JPH086189Y2 - スインググリル - Google Patents

スインググリル

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JPH086189Y2
JPH086189Y2 JP12520390U JP12520390U JPH086189Y2 JP H086189 Y2 JPH086189 Y2 JP H086189Y2 JP 12520390 U JP12520390 U JP 12520390U JP 12520390 U JP12520390 U JP 12520390U JP H086189 Y2 JPH086189 Y2 JP H086189Y2
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JP
Japan
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damper
swing
switch
shut
grill
Prior art date
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JP12520390U
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JPH0482647U (ja
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正司 塚田
清和 精廣
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Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、風向ブレードをモータで揺動するスイング
グリルに関するものであり、調風装置に広く適用出来る
ものであって、特に車両用のスインググリルとして好適
なものである。
〔従来の技術〕
自動車の調風装置に於て、風向ブレードをモータで揺
動するものは既に実用化されている。
第4図及び第5図は、従来のスインググリルであっ
て、その構造は図に示す如く、両側板1,1′と上下板4,
4′とで形成された角筒状の通風路の前面に意匠パネル
3を配設すると共に、一方の側板1′の外側に外板2を
用いて収納室Rを形成し、室R内にはロック式のスイン
ググリルスイッチS1、電気回路基板P、及びスインググ
リル用モータ(図示なし)を配設し、モータから減速回
転する軸Xにカム5を固定し、各縦ブレードB2の連結ロ
ッド62の端部のロッド板6の長孔61にカム5上のカムピ
ン51を嵌合して、ロック式のスインググリルスイッチS1
をオンとして、モータ回転を介したカム5の回転によっ
てカムピン51の円運動をロッド板6の長孔61を介して連
結ロッド62の矢印a方向の往復直線運動に変換して、各
縦ブレードB2に軸O2を中心としたスイング運動を付与し
ている。
そして、シャットダンパDは両端を両側板1,1′で軸
支すると共に、一方の軸O3から長孔71を有するダンパア
ーム7を連結し、側板1に軸O4で軸支した操作レバー9
の内端のピンPを長孔71内に嵌入し、意匠パネル3の縦
長孔30から突出したノブNを矢印A1方向に上下動操作し
て、操作レバー9の軸O4を中心とする回動によって、シ
ャットダンパDに矢印A2の回転運動を付与している。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述のスインググリルにあっては、ロック式のスイッ
チS1をスイッチオンすれば、縦ブレードB2群は揺動し続
けるが、シャットダンパDはノブNの操作によって縦ブ
レードB2の揺動とは無関係に操作される。
従って、シャットダンパDを閉位置とし、空気の矢印
F1からの流入を閉じ、グリルからの矢印F2の吹出しを停
止している時にも、ロック式スイッチS1をオフに操作し
ない限り、縦ブレードB2群は揺動し続ける。即ち、グリ
ルから風が出ないにもかかわらず縦ブレードB2が揺動し
続けるのは車内の者が見て不自然であり、風の出ない時
のブレードのスイング作動音は不快感を与え、その上駆
動部の寿命すら低下する。
本考案は、新規な構造を採用して上述の問題点を解消
するものである。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
例えば第1図に示す如く、シャットダンパDのダンパ
アーム7と操作レバー9とをリンク8を介して連結する
と共に、操作レバー9上に突起91を付設し、シャットダ
ンパの閉位置では操作レバー9がスイッチS2をオフとし
て、スインググリル駆動モータを停止するようにした。
従って、シャットダンパDが完全に閉じてグリルから
風を吹出さない場合は、グリルのスイングも停止する。
また、第2C図に示す如く、スイッチS2が開であるシャ
ットダンパの閉止状態では、操作レバー9とリンク8と
の連結点J2が、ダンパアーム7とリンク8との連結点J1
と操作レバー9の回動軸O4とを結ぶ線O−Oを越えてシ
ャットダンパDの閉止状態を維持するように、トグルリ
ンク機構でダンパアーム7と操作レバー9とを連結する
ので、シャットダンパDを完全に閉じた場合には、ダン
パに空気流F0が衝突してもダンパの閉止状態は安定的に
維持出来る。
〔実施例〕
第1図及び第2図に示す如く、レジスタの構造自体は
従来例(第4,5図)と同様とした。即ち、両側板1,1′及
び上板4、下板4′で角筒状の通風路Wを構成すると共
に、一方の側板1′の外側に外板2を配置し、前面に意
匠パネル3を面して通風路Wの側部に収納室Rを付設し
た。そして、通風路Wの最前部には横ブレードB1を軸O1
で両側板1,1′に回動自在に軸着し、横ブレードB1の後
部には縦ブレードB2を軸O2で上下板4,4′に回動自在に
軸着すると共に、各縦ブレードB2群を連結ロッド62で連
結し、縦ブレードB2の後部にはシャットダンパDを軸O3
で両側板1,1′に回動自在に軸着した。また収納室R内
にはモータ(図示なし)から減速回転されるように駆動
シャフトXを配設すると共に、シャフトXにカム5を取
付け、カム5の周辺に立設したカムピン51を、連結ロッ
ド62の端部のロッド板6の長孔61内に嵌入した。なお、
Pは電気回路基板であり、S1はグリルをスイング駆動す
るためのスイッチである。また、シャットダンパDの一
方の軸O3にはダンパアーム7を固定し、側板1に軸O4
回動自在に軸着した操作レバー9とダンパアーム7とを
中間リンク8を介してリンク連結した。
操作レバー9とダンパアーム7との連結構造は、第2A
乃至第2C図に示す如く、ダンパDに軸O3で固定されたダ
ンパアーム7はL型アームであり、外端につまみ90を備
えた操作レバー9の内端とダンパアーム7の先端とがリ
ンク8を介して連結点J1,J2で連結され、且つダンパD
が閉状態に到達した時点(第2B図)では点J1と点O4を結
ぶ線O−Oより点J2が下方であるが、ダンパDを安定閉
状態にした位置(第2C図)では点J2が線O−Oを越えた
上方に位置するように構成した。即ち、点J2が線O−O
の下方から線O−O上に至れば点J1と点O4間の距離が最
大となり、ダンパDを第2B図の状態から更に無理な力で
少し回動することとなるが、このダンパDの回動は上板
4及び下板4′の撓みで吸収し、点J2が線O−Oを越え
て第2C図の状態に落ち込めば再び安定する、いわゆるト
グルリンク構造とした。
そして操作レバー9の中間部内側面に突起91を固定
し、側板1の外側面にスイッチS2を付設して、第2C図に
示す如く点J2が線O−Oを越して安定位置に到達した状
態では、突起91が端子Eを作動してスイッチS2をオフと
するよう構成した。そして、スイッチS2を第3図に示す
如くスイッチS1と直列接続した。
得られたスインググリルにあっては、縦ブレードB2
をスイング運動させるモータMをロック式スイッチS1
駆動状態にセットしておけば、風がF1→F2と流れる間、
即ちシャットダンパDが閉じていない間はブレードB2
が常時スイングし、シャットダンパDが閉じて吹出流F2
が出ない状態ではブレードB2群のスイング運動が停止出
来た。また、ダンパDの閉位置ではトグルリンク機構に
よってダンパDが安定保持されるため、ダンパに衝突す
る吹込み流F0によってもダンパDの開く恐れはなくなっ
た。
その他: 上述の実施例ではシャットダンパをレジスタ一体型と
したが、シャットダンパは、ダクトの中(ユニットから
レジスタに至る中間)にも、ヒータユニットの中に配置
しても、操作レバーとシャットダンパとを適切にリンク
連結して所期の目的は達成出来る。また、冷風バイパス
ダンパに位置検出スイッチを設け、モードダンパと連動
させて、操作レバーとのリンク連結を介してスイング運
動を制御することも可能である。また、複数の吹き出し
口(スインググリル)のそれぞれを、各吹き出し口ごと
に縦ブレードのスイングを制御して、吹き出し風とスイ
ングとの関係を無駄なく制御できる。
〔考案の効果〕
ロック式スイッチS1によって常時スイングされるスイ
ンググリルにあって、シャットダンパを閉位置にすれば
オフとなるスイッチS2を介在させたので、操作レバーで
回動するシャットダンパを閉じた時のみグリルのスイン
グ運動が自動的に停止し、操作レバーでダンパDを開け
ばグリルのスイング運動が自動的に開始し、従来の如く
ダンパを閉じていてもグリルがスイングする外見上の不
自然さが解消し、風の吹出し停止時の耳ざわりなグリル
のスイング駆動音が無くなる。また、グリルのスイング
運動は風を吹出す時のみ、即ち必要な時のみとなったた
め、駆動部の耐用寿命も長く出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の横断平面図である。 第2A乃至2C図はそれぞれ第1図の実施例の作用説明図で
あって、第2A図はシャットダンパが開の状態を、第2B図
はシャットダンパが閉の位置に到達した状態を、第2C図
はシャットダンパが閉の安定状態に保持された状態を示
す図である。 第3図は本考案実施例の略示回路図である。 第4図は従来のスインググリルの横断平面図であり、第
5図は第4図の例の縦断側面図である。 1,1′…側板、2…外板、3…意匠パネル、4…上板、
4′…下板、5…カム、6…ロッド板、7…ダンパアー
ム、8…リンク、9…操作レバー、51…カムピン、61…
長孔、62…連結ロッド、90…つまみ、91…突起、B1…横
ブレード、B2…縦ブレード、D…シャットダンパ、E…
スイッチ端子、S1,S2…スイッチ、X…駆動シャフト。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャットダンパ(D)のダンパアーム
    (7)と操作レバー(9)とをリンク連結し、ダンパ
    (D)の閉位置で開状態となるスイッチ(S2)をロック
    式スイッチ(S1)を備えた駆動モータ(M)の電気回路
    に介在して、シャットダンパ(D)が閉じればスイング
    グリル駆動モータ(M)を停止するようにしたスイング
    グリル。
  2. 【請求項2】シャットダンパ(D)のダンパアーム
    (7)と操作レバー(9)とを、中間リンク(8)を介
    して連結し、スイッチ(S2)が開となったシャットダン
    パ(D)の閉止状態では、操作レバー(9)とリンク
    (8)との連結点(J2)が、ダンパアーム(7)とリン
    ク(8)との連結点(J1)と操作レバーの軸(O4)とを
    結ぶ線(O−O)を越えてシャットダンパ(D)の閉止
    状態が維持されるトグルリンク機構とした、請求項1の
    スインググリル。
JP12520390U 1990-11-29 1990-11-29 スインググリル Expired - Lifetime JPH086189Y2 (ja)

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JPH0482647U (ja) 1992-07-17

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