JPS6313697Y2 - - Google Patents

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JPS6313697Y2
JPS6313697Y2 JP10184783U JP10184783U JPS6313697Y2 JP S6313697 Y2 JPS6313697 Y2 JP S6313697Y2 JP 10184783 U JP10184783 U JP 10184783U JP 10184783 U JP10184783 U JP 10184783U JP S6313697 Y2 JPS6313697 Y2 JP S6313697Y2
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JP
Japan
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camera
hood
tip
teeth
ring
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JP10184783U
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English (en)
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JPS608629U (ja
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はカメラ用防水パツクに関し、特に防水
パツクの外側からカメラの構成部分を直接手で操
作できるようにしたものである。
〔背景技術とその問題点〕
フイルムを用いたカメラや、ビデオ信号を送出
するビデオカメラで水中の被写体を撮影する場
合、カメラを防水パツク内に収納して防水パツク
の先端部を透過して来る光をカメラのレンズ系に
受けるようになされている。この光透過部を軟質
かつ可撓性が大きいシート材料で構成すると、使
用している間に表面に傷がついて「くもり」がで
きたり、部分的に波状に変形して入射画像を乱れ
させたりする原因になるので、一般に光透過部に
は光入射窓にガラス板をはめ込んだ構造のものが
用いられている。このようにすれば、ガラス板が
剛性をもちかつ使用中に「くもり」ができるよう
な傷もつき難い特性をもつているので、光を防水
パツク内のカメラのレンズ系に導入するという点
からみて有効であると考えられる。
そこでこのガラス板をもつた光透過部をカメラ
のレンズ系の前面に安定に位置決めするため従来
は、ガラス板の外周に剛性をもつ保持筒を設け、
この保持筒に対してガラス板をOリングによつて
シール保持する構成が用いられている。そしてこ
の保持筒は例えば硬い合成樹脂材でなる防水パツ
クの先端部に固着され、かくしてガラス板をカメ
ラのレンズ系の前面に安定に位置決めするように
なされている。
ところが通常のカメラのレンズ系はフオーカシ
ングや、ズーミングを行うためにフオーカシング
リングをレンズ系の外周に設けると共にズームレ
バーを外方に突出させ、かくして手動でこれらの
リング,レバー等の操作子を操作できるようにな
されているが、上述のように全体として剛性をも
つ防水パツク内にカメラを収納させたような場合
にはレンズ系の操作子を直接手で操作することは
できないので、これに代えフオーカシングリング
やズームレバーを電気モータで操作するようにす
ると共に、この電気モータを防水パツク上に設け
た防水型スイツチによつて駆動,停止する構成が
従来用いられていた。
しかしこのようにすると、カメラとして水中撮
影専用のものを用意しなければならない不便さが
あるのみならず、レンズ系のフオーカシング操作
やズーミング操作を手動で直接的に思う通りのタ
ツチで行うことができないので、水中カメラの機
能としては未だ不十分である。
〔考案の目的〕
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
カメラの構成部分を直接手で操作できるようにし
たカメラ用防水パツクを提案しようとするもので
ある。
〔考案の概要〕
かかる目的を達成するため本考案においては、
カメラを収納する可撓性シートでなる中央筒部の
先端にガラス板によつて光入射窓を閉塞してなる
先端部を有し、この先端部にカメラのフオーカス
リングにねじ込み装着されるフードの前面に形成
された第1の環状歯と対向して当該第1の環状歯
に対して進退する第2の環状歯を設け、この第2
の環状歯を第1の環状歯にかみ合せて回転させる
ことによりフードをフオーカスリングにねじ込み
装着できると共に、上記先端部をフードによつて
支持できるようにする。
〔実施例〕
以下図面について本考案の一実施例を詳述する
に、第1図において、1は全体としてカメラ2を
収納するカメラ用防水パツクを示し、例えば硬い
合成樹脂製殻体でなる剛性後部筐体部3と、例え
ば軟くかつ透明な合成樹脂シートでなるコーン状
の中央筒部4と、例えば硬質ゴム又は硬い合成樹
脂筒体でなる先端部5とでなる。
後部筐体3は前方を開放する半殻状となされ、
例えばビデオカメラでなるカメラ2の本体部6を
背後から包囲する下方部分3Aと、本体部6上に
載置固着されたフアインダ部7(モニタ用カメラ
でなる)を背後から包囲する上方部分3Bとでな
り、上方部分3Bに形成された覗き窓8を閉塞す
るようにガラス板9が配設され、これをOリング
10に対して内側から押しつけるように圧入され
た金属製固定リング11によつて防水シールされ
ている。
中央筒部4はカメラ本体6及びフアインダ部7
を収納できるように後方部分の口径が大きくなさ
れ、かつ前方部分の口径がカメラ本体6から前方
に突出するレンズ系12の先端部を収納できる程
度に小さくなされていると共に、後方部分から前
方部分に行くに従つてカメラ本体6及びフアイン
ダ部7に対応する大きさからレンズ系12に対応
する大きさに至るまで次第に口径を絞つて行くよ
うになされている。
中央筒部4の後方端は例えば硬い合成樹脂リン
グ15に例えば接着又は溶着され、このリング1
5が後部筐体3の開口にパチン錠16によつて係
止される。また中央筒部4の前方部分は先端部5
のガラス板保持筒部20に接着又は溶着されてい
る。
ガラス板保持筒部20の円筒部分20Aの前端
面には前面板部20Bが延長され、その中央部に
円形の光入射窓20Cが形成されている。前面板
部20Bの内面には円形ガラス板21が窓20C
を閉塞するように配設され、ガラス板21に後方
から当接するように例えば金属でなるガラス固定
リング22が円筒部分20Aの内孔に圧入されて
いる。かくしてガラス板21はガラス固定リング
22によつて前面板部20Bの内面に形成された
溝にはめ込まれたOリング23に圧接固定され、
これによりOリング23によつて光入射窓20C
からの水の浸入を防ぐようになされている。
円筒部分20Aの後縁部内面には段部20Dが
形成され、この段部20Dに当接するように後方
から例えば金属製の抜止めリング24が圧入さ
れ、抜止めリング24の孔24Aを挿通するよう
に例えば合成樹脂製のフード25が延長してい
る。フード25の前端面には外方に延長するよう
に孔24Aの内径より大きい外径をもつフランジ
部25Aが形成されている。ここでフランジ部2
5Aの厚さはガラス固定リング22及び抜止めリ
ング24間の間隔より小さい値に選定され、これ
によりフランジ部25Aがリング22及び24に
よつて挟着されることなく回転できるようになさ
れ、従つてフード25がほぼ円筒部分20Aの中
心軸上を回転できるようになされている。これに
加えてリング22及び24間の間隔はフード25
の後方部分が自重で下方に垂下しようとしたとき
にフランジ部25Aがリング22及び24に当接
することによつてフード25が円筒部分20Aの
中心軸近傍位置を通つて後方に延長するような姿
勢を維持できるような値に選定されている。
フード25の後方部分の外周にはねじ25Bが
設けられ、このねじ25Bがフオーカスリング2
6の先端内周面に形成されたねじ26Aにねじ込
むことにより、フード25をフオーカスリング2
6の先端にねじ込み装着できるようになされてい
る。
以上の構成に加えてフード25の先端に設けら
れたフランジ部25Aの前表面及びこれと対向す
る固定リングの後面には、第2図及び第3図に示
すように円周方向の円環状歯25C及び22Aが
形成され、固定リング22がフランジ部25Aに
押しつけられたときその環状歯22Aがフランジ
部25Aの環状歯25Cとかみ合つて一体に回転
できる状態になるようになされている。
以上の構成において、カメラ2を防水パツク1
内に収納する際には、後部筐体3をカメラ本体6
及びフアインダ部7の後部にはめ込み、カメラ2
の前方から中央筒部4を覆せてその後方リング1
5をパチン錠16によつて後部筐体3に係止す
る。かくして後部筐体3の溝に配設されたOリン
グ31によつて後部筐体3及び中央筒部4が防水
シールされた状態で一体に係止されることによ
り、カメラ2が全体として防水パツク1内に収納
される。
この状態では防水パツク1の先端部5は中央筒
部4が可撓性シートで作られているため放置して
おけば、ガラス板21やガラス板保持筒部20の
自重によつてカメラ2のレンズ系12の位置にお
いて垂下しようとする。この状態においてガラス
板保持筒部20を把持してレンズ系12のフオー
カスリング26の先端と位置合せすると、フード
25が保持筒部20のリング22及び24に当接
保持されて後方部分を後方に突出する姿勢に維持
されるので、当該後方部分のねじ25Bをフオー
カスリング26のねじ26Aにかみ合せ得る状態
に容易に位置合せできる。この状態において保持
筒部20を後方に押し込むと、当該保持筒部20
は中央筒部4を押し歪めながら後方に移動して固
定リング22の歯22Aがフード25のフランジ
部25Aの歯25Cにかみ合う。
そしてこの状態において保持筒部20をねじる
と、この回転が固定リング22の歯22A及びフ
ランジ部25Aの歯25Cを通じてフード25に
伝達されてそのねじ25Bがフオーカスリング2
6のねじ26Aにねじ込まれる。このとき先端部
5がねじられるが、中央筒部4の可撓性シートが
部分的に変形するだけで保持筒部20のねじりを
妨げることなく許容する。実際上この保持筒部2
0のねじりを半回転ないし1回転程度にとどめ、
一旦保持筒部20を前方に戻してねじりを元にも
どす。このときフード25のフランジ部25Aの
歯25Cは固定リング22の歯22Aとのかみ合
いを離れるので、ねじり戻しの影響を受けずにね
じ込まれた状態を維持する。以後繰返し保持筒部
20を押込んでねじつた後元に引出してねじり戻
し操作をすれば、フード25はフオーカスリング
26の先端にねじ込み装着される。
かくして撮影時フオーカシング,ズーミング操
作は中央筒部4の外側からその可撓性を利用して
内部の操作子を直接手動で操作することによつて
行う。すなわち中央筒部4の外側からフオーカス
リング26を把持して回動させればフオーカスリ
ング26は中央筒部4を変形させながら先端部5
と共に回動され、かくしてレンズ系12のフオー
カシングが行われる。また中央筒部4の外側から
ズームレバー27をつまんで回動させれば同様に
ズームレバー27は中央筒部4を変形させながら
回動され、かくしてレンズ系12のズーミングが
行われる。さらに同様にしてカメラ本体6のケー
ス外面上に設けられたスイツチ類等の操作子35
の操作も防水パツク1の外側からなし得る。
またかかる操作を行うにつき、カメラ用防水パ
ツク1に水圧がかかつたとき中央筒部4が水圧に
応じて内部空気を圧縮するために内部圧力が高く
なる現象が生じ、これにより外部から防水パツク
1内への浸水を有効に防止できる。
そしてこのような使用状態において、防水パツ
ク1の先端部5のリング24はレンズ系12のフ
オーカスリング26に装着されたフード25の外
面に当接して下方に垂下することなくレンズ系1
2の前面に保持され、かくして光入射窓20Cを
閉塞してなるガラス板21を安定にレンズ系12
の前面に位置決め保持できる。
なお上述においては、ガラス固定リング22の
歯22Aとかみ合う歯25Cをフード25の前端
から外方に延長するフランジ部25Aの前面に形
成するようにしたが、かかる構成に限らず要はフ
ード25の前面部にフード25を回転できる歯を
形成するようにすれば良い。
〔考案の効果〕 以上のように本考案によれば、ガラス板21に
よつて光入射窓20Cを閉塞してなる先端部5に
環状歯を設け、この環状歯をカメラのフオーカス
リング26の前部に形成された環状歯にかみ合せ
て回転できるようにしたことにより、防水パツク
1の外側から直接手動でフード25をフオーカス
リング26に装着でき、かくしてガラス板21を
フード25によつて安定にレンズ系12の前面に
位置決め保持できる防水パツクを容易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるカメラ用防水パツクを一
部を断面として示す側面図、第2図はそのガラス
固定リング及びフードのフランジに形成された歯
を示す略線図、第3図はその−線上にとつて
示す断面図である。 1……防水パツク、2……カメラ、3……後方
筐体、4……中央筒部、5……先端部、6……カ
メラ本体、7……フアインダ部、12……レンズ
系、20C……光入射窓、21……ガラス板、2
2……固定リング、22A……環状歯、25……
フード、25A……フランジ、25C……環状
歯、26……フオーカスリング、32……ズーム
レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カメラを収納する可撓性シートでなる中央筒部
    と、この中央筒部の先端に設けられかつガラス板
    によつて光入射窓を閉塞してなる先端部とを有
    し、上記先端部は上記カメラのフオーカスリング
    にねじ込み装着されるフードの前面に形成された
    第1の環状歯と対向して当該第1の環状歯に対し
    て進退する第2の環状歯を具え、当該第2の環状
    歯を上記第1の環状歯にかみ合せて回転させるこ
    とにより上記フードを上記フオーカスリングにね
    じ込み装着できると共に、上記先端部を上記フー
    ドによつて支持できるようにしたことを特徴とす
    るカメラ用防水パツク。
JP10184783U 1983-06-29 1983-06-29 カメラ用防水パツク Granted JPS608629U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184783U JPS608629U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 カメラ用防水パツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184783U JPS608629U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 カメラ用防水パツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608629U JPS608629U (ja) 1985-01-21
JPS6313697Y2 true JPS6313697Y2 (ja) 1988-04-18

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ID=30240329

Family Applications (1)

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JP10184783U Granted JPS608629U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 カメラ用防水パツク

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0540615Y2 (ja) * 1988-04-01 1993-10-14
JP2779625B2 (ja) * 1988-08-19 1998-07-23 コニカ株式会社 カメラ

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JPS608629U (ja) 1985-01-21

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