば（１５）と、円
   筒状部分の周面に配設されたねじ山（１２）とを備えて
   いる、紙ウェブ等のようなウェブ状の材料が巻き上げら
   れる巻上げスリーブ（１３）用の取付けヘッド（１０）
   において、ねじ山（１２）が丸ねじ山であり、該丸ねじ
   山のねじ山線（１９）は、円筒状部分（１１）から小さ
   い輪郭の横断面をもって始まり、一様な勾配で次第に横
   断面が大きくなり、幾何学的に相似の横断面をもってつ
   ば（１５）で終わるように形成されていることを特徴と
   する取付けヘッド。
2. （２）ねじ山（１１２）が丸ねじ山であり、該丸ねじ山
   は、円筒状部分（１１１）の直径位置からねじ山線（１
   １９）の基部が形成され始め、つば（１１５）に向って
   完全な横断面を形成するように、円錐状に拡大せしめら
   れていることを特徴とする、特許請求の範囲（１）に記
   載の取付けヘッド。
3. （３）不完全な形成領域のねじ山線（１１９）の縁が丸
   くされていることを特徴とする、特許請求の範囲（２）
   に記載の取付けヘッド。