JPH07259556A - ラジエータ用のファンの正逆転切換構造 - Google Patents

ラジエータ用のファンの正逆転切換構造

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JPH07259556A
JPH07259556A JP5143794A JP5143794A JPH07259556A JP H07259556 A JPH07259556 A JP H07259556A JP 5143794 A JP5143794 A JP 5143794A JP 5143794 A JP5143794 A JP 5143794A JP H07259556 A JPH07259556 A JP H07259556A
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジエータ用のファンの正逆転切換構造にお
いて、アクチュエータによりファンを正転及び逆転状態
に切換操作する場合、アクチュエータ自身の温度上昇を
抑える。 【構成】 ボンネット6,28の吸気部20,30とラ
ジエータ8との間の外気の通路Cにアクチュエータ24
を配置して、通路Cを通る外気によりアクチュエータ2
4を冷却する。そして、ファン9の正逆転切換用の切換
部材とアクチュエータ24とを連係部材26,27によ
り連動連結して、アクチュエータ24により切換部材を
正転位置及び逆転位置に切換操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作業車に装備されるラジ
エータにおいて、ラジエータに冷却用の外気を案内する
ファンの正逆転切換構造に関する。
【0002】
【従来の技術】前述のようなラジエータ用のファンの正
逆転切換構造の一例が、特開平5‐52243号公報に
開示されている。この構造では前記公報の段落番号00
07,0008の部分に記載のように、ボンネット(前
記公報の図4中の3)内にエンジン(前記公報の図4中
の2)、ラジエータ(前記公報の図4中の5)及びラジ
エータ用のファン(前記公報の図4中の6)を配置して
いる。そして、外気がボンネットの吸気部(前記公報の
図4中の9)からラジエータを通してボンネット内のエ
ンジン側に吸入される正転状態、並びに正転状態とは逆
向きに空気が流れる逆転状態に、ファンを正逆転自在に
構成している。
【0003】この場合、ファンを正転及び逆転状態に切
換操作する切換部材(前記公報の図1及び図4中の2
4)、並びにアクチュエータ(前記公報の図1中のC
Y)を、ボンネット内に配置している。以上の構造によ
り、通常の状態ではファンを正転状態として外気がラジ
エータを通してボンネット内に吸入されるようにしてお
き、設定時間毎にファンを逆転状態としてラジエータの
表面やボンネットの吸気部に付着したゴミ等を吹き飛ば
すのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の構造におい
てファンを正転状態としていると、外気がボンネットの
吸気部からラジエータを通り高温の空気となってボンネ
ット内のエンジン側に吸入されている。従って、前記公
報のように切換部材用のアクチュエータをボンネット内
に配置していると、ファンの正転状態においてラジエー
タからの高温の空気がアクチュエータに常時当たること
になるので、アクチュエータ自身の温度も上昇する。こ
のようにアクチュエータ自身の温度が上昇すると、特に
電動式のアクチュエータの場合に耐久性の低下を招く場
合がある。本発明はラジエータ用のファンの正逆転切換
構造において、アクチュエータによりファンを正転及び
逆転状態に切換操作するように構成した場合、アクチュ
エータ自身の温度の上昇を抑えることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、以上の
ようなラジエータ用のファンの正逆転切換構造におい
て、次のように構成することにある。つまり、ボンネッ
ト内にエンジン、ラジエータ及びラジエータ用のファン
を配置し、外気がボンネットの吸気部からラジエータを
通してボンネット内のエンジン側に吸入される正転状態
と、正転状態とは逆向きに空気が流れる逆転状態とに、
ファンを正逆転自在に構成し、エンジンの動力を正転状
態で取り出してファンに伝達しこのファンを正転状態と
する正転位置、並びに、エンジンの動力を逆転状態で取
り出してファンに伝達しこのファンを逆転状態とする逆
転位置に亘って、切換操作自在な切換部材をボンネット
内に備えると共に、ボンネットの吸気部とラジエータと
の間の外気の通路にアクチュエータを配置し、切換部材
とアクチュエータとを連係部材により連動連結して、切
換部材が正転位置及び逆転位置に切換操作されるよう
に、アクチュエータを作動させる操作手段を備えてあ
る。
【0006】
【作用】本発明では例えば図2及び図9に示すように、
切換部材16用のアクチュエータ24をラジエータ8の
エンジン5側の位置に配置するのではなく、ボンネット
28の吸気部30とラジエータ8との間の外気の通路C
にアクチュエータ24を配置しており、アクチュエータ
24と切換部材16とを連係部材26,27より連動連
結している。
【0007】これによりファン9の正転状態において、
図2の実線の矢印に示すようにファン9の吸引作用によ
り外気が冷却風として、ボンネット28,6の吸気部3
0,20からラジエータ8を通りエンジン5側に流れて
も、ラジエータ8からの空気がアクチュエータ24に当
たることはない。そして、前述のファン9の正転状態に
おいて、外気がボンネット28,6の吸気部30,20
から通路Cを通りラジエータ8に流れ、ラジエータ8を
通りボンネット6内のエンジン5側に流れるのであり、
この通路Cを通る外気がアクチュエータ24に当たって
アクチュエータ24自身が冷却される。
【0008】
【発明の効果】以上のようにラジエータ用のファンの正
逆転切換構造において、ラジエータからの高温の空気が
アクチュエータに当たらないように、且つ、外気によっ
てアクチュエータ自身が冷却されるように構成すること
によって、アクチュエータ自身の温度の上昇を抑え、フ
ァンの正逆転切換用のアクチュエータの耐久性を向上さ
せることができた。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、左右一対のクローラ式の走行
装置1で支持された機体の後部に脱穀装置2、機体の前
部に刈取部3を備え、刈取部3の後部右側に運転部4を
配置して、穀物の刈取収穫用のコンバインを構成してい
る。図1及び図2に示すようにエンジン5を覆うボンネ
ット6の上部に、運転部4用の操縦席7を備えており、
ボンネット6内にエンジン5用のラジエータ8とファン
9とを配置している。
【0010】次に、ラジエータ8用のファン9の駆動構
造について説明する。図3及び図9に示すように、エン
ジン5の側面に支持された回転軸10にプーリー11が
固定されて、このプーリー11、エンジン5の出力プー
リー12及びオルタネータ13の入力プーリー13aに
亘り、第1伝動ベルト14が巻回されている。図3に示
すように、オルタネータ13のケースの横軸芯P3周り
に支持アーム15aが揺動自在に支持され、支持アーム
15aの先端にテンションプーリー15が備えられてお
り、支持アーム15aを第1伝動ベルト14側に付勢す
るバネ15bが接続されている。これにより、テンショ
ンプーリー15が常に第1伝動ベルト14の外面に押圧
されている。
【0011】図3及び図9に示すように、回転軸10に
平板状で三角形状の切換部材16が揺動自在に支持さ
れ、切換部材16にプーリーを2枚重ねたような正転用
プーリー17、及び、プーリーを2枚重ねたような逆転
用プーリー18が支持されている。回転軸10のプーリ
ー11にファン9がベアリングにより相対回転自在に支
持され、ファン9の基部に入力プーリー9aが形成され
ており、入力プーリー9aと切換部材16の正転用及び
逆転用プーリー17,18に亘って、第2伝動ベルト1
9が巻回されている。図7及び図10に示すように、切
換部材16に固定された支持軸17aに正転用プーリー
17が支持されている。これに対し、逆転用プーリー1
8の支持軸18aは、ボルト21及びブラケット22に
より切換部材16の長孔16aに沿って位置調節自在に
支持されており、正転用及び逆転用プーリー17,18
の間隔を微調節できるように構成している。
【0012】図2及び図1に示すようにボンネット6の
上面に、箱状の上部ボンネット28(ボンネットに相
当)を設置しており、エンジン5用のエアクリーナ29
を上部ボンネット28内に配置している。図2に示すよ
うに、ボンネット6内のエンジン5及びファン9側の空
間に対して、ボンネット6内における防塵網20(吸気
部に相当)とラジエータ8との間の空間、並びに上部ボ
ンネット28内が仕切り板31によって仕切られてお
り、ボンネット6内における防塵網20とラジエータ8
との間の空間と上部ボンネット28内とを連通させる外
気用の通路Cが、仕切り板31によって形成されてい
る。そして、後述する切換部材16用のモータ24(ア
クチュエータに相当)が通路C内に設置されている。
【0013】以上の構造により、出力プーリー12や第
1伝動ベルト14は図3に示す矢印の方向に常時回転し
ている。そして、切換部材16を図3に示す正転位置A
に揺動操作すると、正転用プーリー17が第1伝動ベル
ト14の内面に紙面右側から押圧され、第1伝動ベルト
14の動力が正転用プーリー17及び第2伝動ベルト1
9を介して、入力プーリー9aに正転用動力として伝達
され、ファン9及び入力プーリー9aが図3の紙面時計
方向に正転駆動される。このようにファン9の正転状態
において、図2の実線の矢印に示すようにファン9の吸
引作用により外気が冷却風として、ボンネット6の防塵
網20からラジエータ8を通りボンネット6内のエンジ
ン5側に流れる。そして、外気が上部ボンネット28の
防塵網30(吸気部に相当)から通路Cを通り、ボンネ
ット6内における防塵網20とラジエータ8との間の空
間に流れ込み、ラジエータ8を通りボンネット6内のエ
ンジン5側に流れるのであり、この状態が通常の状態で
ある。
【0014】この場合、上部ボンネット28から通路C
を通る外気がモータ24に当たることになるので、この
外気によってモータ24自身が冷却される。又、図1に
示す走行装置1等からの熱気により比較的温度の高い地
面付近の外気ではなく、地面から高い位置にある比較的
温度の低い外気が、上部ボンネット28から通路Cを通
っていくので、この比較的温度の低い外気によってモー
タ24自身がさらに良く冷却される。
【0015】逆に、切換部材16を図4に示す逆転位置
Bに揺動操作すると、逆転用プーリー18が第1伝動ベ
ルト14の外面に紙面左側から押圧されて、第1伝動ベ
ルト14の動力が逆転用プーリー18及び第2伝動ベル
ト19を介して、入力プーリー9aに逆転用動力として
伝達され、ファン9及び入力プーリー9aが図4の紙面
反時計方向に逆転駆動される。このようにファン9の逆
転状態において、図2の二点鎖線の矢印に示すようにフ
ァン9の吹き出し作用により空気が前述とは逆に流れ
て、ラジエータ8の表面及びボンネット6の防塵網20
に付着したゴミ等が吹き飛ばされる。この場合、通路C
がラジエータ8の上側に位置しているので、前述のよう
にファン9が逆転駆動されても、ファン9からの空気が
通路Cに入り込むようなことはなく、ラジエータ8の表
面のゴミ等が通路Cのモータ24や、上部ボンネット2
8内のエアクリーナ29に付着するようなことはない。
【0016】次に、ファン9用の切換部材16の揺動操
作の構造について説明する。図7及び図9に示すよう
に、切換部材16の回転軸10とは別位置に三角形状の
第1操作部材23が軸芯P1周りに回転自在に支持さ
れ、第1操作部材23を回転駆動するモータ24(図2
の位置参照)が備えられており、切換部材16にも半円
盤状の第2操作部材25が固定されている。第1操作部
材23に接続されたワイヤ26(連係部材に相当)が、
第2操作部材25に巻回されるようにして接続されてお
り、第1操作部材23と切換部材16とに亘ってバネ2
7(連係部材に相当)が接続されている。
【0017】図7に示す状態は、第1操作部材23が切
換部材16の正転位置Aに対応する角度に位置している
状態であり、バネ27の引っ張り作用により切換部材1
6が正転位置Aに揺動操作されて、ファン9が正転駆動
されている状態である(図3参照)。この状態でワイヤ
26が少したるんで、バネ27の付勢力と第1伝動ベル
ト14の張力とが釣り合っている。この場合、第1操作
部材23のバネ27の接続点が第1操作部材23の軸芯
P1を紙面右側に越えて、バネ27の付勢力により第1
操作部材23が紙面時計方向に回転させられようとして
いるが、第1操作部材23のL字状の突部23aがスト
ッパー32に接当しており、バネ27の付勢力及びスト
ッパー32の作用によって第1操作部材23が図7に示
す角度に保持される。
【0018】次に図8に示すように、モータ24を作動
させ第1操作部材23を紙面反時計方向に回転させて、
第1操作部材23の突部23aがリミットスイッチ33
に接触するとモータ24が停止する。このように第1操
作部材23を紙面反時計方向に約180°だけ回転駆動
すると、ワイヤ26が第1操作部材23側に引き操作さ
れて、切換部材16及び第2操作部材25が紙面反時計
方向に揺動し、切換部材16が逆転位置Bに揺動操作さ
れてファン9が逆転駆動されるのである(図4参照)。
【0019】この場合、図8の逆転位置Bの第1操作部
材23の角度において、リミットスイッチ33を支持す
るブラケット34に第1操作部材23の突部23aが近
接するように設定しており、第1操作部材23が図8の
逆転位置Bの角度から紙面反時計方向に行き過ぎようと
しても、第1操作部材23の突部23aがブラケット3
4に接当することで第1操作部材23を止めるように構
成している。そして、図7から図8に示すように切換部
材16を正転位置Aから逆転位置Bに揺動操作すると、
切換部材16の揺動に伴ってバネ27が切換部材16側
に引き操作されることになるが、これと同時に第1操作
部材23のバネ27の接続点も切換部材16側に移動す
るので、切換部材16の正転位置Aから逆転位置Bへの
揺動操作に対してバネ27が大きな抵抗になることはな
い。
【0020】逆に、図8に示すように第1操作部材23
が切換部材16の逆転位置Bに対応する角度に位置して
いる状態において、モータ24により第1巻き取り部材
23を紙面時計方向に約180°だけ回転駆動すると、
ワイヤ26が第1操作部材23から繰り出されバネ27
が第1操作部材23側に引き操作されて、バネ27の付
勢力により切換部材16及び第2操作部材25が紙面反
時計方向に揺動して、図7に示すように切換部材16が
正転位置Aに揺動操作されるのである。
【0021】次に、切換部材16を図4及び図8の逆転
位置Bに揺動操作する場合のサイクルについて説明す
る。このサイクルでは図5に示すように、最初に設定時
間T2の間だけ切換部材16が正転位置Aに保持され、
次に切換部材16が正転位置Aから逆転位置Bに揺動操
作されるのであり、この間はファン9に動力は流れな
い。そして、切換部材16が設定時間T3の間だけ逆転
位置Bに保持され、次に切換部材16が逆転位置Bから
正転位置Aに揺動操作されて、周期T1の1回のサイク
ルを終了するのである。
【0022】以上のようなサイクルにおいて、ファン9
が正転駆動されている状態からファン9への動力を一度
遮断することにより(図5の中立位置参照)、図2に示
すラジエータ8の表面(図2の紙面左側の面)に付着し
た比較的大きなゴミ等を、機体の振動によりラジエータ
8と防塵網20の間の下方に落とす。次にファン9を逆
転駆動することによって、ラジエータ8の表面に付着し
たゴミ等を吹き飛ばして、ラジエータ8と防塵網20の
間の下方に落とすのであり、防塵網20に付着したゴミ
等を外側に吹き飛ばすのである。
【0023】次に、通常の作業中において図5に示すサ
イクルで切換部材16を逆転位置Bに揺動操作する場合
の制御の流れについて説明する。図6に示すようにエン
ジン5の作動中において(ステップS1)、脱穀クラッ
チ(図示せず)が切り位置に操作されていると(ステッ
プS2)、切換部材16は正転位置Aに保持されており
(ステップS9)、脱穀クラッチが入り位置(図1の脱
穀装置2作動)に操作されると(ステップS2)、以下
のような制御が開始される。
【0024】制御が開始されると、先ず切換部材16が
正転位置Aに揺動操作されて(ステップS3)、タイマ
ー(図示せず)がカウントを開始し(ステップS4)、
設定時間T2が経過するまで切換部材16が正転位置A
に保持される(ステップS5)。次に、設定時間T2が
経過すると(ステップS5)、切換部材16が正転位置
Aから逆転位置Bに揺動操作され(ステップS6)、タ
イマーのカウントが再び開始されて(ステップS7)、
設定時間T3が経過するまで切換部材16が逆転位置B
に保持される(ステップS8)。そして、設定時間T3
が経過すると(ステップS8)、ステップS1,S2か
らステップS3に移行し、切換部材16が逆転位置Bか
ら正転位置Aに揺動操作されて、1回のサイクルを終了
する。このようにして、図5に示す周期T1のサイクル
が繰り返されていくのである(以上、操作手段に相
当)。
【0025】〔別実施例〕図7に示す実施例においてワ
イヤ26及びバネ27に代えて、1本の連係ロッド(図
示せず)を連動部材として、モータ24の駆動軸と切換
部材16とに亘って連結してもよい。図3及び図4の構
造において正転用及び逆転用プーリー17,18の位置
関係を逆に設定して、正転用プーリー17を第1伝動ベ
ルト14の外面に押圧するように、逆転用プーリー18
を第1伝動ベルト14の内面に押圧するように構成して
もよい。図3及び図4の構造に代えて、正転用動力を伝
達する伝動ベルトと正転用プーリー17(テンションプ
ーリー)、及び逆転用動力を伝達する伝動ベルトと逆転
用プーリー18(テンションプーリー)を備えたダブル
テンション型式の構造を採用してもよい。又、モータ2
4に代えて電動シリンダを使用しても良く、図2におい
て防網網20とラジエータ8との間にファン9を配置し
ても良い。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体側面図
【図2】コンバインのボンネット付近の縦断正面図
【図3】正転状態における切換部材、第1及び第2伝動
ベルトの状態を示す正面図
【図4】逆転状態における切換部材、第1及び第2伝動
ベルトの状態を示す正面図
【図5】切換部材の揺動操作におけるサイクルを示す図
【図6】図5に示すサイクルを作動させる際の制御の流
れを示す図
【図7】正転状態における切換部材、第1及び第2操作
部材の状態を示す正面図
【図8】逆転状態における切換部材、第1及び第2操作
部材の状態を示す正面図
【図9】切換部材、第1及び第2操作部材付近の縦断側
面図
【図10】切換部材における逆転用プーリーの支持構造
を示す断面図
【符号の説明】
5 エンジン 6,28 ボンネット 8 ラジエータ 9 ファン 16 切換部材 20,30 吸気部 24 アクチュエータ 26,27 連係部材 A 正転位置 B 逆転位置 C 外気の通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネット(6),(28)内にエンジ
    ン(5)、ラジエータ(8)及び前記ラジエータ(8)
    用のファン(9)を配置して、 外気が前記ボンネット(6),(28)の吸気部(2
    0),(30)からラジエータ(8)を通してボンネッ
    ト(6),(28)内のエンジン(5)側に吸入される
    正転状態と、前記正転状態とは逆向きに空気が流れる逆
    転状態とに、前記ファン(9)を正逆転自在に構成し、 前記エンジン(5)の動力を正転状態で取り出して前記
    ファン(9)に伝達しこのファン(9)を正転状態とす
    る正転位置(A)、並びに、前記エンジン(5)の動力
    を逆転状態で取り出して前記ファン(9)に伝達しこの
    ファン(9)を逆転状態とする逆転位置(B)に亘っ
    て、切換操作自在な切換部材(16)を前記ボンネット
    (6),(28)内に備えると共に、 前記ボンネット(6),(28)の吸気部(20),
    (30)とラジエータ(8)との間の外気の通路(C)
    にアクチュエータ(24)を配置し、前記切換部材(1
    6)とアクチュエータ(24)とを連係部材(26),
    (27)により連動連結して、前記切換部材(16)が
    正転位置(A)及び逆転位置(B)に切換操作されるよ
    うに、前記アクチュエータ(24)を作動させる操作手
    段を備えてあるラジエータ用のファンの正逆転切換構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1950074A1 (de) * 2007-01-26 2008-07-30 Maschinenfabrik Bernhard Krone GmbH Selbstfahrende landwirtschaftliche Maschine
WO2021232580A1 (zh) * 2020-05-22 2021-11-25 江苏沃得农业机械股份有限公司 收割机散热器风扇正反转装置

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