JPS6313703Y2 - - Google Patents

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JPS6313703Y2
JPS6313703Y2 JP1984021978U JP2197884U JPS6313703Y2 JP S6313703 Y2 JPS6313703 Y2 JP S6313703Y2 JP 1984021978 U JP1984021978 U JP 1984021978U JP 2197884 U JP2197884 U JP 2197884U JP S6313703 Y2 JPS6313703 Y2 JP S6313703Y2
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JP
Japan
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locking pin
rotary table
locking
cam plate
handle
Prior art date
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JP1984021978U
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JPS60138439U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転台装置に係り、特に、垂直軸の
回りを自由回転できるように支承された回転台を
所定の回動位置に確実に係止できる機能を有し、
かつ、簡単な操作によつてその係止を解除できる
回転台装置に関する。
例えばタイプライターなどの事務機を隣席の人
と共用する場合、あるいは1つのフアイルを周囲
の数人で共用する場合には、そのタイプライター
あるいはフアイルケースを回転台上に載置して回
転できるようにすると事務の能率を向上させるこ
とができる。
かかる回転台そのものは、例えば中華料理店の
回転食卓、あるいは電話器用回転台のように既に
公知ではあるけれども、事務機器用の回転台とし
ては、従来のものは不適当である。それは、回転
台を固定部に対して係止する機能がなく、例えば
タイプライターを操作するときには台が動き易い
ので気が散るし、また、フアイルを取り出すとき
には、台が動かないように回転台又はフアイルケ
ースを手で押えなければならないからである。
そこで、本考案の目的は、回転台を所定の回動
位置に確実に係止することができ、しかも簡単な
操作によつてその係止を解くことができる回転台
装置を提供するにある。
上記の目的を達成するため、本考案は、支脚を
介して床面に、あるいは直接に机面上に載置され
る支持台と、この支持台の上面側に配設され、垂
直軸の回りを自由回転できるように支承された回
転台と、上記支持台の上面に開口し、上記垂直軸
を中心とするほぼ水平な円弧に沿つて列設された
複数の係止孔と、上記回転台の下面において、上
記円弧を通る垂直なピン軸に沿つて移動可能に案
内されると共に、上記係止孔に係入する下方に付
勢された係止ピンと、この係止ピンの近傍に配設
されて水平方向に延在すると共に同方向に移動可
能に案内され、係止ピンと係合するカム斜面を形
成したカム板と、回転台の外側面に突設された把
手と、この把手をカム板と同方向に移動できるよ
うに案内すると共に、把手とカム板とを相互に連
結する案内杆とを有し、把手を操作することによ
り案内杆を介してカム板を長さ方向に移動させる
とき、カム板のカム斜面と係止ピンとの間に作用
するくさび作用により、係止ピンを上方に移動さ
せて係止孔との係合を解くようにしたことを特徴
とする。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す。
第1図および第2図において符号1は支持台を
示し、この支持台1は、第3図に示すように、例
えば鋼板を折り曲げ成形して厚みを出し、要部を
スポツト溶接した、外形が例えば矩形で偏平な箱
状の部材であつて、その下面隅部にはそれぞれ支
脚2が溶接によつて一体に結合され、これらの支
脚2,2を介して床面上に載置される。
上記支持台1の上面側には、支持台と同様の構
造、形状の回転台3が配設されており、この回転
台3は、次に述べる構造により、支持台1に一体
的に連結され、かつその中央部を通る垂直軸の回
りを自由回転できるように支承されている。
すなわち、第3図に示すように、支持台1の中
央部には、支持台下面にスポツト溶接された第1
保持板4を介して、かつ支持台中央部を貫通する
ように支持筒5が垂設されており、一方、この支
持筒5の開口と対向する回転台3の下面中央部に
は、回転台下面に溶接された第2保持板6を介し
て、段付の支軸7が一体に突設されている。そし
て、第3図に示すように、支軸7の小径部を支持
筒5の内孔に嵌合させ、支軸の段部を支持筒の上
端縁に係止させるようにして、回転台3が支持台
1に回転自在に支承されている。なお、支軸7が
支持筒5から抜け外れることを防止するため、支
持筒5の下側開口から突出した支軸7の下端部を
割りピン8が水平に貫通している。
一方、第2図に示すように、支持台1の上面に
は、上記支持筒5の中心軸を中心とするほぼ水平
な円弧に沿つて、複数(図示の実施例では8個)
の係止孔9,9が等角度間隔で開口している。こ
れらの係止孔9,9は支持台1の上面に開口させ
てもよいが、図示の実施例においては、開口位置
の精度および開口端縁の強度を向上させるため、
第2図および第3図に示すように、外形が円形
で、中心に上記支持筒5と嵌合する孔を開合させ
たやや厚手の割り出し板11を支持台1の上面に
重合し、中心の孔を支持筒5の上端部に嵌合して
これらの嵌合部を溶接し、さらに割り出し板11
と支持台上面とをスポツト溶接して結合し、この
割り出し板11の外縁部に上記係止孔9,9を開
口させている。
他方、第3図および第4図に示すように、回転
台3の下面側には係止ピン12が装着されてい
る。この係止ピン12は、前記支軸7に関し上記
係合孔9と整合し得る半径方向の位置において垂
直方向に移動可能に案内されている。図示の実施
例では、第4図に詳細に示すように、回転台3の
下面に溶接された第3保持板13の中央部を貫通
するようにして案内筒14が垂設されており、さ
らに、この案内筒14を包囲するようにして第3
保持板13にスポツト溶接された断面略コ字形の
第4保持板15の水平板部に上記案内筒14と同
軸にピン案内孔15aが開口している。そして、
係止ピン12は、上端部を案内筒14に、下端部
をピン案内孔15aにそれぞれ摺動可能に嵌合さ
せることにより、垂直方向に移動可能に案内され
ている。
また、上記係止ピン12は、案内筒14に収納
された圧縮コイルばねとしての係止ピンばね16
の弾力により、係止孔9に係入する方向、すなわ
ち下方に付勢されている。なお、係止ピン12の
下端部は、係止孔9への係入を容易にするため、
例えば球面の一部をなすように成形されている。
また、第3図に示すように、上記係止ピン12
の近傍における回転台3の下面には、係止ピン1
2を係止孔9から抜き外すための係止解除機構1
7が配設されている。
この係止解除機構17は、第3図示実施例で
は、水平方向に移動可能に案内されたカム板18
と、回転台3の外側面に突設された杆状の把手1
9(第2図参照)と、この把手19をカム板18
と同方向に移動可能に案内すると共に、カム板1
8と把手19とを相互に連結する一対の段付の案
内杆21,21とを有している。
上記カム板18は、例えば水平方向に細長く、
かつ幅方向が垂直になるように保持された板状体
で、その上端縁の外端部が深く、また内端部が浅
く切欠かれ、その中間部は内端に向かつて上昇す
るように傾斜したカム斜面18aとなつている。
一方、第4図に示すように、前記係止ピン12
にはその下端から上端部に達する垂直なスリツト
12aが形成されており、その幅(第4図で左右
方向の寸法)はカム板18の厚さよりやや大きく
設定されている。また、係止ピン12には、上記
スリツト12aの上端部をその幅方向に水平に貫
通する係合ピン22が打ち込まれており、その中
央部はスリツト12a内に臨んでいる。
そして、上記カム板18は、中間にカム斜面1
8aを形成した切欠部の端縁を上記係合ピン22
に対向させるようにして、スリツト12a中に挿
入されている(第3図参照) さらに、第3図に示すように、カム板18の内
端には、回転台3の下面に接する案内輪23が回
転自在に軸支されており、外端部は直角に折り曲
げられ、この折り曲げられた部分は、例えばスポ
ツト溶接により、前記把手19と平行な連結板2
4に一体に結合されている。
他方、前記一対の案内杆21,21は、第2図
に示すように、相互に平行な関係位置を保ち、第
3図に示すように、回転台3の側壁を貫通するよ
うに装着されたフランジ付のブツシユ20の内孔
にそれぞれ摺動可能に嵌合している。各案内杆2
1の回転台側面から突出した外端は前記把手19
に結合され、また、内端に形成された雄ねじ部は
上記連結板24に開口した図示しないねじ孔に挿
通され、連結板24の内面側に突出した上記雄ね
じ部にはナツト25が螺着されている。このよう
にして、第2図に示すように、把手19、案内杆
21,21および連結板24は略矩形の枠体を形
成している。
また、第3図に示すように、連結板24と回転
台3の内側面との間における案内杆21には、圧
縮コイルばねとしての復帰ばね26が巻装されて
いる。
上記のように構成された本考案の一実施例によ
る回転台装置は、把手19に外力を加えず、かつ
係止ピン12と係止孔9とが整合しているときに
は、第3図に示すように、上記復帰ばね26の弾
力により、案内杆21は回転台3中に引き込まれ
ていて、その段部が回転台の外側面に係止されて
図示の位置を保ち、一方、係止ピン12の下端は
係止孔9に係入し、その係合ピン22は、係止ピ
ンばね16(第4図参照)の弾力により、カム板
18の最も深い切欠端縁に弾圧されている。
この状態では、図から明らかなように、回転台
3は回転することができず、回転台3は係止ピン
12を介して支持台1に安定に係止される。
回転台3を回動させるときには、把手19を掴
んでこれと一体の案内杆21,21を回転台3か
ら抜き出す方向に引く。すると、連結板24を介
して案内杆に結合されたカム板18は、復帰ばね
26の弾力に抗して、案内輪23を転動させ、か
つ下端縁を第4保持板15(第4図参照)の水平
板部上面と摺接させつつ第3図で右方に移動す
る。このとき、係止ピンの前記スリツト12aが
カム板18の案内となる。
カム板18が一定距離移動すると、カム斜面1
8aが係合ピン22と係合するようになり、これ
らの間に作用するくさび作用により、係止ピン1
2は上方に押動され、ついには、第5図に示すよ
うに、係止ピン12は係止孔9から完全に抜去さ
れる。
第5図示の状態では、回転台3の回動を妨げる
ものは何もないから、回転台3は上から見て時計
方向あるいは反時計方向に自由に回動できる。そ
して、所要の角度(図示の実施例では45゜の整数
倍)回動させた後手を放して把手を自由にし、回
転台をわずかの角度範囲で揺動させると、係止ピ
ン12が係止孔9に自動的に落ち込み、回転台3
はその回動位置に係止される。このときの係止ピ
ンの作動は第3図から明らかであるから、詳細な
説明は省略する。
以上の説明から明らかなように、本考案は、回
転台を垂直軸の回りを自由回転できるように支承
した支持台の上面に、上記垂直軸を中心とするほ
ぼ水平な円弧に沿つて複数の係止孔を開口させ、
一方、回転台の下面側に、上記円弧を通る垂直な
ピン軸に沿つて移動できるように案内された係止
ピンを設け、この係止ピンを上記係止孔に係入す
る方向に付勢するようにしたので、一旦係止ピン
が係止孔に係入すればこれらの係合は安定に保た
れ、したがつて回転台を所定の角度位置に確実に
係止することができる。そのため、回転台上に載
置された事務機等がグラグラ動くことがなくな
り、事務能率の向上が期待できる。
また、係止ピンと係合するカム斜面を有するカ
ム板を長さ方向に移動可能に設けると共に、回転
台外側面に突設された把手とカム板とを案内杆に
よつて相互に連結するようにしたので、単一の把
手を回転台の係止操作、係止解除操作および回転
操作における操作部材として共用することがで
き、この回転台装置の操作を迅速かつ円滑に行う
ことができるようになる、など種々の効果を奏す
る。
なお、本考案を実施するにあたつては、上述し
た実施例に限定されることなく種々に変形して実
施できる。
例えば、図示の実施例においては把手を回転台
から引く方向に操作することにより回転台の係止
を解くものとしたが、これは把手を回転台に向け
て押動したとき回転台の係止を解くように構成す
ることができ、この場合にも図示の実施例と同じ
作用効果を得ることができる。
また、支持台の支脚を設けず、支持台を直接机
面上に載置するようにしてもよい。
さらにまた、係止孔の角度間隔も図示の実施例
のように45゜に限定されることなく、回転台装置
の使用目的に応じてこれより大きく設定しても小
さくしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による回転台装置の
正面図、第2図はその平面図、第3図は回転台が
支持台に係止された状態を示す回転台装置の要部
断面図、第4図は第3図−線による拡大断面
図、第5図は回転台の係止が解かれた状態を示す
第3図と同様の断面図である。 1……支持台、2……支脚、3……回転台、5
……支持筒、7……支軸、9……係止孔、11…
…割り出し板、12……係止ピン、14……案内
筒、16……係止ピンばね、17……係止解除機
構、18……カム板、18a……カム斜面、19
……把手、21……案内杆、22……係合ピン、
24……連結板、26……復帰ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 支脚を介して床面に、あるいは直接に机面上
    に載置される支持台と、この支持台の上面側に
    配設され、垂直軸の回りを自由回転できるよう
    に支承された回転台と、上記支持台の上面に開
    口し、上記垂直軸を中心とするほぼ水平な円弧
    に沿つて列設された複数の係止孔と、上記回転
    台の下面において、上記円弧を通る垂直なピン
    軸に沿つて移動可能に案内されると共に、上記
    係止孔に係入する下方に付勢された係止ピン
    と、この係止ピンの近傍に配設されて水平方向
    に延在すると共に同方向に移動可能に案内さ
    れ、係止ピンと係合するカム斜面を形成したカ
    ム板と、回転台の外側面に突設された把手と、
    この把手をカム板と同方向に移動できるように
    案内すると共に、把手とカム板とを相互に連結
    する案内杆とを有し、把手を操作することによ
    り案内杆を介してカム板を長さ方向に移動させ
    るとき、カム板のカム斜面と係止ピンとの間に
    作用するくさび作用により、係止ピンを上方に
    移動させて係止孔との係合を解くようにしたこ
    とを特徴とする回転台装置。 2 上記係止孔を等角度間隔で開口させたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の回転台装置。
JP2197884U 1984-02-18 1984-02-18 回転台装置 Granted JPS60138439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2197884U JPS60138439U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 回転台装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2197884U JPS60138439U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 回転台装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138439U JPS60138439U (ja) 1985-09-13
JPS6313703Y2 true JPS6313703Y2 (ja) 1988-04-18

Family

ID=30513856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2197884U Granted JPS60138439U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 回転台装置

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JP (1) JPS60138439U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531334Y2 (ja) * 1974-12-27 1978-01-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60138439U (ja) 1985-09-13

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