JPS63136A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPS63136A
JPS63136A JP14322786A JP14322786A JPS63136A JP S63136 A JPS63136 A JP S63136A JP 14322786 A JP14322786 A JP 14322786A JP 14322786 A JP14322786 A JP 14322786A JP S63136 A JPS63136 A JP S63136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon
region
film
substrate
implanted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14322786A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Kubota
正文 久保田
Bunji Mizuno
文二 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14322786A priority Critical patent/JPS63136A/ja
Publication of JPS63136A publication Critical patent/JPS63136A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Element Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は絶縁膜上に形成された半導体装置、いワユるシ
リコン=オン=インシュレータ(SOI)半導体装置の
製造方法に関するものである。
従来の技術 集積回路は、近年高密度化、高速化、低消費電力化等々
の面で急速に改良が進みつつある。とりわけ、相補性M
OS型集積回路(0MO3ICと以下略す)は高速性と
低消費電力性から集積回路のなかでも中心的地位を占め
る様になって来た。
こうした0MO3ICを高密度化、高集積化する際に近
い将来有力な技術になると考えられているものKSOI
−CMO3技術カアル。コレはCMOS ICにSO工
槽構造適用したもので、従来のバルクCMO3ICで問
題となったラッチアップ現象をなくすことができ、また
寄生容量の低減により高速、低消費電力化が図れる等の
利点があるからである。
各種のSOIO造形成技術のなかでも最も実用に近いと
されている技術の1つがSIMOX(Separat 
ion−by−Implanted−Oxygen)技
術でP、593)。この方法はシリコン基板に酸素イオ
ンを高濃度注入し、埋込み酸化膜層を形成することによ
り基板を絶縁物化する方法である。第3図A。
Bはその製造工程を示す断面図である。
taa図Aはシリコン基板1にエネルギー200KeV
ドーズ量1〜3×1018/crd程度の酸素イオンの
高濃度イオン注入を行い、不活性ガス中例えばArガス
中で熱処理を行うことにより注入層を埋込み酸化膜層2
に変質し、シリコン単結晶基板1からシリコン単結晶薄
膜3を電気的に分離形成したものである。これによシ約
0.6μ厚θ睨み酸化膜2と約0.2μ厚の上部シリコ
ン層3が形成される。
イオン注入後、通常はイオン注入による損傷の比較的小
さい表面の極く薄い領域を種領域として例えば1160
°Cアルゴンガス中でアニールし、上部シリコン領域3
を再結晶化する。
次に従来のLSI製造工程を用いて選択酸化法によシリ
コン単結晶基板3の一部分を酸化し、シリコン基板から
分離されたシリコン単結晶領域6を得、ここにトランジ
スタ等必要な素子を形成する(第3図B)。
発明が解決しようとする問題点 こうして得られたSOI構造に形成された0MO8IC
はラフチアツブがなくまた寄生容量が低減され高速動作
するが、他方ンース・ドレイン間リーク電流が大きく、
またチャネルのキャリア移動度がバルク素子のものに比
べて1〜7割小さいという問題点を有していた。
この様な問題点を生じる原因としては注入した酸素とシ
リコンとが高温熱処理で反応して埋込み酸化膜層2が形
成される際、シリコンと酸化膜との熱膨張係数の違いに
よりシリコン単結晶薄膜3と埋込み酸化膜2との間に強
いストレスを生じ、シリコン単結晶薄膜3中に高密度の
欠陥を生じることや、イオン注入した酸素が熱処理で充
分に外向拡散せずシリコン単結晶薄膜3中に析出してし
まうからであると考えられる。
問題点を解決するための手段 本発明はこの様な従来のイオン注入によるSOI構造形
成技術の問題点に鑑みてなされたもので、シリコン基板
に埋込み絶縁膜を形成するためイオン注入を行った後、
イオン注入した元素の外向拡散を抑制した領域を局所的
に設けて熱処理することを特徴としている。
作  用 シリコン表面に局所的に外向拡散を抑制した領域を設け
て熱処理を行うとその領域にはイオン注入した元素が過
剰に存在するためイオン注入した元素の析出が生じる。
この析出物には近接領域の重金属元素が過剰なイオン注
入した元素等が集中する性質があり、周辺の外向拡散を
抑制していないデバイス形成領域ではイオン注入した元
素のうち埋込み絶縁膜とならない不要な元素や重金属元
素、等が極めて少ない良質の結晶になる。!た析出物自
体は結晶欠陥であるから熱処理等の際に生じるストレス
を緩和する働きを有している。この様な現象はバルクシ
リコンでいわゆるイントリンシックゲッタリングとして
知られているものである。
実施例 本発明の半導体装置の製造方法について実施例音用いて
説明する。
(第1の実施例) 第1図A−Eは本発明による半導体装置の製造工程を示
゛し工程断面図である。まず、シリコン基板1を熱酸化
し、表面に数10nmの熱酸化膜6を形成した(第1図
A)。これは次工程の散票イオン注入の際のスパッタリ
ングやコンタミネーシ曹ンを防止するためのものである
。続いて加速エネルギー100〜aooKeV、  ド
ーズ量1〜3x10”/ctA程度の酸素イオン注入を
行った。試料は酸素イオンビームによる自己加熱及びヒ
ータによる基板加熱により450’Cから600.’C
程度に保たれた(第1図B)。イオン注入の結果、深さ
0.1〜0.3μmのシリコン単結晶領域3が表面に残
りその下にほぼストイキオメトリ−のシリコン酸化膜に
近い酸素濃度のイオン注入領域7が形成される。
次に気相成長法により1oo〜200 nm 、11度
のシリコン窒化膜を堆積しフォトリングラフイーとプラ
ズマエツチングを用いて選択的にシリコン窒化膜8を残
す。こうして1100℃から1000°Cの不活性ガス
雰囲気中にて熱処理を行った。シリコン窒化膜中の酸素
の拡散係数はシリコン中のそれに比べてはるかに小さい
からシリコン窒化膜8亘下のシリコン単結晶領域3には
固溶度を超える酸素が存在し酸素がシリコン中に析出し
て欠陥。
析出物の多い領域9が形成された。′″!たシリコン窒
化膜8のないシリコン単結晶領域1oは、埋込み酸化膜
形成に寄与しなかった酸素は外向拡散するとともに隣接
した析出物の多い領域9へ集まる傾向があること、さら
にイオン注入領域7が完全な埋込み酸化膜11に変わる
際にシリコン単結晶領域10にかかる歪も析出物の多い
領域9で緩和されること等のために良質の結晶となった
(第1図C)。イオン注入した元素を効率よく領域9に
捕集するため、外向拡散防止膜として機能するシリコン
窒化膜8のパターン間距離L(第1図C中に図示)は熱
処理温度と処理時間で決まるイオン注入した元素の拡散
長以下に設定することが望ましい。例えば1100°C
2時間の熱処理ならば1幡μm以下である。
次に析出物の多い領域9を含む領域を公知の選択酸化法
により酸化し、500〜700nmのフィールド酸化膜
12を形成した(第1図D)。こうして得たSOI構造
体中に通常のCMOSプロセスによりMOS F E 
Tを形成した(第1図E)。13゜14はそれぞれドレ
イン及びソース、16はゲート、16はCVD酸化膜、
17は金属配線である。
こうして作成したMOSFETはキャリア移動度もバル
クに形成した場合と殆んど変らず、また接合でのリーク
も極めて小さいことが確認されている。
(第2の実施例) 第2図は本発明による半導体装置の製造方法の第2の実
施例を示す工程断面図である。イオン注入の際の表面保
護のための酸化膜6を形成したのち、基板@度を400
’Cから600”Cに保ッテ、窒素イオンを200〜a
ooKeV、  ドーズ量1〜2 X 10” /cd
l  注入した。続いてCVD法によシ酸化膜を300
〜600nm堆積しフォトリソグラフィーと、プラズマ
エツチングを用いてパターン間距離し、窒素の外向拡散
防止マスクとなる酸化膜18を形成した次に窒素ガスあ
るいはアルゴンガス雰囲気中で11oO6C〜14oO
″Cでアニールした。こうして深さ0.2〜0.3μm
 の所に厚さ0.3〜0.5μmのシリコン窒化膜19
が形成された。また、酸化膜18の直下には第1の実施
例同様窒素を含む析出物が多く発生し、ストレスの緩和
と過剰な窒素のシンクとして機能する。こうして良質な
シリコン単結晶領域10が形成された。
発明の効果 本発明は埋込み絶縁膜の種類に応じてシリコン窒化膜ま
たは酸化膜を選択的に形成して熱処理を行い、局所的に
析出物、欠陥の多い領域を形成してデバイス形成領域の
結晶性を改良しようとするもので、比較的簡単な工程を
追加することで極めて効果のあることが確認されている
。なお、実施例では外向拡散防止膜として、シリコン窒
化膜又は酸化膜の単層マスクの場合を示したが、これら
の複合膜又は同様の性質を有する膜を適用しても効果の
あることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例による半導体装置の
製造方法を示す工程断面図、第3図は従来の酸素イオン
注入による埋込み酸化膜形成方法についての工程断面図
である。 1・・・・・・シリコン基板、8・・・・・・シリコン
窒化膜、9.20・・・・・・析出物の多い領域、10
・川・・シリコン単結晶領域、11・・・・・・埋込み
酸化膜、19・・・・・・埋込みシリコン窒化膜、18
・・・・・・酸化膜。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン基板に酸素または窒素をイオン注入して
    埋込み絶縁膜を形成する工程と、前記イオン注入した元
    素の外向拡散防止膜を前記シリコン基板表面に選択的に
    設けて熱処理する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. (2)酸素イオン注入して埋込み絶縁膜を形成し、外向
    拡散防止膜として窒化シリコン膜を用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. (3)窒素イオン注入して埋込み絶縁膜を形成し、外向
    拡散防止膜としてシリコン酸化膜を用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. (4)外向拡散防止膜間距離を熱処理工程により決まる
    イオン注入した元素の拡散長以下とすることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置の製造方法
JP14322786A 1986-06-19 1986-06-19 半導体装置の製造方法 Pending JPS63136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14322786A JPS63136A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14322786A JPS63136A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63136A true JPS63136A (ja) 1988-01-05

Family

ID=15333854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14322786A Pending JPS63136A (ja) 1986-06-19 1986-06-19 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63136A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05144761A (ja) * 1991-03-27 1993-06-11 Mitsubishi Materials Corp Soi基板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05144761A (ja) * 1991-03-27 1993-06-11 Mitsubishi Materials Corp Soi基板の製造方法
US5891265A (en) * 1991-03-27 1999-04-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha SOI substrate having monocrystal silicon layer on insulating film

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0727965B2 (ja) 埋込みSiO▲下2▼層を含む装置の製造方法
US5441899A (en) Method of manufacturing substrate having semiconductor on insulator
JPS62177909A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2998330B2 (ja) Simox基板及びその製造方法
JPH02148831A (ja) レーザアニール方法及び薄膜半導体装置
JPH0322540A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS63136A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3287834B2 (ja) 多結晶半導体薄膜の熱処理方法
JPS61185950A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3091800B2 (ja) Soi基板の製造方法
JPS6317227B2 (ja)
JPS62235726A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH05259075A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3384439B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH01181473A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2853143B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2773203B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPS607126A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04737A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0661234A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH077748B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH02170522A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0336312B2 (ja)
JPS62105428A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS62179731A (ja) 半導体装置