JPS63133025A - 赤外線検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の目的） （産業上の利用分野） 本発明は赤外線を検出する赤外線センサーを内蔵する赤
外線検出装置に係り、特に、焦電型赤外線センサーの視
野を開閉するチョッパーを改良した赤外線検出装置に関
する。

（従来の技術） 従来、この種の赤外線検出装置は入射赤外線が変化した
ときのみ検出出力を出力する焦電型赤外線センサーを内
蔵しているので、赤外線を放射する人体等の被検出物が
赤外線センサーの検出領域である視野へ進入し、もしく
は移動したときのみしか検出することができなかった。

そこで、従来より赤外線センサーの視野をチョッパーに
より適宜間隔で開閉し、静止した人体等被検出物からの
赤外線を断続して赤外線センサーに入射させ、静止した
被検出物の有無を検出している。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような従来の赤外線検出装置ではチ
ョッパーを駆動する例えばモータ等の駆動装置の発生熱
がチョッパーに伝熱されるので、赤外線センサーを設置
する設置空間の温度（周囲温度）以上にチョッパー自体
が＋ｊ′１ｕし、チョッパ−からの赤外線が赤外線セン
サーに入射され、被検出物を正確に検出することができ
ないという問題がある。

そこで、本発明は上記した事情を考慮してなされたもの
で、簡単な構成により赤外線検出精度の向上を図ること
ができる赤外線検出装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は駆動装置の発生熱が伝導されるチョッパーを冷
却ファンにより焦電型赤外線センサーの周囲温度まで冷
却し、チョッパーと赤外線センサーとの温度差を解消さ
せるようにしたものである。

すなわち、本発明は赤外線センサーの視野をチョッパー
により開閉させる赤外線検出装置において、上記チョッ
パーを冷却する冷却ファンを設けたことを特徴とする。

（作用） 赤外線センサー自体の温度はこの赤外線センサーのほぼ
周囲温度に保たれているが、チョッパーにはその駆動装
置からの発生熱が伝導されるので、赤外線センサー自体
の温度より幾分高温に昇温しようとする。

しかし、このチョッパーは冷却ファンにより冷却されて
赤外線センサーのほぼ周囲温度まで減温され、チョッパ
ーと赤外線センサーとの温度差は殆ど解消される。

したがって、チョッパーからの赤外線が赤外線センサー
に入射されるのを防止することができ、赤外線センサー
の検出精度の向上を図ることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の要部を示す平面図であり、
図において、キャビネット１内に赤外線セン＋Ｊ−２が
収容されている。

赤外線センサー２は焦電・型センサーよりなり、赤外線
センサー２に入射された赤外線が人体等赤外線源の移動
等により変動したときに検出出力を出力し、人体等赤外
線源の有無を検出するように構成されている。

また、赤外線センサー２の赤外線検出領域である視野の
途中には例えば一部が切欠された円板状のチョッパー３
が配設され、チョッパー３の動作により赤外線センサー
２へ入射される赤外線を周期的に断続するようになって
いる。

このために、赤外線センサー２の視野内で静止している
人体等赤外線源の有無を検出することができる。

チョッパー３はモータ４の出力軸５の一端部（第１図で
は前喘部）に固着され、チョッパー３はモータ４の回転
により出力軸５周りに回動して赤外線センサー２の視野
を適宜間隔で開閉する。

出ノｊ軸５はモータ４を軸方向に貫通して伸び、その他
端部（第１図では後端部）には出力ギア口が固着され、
この出力ギア口には入力ギア７が噛合され、入力ギア７
には冷却ファン８の主軸が軸装されて、冷ＤＩファン８
はチョッパー３に対向配置されている。

したがって、モータ４の駆動によりチョッパー３を回動
すると共に、冷ｕ１フ？ン８を回転駆動させてチョッパ
ー３に送風、冷却することができる。

次に、本実施例の作用について述べる。

モータ４が駆動されると、その出力軸５の前後両端部に
それぞれ固着されているチョッパー３と出力ギア口とが
出力軸５周りにそれぞれ回転し、赤外線センサー２の視
野を適宜間隔で開閉を繰り返すと共に、冷却ファン８を
回転駆動させる。

したがって、モータ４の駆動時の発生熱が出力軸５を介
してチョッパー３に伝導され、チョッパ−３自体が昇温
しようとするが、チョッパー３は冷却ファン８により送
風されて冷却し、キャビネット１内の雰囲気温度まで減
温し、赤外線センサー２自体の温度とほぼ等温となる。

このために、モータ４からの熱伝導に基づくチョッパ−
３からの赤外線が赤外線センサー２へ入射されるのを防
止することができ、赤外線センサー２による赤外線検出
精度の向上を図ることができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えばチョッパー３を電磁石により開閉駆動させるよう
に構成してもよく、あるいはチョッパ−３自体をバイモ
ルフ振動子等により構成してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明はチョッパーを冷却ファン
により冷却することができるので、チョッパーの昇温に
起因する赤外線を焦電型赤外線センサーへ入射させるの
を防止することができ、赤外線センサーの検出精度の向
上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る赤外線検出装置の一実施例の要部
平面図である。 ２・・・焦電型赤外線センサー、３・・・チョッパー、
４・・・モータ（駆動装置）、８・・・冷却ファン。 ど１ 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、焦電型赤外線センサーの視野をチョッパーにより開
   閉させる赤外線検出装置において、上記チョッパーを冷
   却する冷却ファンを設けたことを特徴とする赤外線検出
   装置。 ２、冷却ファンはその駆動装置としてチョッパーの駆動
   装置を共用するように構成されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項に記載の赤外線検出装置。