JPH0632203Y2 - 遠心機回転体の非接触温度計 - Google Patents
遠心機回転体の非接触温度計Info
- Publication number
- JPH0632203Y2 JPH0632203Y2 JP6356688U JP6356688U JPH0632203Y2 JP H0632203 Y2 JPH0632203 Y2 JP H0632203Y2 JP 6356688 U JP6356688 U JP 6356688U JP 6356688 U JP6356688 U JP 6356688U JP H0632203 Y2 JPH0632203 Y2 JP H0632203Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- temperature
- centrifuge
- contact thermometer
- liquid crystal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は遠心分離機の回転体の温度を制御するために使
用される非接触温度計に関するものである。
用される非接触温度計に関するものである。
従来の遠心分離機の温度制御は、回転体の温度を直接測
定できないため回転体が回転している部屋の中の空気温
度より、経験的に求めた補正値を加えて回転体の温度を
予測し、この予測値をフイードバックして制御してい
た。この方法では大気中で回転体を高速回転させたり、
真空、亜真空でんの補正値が非常に大きくなり、回転体
の温度予測値の誤差も大きくなる。また回転体を回転さ
せる前の温度が著しく制御温度から離れている場合、回
転体周囲の空気温度で制御するため、回転体の温度が制
御温度になる前に冷凍機、ヒータ等のON−OFF制御
が始まり、長時間かけないと回転体が制御したい温度に
達しないという問題があった。
定できないため回転体が回転している部屋の中の空気温
度より、経験的に求めた補正値を加えて回転体の温度を
予測し、この予測値をフイードバックして制御してい
た。この方法では大気中で回転体を高速回転させたり、
真空、亜真空でんの補正値が非常に大きくなり、回転体
の温度予測値の誤差も大きくなる。また回転体を回転さ
せる前の温度が著しく制御温度から離れている場合、回
転体周囲の空気温度で制御するため、回転体の温度が制
御温度になる前に冷凍機、ヒータ等のON−OFF制御
が始まり、長時間かけないと回転体が制御したい温度に
達しないという問題があった。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくすため
に回転体の温度を直接計測できるようにし、回転体の温
度を正確に制御できるようにすることである。
に回転体の温度を直接計測できるようにし、回転体の温
度を正確に制御できるようにすることである。
本考案は液晶が温度により光学異方性を持つことに着目
し、良熱導体で作成された反射板上に光学異方性を示す
温度の異なる複数個の液晶を設け、前記反射板を回転体
の底または上面に取り付け回転体の温度により光学異方
性を示した(不透明になった)液晶を光学的センサを用
いて読み取り、回転体の温度を非接触で測定できるよう
工夫したものである。
し、良熱導体で作成された反射板上に光学異方性を示す
温度の異なる複数個の液晶を設け、前記反射板を回転体
の底または上面に取り付け回転体の温度により光学異方
性を示した(不透明になった)液晶を光学的センサを用
いて読み取り、回転体の温度を非接触で測定できるよう
工夫したものである。
第1図は本考案による遠心分離機の一実施例を示す測断
面図である。図において、1は試料を分離するための回
転体、2は回転体1を駆動するドライブモータ、3は回
転体1の温度を感知する複数個の液晶30を設けた反射
板、4は光により反射板3からの反射を読み取る光セン
サ、5は回転体1を冷却もしくは加熱する加熱冷却器、
6は回転体1が万一破損または離脱した時に破片が外に
飛び出すのを防ぐ防護壁、7はテーブル、8はドア、9
は上記の部品を支持する架台である。
面図である。図において、1は試料を分離するための回
転体、2は回転体1を駆動するドライブモータ、3は回
転体1の温度を感知する複数個の液晶30を設けた反射
板、4は光により反射板3からの反射を読み取る光セン
サ、5は回転体1を冷却もしくは加熱する加熱冷却器、
6は回転体1が万一破損または離脱した時に破片が外に
飛び出すのを防ぐ防護壁、7はテーブル、8はドア、9
は上記の部品を支持する架台である。
反射板3は、第2図に示すように、回転体1の温度を感
知するための多数の異なった温度で光学異方性を示す液
晶30が設けられている。
知するための多数の異なった温度で光学異方性を示す液
晶30が設けられている。
回転体1に取り付けた反射板3の液晶30は、回転体1
は温度により、異方性を示すもの(不透明)、等方性を
示すもの(透明)の数が異なり、異方性を示した部分の
液晶30は光を反射しない。これらの反射を光センサ4
で読み取り、光を反射しない部分の数、もしくは光を反
射しない部分の信号間隔より、回転体1の温度が測定で
きる。
は温度により、異方性を示すもの(不透明)、等方性を
示すもの(透明)の数が異なり、異方性を示した部分の
液晶30は光を反射しない。これらの反射を光センサ4
で読み取り、光を反射しない部分の数、もしくは光を反
射しない部分の信号間隔より、回転体1の温度が測定で
きる。
回転体の温度を正確に測定できるため、回転体の温度制
御が正確に行えるという効果を奏し得る。
御が正確に行えるという効果を奏し得る。
第1図は本考案による遠心分離機の一実施例を示す断面
側面図、第2図は同反射板の構成を示す底面図である。
図において、1は回転体、2はドライブモータ、3は反
射板、4は光センサ、5は加熱冷却器、6は防護壁、7
はテーブル、8はドア、9は架台、30は液晶である。
側面図、第2図は同反射板の構成を示す底面図である。
図において、1は回転体、2はドライブモータ、3は反
射板、4は光センサ、5は加熱冷却器、6は防護壁、7
はテーブル、8はドア、9は架台、30は液晶である。
Claims (1)
- 【請求項1】夫々異なる温度で光学異方性を示す複数個
の液晶を円周方向に沿って並べて設けた反射板を遠心機
回転体の底または上面に取り付けてなる遠心機回転体の
非接触温度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6356688U JPH0632203Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 遠心機回転体の非接触温度計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6356688U JPH0632203Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 遠心機回転体の非接触温度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01167349U JPH01167349U (ja) | 1989-11-24 |
JPH0632203Y2 true JPH0632203Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31289061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6356688U Expired - Lifetime JPH0632203Y2 (ja) | 1988-05-13 | 1988-05-13 | 遠心機回転体の非接触温度計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632203Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-13 JP JP6356688U patent/JPH0632203Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01167349U (ja) | 1989-11-24 |
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