JPH024368B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH024368B2
JPH024368B2 JP21075581A JP21075581A JPH024368B2 JP H024368 B2 JPH024368 B2 JP H024368B2 JP 21075581 A JP21075581 A JP 21075581A JP 21075581 A JP21075581 A JP 21075581A JP H024368 B2 JPH024368 B2 JP H024368B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capstan
wire
roller
die
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21075581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58116922A (ja
Inventor
Chikao Nishama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Kinzoku Co Ltd
Original Assignee
Toho Kinzoku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Kinzoku Co Ltd filed Critical Toho Kinzoku Co Ltd
Priority to JP21075581A priority Critical patent/JPS58116922A/ja
Publication of JPS58116922A publication Critical patent/JPS58116922A/ja
Publication of JPH024368B2 publication Critical patent/JPH024368B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C1/00Manufacture of metal sheets, metal wire, metal rods, metal tubes by drawing
    • B21C1/02Drawing metal wire or like flexible metallic material by drawing machines or apparatus in which the drawing action is effected by drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、特に細線の線引に適した伸線機に
関するものである。
管球用のタングステン線として、線径10ミクロ
ン(μm)ないし数10ミクロンのタングステン細
線に対する需要が多いが、このような細線は線引
中にきわめて断線しやすいので、線引作業が困難
であつた。
上記細線の線引においては、線を巻取装置の手
前に設けられたキヤプスタンの外周に数回巻き付
け、該キヤプスタンを回転させつつ摩擦力を介し
て、ダイスから引き抜くための引抜力を線に付与
するようにした伸線機が用いられてきたが、従来
の伸線機では、複数回巻き付けられた線がキヤプ
スタン外周面上で互いに重なり合つてキヤプスタ
ン外周面との間のスリツプが阻止され、異常な張
力が発生して断線することが多かつた。また、線
がキヤプスタンの全周に巻き付けられているため
1巻きあたりの摩擦力が大きく、引抜力の微調節
が困難であつた。
この発明は上記事情に鑑みなされたもので、細
線の線引に用いても断線事故の少ない伸線機を提
供するものであり、これについて以下に説明す
る。
この発明にかかる伸線機は、素線保持装置、キ
ヤプスタンおよび巻取装置をそなえ、キヤプスタ
ンの回転力により線材をダイスから引き出すよう
にした伸線機において、キヤプスタンの中心軸に
対して傾斜した中心軸をもつ副ローラをキヤプス
タンと並列に設け、ダイスを通した線を上記キヤ
プスタンと副ローラに1回以上捲き掛けたのち巻
取装置で巻き取るようにしたことを特徴としてい
る。以下、図面にあらわされた本発明の実施例に
ついて説明する。
第1図はタングステン細線用伸線機の正面図、
第2図はその側面図、第3図および第4図は要部
の拡大図であり、この伸線機は素線保持装置1、
潤滑剤塗布装置2、加熱装置3、ダイス4を保持
するダイスホルダー3a、キヤプスタン5、副ロ
ーラ6、巻取装置7をそなえている。素線保持装
置1に装着されたスプール8に巻かれている素線
(原線)1aは、スプリング9によつて中立位置
に向つて付勢されている矢印A方向に回動自在な
緩衝用ローラ10および固定ローラ11から、線
引終了時に回転動力を自動的に停止するためのモ
ータ停止用スイツチ12を経由して位置決めロー
ラ13に達し、そこから噴水式の潤滑剤塗布装置
2および加熱装置3を通つてダイス4に導かれ
る。素線保持装置1は素線1aを巻いたスプール
をゆるまないように保持する装置であり、素線1
aに後向きの張力(バツクテンシヨン)を付与す
るため、ブレーキモータ等の張力付与手段をそな
えた装置が用いられる。タングステン線引用の潤
滑剤としては黒鉛水溶液(商品名アクワダツク)
が用いられ、これが液体ポンプ(図示せず)によ
つて潤滑剤タンク14と塗布槽15の間を循環さ
せられつつ、塗布槽15内を通過する素線1aの
表面に塗布される。図中、2a,2bは潤滑剤循
環用のホースである。
潤滑剤塗布装置2を通過した素線1aは、電熱
ヒータを内蔵するボツクス式の加熱装置3に導か
れ、ここで潤滑剤が線表面に焼き付けられる。加
熱装置3の後端部にはダイスホルダー3aが設け
られており、潤滑剤が付着した素線はこのダイス
ホルダー3a内に保持されているダイヤモンドダ
イス4に通され、伸線(線引)が行なわれる。
ダイス4を出た加工線1aは位置決めローラ1
6を経てキヤプスタン5に導かれ、該キヤプスタ
ン5および副ローラ6に数回巻き付けられたの
ち、副ローラ6から再度位置決めローラ16に導
かれ、ここからガイドローラ17を経由して巻取
装置7に装着された巻取スプール18に巻き取ら
れる。図示例の捲取装置7は、回転速度可変のト
ルクモータ7aにより回転させられ、一定のトル
クのもので加工線1bを巻き取つてゆくようにな
つている。
キヤプスタン5は、これに巻き付けられた線に
摩擦力を介して引抜力を付与するもので、モータ
に連結された変速器19からベルト20,20′
およびプーリ21,21′を介して伝達される回
転動力によつて強制的に回転させられる。キヤプ
スタン5の下方には副ローラ6が回転自在に並設
されているが、この副ローラ6の中心軸X−Xは
キヤプスタン5の中心軸Y−Yに対しわずかに傾
斜している。この傾斜角θは、キヤプスタン5と
副ローラ6の大きさ、キヤプスタン5と副ローラ
6の距離、加工線の太さ等の条件に応じて最適な
ものを選べばよいが、通常2〜6度程度で充分で
ある。副ローラ6の取付角度を可変として、上記
傾斜角θを調節できるようにしておくのが実用上
好ましい。
上記の如く、ダイス4を通つた加工線1bがべ
ルトをプーリにかけるようにこれらキヤプスタン
5と副ローラ6に巻き掛けられるのであるが、こ
の場合1巻きあたりの線がキヤプスタン5に接す
る長さはキヤプスタンの全周よりも短かいので、
キヤプスタンから線に伝えられる引抜力の大きさ
は、線をキヤプスタン5のみに巻回する場合較べ
てキヤプスタンに接する長さが減つた分だけ小さ
くなり、したがつて線に付与する引抜力の微調節
が容易となる。
つぎに、キヤプスタン5と副プーリ6の関係を
模式的にあらわせば第5図のようであり、同図に
示されている如く両者の中心軸Y−Y,X−Xが
互いに角θだけ傾斜しているので、キヤプスタン
5を出て副ローラ6に達し、該副ローラ6をまわ
つて帰つてくる線がキヤプスタン上で横方向にd
だけずれることになる。このため、巻回数が多く
なつても線が互いに重なり合わなくなるのであ
る。
ガイドローラ17は、基台22に設けた長穴2
3から突出させた支柱24によつて支持されてい
るが、支柱24はハートカムをそなえた往復動装
置25の働きにより矢印B方向に巻取スプール1
8の巻巾だけ往復動し、巻取スプール18に均一
に線を巻きつけてゆく。往復動装置(ストローク
装置)25の動力はプーリ21から供給される。
なお、図示例ではガイドローラ17が支柱24に
設けた支幹26に摺動自在に嵌着され、コイルば
ね27によつて常にストツパカラー28に押し付
けられて、位置決めされているが、支幹26の先
端部に螺着されているナツト29を回すことによ
り、ガイドローラ17の固定位置を支幹26に沿
つて移動させることができるようになつている。
実施例 寸法50〓×30(mm)のキヤプスタン(材質
SKH3、表面に硬質クロムメツキ)と、寸法20〓
×30(mm)の鋼製副ローラをそなえた図示例の如
き伸線機を用して、寸法0.51MG(13.0μm)のタ
ングステン線の線引を行なつたところ、断線事故
のない良好な線引状態が得られた。引落し率(減
面率)は約8%、ダイス温度は約300℃、キヤプ
スタンの周速は60m/min、およびキヤプスタン
中心軸に対する副ローラの傾斜角は6度であつ
た。原線(素線)の波断荷重は約50gであり、こ
のように細線の場合には、引抜力を破断荷重の30
〜50%、バツクテンシヨンを破断荷重の3〜10%
とするのが好ましかつた。この伸線機を用いて約
10μmのタングステン線の線引を行なうことも可
能であつた。また、モリブデン細線の線引に用い
ても良好な結果が得られた。
以上に説明した如く、本発明にかかる伸線機で
は、キヤプスタンの中心軸に対し傾斜した中心線
をもつ回転自在な副ローラをキヤプスタンと並列
に設け、線をこれらキヤプスタンと副ローラに巻
きかけて引抜力を付与するようにしたので、引抜
力の微調節とキヤプスタン上における線の重なり
合いの効果的な防止が可能となり、細線の線引に
用いても断線事故の少ないすぐれたものとなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は伸線機の正面図、第2図はその側面
図、第3図および第4図は要部を拡大した平面図
および側面図、第5図はキヤプスタンと副ローラ
の関係をあらわす模式図である。図はいずれも実
施例をあらわす。 1……素線保持装置、2……潤滑剤塗布装置、
3……加熱装置、4……ダイス、5……キヤプス
タン、6……副ローラ、7……巻取装置、10…
…緩衝用ローラ、15……塗布槽、17……ガイ
ドローラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 素線保持装置、キヤプスタンおよび巻取装置
    をそなえ、キヤプスタンの回転力により線材をダ
    イスから引き出すようにした伸線機において、キ
    ヤプスタンの中心軸に対して傾斜した中心軸をも
    つ副ローラをキヤプスタンと並列に設け、ダイス
    を通した線を上記キヤプスタンと副ローラに1回
    以上捲き掛けたのち巻取装置で巻き取るようにし
    たことを特徴とする伸線機。 2 副ローラのキヤプスタン中心軸に対する傾斜
    角度が調節可能である特許請求の範囲第1項記載
    の伸線機。
JP21075581A 1981-12-30 1981-12-30 伸線機 Granted JPS58116922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21075581A JPS58116922A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 伸線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21075581A JPS58116922A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 伸線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58116922A JPS58116922A (ja) 1983-07-12
JPH024368B2 true JPH024368B2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=16594585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21075581A Granted JPS58116922A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 伸線機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58116922A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066659A1 (ja) * 2007-11-21 2009-05-28 Kabushiki Kaisha Toshiba タングステンワイヤの製造方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62289317A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Tsukiyama Tekkosho:Kk 伸線機
JPH03221281A (ja) * 1990-08-27 1991-09-30 Osaka Diamond Ind Co Ltd カッターセグメントの溶接方法
JP3918132B1 (ja) * 2006-03-24 2007-05-23 株式会社アスク 伸線機と伸線方法
CN102641907A (zh) * 2012-04-16 2012-08-22 安徽鑫科新材料股份有限公司 一种用于加工铜合金扁线的装置及其加工方法
CN102699062A (zh) * 2012-05-14 2012-10-03 无锡平盛科技有限公司 阻尼拨线轮装置
CN105618497A (zh) * 2016-01-31 2016-06-01 苏州金钜松机电有限公司 角度可调细线伸拉装置
CN105728482A (zh) * 2016-05-11 2016-07-06 无锡常欣科技股份有限公司 可调定径模

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009066659A1 (ja) * 2007-11-21 2009-05-28 Kabushiki Kaisha Toshiba タングステンワイヤの製造方法
JP5578852B2 (ja) * 2007-11-21 2014-08-27 株式会社東芝 タングステンワイヤの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58116922A (ja) 1983-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH024368B2 (ja)
US4534499A (en) Wire drive mechanism
CN215047658U (zh) 一种用于3d打印的线材收卷装置
US4138071A (en) Dual drive for cone winding
US3270979A (en) Wire coiling machine having grooved block
JPH0662257B2 (ja) 線材巻付装置
US2239580A (en) Method and means for removing surface imperfections from rods and wire
US3938751A (en) Device for continuously treating wires
US2242022A (en) Cable armoring machine
US4172374A (en) Wire-coiling machine
US3767130A (en) Strand handling
US3359768A (en) Wire coiling
JP2818770B2 (ja) 飾り糸の撚り加工方法及び装置
EP0876760A3 (en) Line roller for spinning reel for fishing
JPH0753123A (ja) 金属線条材の引き出しガイド装置
US4107912A (en) Metering capstan
CN219616404U (zh) 一种用于电线制造的放卷机
US1789881A (en) Machine for making insulated wire
US3053306A (en) Apparatus for making strip structures
JPH0218033Y2 (ja)
JPH0324638Y2 (ja)
JP3923615B2 (ja) 加工ラインにおける線材の貯留装置
JPS62175387A (ja) ドレンワイヤ巻付装置
KR0128594Y1 (ko) 낚시용 스피닝릴의 낚시줄안내장치
JPH046188Y2 (ja)