JPH1065373A - シャッタ部材付きファン装置 - Google Patents

シャッタ部材付きファン装置

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Publication number
JPH1065373A
JPH1065373A JP21751696A JP21751696A JPH1065373A JP H1065373 A JPH1065373 A JP H1065373A JP 21751696 A JP21751696 A JP 21751696A JP 21751696 A JP21751696 A JP 21751696A JP H1065373 A JPH1065373 A JP H1065373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter member
fan
opening
case
fan device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21751696A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoji Kurita
豊司 栗田
Seitaro Hirano
征太郎 平野
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP21751696A priority Critical patent/JPH1065373A/ja
Publication of JPH1065373A publication Critical patent/JPH1065373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でシャッタ部材を閉じることがで
きること。 【解決手段】 ケース1の開口1aを覆うように前記ケ
ース1の一対の側面に回動軸部7を介してに回動可能に
取り付けらかつファン3が回転しているときに前記ファ
ン3により発生する風圧により前記回転軸部7を中心に
前記開口を開放させ、前記ファン3が停止したときに自
重によって前記回転軸部7を中心として回転し前記開口
1aを閉じる複数のシャッタ部材9を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャッタ部材を開閉
可能に取り付けたシャッタ部材付きファン装置に属し、
特に、半導体装置における冷却に用いるシャッタ部材付
きファン装置に属する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置における冷却には、冷却ファ
ンによる強制冷却される場合が多い。従来のファン装置
は、図5に示すように、中央部に大きな開口21aが形
成されているケース21と、このケース21の開口に設
けられているファン23と、ファン23を回転させると
にファン23に回動軸部23aを介して取り付けたモー
タ(図示せず)とを有している。
【0003】ファン装置は、複数個が並列にして設けら
れて冷却対象物対の冷却に用いられる。従来のファン装
置では、1個のファン装置が故障した場合に、故障した
ファン装置の開口21aの圧力損失によって、全体の送
風の効率が大幅に低下する。
【0004】そこで、図6に示すように、ケース21の
開口21aの前面にシャッタ部材29を取り付けてい
る。このようなシャッタ部材付きファン装置は、シャッ
タ部材29がケース21の一対の側面のそれぞれに回動
軸27を介して取り付けられている。シャッタ部材29
は、その一側部で棒状のアーム部材31に接続され、ア
ーム部材31の他端は、電磁ソレノイド等の駆動装置3
3に接続されている。シャッタ部材29の開閉は遠心接
点等のセンサの信号によって検知され、アーム部材31
を駆動装置33によって長手方向の一端方向及び他端方
向へ移動可能にしている。
【0005】なお、従来技術としては、実開昭63−9
7291号公報にシャッタ部材を用いたファン装置を利
用する半導体装置が周知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シャッ
タ部材29を駆動するためには、前述したように複雑な
駆動機構が必要となり、構造も複雑なものになるという
問題がある。
【0007】それ故に本発明の課題は、故障時にとじる
シャッタ部材を設けることにより、故障したファン装置
の開口を塞ぐことで、圧力損失を防ぎ、効率の低下を最
小限に抑えることができるシャッタ部材付きファン装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中央部
に大きな開口が形成されているケースと、該ケースの該
開口の内側に設けられているファンととを有しているシ
ャッタ部材付きファン装置において、前記開口を覆うよ
うに前記ケースの一対の側面に回動軸部を介してに回動
可能に取り付けられかつ前記ファンが回転しているとき
に前記ファンにより発生する風圧により前記回転軸部を
中心に前記開口を開放させ、前記ファンが停止したとき
に自重によって前記回転軸部を中心として回転し前記開
口を閉じる複数のシャッタ部材を有していることを特徴
とするシャッタ部材付きファン装置が得られる。
【0009】また、本発明によれば、前記シャッタ部材
が前記開口を閉じている状態で、前記シャッタ部材はそ
の両側辺に前記ケースの一対の側面に対向している風誘
導部を有し、該風誘導部に前記回転軸部が回動可能に取
り付けられていることを特徴とするシャッタ部材付きフ
ァン装置が得られる。
【0010】さらに、本発明によれば、前記風誘導部
は、前記シャッタ部材が前記風圧によって前記開口を開
いた状態にあるときに、前記ケースの側面に平行にかつ
前記開口の前方に位置していることを特徴とするシャッ
タ部材付きファン装置が得られる。
【0011】
【作用】本発明の構成によれば、冷却を目的としたファ
ンの前面に電動によって開閉するシャッタ部材を設け、
運転時にシャッタ部材は開放状態になっており、ファン
が故障したときには、センサによって検知し、シャッタ
部材を閉じる。
【0012】本発明のシャッタ部材付きファン装置は、
ファンの風圧によってシャッタ部材の開閉が行われる。
また、風圧によりシャッタ部材を開放するように構成す
るために、風誘導部を設けている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、本発明のシャッ
タ部材付きファン装置の第1の実施の形態例を示してい
る。
【0014】図1及び図2を参照して、シャッタ部材付
きファン装置は、中央部に大きな開口1aが形成されて
いるケース1と、このケース1の開口1aの内側に設け
られているファン3と、ファン3を回転させるようにフ
ァン3に軸部3aを介して取り付けた駆動モータ(図示
せず)とを有している。
【0015】さらに、シャッタ部材付きファン装置は、
ケース1の開口1aの前面を覆うようにケース1の一対
の側面1bに回動軸部7を介してに回動可能に取り付け
られている2枚の板形状のシャッタ部材9を有してい
る。
【0016】シャッタ部材9は、図1に示したように、
ファン3が回転しているときに,ファン3により発生す
る風圧により回転軸部7を中心に開口1aを開放し矢印
に示すように風を開口1aの前方へ送出する。また、図
2に示したように、ファン3が停止したときには、シャ
ッタ部材9の自重によって回転軸部7を中心として回転
し開口1aを閉じる。
【0017】図3及び図4は、本発明のシャッタ部材付
きファン装置の第2の実施の形態例を示している。な
お、第2の実施の形態例において、シャッタ部材9を除
く構成は、第1の実施の形態例と同様な構成となってい
るため説明を省略する。
【0018】図3及び図4に示したシャッタ部材付きフ
ァン装置では、第1の実施に形態例におけるシャッタ部
材9が2枚であるのに対し、3枚のシャッタ部材9が取
り付けられている。
【0019】シャッタ部材9はその両側辺にケース1の
一対の側面1bに対向している風誘導部11を有してい
る。風誘導部11には、回転軸部7が回動可能に取り付
けられている。風誘導部11はシャッタ部材9と一体に
作られている。
【0020】このシャッタ部材付きファン装置において
は、シャッタ部材9が開口を閉じている状態で、ケース
1の一対の側面1bに風誘導部11が対向している。ま
た、風誘導部11は、シャッタ部材9が風圧によって開
口を開いた状態にあるときに、ケース1の側面1bに平
行に位置し、風誘導部11によって開口1aの前面の図
3の矢印方向へ風が送出される。
【0021】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明のシャッタ部材付きファン装置によると、
シャッタ部材を開放するときにファンによる風圧を利用
するため、シャッタ部材を駆動する機構が不要であり、
構造が簡略かされるとともに小形で廉価なシャッタ部材
付きファン装置を提供できる。
【0022】また、ファンが停止した場合には、風圧が
なくなり、シャッタ部材の自重によって閉状態となるた
め、ファン故障を検知するための検知装置が不要とな
る。
【0023】さらに、シャッタ部材の両端に風誘導部を
設けたため、風圧によりシャッタ部材を効率よく開放す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャッタ部材付きファン装置の第1の
実施の形態例を示し、シャッタ部材が開放された状態を
示す斜視図である。
【図2】図1に示したシャッタ部材が閉じた状態を示す
斜視図である。
【図3】本発明のシャッタ部材付きファン装置の第2の
実施の形態例を示し、シャッタ部材が開放された状態を
示す斜視図である。
【図4】図3に示したシャッタ部材が閉じた状態を示す
斜視図である。
【図5】従来のファン装置を示す斜視図である。
【図6】従来のシャッタ部材付きファン装置を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1,21 ケース 1a,21a 開口 3,23 ファン 7,27 回動軸部 9,29 シャッタ部材 11 風誘導部 31 アーム部材 33 駆動装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に開口が形成されているケース
    と、該ケースの該開口の内側に設けられているファンと
    を有しているシャッタ部材付きファン装置において、前
    記開口を覆うように前記ケースの一対の側面に回動軸部
    を介してに回動可能に取り付けられかつ前記ファンが回
    転しているときに前記ファンにより発生する風圧により
    前記回転軸部を中心に前記開口を開放させ、前記ファン
    が停止したときに自重によって前記回転軸部を中心とし
    て回転し前記開口を閉じる複数のシャッタ部材を有して
    いることを特徴とするシャッタ部材付きファン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシャッタ部材付きファン
    装置において、前記シャッタ部材が前記開口を閉じてい
    る状態で、前記シャッタ部材はその両側辺に前記ケース
    の一対の側面に対向している風誘導部を有し、該風誘導
    部に前記回転軸部が回動可能に取り付けられていること
    を特徴とするシャッタ部材付きファン装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のシャッタ部材付きファン
    装置において、前記風誘導部は、前記シャッタ部材が前
    記風圧によって前記開口を開いた状態にあるときに、前
    記ケースの側面に平行にかつ前記開口の前方に位置して
    いることを特徴とするシャッタ部材付きファン装置。
JP21751696A 1996-08-19 1996-08-19 シャッタ部材付きファン装置 Withdrawn JPH1065373A (ja)

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JP21751696A JPH1065373A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 シャッタ部材付きファン装置

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JPH1065373A true JPH1065373A (ja) 1998-03-06

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JP21751696A Withdrawn JPH1065373A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 シャッタ部材付きファン装置

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1300529C (zh) * 2002-11-25 2007-02-14 国家农产品保鲜工程技术研究中心(天津) 蒸发器
JP2011151154A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Fujitsu Ltd 逆流防止装置、電子装置および逆流防止装置の製造方法
US8142140B2 (en) 2007-03-23 2012-03-27 Nec Corporation Fan unit, electronic apparatus with fan unit, method of opening/closing shutter of fan unit, and shutter
CN102997344A (zh) * 2012-12-17 2013-03-27 常州大学 提高送风气流脉动性能的装置
JP2014017517A (ja) * 2013-09-30 2014-01-30 Fujitsu Ltd 逆流防止装置、電子装置および逆流防止装置の製造方法
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Date Code Title Description
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Effective date: 20031104